こんにちは!なすびです!
今回はトランプ相場に対して個人投資家がどするべきか?という分析を記事にしたいと思います!まずは、トランプ相場の経過を順を追って整理していきましょう!
2016年11月8日にアメリカで大統領選挙が行われ、下馬評を覆しトランプ氏が大統領に選ばれました。その日は円高ドル安が一気に進み、一時日経平均株価は1,000円以上マイナスとなりました。しかし、11月9日にはトランプ氏の公共投資政策等を好感し、金利上昇期待もあって、ドル高円安が一気に進み、日経平均株価も1,000円近く上昇することになりました。
11月8日からの円ドルレートの推移は、下記から参照できます。
円ドルレート推移
これを見ると、約2週間で10円ほど上昇しています。なぜこのようなことが起きたのでしょうか?
あくまで個人的な見解ですが、「円の価値が低くなった」ためではなく、「ドルの価値が高くなった結果、相対的に円の価値が低くなった」ためだと考えています。つまり、現在円ドルレートを決めているのは、「ドルの価値」だということになります。
したがって、今後の円ドルレートを予想する上で最も重視するべきは、「ドルの価値を下げる要因があるかないか」だと考えています。もし「ドルの価値を下げる要因がある」のであれば、その要因を詳細に調べて、本当にドルの価値を下げるのか、それはいつなのか、を確実に知る必要があります。もし「ドルの価値を下げる要因がない」のであれば、このまま円安ドル高は続いていきます。
そして、「ドルの価値」によって円ドルレートが上下するのであれば、それに応じて日経平均株価も上下する動きになるでしょう。日経平均株価の上下に強い影響力を及ぼすのは銀行株や輸出株であるためです。円高になれば銀行株や輸出株は下がり、円安になれば銀行株や輸出株は上がります。
この分析から言えることは、日経平均株価も円ドルレートも「ドルの価値を下げる要因があるかないか」で動きだすということです。つまり、 今後は「ドルの価値を下げる要因があるかないか」に関連するニュースに注目する必要があります。私の見立ては、FRBによる米の利上げ(12月14,15日)とトランプ大統領の正式就任&政策発表(1月20日)の2つではないかと見ています。他にもひっかかるニュースはありますが、「ドルの価値」に強い影響を与えるものはこの2つだと思います。私はこの2つに関連のあるニュースにしか今はアンテナを立てていません。
ただ、将来のことは誰にも分からないですよね。証券アナリストやプロの投資家が発信しているニュースもあてにはなりません。特に証券アナリストの記事は、トランプ相場の終わりを煽り、投資家を不安にさせ、短期売買させようというものが散見されます。彼らとしては仲介手数料ビジネスなので投資家に短期売買をさせた方が儲かるため、そのような記事を書くのも仕方ないでしょう(何度も言いますがあくまで個人的見解です!)。しかし、日本の成長株であれば短期売買ではなく、12月の四季報や2月の決算短信を待ってから売買を決めるような中長期保有が、現状最も良い株投資戦略だと考えています。
トランプ相場のような特殊な状況でも、ニュースに惑わされず、自分の軸を持って株の銘柄選びや売買のタイミングを決めることが大事になりますね。
さて、そろそろ仕事に戻らないといけないので、これにてなすびの分析レポートを終わりにしたいと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回はトランプ相場に対して個人投資家がどするべきか?という分析を記事にしたいと思います!まずは、トランプ相場の経過を順を追って整理していきましょう!
2016年11月8日にアメリカで大統領選挙が行われ、下馬評を覆しトランプ氏が大統領に選ばれました。その日は円高ドル安が一気に進み、一時日経平均株価は1,000円以上マイナスとなりました。しかし、11月9日にはトランプ氏の公共投資政策等を好感し、金利上昇期待もあって、ドル高円安が一気に進み、日経平均株価も1,000円近く上昇することになりました。
11月8日からの円ドルレートの推移は、下記から参照できます。
円ドルレート推移
これを見ると、約2週間で10円ほど上昇しています。なぜこのようなことが起きたのでしょうか?
あくまで個人的な見解ですが、「円の価値が低くなった」ためではなく、「ドルの価値が高くなった結果、相対的に円の価値が低くなった」ためだと考えています。つまり、現在円ドルレートを決めているのは、「ドルの価値」だということになります。
したがって、今後の円ドルレートを予想する上で最も重視するべきは、「ドルの価値を下げる要因があるかないか」だと考えています。もし「ドルの価値を下げる要因がある」のであれば、その要因を詳細に調べて、本当にドルの価値を下げるのか、それはいつなのか、を確実に知る必要があります。もし「ドルの価値を下げる要因がない」のであれば、このまま円安ドル高は続いていきます。
そして、「ドルの価値」によって円ドルレートが上下するのであれば、それに応じて日経平均株価も上下する動きになるでしょう。日経平均株価の上下に強い影響力を及ぼすのは銀行株や輸出株であるためです。円高になれば銀行株や輸出株は下がり、円安になれば銀行株や輸出株は上がります。
この分析から言えることは、日経平均株価も円ドルレートも「ドルの価値を下げる要因があるかないか」で動きだすということです。つまり、 今後は「ドルの価値を下げる要因があるかないか」に関連するニュースに注目する必要があります。私の見立ては、FRBによる米の利上げ(12月14,15日)とトランプ大統領の正式就任&政策発表(1月20日)の2つではないかと見ています。他にもひっかかるニュースはありますが、「ドルの価値」に強い影響を与えるものはこの2つだと思います。私はこの2つに関連のあるニュースにしか今はアンテナを立てていません。
ただ、将来のことは誰にも分からないですよね。証券アナリストやプロの投資家が発信しているニュースもあてにはなりません。特に証券アナリストの記事は、トランプ相場の終わりを煽り、投資家を不安にさせ、短期売買させようというものが散見されます。彼らとしては仲介手数料ビジネスなので投資家に短期売買をさせた方が儲かるため、そのような記事を書くのも仕方ないでしょう(何度も言いますがあくまで個人的見解です!)。しかし、日本の成長株であれば短期売買ではなく、12月の四季報や2月の決算短信を待ってから売買を決めるような中長期保有が、現状最も良い株投資戦略だと考えています。
トランプ相場のような特殊な状況でも、ニュースに惑わされず、自分の軸を持って株の銘柄選びや売買のタイミングを決めることが大事になりますね。
さて、そろそろ仕事に戻らないといけないので、これにてなすびの分析レポートを終わりにしたいと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!