2018年度 第11回 梨本塾 トミンモーターランド レポ3 K-RUN-GP Aクラス
11月梨本塾、一つ目のレースは………
K-RUN-GP、Aクラス。各車コースインしてフリー走行を走り………
グリッドに整列。
フロントローにはCBR600RR(PC37)、R1M、そして899パニガーレが並ぶ。
トップタイムは26秒281、ボーダータイムは27秒431。ゼッケン1~5までが二列目までを占拠。エントリータイムとの落差がほとんどないのも、Aクラスの特徴。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
前回はフロントホイールを上げすぎてしまった#2川崎だが、今回は無難にスタート。
しかし内側から………
柴899パニガーレが好ダッシュを見せる。
1コーナーでインを奪取し………
そのままトップに浮上。2番手に川崎CBR600RR、3番手に駒澤R1M、4番手に山中CBR600RR、5番手に濱R6………
6番手に片岡R6、7番手に佐々木FZS1000、8番手に安野1199パニガーレSと続く。
集団は帝王コーナーから………
3コーナーへ。柴がレースをリードする格好に。
山中を筆頭とした4位争い。
好スタートを切った柴が、トップで戻ってくる。これに続く川崎と駒澤。
やや間を開けての4位争いは山中、濱、片岡。
予選ではもう一つだった柴が………
目の覚めるようなスタートからリードを拡げる。
しかし2番手の川崎も………
なんとかこれに追いつこうと………
ペースを上げる。
集団は1~3位、4~7位へと2グループに分かれた。
トップに立った柴は、26秒8~9というペースで周回。これよりもやや速いタイムで、川崎がにじり寄る。
一方4位争いのペースは27秒台前半。
更に7位争いは27秒台中盤といったところ。
逃げを打とうとした柴だったが………
川崎がこれを許さず………
すぐ背後まで差を詰めた。
ホームストレートでは899パニガーレに分があるが………
コーナーではCBR600RRにアドバンテージがありそうだ。駒澤も射程圏内。
自走組2台による4位争いでは………
#5濱にややアドバンテージがあるようだが………
山中も意地を見せて、これを抑える。
この4位争いと7位争いの間隔は、3秒ほどまで拡がった。
レース中盤以降、思ったよりも柴のタイムが上がらなかったことで………
川崎、駒澤まで1パックの集団に。
26秒後半での争いは、まだまだ続きそうだ。
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梨本塾 トミンモーターランドコース レコード一覧
【梨塾ガレージコンプリート 過去製作例。PC40以外はすべてナンバー付車両】
・ 2018 Ninja400 トミン 26秒83/最高速109km/h ※ 現在製作中
(トリックスターフルエキ・オリジナルフロントフォークオーダー・タイヤSC1)
ファイナルノーマルでもこの結果。今後の目標タイムは26秒台前半!!
・ CBR250RR トミン 26秒72/最高速106km/h ※ 現在製作中
ナンバー付き、ライダー体重65kg以上でも26秒台可能なCBR250RR、制作します。
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・ S1000RR ※ トミンモーターランドリッターSSレコード樹立、ベスト25秒13
・ CBR250R ナンバー付ノーマルエンジン CBR250Rレコード樹立、ベスト27秒62
・ デイトナ675 ライトカスタムで大幅バランスアップ、ベスト25秒8
・ CBR600RR PC40 トミンモーターランド コースレコードホルダー、ベスト25秒12
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3コーナーでたびたび仕掛けるものの………
柴のインを捉えるまでには至らない川崎。
残り周回数が減ってくる中、果たして仕掛けられるか。
同じく濱も山中のインを狙うものの………
前には出られず。一進一退の攻防。
ここで7位を走行していた佐々木がピットイン。キャブレター不良によるトラブル発生。
レースも後半に差し掛かり、ここで柴がスパートをかける。
レース中のベストタイムを叩き出し、川崎を突き放す。
川崎もなんとかついていきたいところだったが………
すでに体力を使い果たし、腕が上がり気味。
1位~2位、2位~3位が………
同じような間隔に開いて最終ラップへ突入。
20周目に入っても、むしろペースを上げられた柴に対し………
川崎、駒澤はややスピードダウン。
一発タイム、予選タイムなど、レースではまるで関係ないとばかりに………
柴が後続を引き離して………
トップチェッカーへ。2位に川崎、3位に駒澤の順でゴール。
最後まで続いた4位争いは………
山中が粘って………
濱、片岡を抑え込み………
チェッカーへ。単独7位には安野。
「いや~ありがとう、楽しかったよ」
「楽しかったね?」
「………っく」
「楽しかったよね?」
「………っぐ」
「楽しかったな~」
「………っく~」
(そりゃ優勝すれば楽しいに決まってるじゃないスか………)
「我々は我々で楽しかったですよね?」
「ん?」
「ありがとうございました」
「でも来月はトップ争いでしたいですよね………」
(全意訳:梨本塾)
2連続ポールを獲った川崎が、いよいよAクラス初優勝を遂げるかと思われたが………
蓋を開けてみれば、柴の横綱相撲となったK-RUN-GP。
これで自身最多となる、Aクラスシーズン五勝目を達成。
午前フリー走行からタイムアタックまでそれほどタイムが出なくとも、決勝ペースでは他を圧倒してしまうのが、柴の特徴。
「つまりタイムアタックまではお三味ってことですか!?」
そんな声も聞こえてきそうだが、実際には違う。モトGPまで含め、これをレース用語では「戦略」と呼ぶ。
「朝コースインしたその瞬間から、一日をどう終えるのか明確なイメージを持っているライダーだけが、きちんとした結果を残せる。それ以外はまぐれでしかない(塾長)」
昨今のフリー走行でタイムが上がらないマルク・マルケスが、予選や決勝では圧倒的なリザルトを残すのも同じことなのかもしれない。では一体、フリー走行では何をしているのか。それを考えることが、柴に近づく第一歩となりそうだ。
おめでとう!
つづく。
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google検索ワードに出てくる 【梨本塾 33秒】 これを察するに………
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35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
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「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
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初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
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あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
2017 GSXR1000R………
2017 CBR1000RR SP………
S1000RR………
ZX10R………
R1Mといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
「スタンダードでどれが一番速いのか?」
「スタンダードでどれが一番楽しいのか?」
「電子制御の設定は?」
「ECUマップ書き換えで効果は出るの?」
「レース仕様ではなく、ライトチューンで激変するのはどれか?」
「トミンモーターランドや筑波サーキット、ツインリンクもてぎを走るには?」
「公道併用する際の留意点とバランスポイントは?」
これらを踏まえつつ、一般ライダー視点でモデファイしております。
「狭義のレーサーマシンではなく、広義に楽しめるバイクを創り上げる」
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得意のCBR600RRは年式問わず………
小排気量はR25、CBR250RRまで、ほとんどなんでも屋です。
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