２０２０年度 第９回 梨本塾 トミンモーターランド レポ３ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラス
９月梨本塾、Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ。
花形であるＡクラスがコースイン、グリッドに整列すると、それまでの曇天を打ち破って強烈な日差しが差し込み、一気に真夏のような気温に。
ポールポジションタイムは２６秒０１６、ボーダータイムは２７秒２６５、フロントローには８９９パニガーレ、ＧＳＸＲ１０００Ｋ６、ＣＢＲ６００ＲＲ（０６）が並ぶ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは………
ポールポジションから出た柴８９９パニガーレと、３番手スタートの山中ＣＢＲ６００ＲＲ。
ホールショットを奪ったのは柴。そして山中の鼻先を抑えて２番手には片岡ＧＳＸＲ１０００Ｋ６。
４番手に川崎ＣＢＲ６００ＲＲ………
５番手に尾崎ＺＸ１０Ｒ、６番手に坂平６９０ＤＵＫＥ Ｒ、７番手に吉田ＺＸ６Ｒ、８番手に磯山Ｒ１、９番手に渡辺ＧＳＸＲ１０００Ｋ６………
１０番手に伊藤ＺＸ６Ｒ、１１番手に安野１１９９パニガーレＳと続く。
集団は帝王コーナーから………
３コーナーへ。
それぞれ順位を変えることなく………
ホームストレートへと戻ってくる。
柴、片岡がややリードを拡げ、山中、川崎、尾崎と続き………
６番手争いの先頭は坂平。
およそ２ヶ月ぶりのレースとなったが、いつものパターンに持ち込み、快走ペースで走る柴。
片岡以下もなんとかついていきたいところ。
３番手争いを牽引するのは………
２０１２年度のＫ－ＲＵＮ－ＧＰチャンプと、２０１９年度のＫ－ＲＵＮ－ＧＰチャンプ、２台のＰＣ３７。
６番手争いは坂平と吉田。
トップ２は２６秒台前半ペースへ。
３番手争いは、２６秒台中盤。
６番手争いは、２７秒前後の戦い。
今回はトップからボーダーまで………
１秒強ほどの差しかなく………
文字通り実力伯仲と言ったＡクラスだが………
それでも周回ごとに………
僅かずつではあるが、その差が明確になっていく。
１ラップではなく、アベレージタイムを………
単発の速さではなくトータルのうまさを………
そういった日頃の意識の差が………
レース中におけるディスタンスそのものとなっていく。その中で、２６秒１までタイムを伸ばしてきた柴………
その柴を追従しながら、２６秒２までタイムを詰める片岡………
そして３番手の山中も、２６秒４というシーズンベストをマークして、力走。
その後方には、昨年度圧倒的な速さでチャンピオンとなり、今シーズン初参加となった川崎、そして今シーズン復帰した尾崎と続く。
６番手争いを一歩リードするのは………
６９０ＤＵＫＥ Ｒの坂平。
７番手には、タイムアタックの公式タイムで初の２６秒台をマークしてきた吉田。レースは後半へ。
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梨本塾 トミンモーターランドコース レコード一覧
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現在、梨本塾で活躍する車両の中には、梨塾ガレージコンプリート車、或いはそれに準じたセットアップ車両が多く出走しています。梨塾ガレージのコンセプトは
１．まず乗りやすく
２．もちろん楽しく
３．その結果としてタイムの出るもの
４．長年乗っても飽きないもの、乗れば乗るほど味わいが出るもの
です。これをメインコンセプトとしているため、ＣＢＲ６００ＲＲや１２９９ナシガーレＳ、ＧＳＸＲ１０００、そして過去手がけたＳ１０００ＲＲやデイトナ６７５、Ｎｉｎｊａ４００、ＣＢＲ２５０Ｒなどすべてはナンバー付き、或いはそれに準じた仕様となっております。
同一車であっても個別にテスト＆セッティングを繰り返しながら念入りにセットアップしていくため、ノーマル車両はもちろん、多くのアマチュアライダーが接する場面においては、レースベース車にも負けないパフォーマンスを発揮出来ると自負しております。
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ファイナルノーマルでもこの結果。今後の目標タイムは２６秒台前半!!
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レース後半に入り、いよいよ過熱する８番手争い。
５月以来の参加となった磯山が………
集団を引っ張る。なんとかその前に出たい＃１０渡辺………
伊藤………
安野と続く。ラップタイムは２７秒台中盤。
この決勝では、さらにカンを取り戻したかタイムを上げてきた＃２４川崎。しかし山中は更に差を拡げていく。後方には尾崎が迫った。
ここでトップ２が８番手争いの集団に追いつく。残り周回数が少なく混乱を避けるために………
ブルーフラッグが提示された。
磯山、渡辺、伊藤、安野がレコードラインを譲り………
その間に柴と片岡が前へ。
バックマーカーを挟んで、３番手の山中、４番手の川崎。
片岡に１秒強ほどのアドバンテージを持って………
ファイナルラップに突入する柴。
その背後には、トミンモーターランドでは「圧倒的不利、かつ体力消耗が著しい」と言われるリッターＳＳで………
ほとんど変わらぬペースを維持している片岡。
ともに非常に速いペースを保ったまま………
チェッカーへ。１位には柴、健闘の２位に片岡。
３位争いを制したのは山中、最後に２６秒４までタイムを伸ばし追い上げた川崎は４位。５位には尾崎。
６位に坂平………
７位に吉田、８位に磯山、９位に渡辺、１０位に伊藤、１１位に安野の順で全員がゴール。
トップ２が健闘を称え合う。
タイムアタックまでは非常に涼しかったものの、思いがけず出現した太陽により白熱したＡクラス。
前回レースが行われた７月大会では片岡の後塵を喫しただけに………
決勝が行われての優勝は３ヶ月ぶりとなった柴。
シーズン後半も、まだまだ盤石のレース展開は続きそうだ。おめでとう！
つづく。文中敬称略。ご了承下さい。
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google検索ワードに出てくる 【梨本塾 ３３秒】 これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
【本当に敷居は高い!? 梨本塾参加者の声】
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「袖ヶ浦フォレストレースウェイには辿り着けないんです………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ？
2020 CBR1000RR-R………
2020 ZX10R………
2017 ＧＳＸＲ１０００Ｒ………
2017 ＣＢＲ１０００ＲＲ ＳＰ………
Ｓ１０００ＲＲ………
ＺＸ１０Ｒ………
Ｒ１Ｍといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
「スタンダードでどれが一番速いのか？」
「スタンダードでどれが一番楽しいのか？」
「電子制御の設定は？」
「ECUマップ書き換えで効果は出るの？」
「レース仕様ではなく、ライトチューンで激変するのはどれか？」
「トミンモーターランドや筑波サーキット、ツインリンクもてぎを走るには？」
「公道併用する際の留意点とバランスポイントは？」
これらを踏まえつつ、一般ライダー視点でモデファイしております。
「狭義のレーサーマシンではなく、広義に楽しめるバイクを創り上げる」
これが梨塾ガレージの基本制作理念です。その上で………
得意のＣＢＲ６００ＲＲは年式問わず………
小排気量はＲ２５、ＣＢＲ２５０ＲＲまで、ほとんどなんでも屋です。
スポーツスターはこのような仕様に。
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