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【梨本圭SPLインプレッション】 Arai RX-7X レーシング・スポイラー
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長年契約していただいているアライヘルメットさんから、2020年モデルが届きました。

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これまでと同じくRX-7Xベースにオリジナルカラーを施工していただいていますが、従来型と異なるのはレーシング・スポイラーが装着されたことです。

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モトGPなどレースシーンなどでは散見されていましたが、今回市販化されたということで、その特徴をアライさんに直接伺ってみました。

1.高速領域における整流性、ヘルメットの安定性、首へのストレス軽減を目指した製品である。

2.特定のライダー(レーサー)専用に合わせるのは難しくないが、レーシングスーツメーカーや背中のコブの形状で整流性が変わるため、幅広い汎用性を目指してこの形状に落ち着いた。

3.これまでのアライ製品同様、このスポイラー装着により、帽体の安全性、衝撃吸収性にはもちろん変化なく、安心して着用出来る。


おおよその特徴は、以上のようなものでした。

ちょうどツインリンクもてぎで新型CBR1000RR-Rのテストがあったため、ここで試用してみることにしました。

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CBR1000RR-Rの速さ、特に高回転領域での凄まじさとツインリンクもてぎバックストレッチにおける最高速の速さは既報通りですが………

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実はこのとき、CBRRRRと同じくらいインパクトを持っていたのがヘルメットでした。超高速領域からのブレーキング時でもヘルメットがブレず、ダウンフォースが効いているかのようにビタッと安定していたからです。

CBR1000RR-Rのブレーキングスタビリティは抜群ですが、RX-7X+レーシングスポイラーの安定感も素晴らしく、このため視界が非常にクリアでした。凄まじいパワーを発揮するCBRRRRを存分に楽しめたのも、このRX-7Xのおかげだったと言えます。

タイヤは前後SC2で、およそ13年ぶりの霧雨舞う東コース。20分×2本という僅かな走行時間にも関わらず1分27秒台というタイムで走れたのはCBRRRRのパフォーマンスもありますが、ヘルメットの秀逸な特性にも助けられたからです。

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また、このところ高速走行時には首へのストレスも気になっていたのですが、ツインリンクもてぎ走行後であってもほとんど疲れませんでした。

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それほど大げさなスポイラーではありませんが、200km/hを大きく超えるようなシーンにおいては、絶大な効果があります。

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更にその後はトミンモーターランドに持ち込み、違いを検証しました。

ここでは絶対速度が低いため、それほど大きな違いはないものと予想していましたが、どうやら後方排気性が上がっているようで、ヘルメット内部の整流性が高まり、結果的に内側に熱が溜まりにくいことが分かりました。

つまり、これまでよりも涼しく感じられました。昨今日本の夏は尋常ではない暑さとなることも少なくないですが、そういう中で、少なからずライダーの助けとなるものと思います。

販売に関しては以下のアマゾンやヨドバシ等通販でも取り扱いがあるようです。



装着に関しては以下のムービーをご参考に。



トミンモーターランドに限らず筑波サーキットやツインリンクもてぎ、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなど高速になるほどかなりの効果が期待できますので、ぜひお試し下さい。