2019年08月21日
8月20日 群馬 高崎市文化会館
猛然と降った雨が止み、一転して青空が広がったのは舞台稽古の少し前。
公演を成功させたいという主催の方々の思いが、夏の空に伝わったかのように晴れました。
この日の会場は高崎文化会館。
高崎演劇鑑賞会の皆さまの心のこもった明るい采配に、
夏の会一同、身を委ねての公演でした。
地元朗読出演は高崎女子高等学校演劇部の皆さん。
感情に流されず、はっきりした言葉で事実を伝えてくれました。
被爆体験の手記と誠実に向き合うことは、平和を祈ることに等しい。
改めてそんな希望を感じさせてくれました。
「パル・アマノ・アスイ・コトナ・キョウカ」、ありがとう!
(終演後、ホッとして、お団子食べてるみんなの笑顔も最高だったよ)
「もう終わっちゃうなんて信じられない」
女優たちからもそんな言葉がもれてきます。
当然です。夏が来るたび、この朗読に向き合ってきたのですから。
それでも毎公演、スライドに映される「あの日の子供たち」の笑顔に、終わらない想いを重ねます。
舞台では真剣そのものでも、幕が降りたらトンチンカンなことも多い女優&私たち。
足並み揃えて、とは最後までいかないでしょう。
それでいいじゃないか、と思います。
いや、むしろ、足並みなんか揃えなくて良い。
それぞれの歩くスピードで、一緒に進んでいきましょう。
21日は新潟市民プラザで公演です!
文責:城田美樹(演出担当)
nathunokai at 13:05│Comments(0)│