東大卒20代(なすび)のお金儲けの日々

東大卒&大企業勤めのサラリーマン投資家なすびがブログを始めました! 株、保険、不動産など資産運用の知識をお伝えします。

2016年11月

トランプ相場に対して個人投資家はどうするべきか?

こんにちは!なすびです!

今回はトランプ相場に対して個人投資家がどするべきか?という分析を記事にしたいと思います!まずは、トランプ相場の経過を順を追って整理していきましょう!

2016年11月8日にアメリカで大統領選挙が行われ、下馬評を覆しトランプ氏が大統領に選ばれました。その日は円高ドル安が一気に進み、一時日経平均株価は1,000円以上マイナスとなりました。しかし、11月9日にはトランプ氏の公共投資政策等を好感し、金利上昇期待もあって、ドル高円安が一気に進み、日経平均株価も1,000円近く上昇することになりました。

11月8日からの円ドルレートの推移は、下記から参照できます。
円ドルレート推移

これを見ると、約2週間で10円ほど上昇しています。なぜこのようなことが起きたのでしょうか?

あくまで個人的な見解ですが、「円の価値が低くなった」ためではなく、「ドルの価値が高くなった結果、相対的に円の価値が低くなった」ためだと考えています。つまり、現在円ドルレートを決めているのは、「ドルの価値」だということになります。

したがって、今後の円ドルレートを予想する上で最も重視するべきは、「ドルの価値を下げる要因があるかないか」だと考えています。もし「ドルの価値を下げる要因がある」のであれば、その要因を詳細に調べて、本当にドルの価値を下げるのか、それはいつなのか、を確実に知る必要があります。もし「ドルの価値を下げる要因がない」のであれば、このまま円安ドル高は続いていきます。

そして、「ドルの価値」によって円ドルレートが上下するのであれば、それに応じて日経平均株価も上下する動きになるでしょう。日経平均株価の上下に強い影響力を及ぼすのは銀行株や輸出株であるためです。円高になれば銀行株や輸出株は下がり、円安になれば銀行株や輸出株は上がります。

この分析から言えることは、日経平均株価も円ドルレートも「ドルの価値を下げる要因があるかないか」で動きだすということです。つまり、 今後は「ドルの価値を下げる要因があるかないか」に関連するニュースに注目する必要があります。私の見立ては、FRBによる米の利上げ(12月14,15日)とトランプ大統領の正式就任&政策発表(1月20日)の2つではないかと見ています。他にもひっかかるニュースはありますが、「ドルの価値」に強い影響を与えるものはこの2つだと思います。私はこの2つに関連のあるニュースにしか今はアンテナを立てていません。

ただ、将来のことは誰にも分からないですよね。証券アナリストやプロの投資家が発信しているニュースもあてにはなりません。特に証券アナリストの記事は、トランプ相場の終わりを煽り、投資家を不安にさせ、短期売買させようというものが散見されます。彼らとしては仲介手数料ビジネスなので投資家に短期売買をさせた方が儲かるため、そのような記事を書くのも仕方ないでしょう(何度も言いますがあくまで個人的見解です!)。しかし、日本の成長株であれば短期売買ではなく、12月の四季報や2月の決算短信を待ってから売買を決めるような中長期保有が、現状最も良い株投資戦略だと考えています。

トランプ相場のような特殊な状況でも、ニュースに惑わされず、自分の軸を持って株の銘柄選びや売買のタイミングを決めることが大事になりますね。

さて、そろそろ仕事に戻らないといけないので、これにてなすびの分析レポートを終わりにしたいと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

世界的投資家ウォーレン・バフェットの名語録をご紹介します

こんはんは!なすびです!

さて、本日はウォーレン・バフェットの名語録をご紹介します!

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ウォーレン・バフェット成功の名語録 [ 桑原晃弥 ]
ウォーレン・バフェット成功の名語録 [ 桑原晃弥 ] 

ウォーレン・バフェットといえば、個人資産が何百ドル(円換算で3兆円)ほどの大富豪であり、世界的に有名な投資家です。バフェットは「長期保有」、「集中投資」、「事業を見る」という3つのルールを自身の課し、そのルールを忠実に守ることで巨万の富を築きました。分散投資が主流の現在では、アウトローな投資手法ですが、それだけにバフェットの考え方を知ることは、自身の投資に対する考え方の幅を広げてくれると考えています。

本書では103もの名言を紹介していますが、その中でも私がお気に入りの名言をご紹介したいと思います。

①成功は、飛び越えられるであろう30センチのハードルを探すことに精を傾けたからであり、2メートルのハードルをクリアできる能力があったということではないのです。
バフェットがおすすめしている投資は、「簡単なことをやれ」である。「自分がよく知らず、先行きが見えないビジネスに投資するリスクを犯すことはない。自分がよく知り、先行きも見えやすいビジネスに投資するべきだ」という風に言っています。

私も今後成長するであろうグロース株を探索していますが、自分がよく分からない事業をしている企業を四季報でよく目にします。そのような時、その会社のHPを見れば、だいたいどんな事業をしているかは理解できます。しかし、その会社の人に会ったこともないのに、その会社の株を購入することはリスクであるということも分かってきました。

世の中の株トレーダーやアナリストが掲載している有望株は、だいたい2メートルのハードルを紹介している場合がほとんどです(全部とは言いませんが)。これから上昇するであろう株をいくつか紹介することで、自社の株を買ってもらい、手数料で利益を得るために紹介している場合がほとんどです。

そこに注目するのではなく、自分自身で30センチのハードルを探すことに全力を注ぎ、そこに100%集中投資することが株式投資を成功させるコツである、ということをバフェットは言っているのだと思います。自分が2メートルのハードルを越えらえるはずもないのに、人が進めた2メートルのハードルを越えようとするのもおかしな話です。そうではなく、自分が確実に飛び越えらえれる30センチのハードルを見つけ出し、それを軽々と飛び越えることで1歩1歩成長していくことが大切なのです。

②人がどうふるまうかを大きく左右するのは、内なるスコアカードがあるか、それとも外のスコアカードがあるかということなんだ。
「バフェットにとって重要なのは、他人がどう考え、行動し、評価するかではない。自分の頭で考え、自分の決めたルールに従って生きることだった。バフェットにとっては流行や時代の空気に左右されない人生こそが、充実したよい人生だった。」

他人が言ってることを自分の行動の判断基準にしていては、他人のために生きているようなものである。そうではなく、自分の頭で考えたルールに納得がいけば、それを拠り所として自身の行動を判断すればいいのである。

①の考え方にも通じるが、他人の批判や意見はうのみにせずに自分の頭で1度考えてから行動を判断する必要があります。この自分の頭で考えた行動基準こそが、バフェットの言う「内なるスコアカード」だと思っています。

株式投資をする時も、「株なんてギャンブルだからやめた方がいい」「この銘柄は他の人も買っていて今後上昇するから買っておいた方がいい」という意見をもらう時があります。これはあくまで人の意見であって、事実ではありません。本当に事実かどうかは、やってみないと分かりません。やった人が言うのであればともかく、やっていない人の言うことなど聞く必要はありません。

「自分の頭で考えること」、これが株式投資にも必要になります。

③最も重要なのは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです。 
一般的には能力の輪が大きければ大きいほどチャンスが広がり、大きな収益を上げることができるのではないかと考えます。ITにも強いし、ロシアの国内事情にも通じている、数字の分析力もあって、中国語が喋れる...という人の方が有利なのではないかと思えます。

しかし、バフェットはそう考えていない。なぜなら、投資は試験ではなくゲームだからである。試験であれば、IQ160の人にIQ130の人が勝てるはずがない。しかし、ゲームであればそう単純ではない。

「自分の輪がカバーする範囲を正確に把握していれば、投資は成功します。輪の面積は人の5倍もあるが境界が曖昧だという人よりも、裕福になれると思います。」とバフェットは言っている。

投資の世界には基本原則を揺るがすような誘惑や、能力の輪から出たくなるようなおいしい誘いがたくさんあります。誘惑に負けるのか、原則や能力の輪を守ることができるのか、そこで投資の成果が決まる、というのがバフェット流の考え方である。

自分の能力の輪の外では、自分のルールを適用することができず、他人のルールに乗るしかできません。そうなれば、相手の思うままに自分を利用されてしまいます。そうなることを防ぐために、自分の能力の輪を知り、範囲を明確にし、範囲の外にあるものには目もくれない、という一貫した姿勢が投資家には必要になる、ということです。

世界的な投資家は、思想家でもあります。バフェットの考え方は、私にとっても新たな気付きをもたらしてくれるものでした。自分の頭で考えたルールを一貫して守り切るためには、自分も人間的に成長しなければいけないと思っています。投資を通じて人格形成ができれば、これほどよいものはないですね。

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ウォーレン・バフェット成功の名語録 [ 桑原晃弥 ]
ウォーレン・バフェット成功の名語録 [ 桑原晃弥 ] 

比較的リーズナブルであり、投資に対する刺激、ヒントをもらえる本になっているので、モチベーションを上げたい方はぜひ読んでみてください!まだ100個もの名言が残っていますので、それは本書を読んだお楽しみに取っておいてください!笑

以上、なすびからウォーレン・バフェットの名語録のご紹介でした! 

現役サラリーマン大家さんが書いた本をご紹介します

こんにちは!なすびです!

さて、本日は「中古1Rマンション」に特化した投資法を現役サラリーマン大家さんが解説した本をご紹介します!

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【送料無料】 最新版 中古1Rマンション堅実投資法 19年間の経験と区分所有43室のデータによる 超多忙なおじさんサラリーマンでも年収800万円アップ! / 芦沢晃 【単行本】
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実際にサラリーマンをしながら、中古1Rマンションに投資し、年収が800万円UPした、という方の具体的な経験や分析をもとに書かれた本です。

2020年の東京オリンピックなど、不動産価値に影響を与えるイベントを考慮し、区分所有の傾向と対策を書いています。

本書のポイントは3つになります。
  1. 中古区分物件の売買状況
  2. 19年で得られた不動産投資教訓
  3. 出口戦略
順に説明します。

①中古区分物件の売買状況
現在アベノミクス効果、東京オリンピック効果により、東京の中古1Rマンション市場は活況です。というのも、日本の投資家だけでなく、香港や中国などの海外投資家がこぞって東京の中古1Rマンションを購入しているからなのです。

日本で不動産投資をするメリットはたくさんあります。
・日本の不動産の利回りは、海外不動産の利回りと比べて魅力的である
・東京という都市と日本の政治的安定性が魅力的である
・東京オリンピック開催に向けて、値上がりする期待感がある
・不動産の中でも比較的手頃な価格であり、融資の金利も低く抑えらえれる

一方で、入居者側にも変化がありました。
・リストラ、非正規雇用への移行で、人の流動化が激しくなった
・入居期間の短縮化が進み、更新無し2年間の退去が増えた
・入居者募集のために敷金礼金ゼロ物件が増えた
・都心周辺部の賃貸がホットスポット化しており、外人の入居が増えている

このような状況を分析すると、まず地方と東京の不動産価値にさらに格差が生まれると思われます。東京は東京オリンピック以降も世界からの根強い人気により、地価が大幅に下落することは考えられません。日本の人口は減少に向かっていますが、その分海外から働きにくる方が増加するため、東京の総人口は上昇する可能性が高いです。海外の人が日本にくるとしたら、「東京」ですよね。私たち日本人も中国に行くなら北京か上海、韓国にいくならソウルといった有名なところに住みたいと思うのが、通常の考え方だと思われます。

ということは、東京の不動産を今持っていることは将来の資産価値につながります。間違いなく東京の人口は上昇傾向のため、需要と供給のバランスは保たれることになります。

②19年で得られた不動産投資教訓
不動産投資は自分の専門的な分野を作り、その土俵で勝負することで勝率を上げていくゲームのようなものです。本書の著者は、首都圏を中心に1R中古マンションに絞って不動産投資を続けてきました。私も今は東京の1R中古マンションに絞って不動産投資をしています。

しかし、東京の1R中古マンションにも欠点があります。非常に人気が高いエリアのため、購入価格が割高になりやすいことです。そのため、利回りも低くなります。これは、将来的に空室が出にくく、資産価値も上昇が見込まれるために割高になっていると考えられます。

ですので、1R中古マンションを購入する場合は、家賃収入だけではなく売却益も含めた利回りで計算することをおすすめいたします。将来資産価値が半分になったとしても、家賃収入でいくらもらえていればトータルで損にはならないラインをはっきりとさせ、損を出さないような投資計画を立てるということです。

本書では、このように自分の専門的な分野を1つ築き上げ、その中で勝負をすることを戦略の1つとしてあげています。そうすることで、トータルで損をせずに不動産投資を進めていくことができます。

本書では、他にも19年間で得られた不動産投資教訓が書かれていますので、ぜひ手にとって読んでみてください。

③ 出口戦略
出口戦略とは、購入した不動産をどのように売却し利益を確定させるか、という戦略のことです。区分所有物件のいいところは、金額が比較的小さいため、購入できる人たちが多く、売りたい時に売りやすいという点です。

ここで大切なのは、不動産投資をしている目的です。本書の著者は、「家族の生活のため」に不動産投資をしているため、家賃収入で家計の出費を補えれば十分という風に考えています。私も将来家族と一緒にいる時間を増やしたいので、不動産収入で今の生活水準が保てるようになるために不動産投資をしています。

この目的をはっきりとさせることで、出口戦略が決まってきます。どの物件を売却し、どの物件を購入するべきなのか、もちろん売却すれば家賃収入は途絶えることになるので、他の物件を探して家賃収入を確保する必要が出てきます。ゲースバイケースだとは思いますが、出口戦略を見据えた上で不動産投資をすることが大事になってきます。

本書は、実際にサラリーマン大家さんをしている方が書かれているため、とても具体的に書かれています。著者が購入した物件についても書かれており、どのようにリフォームをすれば利回りが良くなるか等、Howの部分も書かれているので、サラリーマンをしながら不動産投資をするイメージがつかない方はぜひ読んでみてください!

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以上、なすびから現役サラリーマン大家さんが書いた本のご紹介でした!

不動産投資の実践書をご紹介します

こんばんは!なすびです!

さて、 今日は前回の続きということで、不動産投資の実践書をご紹介します!こちらもファイナンシャルアカデミーが書いた本になります。ここまでファイナンシャルアカデミーを押すとファイナンシャルアカデミーの職員なんじゃないかと疑う方がいらっしゃいますが、私はファイナンシャルアカデミーの者ではないので、ご安心ください笑。普通に考えて投資をする際に必要だと思っている本だからご紹介しているだけですよ。

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不動産投資の学校(実践編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ]
不動産投資の学校(実践編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ]

前回は入門編でしたが、こちらは実践編となります。 

不動産投資を実践する上で必要な戦略が書かれています。
以下5つがポイントになります。
  1. タイミング戦略
  2. メンタル戦略
  3. リスクマネジメント戦略
  4. ファイナンス戦略
  5. 所有期間利回り戦略
順番に説明します。

①タイミング戦略
不動産投資を始めるタイミングについてです。率直に言うと、不動産投資は始めるのが早ければ早いほど有利になる投資です。ただし、きちんと物件調査をして知識を身につけて銀行に融資をもらえるだけの信用力があれば、の話です。単純に考えるとそうですが、家賃収入年間500万円の不動産を購入したとすると、購入しなかった人に比べて年間500万円もすでに差をつけたわけです。年間500万円稼ぐのは並大抵のことではないですよね。

また、不動産の賃貸経営は将来が予測しやすいビジネスということできます。実はバブル景気が終わった後、物件価格は暴落しましたが、家賃はほとんど下がっていないのです。収入が安定しているということは、ビジネスで言えば売上高が一定に保たれているということなので、将来売上が見込めない...なんてことは不動産投資にはないわけです。

②メンタル戦略
不動産投資で最も重要なのが、強靭なメンタルです。考えてみてください。「あなたは明日から3,000万円の借金を背負います。」と言われて、驚かない方はいませんよね!?(驚かない方は相当なお金持ちなので、投資はしなくていいです笑)

不動産投資を有利に進めるためには融資が不可欠です。レバレッジ効果で自己資金がなくても家賃収入を生むことができるからです。ただ、いきなり3,000万円の借金と言われたら誰でも驚きますよね。ですので、日々のイメージトレーニングが重要になってきます。もし明日不動産を購入することになり、自己資金100万円、融資2,000万円で中古マンションの区分所有1部屋を購入することになったら、融資を受けられるかどうか、イメージしてみるのです。そのイメージがつくかどうかで、実際に銀行に行った時に落ち着いて対応できるかどうかが違ってきます。

不動産投資は投資の中でもビジネスに近い金額を取り扱うので、ある程度覚悟が必要になります。日々のトレーニングがそれを支えることになるのです。

③リスクマネジメント戦略

不動産投資のリスクについては、前回の記事(不動産投資の入門書をご紹介!)でも書いています。リスクは全て把握し、それぞれに対応策を持っていればリスクを最小限にすることができます!

リスクを知らないまま不動産を購入することが最もリスクなので、どのようなリスクがあるのか、それぞれのリスクに対する対応策は何なのか、を明確にしておく必要があります。

詳しくは本書をお読みください。
 
④ファイナンス戦略
不動産投資を有利に進めるためには、銀行からの融資が欠かせません。レバレッジ効果をうまく利用して、少ない自己資金で多くのリターンを得る手段だからです。

銀行からの融資を得るためには、銀行からの信頼が必要になります。それは属性(勤続何年目で収入はいくら)が深く関係してきます。他にも銀行からの信頼を上げる方法は本書に乗っていますが、最も良い方法は自分自身の信用を上げることです。

そのために何をしたら良いのか。その一歩目は、収入>支出の期間を長く保つことです。収入が高い人は、意外とこれができていません。これができるだけで管理能力の高い人だという印象につながり、信用力がUPします。もちろんこれだけで融資を受けられるわけではありませんが、これができていない人はチャレンジする価値が十分にあります。

⑤所有期間利回り戦略

不動産投資は家賃収入だけでなく、物件と土地の売買で収益を上げることができます。これを出口戦略と言いますが、要は家賃収入+売却益>物件の購入価格になればトータルで得をしたことになるわけです。

普通の販売図面(マイソク)に乗っている利回りは物件購入価格と年間の家賃収入で計算しているため、売却益のことは触れられていません。もし家賃収入が良くても売却できない物件を購入してしまったら、トータルで損をしてしまうかもしれません。そこまで考えて不動産投資を行う必要があります。

以上が実践書に書いてある戦略となっています。他にも法人設立による節税の話などが書かれていますので、不動産投資を実践してみたいという方は読んでみてはいかがでしょうか?

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不動産投資の学校(実践編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ]
不動産投資の学校(実践編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ] 

ただし、私の場合は、株投資と不動産投資を経験してみて、株投資の方が利き腕だとわかりました。不動産投資は将来の安定収入を得られる分、現地調査や融資交渉などにかなりの時間と労力が割かれてしまいます。株投資はインターネットを利用すれば、ある程度利益を出すコツが分かってきます。

人それぞれ得意な投資は異なりますが、自分にどの投資が合っているのかを知るためにも、様々な投資の知識を持っておくことが将来のためになるかもしれないですね。

以上、なすびから不動産投資の実践書のご紹介でした! 

不動産投資の入門書をご紹介します

こんばんは!なすびです!

さて、今日は不動産投資の入門書をご紹介します!昨日に続き、本書もファイナンシャルアカデミーが出版している本になります。本書では、不動産投資の知識がなくても基礎的な内容を体系的に学べるものとなっており、読み終わったら不動産投資が身近に感じられるようになります。

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不動産投資の学校(入門編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ]
不動産投資の学校(入門編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ] 

不動産業者に声をかける前に、こちらの本と次回ご紹介予定の『実践編』はご一読するべきだと考えています。セールスマンの営業トークに乗せられて、あまりよくない物件を購入させられるのだけは不動産投資では避けなければいけません。そのためには知識を身につけることが肝心です。

その知識を3つのポイントにまとめてお伝えします。
  1. 不動産投資のメリット
  2. 不動産投資の知っておきたいリスク
  3. いい不動産の見つけ方
順に説明していきます。

①不動産投資のメリット
不動産投資は、仕事が忙しくて副業に費やす時間が取れない人、私設年金を作りたい人、コツコツと地道に収入を得たい人などが向いている投資と言えます。ちなみに私は株式投資の方が利き腕なんですけどね。不動産投資と比べて株式投資は、世界の政治・経済の情勢に合わせて即決断し、実行に移す必要があるので、非常にスピード感のある投資と言えます。不動産投資は物件調査、業者選び、融資を受ける銀行選びに時間をかけなければいけませんが、知識を得れば得るほどリスクを最小限に抑えることができ、長期的に資産を形成することができるようになる投資です。どちらかというと堅実な方に向いている投資と言えます。

不動産投資のメリットとして、本書では6つ挙げられています。
・少ない自己資金で多額の投資ができる(レバレッジ効果)
・安定的な利回りが得られる
・低労働の収入源である
・他の運用手段に比べて価格変動が緩やかである
・減価償却などにより節税効果がある
・場合によっては売却益が得られる

不動産投資では、銀行から融資を得ることで少ない自己資金でも何千万の不動産物件を得ることができます。これをてこの原理になぞらえてレバレッジ効果と言います。利回りの良い物件であれば、毎月の家賃収入が管理費や修繕費等の支出よりも大きくなるため、毎月収入が安定的に入ってきます。良い管理会社に不動産管理を任せれば、自分でやることはキャッシュフローの管理と資産計画を作成することくらいになります。価格変動は緩やかなため、株価のように1日で乱高下するみたいなことはありません。減価償却という制度があるため、節税効果が期待できます。家賃収入だけではなく土地と建物の売却益も得られます。

こういった不動産投資のメリットを存分に活用することで、低リスク高リターンの投資を実現することができます。デメリットとしては、手数料が50万円いじょうするため、自己資金がある程度必要になること、すぐに換金ができない(流動性の低い投資)のためキャッシュに変えるのに1~3ヶ月はかかることが挙げられます。

②不動産投資の知っておきたいリスク
不動産投資はメリットは多いですが、知っておかなければいけないリスクもあります。

本書では、8つのリスクが紹介されています。
・悪い物件を買ってしまうリスク
・空室リスク
・滞納リスク
・金利上昇リスク
・値下がりリスク
・流動性リスク
・地震、家事などの災害リスク
・住人のトラブル、犯罪などの人的リスク

悪い物件とは入居者がなかなか決まらない等人気の低いエリアの物件やリフォームが多く出費がかさむ物件のことを言います。空室とは入居者が決まらない状態であり、家賃収入が入ってこないことです。滞納とは入居者はいるが家賃を払わないことです。金利上昇とは不動産を購入した時点よりも金利が上がり、ローン返済額が増えてしまうことです。値下がりとは土地と建物の価格が下がってしまったり、家賃が下がってしまうことです。流動性とはお金に換金するのに数ヶ月かかってしまうことです。地震、災害とは家賃収入を得るための部屋が壊れてしまったりして家賃収入を得られなくなってしまうことです。人的リスクとはトラブルや犯罪、自殺や殺人事件が起きてしまうことです。

本書では、それぞれのリスクに対する対策も書いているため、リスクを最小限に抑えることができます。リスクは知っていればリスクではなくなるのです。

③いい不動産の見つけ方
いい不動産を見つけるためには、物件を選別する数を増やし、良し悪しを見分ける知識をなるべく多く身につけることです。いい不動産は売却に出されると、すぐに買い手が決まります。そもそもいい不動産物件が手元に情報としてくる量が少ない状況ですと、良し悪しを見分けられる眼を養っておかなければ、即判断即決断ができなくなり、いい不動産の購入機会を失ってしまいます。

私も不動産業者の営業トークに引っかかり、いい不動産を購入することができませんでした。売却時キャッシュフローがプラスになることが幸いですが、下手をすると不動産を売却しても損をするような物件を買わされることがあるため、不動産を購入する前に知識を身につける必要があることを痛感しました。

その秘訣は、販売図面をたくさん見ること、自分でキャッシュフローの計算をできるようにすること、現地調査に行き見ただけでいい不動産を見分けられるようになること、です。 とにかくたくさんの物件を調査し現地へ見に行き、キャッシュフローの計算をすることで、販売図面を見ただけで、あるいは、現地の物件を見ただけでいい不動産を見分けられるようになります。

いい不動産は100:1の割合で見つかります。100物件がある中で、1物件しかいい不動産はないのです。そのくらいの気持ちで不動産の勉強をすることが大事です。何も知らないまま不動産業者のセールストークに引っかからないように、私たちは知識を身につける必要があるのです。

不動産投資は事前準備次第で結果が天国になるか地獄になるかが変わります。周りに流されずにじっくり事前準備に時間をかけて、いい不動産を購入できるようにしましょう!

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不動産投資の学校(入門編) [ 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社 ]
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以上、なすびの不動産投資の入門書のご紹介でした!
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