………梨塾ガレージです。
【梨塾ガレージ】Ninja400モデファイ FRPカウルに見るハチナナ問題 ②
「今年ほど長い期間桜が咲いていたのは覚えがない」そうお話ししてくれたのは、霞ヶ浦の桜名所に５０年近く勤める方でした。一方、ハチクという竹種は、１２０年に一度の開花周期を迎えたとか。
色々と世の中が動いている証拠なのかも知れませんネ。さてテストメニューを終えた前回からの続きです。
Ｎｉｎｊａ４００用FRPカウルのアンダー部分が張り出している問題。このせいでバンク角が制限されてしまい運動性にも制約が出てしまうため、これを改善します。
ガラスマットを切り抜き………
内外両面の………
左右をカバーしましたが………
うまく溶着しなかったため………
やり直し(泣）
再度………
ガラスマットを貼り付けて………
プラサフを盛り付け………
乾燥待ち。
最後に仕上げを行い………
平面出し。
滑らかになったところで………
塗装して完成。
これでハチナナの呪縛から………
解き放たれたはずです。
元々の張り出しはこちら。
整形完成版はこちら。ぱっと見なら、こういった形状で販売しているようにも見えます。
但し、これでもノーマルカウルよりは張り出しが大きいため
「本気でアタックすれば、また擦ってしまうかもしれませんネ」
とのこと。エンジンやサスペンション、マフラーはもちろん、ハンドルやステップ、カウリングなども含めて、ノーマルを超えるパッケージというのは中々作りにくいものであることを再確認した事例となりました。
マシンの状態、本当に自己判断で大丈夫ですか―。
もしも不安があるなら、乗り手のプロ、作り手のプロに一任して、しっかり現在のパフォーマンスを確認してみませんか。
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