2017年07月22日

追いかけられる

最近よく、追いかけられる夢を見る。
よく知っている街を、ひたすら走る。
 
なにに追いかけられるのかは、わからない。
具体的なだれか、でもない。
学生の頃、テストが近いから焦る、
というのとも違う。
修論の提出が近いけど、何もできていない。
あ、これは少し近いかもしれない。
でも、違う。
  
 
 
今朝の夢では、気がつくとバーの中にいた。
長い壁一杯に長いソファとやはり細長い
テーブルだけ。窓はない。
私はソファに座って、
『顔はよく知っているけど誰だか思い出せない
ひと』たちに囲まれて『店を出なくちゃ』と
思っていた。
 
『誰か』が外に出たから、おれも外に出た。
みんなの膝を開けて茶色の扉を開いて、
坂道にでると、もう『彼』はいない。
 
左にゆったりとカーブすると信号があって、
その信号が、灰色の街の中で大きくせわしなく
黄色く点滅している。
  
走るように坂の街を登る。
大きなビルがある。地元のデパートだ。
でも人はいない。
通りには他にも店がある。喫茶店、ブティック
どの店も人の気配はするが姿がない。しかし
少し遠くを見ると歩いているひとがいる。
黒いシルエットになっている。
 
今度は右に曲がって、広い道を坂と直角に歩く
緑色の広い境内の神社がある。
更にむこうに裁判所がある。裁判所の隣に
パチンコ屋があった。
 
 
 
駅に降りる。
会社の最寄り駅に似ているが、改札廻りの
雰囲気が20年前の改装以前のものだ。
ここはたくさん人がいて、
しかし、みんな無言で歩いていく。
 
 
南側の広い国道を渡る。
中洲のような細長い安全地帯があって、
ちいさな店が、押し合いながら並んでいる。
奥行きのない店に、カラフルだけど
疲れた色合いのミニチュアモデル、 
車や飛行機が並んでいる。
手を伸ばせば届く。
隣の店には、何の本だかわからないが、
毒々しい色彩のカラー雑誌が棚に並んでいる。
  
中洲の店を一通り冷やかして、
残りの信号を渡る。
信号を渡って狭苦しい街を通り抜けて、
アーケードの商店街に降りる。 
 
 
駅の南は高さ15m程の崖になっていて、
そこには3層ほどの商店街がある。
 
信号を渡って、狭い通りを抜けて急に開けると
半円形を幾重にも重ねた、コロッセヨのような
すり鉢状の階段がある。
ここを降りて商店街に入る。
 
 
  
暗い通路を通ると部屋が並んだ地下道。
安い内装で天井が低い。通路の幅だけ広い。 古いビルの地下のような雰囲気で、
蛍光灯の照明が暗く、時代遅れにさみしい。
スナック、居酒屋、その他用途がわからない
部屋が、人がいる雰囲気だけ湛えている。
賑やかではないけれどひとの気配がある。
 
地下道を横切ってまた、更に天井が低くて暗い通路を通ると3層ほどの
背の高いアーケードにでる。
 
入ると、こちらは対比的に明るくて広い。
しかし、照明に暖かさはない。
床はレンガタイル。
屋根のアーケードはキャンパス。
明るいだけで、どこか古くさい店が並ぶ
アーケードも横断すると、こちらは、
4,5階くらいの小さくて無口なビルが 
並んでいる。 
 
 
そこをまた越えていくとまた、
アーケードがある。
しかし、アーケードは屋根しかなく、
並んでいたはずの家々は、
無人か、壊されかけているか、更地になって いるか、いずれにしても、ひとけがない。
 
『この街は再開発するんだったな。』と思う。
 
 
 
あるいはこどもの頃の夏の午後に、

 




 

natsu_0117 at 06:31│Comments(0)

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