委員会傍聴レポート
1/15(水) 10時〜11時30分
こども文教委員会
傍聴者 2名
※席は12〜13名分。
※報告項目は8つ。そのうち開催時間の約7割はスクールソーシャルワーカーと発達支援計画素案についての報告、質疑応答。
報告1 長塚教育総務部副参事
■小学校駅伝大会について ・小中学校の交流の意義・今後のスポーツでの町づくりの拡充
■ものづくり教育について ・今週末の大田区産業プラザでのイベントの報告
<質疑応答>
発言:丸山議員(公明)
・駅伝大会は1校1取り組みしている日常的な取り組みの成果として発表できるような機会としてとらえていて
学校によっては強化練習もしているが、記録だけをねらっているわけではない。
【報告2】 菅教育センター長
■スクールソーシャルワーカーの配置について
・有資格者2名配置予定、議決後雇用・いじめ不登校などの課題に対応する技術をもつ専門家
・学校からの派遣要請による教育相談員とペアで活動し家庭地域学校との連携
・人件費の半分は文科省と都の補助金活用
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産) 野呂議員(緑) 伊佐治議員(自民)
・家庭環境に起因している問題を文科省等と連携して家庭環境を支援していく。
大田区は都で17番目。
・あくまで保護者の了解を得たうえで、学校関係者も含めいろいろな分野とつなぎ家庭に入り込む。いままで踏み込めていないの部分への対応に期待。
・人数は16区で一番多くて8名。まずは2名配置。場合によってはさらなる増員も検討。
◎2名という人数はどうなのか?大田区全体で考えるととうてい不足。
・窓口は地区別の教育相談員。そこで優先順位をつけ各分野の担当者につないでいく。
◎教育相談員は元校長が勤めている。どこにいるか担当地区など、まず窓口の認知度を上げるべき。各分野の担当者とのスムーズな連携も課題。
・報酬や募集要項の任期等は大田区の非常勤の統一基準。1年更新(最大4回)
◎教育の問題は中長期的にみる課題も多く、長期で子どもたちの生活状況を把握するためにスクールソーシャルワーカーの雇用環境の整備・安定は必須条件だが、不安定な印象。
報告3 星社会教育課長
■大田区文化祭計画について
・地域文化の向上を計る書道展合唱際など
・参加者9000人弱にとどまり昨年度より減少(場所の変更が原因か)
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産)
特筆すべき議論なし
報告4 梅崎スポーツ推進課長 ■箱根駅伝交流イベントについて
報告5 山本大田図書館長
■大田区村岡花子推進委員会設置
・大森在住の村岡花子さんのNHK朝ドラを機会に地域を盛り上げる
・図書館としても文献管理の点から連携
<質疑応答>なし
報告6 市野子育て支援課長
■第3回子ども子育て会議について
・ニーズ調査の報告 次回1/29
・待機児童解消の取り組み 7月に認可保育園新設(マミーズエンジェル池上)
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産) 佐藤議員(共産)
・ニーズ調査から結果はこれから分析
◎対応が遅い。子ども子育て会議の報告資料もなし。
・新設保育園の環境は2階建ビルの2階。1階はスーパー。園庭なし。
◎資料によると0歳児の定員枠がない。3〜5歳は各15名。待機児童のほとんどを占める0〜2歳の枠が少ない保育園を認可として新設することが待機児童対策として効果があるのか疑問。待機児童問題直面中の立場としてはここはもっと切り込んで欲しい。
報告7 田邊こども発達支援担当課長
■こども発達支援の素案報告(おおた未来プランH26から29年)
「発達障害のあるかたもないかたも安心してくらせる町づくり」
発達障害の現状と課題
1、潜在的ニーズ 早期発見の重要性→早期発見の推進
2、継続性→ライフステージにおける切れ目のない支援
3、多面的な支援をまとめていく
4、人材不足への対応→基盤整備
計画策定のスケジュール 11月支援計画懇談会開催 2月パブリックコメント 区民向け説明会→懇談会開催
<質疑応答>
発言:伊佐治議員(自民) 佐藤議員(共産) 野呂委員(緑) 丸山委員(公明)
・発達障害のない方への啓発を徹底していく方針=支援の充実ととらえている
・具体的な施策がはいっていないのは連携部署も含めているので分かりやすく表記しているため
・懇談会での意見の一部「一般の方への理解啓発の必要性」「当事者への支援の具体性」「相談しやすい支援窓口の設置要望」「行政の横の連携を強化してほしい」など
・現状の窓口 乳幼児期→保健所・わかばの家が窓口 就学後→学校の教育センター 成人期→地域福祉課、就労サポートセンター
今後の予定 18歳までの総合窓口→わかばの家に開設 成人期の総合窓口→障がい者サポートセンター
◎わかばの家への負担が大きい。最初の段階で支援に漏れた人への対策が不十分。
・行政職員に対する知識の向上対策は施策検討会を設置予定。施策ガイドを作成し、関係部署に周知。
・継続的な支援のための拠点作りを運営状況をみながら検討。
報告8 西野保育サービス課長
■認可保育園の延長保育料誤請求について
・昨年、未納分の納付状を別世帯へ誤送付
<質疑応答>
特筆すべき議論なし
<その他質疑応答>
・マルハニチロ問題に関連して、公立学校の給食の冷凍食品は使用状況について
→私立保育園は未確認。注意喚起にとどまる。給食費への影響は調査中。仮に値上げがあった場合補助等対応予定。
■■■■■■■■■■■■■■■
初めての委員会傍聴だったが、質疑応答の内容の薄さにおどろく。
傍聴者の少なさ=区民の無関心さも問題。もっと多くの人が関心をもてるよう発信していくことの大切さを強く実感した。
1/15(水) 10時〜11時30分
こども文教委員会
こども文教委員会(定数10人)
委員長 | 鈴木 隆之(自民) | |
---|---|---|
副委員長 | 馬橋 靖世(民主) | |
委員 | 水井 達興(自民) | 伊佐治 剛(自民) |
長野 元祐(自民) | 丸山 かよ(公明) | |
田村 英樹(公明) | 野呂 恵子(緑) | |
佐藤 伸(共産) | 菅谷 郁恵(共産) |
傍聴者 2名
※席は12〜13名分。
※報告項目は8つ。そのうち開催時間の約7割はスクールソーシャルワーカーと発達支援計画素案についての報告、質疑応答。
報告1 長塚教育総務部副参事
■小学校駅伝大会について ・小中学校の交流の意義・今後のスポーツでの町づくりの拡充
■ものづくり教育について ・今週末の大田区産業プラザでのイベントの報告
<質疑応答>
発言:丸山議員(公明)
・駅伝大会は1校1取り組みしている日常的な取り組みの成果として発表できるような機会としてとらえていて
学校によっては強化練習もしているが、記録だけをねらっているわけではない。
【報告2】 菅教育センター長
■スクールソーシャルワーカーの配置について
・有資格者2名配置予定、議決後雇用・いじめ不登校などの課題に対応する技術をもつ専門家
・学校からの派遣要請による教育相談員とペアで活動し家庭地域学校との連携
・人件費の半分は文科省と都の補助金活用
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産) 野呂議員(緑) 伊佐治議員(自民)
・家庭環境に起因している問題を文科省等と連携して家庭環境を支援していく。
大田区は都で17番目。
・あくまで保護者の了解を得たうえで、学校関係者も含めいろいろな分野とつなぎ家庭に入り込む。いままで踏み込めていないの部分への対応に期待。
・人数は16区で一番多くて8名。まずは2名配置。場合によってはさらなる増員も検討。
◎2名という人数はどうなのか?大田区全体で考えるととうてい不足。
・窓口は地区別の教育相談員。そこで優先順位をつけ各分野の担当者につないでいく。
◎教育相談員は元校長が勤めている。どこにいるか担当地区など、まず窓口の認知度を上げるべき。各分野の担当者とのスムーズな連携も課題。
・報酬や募集要項の任期等は大田区の非常勤の統一基準。1年更新(最大4回)
◎教育の問題は中長期的にみる課題も多く、長期で子どもたちの生活状況を把握するためにスクールソーシャルワーカーの雇用環境の整備・安定は必須条件だが、不安定な印象。
報告3 星社会教育課長
■大田区文化祭計画について
・地域文化の向上を計る書道展合唱際など
・参加者9000人弱にとどまり昨年度より減少(場所の変更が原因か)
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産)
特筆すべき議論なし
報告4 梅崎スポーツ推進課長 ■箱根駅伝交流イベントについて
報告5 山本大田図書館長
■大田区村岡花子推進委員会設置
・大森在住の村岡花子さんのNHK朝ドラを機会に地域を盛り上げる
・図書館としても文献管理の点から連携
<質疑応答>なし
報告6 市野子育て支援課長
■第3回子ども子育て会議について
・ニーズ調査の報告 次回1/29
・待機児童解消の取り組み 7月に認可保育園新設(マミーズエンジェル池上)
<質疑応答>
発言:菅谷議員(共産) 佐藤議員(共産)
・ニーズ調査から結果はこれから分析
◎対応が遅い。子ども子育て会議の報告資料もなし。
・新設保育園の環境は2階建ビルの2階。1階はスーパー。園庭なし。
◎資料によると0歳児の定員枠がない。3〜5歳は各15名。待機児童のほとんどを占める0〜2歳の枠が少ない保育園を認可として新設することが待機児童対策として効果があるのか疑問。待機児童問題直面中の立場としてはここはもっと切り込んで欲しい。
報告7 田邊こども発達支援担当課長
■こども発達支援の素案報告(おおた未来プランH26から29年)
「発達障害のあるかたもないかたも安心してくらせる町づくり」
発達障害の現状と課題
1、潜在的ニーズ 早期発見の重要性→早期発見の推進
2、継続性→ライフステージにおける切れ目のない支援
3、多面的な支援をまとめていく
4、人材不足への対応→基盤整備
計画策定のスケジュール 11月支援計画懇談会開催 2月パブリックコメント 区民向け説明会→懇談会開催
<質疑応答>
発言:伊佐治議員(自民) 佐藤議員(共産) 野呂委員(緑) 丸山委員(公明)
・発達障害のない方への啓発を徹底していく方針=支援の充実ととらえている
・具体的な施策がはいっていないのは連携部署も含めているので分かりやすく表記しているため
・懇談会での意見の一部「一般の方への理解啓発の必要性」「当事者への支援の具体性」「相談しやすい支援窓口の設置要望」「行政の横の連携を強化してほしい」など
・現状の窓口 乳幼児期→保健所・わかばの家が窓口 就学後→学校の教育センター 成人期→地域福祉課、就労サポートセンター
今後の予定 18歳までの総合窓口→わかばの家に開設 成人期の総合窓口→障がい者サポートセンター
◎わかばの家への負担が大きい。最初の段階で支援に漏れた人への対策が不十分。
・行政職員に対する知識の向上対策は施策検討会を設置予定。施策ガイドを作成し、関係部署に周知。
・継続的な支援のための拠点作りを運営状況をみながら検討。
報告8 西野保育サービス課長
■認可保育園の延長保育料誤請求について
・昨年、未納分の納付状を別世帯へ誤送付
<質疑応答>
特筆すべき議論なし
<その他質疑応答>
・マルハニチロ問題に関連して、公立学校の給食の冷凍食品は使用状況について
→私立保育園は未確認。注意喚起にとどまる。給食費への影響は調査中。仮に値上げがあった場合補助等対応予定。
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初めての委員会傍聴だったが、質疑応答の内容の薄さにおどろく。
傍聴者の少なさ=区民の無関心さも問題。もっと多くの人が関心をもてるよう発信していくことの大切さを強く実感した。