2015年もあとわずか。
山本畳店も年内ラストスパートです。
本日の作業は縁なし畳です。
縁のない畳は、畳表を折り曲げて畳床に縫い付けます。
畳表を曲げるためには、畳表をスチームで柔らかくする必要があります。
柔らかくなった畳表は曲げた時に痛みにくくなる利点があるんですよ。
そして完成したのがこちら。
いかがでしょうか?
縁なし畳の難しさは大きさの微妙はさじ加減にあります。
キツ過ぎでも畳表が浮き上がってしまうし、ユル過ぎでも畳と畳の間に隙間が出来てしまいます。
キツ過ぎずユル過ぎずです。
僕の個人的な好みは若干キツい感じですね。
畳は湿度を吸ったり吐いたりしてコントロールしていますが、その時に縮みます。ユル過ぎるとあっという間に隙間が出来るんです。
新しい畳なのにスッと入ってしまうようでしたら隙間に注意が必要ですよ。
さぁ、あしたも頑張りますか。