2012年01月31日

エジプト情勢―近況(続380)

・ハビーブ・アルアーディリー元内相のイサーム・アルバターウィー、ムハンマド・アルジュンディー両弁護士は、これまでに6回の公判で主張した22点のまとめを述べて、最終弁論を終えた。

・大統領選挙委員会委員長を務める最高憲法裁判所長は、来週選挙の準備に入ると語った。

・諮問議会選挙第1期二日目は、有権者の出足は前日に続いて低調で、マスコミの取材に応じたカイロの第229、230両投票所の責任者イスマーイール・アルファザーウィーは3.5%にも届かないのでないか、と語った。

・カマール・アルジャンズーリー首相は、人民議会での演説を前に就任以来初めて首相府に入った。

・新カイロの5番街にあるHSBC支店に6人ないし7人組の銃器で武装した強盗が入り、窓口から80~90万ポンドを強奪して逃走する事件が起きた。

・通信・情報技術相が、2~3か月中に人民議会に導入予定の電子採決システムの一部詳細を公表した。

・アフリカサミットは、アフリカ大陸諸国の経済発展のために域内の産業及び貿易の振興を呼び掛けて閉幕した。

・経済、開発の専門家の間から、産業や環境に必要なことを学習させて若者たちに自営やSOHOを奨励する必要があるとの提言が出された。

・アブドゥッラー・ガラーブ石油相は、家庭、工場、パン屋、商業施設、自動車等において天然ガスの利用を普及していく、と述べた。

・ラダー・イスマーイール農相は、2012年の国内栽培綿花の種類を定め、繊維の短い米国アップランド種の栽培を農務省の農場と綿花研究所の実験耕作地を除いて栽培を禁止する通達を出した。



nasrdin at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 
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