2018年度 第6回 梨本塾 トミンモーターランド レポ4 K-RUN-GP Bクラス
今回の西日本地方の豪雨により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、御遺族にお悔やみを申し上げます。また被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りしております。
梨本塾
6月梨本塾、2つ目のレースとなるのは………
実力者が集うBクラス。フロントローにはR6、R1M、そして1199パニガーレSが並んだ。
ポールポジションタイムは驚愕の26秒734、ボーダータイムは27秒609。これで「セカンドクラス」である。今回の梨本塾がいかにハイレベルかが分かる。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。ローンチコントロールを持つ駒澤R1Mだったが、思わずフロントを浮かせてしまい………
更にポールポジションの濱も失速。ここでAクラス同様Vツインパワーを発揮して前に出たのは………
#5安野1199パニガーレS。2番手に駒澤3番手に片岡R6、4番手に濱R6、5番手に榎本CBR600RR、6番手に磯山R1、7番手に吉田ZX10Rと続く。
集団はS字から帝王コーナーを経て………
3コーナーへ。
クラスダウンを喫してのBクラス出走だけに、意地を見せたい#5安野。
しかし背後には………
ほとんど予選タイムが変わらない精鋭猛者が続く。
何しろポールポジションから6番手までは………
0.422秒という僅差。
一瞬のミスで………
優勝から………
入賞圏外ということもありうる。
文字通り………
息をもつけぬほどの………
緊迫戦へ。
トップ2のペースは27秒1~27秒2といったところ。
安野、駒澤ともに26秒台は手中にあり、未だ余裕のあるペースか。
これに対して………
3番手以降は、コンマ1~2秒ほど遅れる格好。
更にペースアップを促すように………
駒澤が安野にプレッシャーをかけて行く。
ポールポジションスタートの濱は、4番手に甘んじている。
Vツインの1199パニガーレSとR1Mの運動性は………
見た目以上に異なり、それぞれの早いパートがハッキリと分かれている。
最終コーナーから中間加速区間で優位に立つのは1199パニガーレS。
一方インフィールドでは、R1Mの速さが際立つ。
一方、高回転エンジンのR6勢は、どうしても苦戦を強いられる。
一進一退の攻防が続いたまま………
早くもレースは………
折り返しへ。
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梨本塾 トミンモーターランドコース レコード一覧
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・ S1000RR ※ トミンモーターランドリッターSSレコード樹立、ベスト25秒13
・ CBR250R ナンバー付ノーマルエンジン CBR250Rレコード樹立、ベスト27秒62
・ デイトナ675 ライトカスタムで大幅バランスアップ、ベスト25秒8
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快調にトップをキープする安野だが………
駒澤も………
しっかりとこれをマーク。
タイムは変わらず27秒前半ペースだが、気温が上がってきたことで体力的に厳しそうだ。
このトップ2から1秒ほど後方に片岡。
更に1秒後方に濱、榎本。
順位こそ動いていないが………
それぞれの目に見えない体力戦………
及び精神戦は………
より激しさを増しているようだ。
レース最終版に入り………
駒澤が猛然とプッシュ。安野に仕掛けていく。
残り2周。
僅かなチャンスを探して………
追従するが………
安野も最後の力を振り絞って………
しっかりとクリップを抑えながらファイナルラップへ。
帝王コーナーから………
3コーナーまでをしっかりセーブし………
最終コーナーへ。
3位争いでは、片岡が濱、榎本を完全に振り切った。
最終コーナーをトップで立ち上がった安野が………
ホールショット to ウィンを達成。僅差の2位に駒澤、3位に片岡、4位に濱、5位に榎本、6位に磯山、7位に吉田。全員が同一周回でゴール。
リッターSSによる、迫力あるバトルを演じた二人。
「26秒台で走り続けるのに、600を”3”としたら1000は”10”の体力が必要」
とは塾長の弁。
その中で二人のリッターSS戦士が戦う様は、Aクラスとはまた違った迫力に満ちていた。
安野にとっては、2016年1月大会Aクラス以来の勝利となった。但しこのときはタイムアタック結果による順位となったため………
実走レースでの勝利は、2015年3月大会以来、3年3ヶ月ぶり。
梨塾きってのフェアマンと言われるのは、初優勝を果たした2013年の12月大会Dクラスでの一コマ。このときの走行マナーによって、その後「梨本塾の良心」と言われるようになる。
初優勝がかかったシーンでこのような礼節を見せたのは、安野が初めてだった。ディープアングルにも関わらず、ほとんど転倒しないのも特徴。
久々の勝利によって、やや停滞気味だった調子が戻ってくるか。おめでとう!
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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「袖ヶ浦フォレストレースウェイには辿り着けないんです………」
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今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
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梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
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繰り返しになりますが………
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初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
2017 GSXR1000R………
2017 CBR1000RR SP………
S1000RR………
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R1Mといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
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これらを踏まえつつ、一般ライダー視点でモデファイしております。
「狭義のレーサーマシンではなく、広義に楽しめるバイクを創り上げる」
これが梨塾ガレージの基本制作理念です。その上で………
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スポーツスターはこのような仕様に。
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