2020年度 第9回 梨本塾 トミンモーターランド レポ6 K-RUN-GP Dクラス
絶好のバイク日和となった9月梨本塾。最後のレースとなるのは………
エントリーユーザーも多く集まるK-RUN-GP Dクラス。フロントローにはR6、H2carbon、そしてモンスター1200Sが並ぶ。ポールポジションタイムは30秒を割り込む29秒969と、Dクラスとしては非常にレベルが高め。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは………
予選3番手から出た江原モンスター1200S。
2番手に石川H2carbon、3番手に上田R6、4番手に栗原CBR250RR、5番手に前田ZX6R………
6番手に田中ZX25R、7番手に北見ZX10R、8番手に関坂R25、9番手に三浦GSXR1000、10番手に白土ZX6R、11番手に堀内Ninja250SLと続く。
集団は帝王コーナーから………
3コーナーへアプローチ。
早くも石川が仕掛けるが………
ここでは江原がセーブ。
ほぼ順位は動かず………
全車オープニングラップをクリア。
3位集団を引っ張るのは、ポールポジションスタートの上田。クラスダウンを喫しているだけに、ここはなんとか抑えたいところ。
6位集団の先頭は売り出されたばかりのZX25Rに乗り換えた田中。その後方に北見、三浦が張り付く。
トップ2が抜け出した後方では………
栗原、前田が上田の前に。
ここで突如として上田がスローダウン。
マシントラブルが発生したようで………
残念ながらそのままリタイヤとなった。
そしてトップ争いでは………
ラップタイムに勝る石川が、早くもここで仕掛ける。
しかし………
やや無謀とも思えたブレーキングで………
結果的にはまったく止まりきれず………
江原のラインを跨いで横切る格好に。
写真ではそれほどでもないが、実際には江原が石川に気付いてスピードコントロールをしていなければ、確実に接触していた危険なシーン。
これで再び江原がトップに返り咲き、今回より10LAP(Dクラスのみ)となったレースは後半戦へ。
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梨本塾 トミンモーターランドコース レコード一覧
【世界にたった一台。あなた仕様のオリジナルコンプリート、制作します】
現在、梨本塾で活躍する車両の中には、梨塾ガレージコンプリート車、或いはそれに準じたセットアップ車両が多く出走しています。梨塾ガレージのコンセプトは
1.まず乗りやすく
2.もちろん楽しく
3.その結果としてタイムの出るもの
4.長年乗っても飽きないもの、乗れば乗るほど味わいが出るもの
です。これをメインコンセプトとしているため、CBR600RRや1299ナシガーレS、GSXR1000、そして過去手がけたS1000RRやデイトナ675、Ninja400、CBR250Rなどすべてはナンバー付き、或いはそれに準じた仕様となっております。
同一車であっても個別にテスト&セッティングを繰り返しながら念入りにセットアップしていくため、ノーマル車両はもちろん、多くのアマチュアライダーが接する場面においては、レースベース車にも負けないパフォーマンスを発揮出来ると自負しております。
アマチュアライダーにとって、バイクはあくまで趣味の世界。それならやはり乗りやすく、また楽しく、更に結果にも表れなければ、モチベーションにつながりません。
世界に一つ、あなただけのオリジナル仕様マシンを作ってみませんか。
【梨塾ガレージコンプリート 過去製作例。PC40以外はすべてナンバー付車両】
・ 2018 Ninja400 トミン 26秒83/最高速109km/h ※ 現在製作中
(トリックスターフルエキ・オリジナルフロントフォークオーダー・タイヤSC1)
ファイナルノーマルでもこの結果。今後の目標タイムは26秒台前半!!
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エントリーユーザー、リターンライダーからスーパースポーツに疲れたヘビーユーザーまでカバー。
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・ S1000RR ※ トミンモーターランドリッターSSレコード樹立、ベスト25秒13
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ギリギリで石川のアタックを回避し、トップに返り咲いた江原。
そして3位争いは、栗原、前田、北見の3台に膨れあがりそうだ。
6位争いの先頭に立ったのは三浦。期待のZX25Rに乗る田中は、思ったようにタイムアップ出来ずポジションを落とす。
更にここで………
白土がその田中のインを割ろうと試みる。
しかし先程の石川×江原の時と同じように、適正スピードまで落とすことが出来ず、これに気付いた田中がライン修正してともにアウトサイドへと流れた。
これにつられるように、関坂、堀内の二人もアウトに膨らんでしまう。「前で誰かがラインブレイクしても、自分の目線はインへ」が鉄則。
再び接近し始めたトップ争い。
先程はかなりヒヤリとしたが………
恐らく江原の後方に張り付いたこの数周で………
プランニングとシミュレーションをしっかり行った石川が………
今回は膨らむことなく………
クリーンパッシング。
トップに立った。
その後方では、前田が栗原をパスして3番手に浮上。
更に………
北見も栗原をパッシングして………
4番手へと浮上した。
単独の6番手に三浦、7番手に田中。
8位争いは、白土、関坂、堀内の3名。
予選は40秒台だった堀内は、この決勝ではなんと32秒台に突入。8秒もアップしたのはK-RUN-GP史上初?
30秒台で快走する石川。
江原に対して2秒近いアドバンテージを構築し………
ファイナルラップへ。
そのまま最終コーナーをクリアし………
トップチェッカー。2位には江原。
3位には前田、4位に北見。
5位に栗原、6位に三浦。
7位には田中。前の愛機であったNinja250SLに対して、ZX25Rではおよそ3秒落ちアベレージというほろ苦デビューとなった。
8位に白土、9位に関坂、10位には善戦した堀内という順でゴール。
幸い全員無事だったが、いくつか危険なパッシングシーンもあり………
特に最初の石川が江原のインに飛び込んだ場面は塾長も問題視。その経緯と、ああいった場面で起こりうる事態ー意図せぬABSの介入やスリップダウンも含めーについて、ゴール後に説明。
「人にぶつけず、怖い思いをさせずにパッシング」
これがK-RUN-GP及び梨本塾の基本理念。だからこそ、初参加者も安全に楽しく走れるもの。逆にこれが出来ないのは「一人で走っている分には速いが、しかし誰かを抜く技術はまだない」証拠。
幸い接触などはなかったためリザルトには変更はなかったものの、厳重注意処分とした。
トップチェッカーとなった石川だったが、笑みは見られず。パドックに戻ったあとはすぐに江原に謝罪。
そしてこの後の表彰式において、本人の申し出により事態は動くことになる。
つづく。文中敬称略。ご了承下さい。
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写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/ カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
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google検索ワードに出てくる 【梨本塾 33秒】 これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
【本当に敷居は高い!? 梨本塾参加者の声】
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「袖ヶ浦フォレストレースウェイには辿り着けないんです………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
2020 CBR1000RR-R………
2020 ZX10R………
2017 GSXR1000R………
2017 CBR1000RR SP………
S1000RR………
ZX10R………
R1Mといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
「スタンダードでどれが一番速いのか?」
「スタンダードでどれが一番楽しいのか?」
「電子制御の設定は?」
「ECUマップ書き換えで効果は出るの?」
「レース仕様ではなく、ライトチューンで激変するのはどれか?」
「トミンモーターランドや筑波サーキット、ツインリンクもてぎを走るには?」
「公道併用する際の留意点とバランスポイントは?」
これらを踏まえつつ、一般ライダー視点でモデファイしております。
「狭義のレーサーマシンではなく、広義に楽しめるバイクを創り上げる」
これが梨塾ガレージの基本制作理念です。その上で………
得意のCBR600RRは年式問わず………
小排気量はR25、CBR250RRまで、ほとんどなんでも屋です。
スポーツスターはこのような仕様に。
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