2006年06月15日

Fate/stay night 第23話3

副題 「聖杯」

 策士を殺す猛毒。
 最終決戦。
 なぜか見えない、形見の “杖” 。

 時々でいいので、一成のことも思い出してあげてください。



 そんな第23話でした。

(♯私は原作ゲームは未プレイです)
(♯アニメ終了後にプレイ予定です)



 

遠坂凛

 時系列順で言えば、言峰は前話で 「ゴミを始末しろ」 とギルガメシュとクー・フーリンに命じてすぐに、衛宮邸へ行ったのでしょうね……。
 凛の論理の組み立てかたからして、言峰は最も警戒すべき人物となっていたはずですが、

「まさか、綺礼が7人目のマスターだったなんて」

と言うのは、やっぱり母集団の 『前回の生き残り』 が何人か、それが全員分証明されていない消去法には意味がないから確定情報扱いしていなかった、ということなのでしょうか。
 ……と言うか、私自身がこの手の消去法が嫌いなわけですが。



例: 消去法

 犯人はこの3人の中に必ずいる。
 ○○と××は犯人では有り得ない。
 △△以外に犯人は有り得ず、つまり犯人は△△である。

 ……ってやつですね。
 最初の前提が絶対的な事実ならいざ知らず、思い込み同然であるなら、それを元に証明なんてできるわけがありません。
 警察が重点捜査対象を絞るために使うのならいざ知らず、 『名探偵』 と称されているはずの人がこういうことをすると、激しく違和感を感じる私。

 閑話休題。




 士郎が帰ってきたと思い込んで玄関を開けてしまった(=最初から接近戦になった)時点でアウトだったのかも。
 士郎たちが帰ってきた時点で完璧に手遅れっぽくて、しかも凛自身がそれをわかっているっぽいです……。



 (´・ω・`)

 (´・ω:;.:...

 (´:;....::;.:. :::;.. .....



 かなり今、しょんぼりしながら記事書いてます。

 私も策士属性なんでわかるのですが、 『士郎たちには無事に帰ってきて欲しい』 『〜くるはずだ』 の間を思考が往復するような希望的観測は、策士にとって猛毒。
 こういうことは考えちゃダメなのです。
 ――少なくとも 『敵』 が残っているとわかっている状況下では。

 士郎は、アーチャーからに続いて、またも遺言を託される人になりました。



「……いい? 士郎。
 これが最後の助言だから、きちんと聞きなさい」


 こくん。

「まずひとつめ。
 綺礼の目的はイリヤよ。
 たぶん最初から、あの子を聖杯の器にするつもりだったんでしょうね」

「イリヤを器に……?」

「正確には、あの子の心臓ね。
 魔術師っていうのは魔術回路を持った人間だけど、イリヤは、魔術回路を人間にした子なの」




  前回、後からイリヤ、そして聖杯の話の整合性に気付いて微妙に嫌な予感がして、少しだけ追記入れたりしてたのですが……(汗)。
 イリヤは最初からそういう存在だったわけで、言い換えるなら、 『人間としての機能を追加した魔術回路の塊』 といったところでしょうか。
 ……でも、それでも聖杯戦争さえ無ければ、人間として生きることもできたと思うのです。

 後に言峰が、聖杯システムを作ろうとした3つの家系のひとつとしてアインツベルンだけを上げていたことからしてもアインツベルンがこの 『最終兵器』 に相当執心していたことは確実と思われ、だからこそ勝つために 『魔術を使える人』 ではない、 『人の形をした魔術の権化』 を必要としたのでしょう。

 でも、ご先祖さまがどういう意思を持とうが、イリヤが作られた命だろうが、自我を持った(持たせた)時点でイリヤはイリヤ自身のものです。
 せめてイリヤには、結局こうして死んでしまう凛が守ろうとした彼女の人生を謳歌して欲しいです。



「ふたつめ。
 綺礼は柳洞寺にいると思う。
 聖杯の降霊場所として、あそこ以上のところは無いもの」

「……うん」

「じゃあ最後。
 あなたじゃ綺礼には敵わない。
 ……それでも戦う?」

「俺は、あいつと決着を付けなくちゃいけない。
 10年前の生き残り、あの孤児たちのひとりとして。
 そして、衛宮切嗣の息子として」




 これを聞いた凛は、使わずに残しておいた最後の切り札、 『アゾット剣』 を士郎に託します。
 宝石ほどの力は蓄えていないものの、 「レスト」 と叫んで有りっ丈の魔力を流し込めば発動――って何が発動するんでしょう?――するとのこと。

 凛は 『剣の形をした魔術用の杖』 『魔術師として一人前になったとき貰える儀式用の短剣』 と言っていますが、一応私のオカルト知識も付け加えるなら、これは錬金術師パラケルススが常に傍に置いていたという剣です。
 ……で、確かそれ以上でも以下でもなかったはず。

 なので、伝承うんぬんの話ではなく、凛が言うようなモノを魔術師たちが 『アゾット剣と称している』 と言った方が正確なのかも。



「……もういいかな?
 いい加減、眠くて眠くて……」

「……。
 ああ、寝ろ寝ろ! 朝になったら起こしてやる!
 そしたら、腹一杯メシ食わしてやる」

「……最後に、これは忠告じゃなくて命令。
 士郎、やるからには死んでも勝ちなさい!
 あたしが起きたとき くたばってたら許さないから……!」




レスト: アゾット剣発動の詠唱

 コメント欄でお教えいただき、本文を修正ました。
 通りすがりさん、ありがとうございました。




衛宮士郎

 凛に贈った最後の言葉に、士郎の成長を感じた気がします。
 凛が、そうしたさばさばした送られ方を望んでいると、わかったのでしょう。

 以前ならこうした行動をできたかどうか……。



 そして、士郎は最終決戦に向かうに当たり、エクスカリバーの鞘をセイバーに返すことを決断しました。
 それによってセイバーは確実にパワーアップできるものの、別に勝利が保証されるわけではなく、一方の士郎は超回復力を失って、確実に死に近付きます。
 ですがこれは、今の 『士郎の基準』 というものがよくわかる好例だという気がします。



 在るべきモノは、在るべき場所へ。在るべき時代へ。

 そして、

 在らざるべきモノには、破壊を。




 私と同じく原作未プレイで見始めた人の中には、 『聖杯』 が最終兵器であることが判明するまでは、その力で願いを叶えるべきと思った方もおられたかもしれません。
 が、個人的には、現実という領域には 『不思議道具は必要ない』 と思うのです。

 自らの力が及ばない願いなら、
 自ら以外の何かによってしか叶えられない願いなら――、

 それは叶わぬ願いのままでいいのだと。




「今まで、自分でも気付かないままに、この身体に頼りすぎていた。
 人は殺されれば死ぬ。
 それが当たり前なんだ


「…………わかりました。
 マスター、あなたの心をお借りします」




 セイバーの返答も、 『心をお借りします』 なのが何とも 『らしい』 気がして、何だか決戦前の緊張の場面なのに、見ていてほのぼのしてしまいました。

 柳洞寺の石段下では、 「セイバーはギルガメッシュを頼む。俺は言峰を討つ」 と役割分担。
 以前の士郎なら、こういった役割分担もできなかったと思うんですよね。
 守りたいとか一緒に戦いたいとか、そういう方ばっかり先行して。



「お互いの戦いに手は出さない。
 どちらかが相手を倒せば、聖杯は奴らの手には入らない。
 ……それで終わりだ」


「ええ、今回だけは、私は自分の戦いに専念します。
 それに言峰は――、

 あなたが倒すべき敵だ」




 どちらが勝とうと、セイバーは消滅する。
 そう思いながらも、決意を翻さない士郎。

 ……まあ、もしかしたら物語的には何かどんでん返しがあるのかもしれませんが、セイバーと共に在りたいという我欲よりも、 『在るべき場所在るべき時代へ』 という正しい道の優先順位の方が高いというわけでしょうね。



 ……でも、凛のアゾット剣を持っていないはずがないのに、映像に出てこないのはなぜ……?
 前からも後ろからも見えなかったですし、手にも持っていなかったので、後はズボンの中、足にくくりつけているとか(その方法があるとして)体の中に埋め込むとかしか無くなるのですが(汗)。

 演出上の意図として、見せていないのでしょうか?
 だとしたら、無用の小細工な気が……(汗)。

 演出としてなら、むしろちゃんと見せるべき気がします。
 じゃないと、使ったときに唐突に見えるのではないかと思うのですが。



 代わりに見せていたもの、士郎の左手。
 令呪、残りひとつ。

 これの使い方も、何か重要な鍵になるのかもしれませんね。



ギルガメシュ

 柳洞寺の境内に粉雪のように舞っているのは、最初は火の粉かとも思ったのですが。
 聖杯から溢れ出した呪いでしたか。



「頃合いも良い。
 この呪いこそが、聖杯の中身。
 我らサーヴァントをこの世に留める第三要素。
 10年前、お前が俺に浴びせたものだ」




 微妙に予想的中(苦笑)。(下の方です)
 欠片じゃなくて中身でしたけれど。

 こちらの予想的中と合わせれば、ちょっとはポイント上がるでしょうか。



 で、ギルガメシュには望みなどない、と。
 聖杯も、セイバーをこの世に留める道具としてしか関心がないのでしょうね。

 つまり聖杯で呪いを振りまくこと自体が目的の言峰とは、相反しない目的だから、普通に協力関係を維持できる理屈になるわけですね。

 ついでにギルガメシュは 『力ずく大好き』 属性なんですね。
 まあわからなくもありませんが(笑)。
 ……原典の叙事詩の彼自体に、そういう面がありますし。



 剣戟はなかなか良かったかも。

 ギルガメシュは、やはり剣技ではセイバーに少し劣るようですね。
 しかし剣の宝具を飛ばされてもまたすぐに次のを出せばいいだけですし、クー・フーリンも防ぎきれなかった、無数の宝具を奔流のように飛ばす技にはやはり、セイバーでも対応しきれなかったようで――。

♯でもここ、クー・フーリンがきっちり槍を動かして飛来する宝具を弾く動作をしていたのに、セイバーが突っ立ったままだったことに激しく違和感が……(汗)。
 こういうところの演出、結構大事だと思いますよ?
 それとも作画がぎりぎりで、そこまでの余裕がなかったのでしょうか。




「そろそろ力の差を思い知らせてやろう。
 我が剣(つるぎ)エアによってな!


 あの赤ドリルな剣には、神の名前を付けているわけですか。
 またも 『エヌマエリシュ』 と 『エクスカリバー』 の衝突。

 でも前回セイバー瀕死、今回は少し焦げた(?)だけというのはやっぱり、 『鞘』 が還ってきたからからなのでしょうね。



言峰綺礼

 聖杯召喚の儀式自体は終わっていました。
 空中に、本体は不可視ながら、溢れ出す黒い 『泥』 によって朧に見える聖杯の根本に固定されてしまっているイリヤ。



「聖杯は出現したが、その穴はまだ不安定だ。
 接点である彼女には、命が続く限り耐えてもらわねば、私の望みは叶わない。
 ふふふ……。
 これは聖杯より溢れる力。
 際限なく溢れ出す災厄を巻き起こす。
 この中にあらゆる悪性、人の世を分け隔て無く呪う物が入っている」




 一応、率直な感想として。
 それ、何てパンドラの箱?

 まあ底に希望があるのだとしても、そんな神秘はノーサンキューですが。



「かつて、アインツベルンを初めとする3つの家系が結びつき、聖杯の召喚システムを作り上げた。
 だが、未だ聖杯の完成を見た者はいない……。
 あるときは召喚に失敗し、あるときはお前の父がしたように聖杯は破壊された。
 こうまで聖杯が完全な形で姿を現すのは、初めてのことだ」

「なぜそんな災厄をこの世に喚び出そうとする!」

「強いて言えば娯楽だよ。
 人間が生み出す娯楽など、二次的な物だ。
 全て唾棄すべき不純物に過ぎん。
 人間は、死の瞬間にこそ価値がある。
 生存という助走距離を以て、高く跳び、空に届き、尊く輝くもの……。
 その瞬きこそが、私の望みだ。




 私はその、 『唾棄すべき不純物』 が大好きですが、何か(笑)。

 ま、確かにこういう人はいます。
 『死』 に価値を見る人、 『死を怖れる人』 に喜びを感じる人、 『生を求める足掻き』 を嘲笑する人。

 それこそ唾棄すべき人間としか思えません。



「この身は、 “星の光” を食べて生きている。
 10年前の火災は悪くなかった。
 あのような地獄にこそ、魂の炸裂、人に於ける最高の煌めきがある。
 無念のまま朽ちる人間の叫びは、胸に迫るものがあっただろう?

 歪な形ではあるが、私ほど人間を愛している者はいない。
 故に、私ほど聖杯に相応しい人間も、いない」




 星の光=(上のセリフの)瞬き、でしょうね。
 生き甲斐というか、存在価値というか、そういう捉え方のようです。

 で、通して見ても、単に自分の欲望しか視界にない、愚かな人間にしか言えない言葉に過ぎません。

 死や破壊は、そこに確かにあった価値を失うこと。
 それを喜ぶというのは、自ら以外の価値基準を認めないということ。
 つまりは、その者以外にとってもまた、その者の価値基準を認める必要がないということ。

 だから私は、言峰の基準を否定します。
 それは 『その基準も認めよう』 と言ってはいけない基準なのだと、そう思います。

 初対面のとき、 『絶対的な悪』 があってこそ士郎の 『正義の味方』 という夢も叶うと言った言峰ですが、確かにセイバーの言う通り、言峰は間違いなく士郎の敵。
 即ち、こうした思考をする言峰こそが 『絶対悪』 の典型。



 そして、その者が 『平穏な社会』 に価値を見いだせず、その破壊に喜びを見いだすのならば――、その者は抹殺されなければなりません。
 ちなみに私は、元から 『死刑賛成論者』
 厳罰主義ではなく、死刑が必要な歪みも確かに存在する、という考えです。

 先程も書きましたが、こういう人、実際にいるんですよね。
 犯罪に走りさえしなければ、つまり自己以外全ての価値基準を現実に否定しなければ、ただ思想の自由の範疇であって全く問題ありません。

 しかし他の価値基準を否定する行動を現実に取ってしまうようなら、その者は、社会から消えてなくならなければならないと思っています。



「……よくわかった。
 お前は俺たちとは違うんだってなあッ!


 士郎の叫びも、当然でしょう。



「お前の生きた年数と私の生きた年数では、大きな開きがある。
 何かで掛け算でもしない限り、埋められる差ではあるまい?
 故に、命を掛けろ(賭けろ)。
 ……あるいは、この身に、届くやもしれん」




 聖杯が垂れ流している呪いを、触手の如く操って士郎を攻撃する言峰。
 士郎に絡みついた箇所からは煙が……。
 強酸の類か熱か、あるいは他の何かなのか――。

 ただこの 『掛け算』 発言は何か、言峰の思惑とは違って、ある意味ヒントを孕んでいる気もします。
 それが何かは、現時点ではわかりませんが――。



「私はお前に期待している。
 お前が衛宮切嗣の息子と判り、内面まで似通っていると知った時の喜びなど、わかるまい?
 10年前に敵わなかった望み――、
 衛宮切嗣という男に、こうしてもう一度引導を渡せるとは思わなかった

「何だってそう、親父を目の敵にするんだ!」

「近親憎悪という奴だ。
 切嗣の行為は、全て癇に障った。
 ちょうど、お前が私に嫌悪感を抱くのと変わらない」




 全然違うよ!(笑)



「親父がお前と似ているだと!?
 ふざけるなッ!!


「お前にはそう見えるだろう。
 何しろ奴は、私を見逃す程の善人だったからな。
 あの大火災を引き起こした私を倒した戦いも、命までは取らなかった。
 だが、私にとってもそれは不快な事実だった!
 あれ程冷酷な魔術師だった男が、私を助けたという事がな!

 ……だが、奴の犯した真の過ちは、それではなく、聖杯を壊しただけで、この戦いが終わったと思い込んだ事だ。
 故にお前に何も伝えず、この呪いに冒されたまま人生を終えた。
 その果てに、数年足らずで命を落とした。
 『自分は聖杯戦争を終わらせたのだ』 という、勘違いの達成感を抱いたままでな!


「それじゃ親父を殺したのは!

「……この私だ……。
 切嗣の最期はどうだったのだ?
 息子であるお前に責任を押し付け、何やら満足して逝ったわけか?




 切嗣は 『聖杯戦争を終わらせた』 と、本当に思っていたのでしょうか?
 切嗣は自分の思い込みをそのまま真実と捉えているように見える壊れた人だけに、どうもその端々に思い込みが見え隠れしているような気がしてなりません。
 なのでどうも私は、言峰が言うのなら本当なのだろう、とは思えずにいます。

 最期の話にしても、言峰はどうやらそれを 『お笑い種だ』 とでも言いたげですが、人の最期なんてそんなものです。
 ひとりで何もかもやり遂げることなどできず、後は任せた、お前の行く末を見られないことだけが残念だ――、とそうなるのは当たり前のことではないでしょうか。



「褒美だ……。
 切嗣と同じ末路を!

 アンリマユ!
 この世全ての悪を、受けるがいいッ!




 言峰が手にとった聖杯の 『呪い』 を投げると、空中で大きく広がり、士郎を呑み込みます。
 が、呪いそのものが肉体ダメージとなるのはともかく、これがアンリマユの召喚とかなら、むしろ精神ダメージ重視の攻撃なのかなー、というイメージになるような気も。

 ……ところで言峰、そういちいち解説が必要な言葉を入れないでください(笑)。



アンリマユ: Angra Manyu

 ゾロアスター教にある 『絶対悪』 そのもの。
 『魔王』 と言い換えてもいいかもしれません。
 より普通に、 『アンラマンユ』 とも読みます。




セイバー

 ま、こういうセリフ↓↓を言っている限り、アルトリアがギルガメシュになびくことは 100%有り得ませんね(苦笑)。
 本当に死んだかどうか、それ以前の問題。

 まるで、彼女の恋人が死んだからこれでオレのモノだ、とか勘違いしているイタイ人みたいです。



「セイバー、お前なら分かろう?
 言峰は極大の呪いを聖杯から喚び出した。
 お前のマスターは最早この世にはおるまい?」

「そんなことはない。
 士郎はまだ生きている」


 痛みにこらえて立ち上がりつつ――。

「……くっ……。
 士郎との繋がりを感じる」

「じきに、聖杯は溢れ出す。
 喜べセイバー!
 あの呪いを浴びれば、お前も俺と同じになれる。
 この世で肉を持ち、第二の生を謳歌できよう」

『英霊なんて連中はなァ、
 二度目の生に興味なんざ無えんだよッ!』


「あなたは “あれ” を浴びたのか。
 なら、あなたも既に……!」




 ところでギルガメシュ、髪を掴むのやめれ。
 はっきり言って、女でも余裕でハゲます。
 マジで。



あの程度の呪いを飲み干せなくて、何が英雄かッ!
 ……この世の全ての悪?
 俺を染めたければ、その三倍は持ってこいッ!

 英雄とは、己(おの)が視界に入る全ての人間を背負う者――。
 この世の全てなど、とうの昔に背負っている!」




 足を掴んで、セイバーを上下逆さまに片手で吊り上げます。
 そんなことをするとスカートが……、
 スカートが……、

 ……あれ?

 しかも何だか真下(地面)から風が吹いてでもいるように、なびいてます。
 さすが神秘の鎧です(笑)。



 で、勝手に婚姻を決めようとするギルガメシュと、当然のように却下するセイバー。
 ギルガメシュが手荒く扱うつもり満々なのはやっぱり、そういう古い時代の暴君だからなのでしょうね。

 つまりそれが王として当たり前なのだと。
 イコール、元の時代にさっさと帰れという気もしますけど。 (ぉぃ



「私は誰のモノにもならない。
 私は女である前に、王なのだから!」

「王にとって国とは己のモノに過ぎない。
 何もかも支配できぬのならば、王などという超越者は不要なのだ



 これは確かにある面で正論です。
 現実問題としてシステムとしての国が複雑化すると、王は国を枯れさせる暴君と化すか、逆に権力を持たない形骸化した王となる他ありません。

 従って、次のギルガメシュのセリフ↓も、全く以て正しいと思います。




「……そんなことだからアーサー王、お前は国によって滅ぼされたのだ」

「ああ、その通りだ。
 だが英雄王よ、そんなことだから貴様は国を滅ぼしたのだ!




 滅ぼしたというか……。
 ギルガメシュ叙事詩の後半は、ギルガメシュの永遠の生の探索に費やされていて、ウルクがどうこうとかいう話から乖離してしまっています。

 前半とて、別に国の安寧を思う王とかでは有り得ず、ギルガメシュと 『民という名前の塊』 があるに過ぎません。
 そういう意味では、確かにこのギルガメッシュは、確かにギルガメシュっぽくはあります。

 ちなみに 『ノアの方舟』 の逸話の原型となった大洪水と方舟の話なども微妙にあるのですが、これを 『王が滅ぼした』 と言うのは無理がある気がしますし。



 自由な方の足でギルガメシュの顔を蹴飛ばして逆さ吊りから脱出し、剣を構え直すセイバー。
 再び魔力を剣に集め、 『エクスカリバー』 を使おうとしているようです。

 そうなると当然、ギルガメシュも 『エヌマエリシュ』 で対抗することになるわけで――、



「……正気か?
 貴様の宝具は俺の宝具には通用せん。
 先刻その身で思い知ったはずではないのか?」

「……」

「……ならば手加減は無しだ。
 消えろ!
 目障りだ女!




 うわっ、ふられんぼがキレた! (違

 またもふたつの宝具が激突して、柳洞寺の境内が閃光に包まれ――。



次回予告

 青い鎧に、銀の長髪の後ろ姿。
 髪の色はともかくセイバーっぽくは見えます。
 ちなみに予告最後に……。

 あちこち顔が焦げて(?)いるものの、満足そうな顔の士郎。

 エアを手に、真剣な表情で戦っているらしいギルガメシュ。
 だからそういう絵を出すと、今話の引きが台無しなんだってば(汗)。

 優等生らしい笑顔の凛。
 切ないなぁ……。

 呪いの 『粉雪』 の中、闘志漲(みなぎ)る顔の士郎。
 歯を食いしばっています。
 次↓の言峰との会話かも。

 やはり 『粉雪』 の中、偉そうに演説(笑)しているらしい言峰。

 髪を下ろしたセイバー。
 何かしゃべっています。

 また 『エヌマエリシュ』 の構えのギルガメシュ。

 登校している(?)士郎。
 交差点で車が通りすぎるのを待っています。

 横を歩いて、こちらを向いている桜。
 何かしゃべっています。

 『粉雪』 の中、黄金に輝く剣を立てているセイバー。

 言峰アップ。何か演z(ry

 剣で何か防いでいる――。
 のではなく、 『鞘』 を使った予感。

 ギルガメシュを横の下からの視点で。

 銀の髪(に見える)のセイバー。
 穏やかな顔です。
 全て終わって、士郎にさようならを言っている予感。
 と言うか、予告でネタバレ禁止!(笑)



 私は、綺麗に終わることは、ストーリー重視の作品では極めて重要だと思っています。
 途中がどれほど優れていても最後で失敗すると駄作と感じますし、逆に途中で多少のミスがあっても、最後が素晴らしいと大幅に評価が上がります。

 エンドレスで延長される、終わらない作品?
 全体のストーリーはゼロ評価になりますが、何か(爽笑)。

 そう、ストーリーを魅せる作品ならば最終話はまさに、最も重要な核のひとつ。
 私は、そう考えています。



 次回、最終話 「全て遠き理想郷」 にも期待しています。



追記: エンドレスで延長するとストーリーはゼロ評価

 これは、私の表現ミスのようです。
 誤解して当然なようなので、追記を(汗)。
 これは、日常回帰のエンディングを否定する言葉ではありません。



 例えば2クール作品として作られ始めた作品を、 『もう2クール』 といったように、後から伸ばすという意味です。
 アニメ版 『 Fate/stay night 』 でこの結末はちょっと有り得ませんし、アニメでこういった展開になろうと思えば、視聴率が大きな意味を持つ夕方や日曜朝などの時間帯である必要があるでしょう。

 ストーリーのプロットができたとき、そこにはそのプロットに最適な長さというものがあります。
 どれほど良くできたプロットでも、最適の長さを超えて伸ばし続けるのならば、いずれは名作の枠から脱落してしまうと、私は思うのです。

 ――即ち、 『起承転結』 のはずのものが、 『起承転承転承転承転承転結』 のようになったとしたら、それは元の価値を失ってしまうのだと。
 つまり、 『伸ばす』 という発想は名作を駄作に変えてしまうものなのだと。



 もちろん商業的な理由で、その作品の放映/連載を続けたい、そういうケースはあって当然です。

 そういったとき、例えば 『第一部完』 とでもして 『起承転結』 を当初の予定通りの長さで終わらせてしまい、新たにプロットを組んで 『第二部』 とでもして始めれば、本来あったはずの価値までも損ねずに済むのではないでしょうか。
 そして必要なら、次のプロットを構築するために、第一部終了をきっかけにいくらか充電期間を置けばいいだけだと思うのです。



 これらが 『エンドレスで延長されるなら全体のストーリーはゼロ評価』 という言葉に、私が込めた意味です。
 一部少年漫画誌などでは常態化している感もありますが、これは正直、クリエイターの才能を錆び付かせる失策のように思えてなりません。

 名作は名作のままで、予定通りに終わらせるべきです。
 ――そうは思いません?



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14. Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ シバッチの世間話 ]   2006年06月16日 10:28
Fate/stay night 1 (初回限定版)うおぉぉっ! お凛ちゃんの絶対領域のアップに、何やらハァハァとエロい声がぁっ! 血? これはもしかしてヤられちゃったって事? お凛ちゃんはもう処女じゃないって事ですか〜〜?(違います) 何ですと? 相手は兄弟子の言峰かい...
15. Fate/stay night #23「聖杯」  [ おカネの錬金術師の錬成日記 ]   2006年06月16日 11:50
「インディ・ジョーンズ」オチに望みがつながり、ちょっとドキドキしてきた。
16. Fate/stay night・第23話  [ たこの感想文 ]   2006年06月16日 12:04
「聖杯」 帰宅した士郎が目にしたものは、瀕死の凛だった。言峰によって重傷を追った
17. Fate/stay night 23話「聖杯」  [ 草紙 ]   2006年06月16日 12:32
 凛が……凛がやられちゃっているよ!!(泣) ああ、なんて苦しそうな表情……! しかも髪まで血でべっとりじゃないの。あの後綺礼がイリヤを攫うために士郎の家に行き、凛に攻撃したんだろうね。そして凛も綺礼には適わなかったという事だろう。あ、でも知り合いだから...
18. Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ 垂れっ流しジャーマン ]   2006年06月16日 14:15
まさに地獄からの使者… ええええええええええ!凛様、重傷…(つД`) 言峰の仕業かぁぁぁぁ!! 士郎、セイバー帰宅…しかし衛宮家には異様な空気が漂う。 遠坂!!!! 士郎の
19. Fate/stay night 23話「聖杯」  [ * Happy Music * ]   2006年06月16日 14:47
私いつもは日曜深夜の、KBS京都で見てるのよね。 でもKBSは11日が放送休止なうえ、1週遅れのままで最終回だったり(苦笑) てなわけで今回と来週の最終回は、水曜深夜のサダP@
20. (アニメ感想) Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 ]   2006年06月16日 15:32
TVアニメ「Fate/stay night」オリジナルサウンドトラック/アニメサントラ (音楽: 川井憲次) 今回も入れて後2話で最終回。最後の戦いがいよいよ始まります。士郎VS言峰、セイバーVSギルガメッシュ。果たしてどのような結末が待っているのか?注目の回です・・・。
21. Fate/stay naight 第23話  [ 鷹2号の観察日記 ]   2006年06月16日 19:31
 凛が血まみれなのに不謹慎なんだけど、 片目をつぶってるのを見たら・・・  くる
22. Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ ミルクレモンティー ]   2006年06月16日 21:09
・Fate/stay night 3   ・Fate/stay night 2 ・TVアニメ「Fate/stay night」オリジナルサウンドトラック  さぁー!いよいよ最終決戦だぁーー!!  って思ってたら、凛がぁ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━!!!       血まみれじゃん!Σ(゚д゚...
23. アニメFate/stay night第23話 「聖杯」感想。  [ 種と月を語るブログ TYPE-0 SPEC2 ]   2006年06月16日 21:35
「犯人は彼奴よ!」 ということで第23話。 なにやらとんでもないことをしてくれた輩がいるようで・・・
24. Fate/stay night  [ まるとんとんの部屋 ]   2006年06月16日 22:00
「聖杯」  うむむ・・・なぜかAパートは見ることができなかった・・・気づいたら「ギルちゃん」が得意技をだしてたよっ!どうやら「凛ちゃん」も「イリヤ」も重要なシーンは見る事
25. Fate/stay night (#23)  [ Hes:TEAR ]   2006年06月16日 22:17
「聖杯」  ワールドカップの都合で2時間繰り上がっての放送です。  来週の放映時間教えてくれなかったのう…。でも1週空きますかな。  戦いも佳境に。  士郎とセイバーは眼がかなりイッてしまわれた言峰&ギルガメッシュとの戦闘に挑みます。  Aパートで士...
26. Fate/stay night  [ 優しい風景 ]   2006年06月16日 22:42
第23話「聖杯」
27. Fate/stay night(23)  [ 王様の耳はロバの耳2.0 ]   2006年06月16日 22:54
[TVアニメ Fate/stay night フェイト/ステイナイト 23話「聖杯」] いよいよ最後の戦いです。 最後の戦いに望む前に士郎がセイバーに託すもの。 そして二人の間の信頼関係。 それがこの戦い ?? Y
28. Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ とくとみぶろぐ ]   2006年06月16日 23:18
Fate/stay night 第23話 「聖杯」を見ました。 言峰に凛がいきなりやられるというオープニングから、セイバーvsギルガメッシュ、士朗vs言峰の最終バトルに入ります。 士朗vs言峰はあまりも力の差がありすぎて、士朗はなにもできずにやられっぱなし。 この局面を打開するに...
29. Fate/stay night 第23話 『聖杯』  [ よせあつめ離島 ]   2006年06月17日 01:42
いよいよラス前です。 士郎VS言峰・セイバーVSギルガメッシュの最終決戦です。 ・・・の割にはアーチャーVSバーサーカー戦みたいな熱いのは感じられない・・・ 眠ったら永眠しちゃうんじゃないのという感じの凛。 こんな状態なのに士郎をちゃんと導いてあげて....
30. Fate/stay night 第23話  [ 螺旋階段 ]   2006年06月17日 09:10
■Fate/stay night 第23話 「聖杯」  残すところ後2話! なんか凛が倒れてますが・・・。    士郎とセイバーが自宅に戻ると、凛は血みどろで倒れていた。 っていうかこの出血でよく生きてますねぇ(苦笑) どうやら言峰がきて、イリヤがさらわれたらし...
31. Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ 穴にハマったアリスたち ]   2006年06月17日 09:24
・Fate/stay night 第23話「聖杯」 気がつけば「Fate」も次回で最終回。 そんなクライマックスに、遠坂さんたらいきなり血まみれに。 どうやら騒動の黒幕の神父さんに急襲を受けたようです。 士郎くん:  「セイバー、タオルと洗面器!」 まず救急車を呼べ。 気の利かな...
32. Fate/Stay Night 23[聖杯]  [ White wing ]   2006年06月17日 10:45
言峰はイリアを聖杯の生け贄にする為に連れ去り、その際に凛を血祭りにしたらしいよ。血だらけの凛は気丈にも士郎に助言と忠告と命令をし大切な剣を渡し眠ったよ。あっまだ死んでないよな(笑)多分
33. Fate/stay night 23話「聖杯」  [ 草紙 ]   2006年06月17日 11:40
 凛が……凛がやられちゃっているよ!!(泣) ああ、なんて苦しそうな表情……! しかも髪まで血でべっとりじゃないの。あの後綺礼がイリヤを攫うために士郎の家に行き、凛に攻撃したんだろうね。そして凛も綺礼には適わなかったという事だろう。あ、でも知り合いだから...
34. ■Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ ゆかねカムパニー2 ]   2006年06月17日 14:38
 士郎が帰って来たのなら、わざわざ玄関のチャイムは鳴らさないと思いますけど、士郎だと信じてぱたぱた走って来た凛、士郎の帰りをずっと待っててくれたんですね。  何
35. Fate/stay night 第23話 「聖杯」 感想  [ アニマッシャイ ]   2006年06月17日 16:00
 エクスカリバーの鞘を士郎から取り出す!!  鞘を取り出した事によって士郎の治癒能力がなくなったんですが、本当に大丈夫だろうか・・・。士郎は今まで無茶な事ばかりしてきて、その時々に治癒能力に頼ってきたんですが
36. Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ ねこにこばん ]   2006年06月17日 17:58
次から次へと剣を交換してくるギルガメシュ.足利義輝最期の戦いとか思い出しちゃいました.
37. Fate/stay night #23  [ Frame_Tears_Another ]   2006年06月17日 19:44
さてさて最終回直前なわけで、当然盛り上がってます!! と、言いきれないこのアニメ。正直ぐたぐた過ぎだと思う... ...
38. 『Fate stay/night』 第23話 観ました  [ 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋 ]   2006年06月17日 20:23
いやぁ〜〜〜〜!!!! 凛様、血まみれ… 下手人は…言峰 目的は、イリヤ イリヤを拉致した目的は、聖杯の生贄にするため。 たく、あのエロ神父…と、思ったのはおいらだけではない筈… 凛様に手をかけ、イリヤをマッパに剥いて貼り付けとは…趣味が悪いにも程がある。 ギ...
39. Fate/stay night 第23話  [ 押し入れ主張 ]   2006年06月17日 20:37
来週で最終回という事もあり、最後の戦いありーの、説明ありーのという感じでした と
40. Fate/Stay night 第23話「聖杯」  [ にゃんこの独り言 ]   2006年06月17日 20:43
 ・・・残り@1話・・・なのにいろいろ置いてかれた伏線とかどうなるんだろ。この
41. +Fate/stay night【23】+  [ ウタウタイ☆アニメ館 ]   2006年06月17日 20:44
第23話「聖杯」     自宅に戻ってきた士郎とセイバー・・・ 待っていたのは血まみれの凛が・・・   そしてイリアは連れ去られてしまった模様です・・・   「コレが最後の助言だからキチンと聞きなさい・・・。」   凛ーーー。 ・°・(ノД`)・°・     ...
42. fate/stay night - 聖杯  [ JUNK KOLLEKTER ]   2006年06月17日 20:51
Fate/stay night 23話                                                                             全体の尺が足りなくなってきたのか、ここ最近駆け足気味で進んでいく 内容が顕著に浮き出...
43. Fate感想始めました#23  [ とりあえず始めました。 ]   2006年06月17日 21:23
■Fate/stay night#23「聖杯」 言峰ご苦労さん、今回はがんばったねなお話。 セイバ−&士郎の帰宅を凜が血まみれでお出迎え。 壁があんなになったって事は貫通したのか。 自身を治療する凜、そういや優秀だったんだよな凜は。 鞘を返したあと対峙する2人。 きんぴか強いな...
44. Fate stay night 第23話。  [ 閉鎖空間 ]   2006年06月17日 23:07
『聖杯』 凛が。・゜・(ノД`)・゜・。 イリヤを綺礼から守るために・・・凄い血だらけです。 瀕死なのに士郎に助言いっぱいしてた。お姉さんっぽくてとても素敵。 死んでないよね?凛には死んで欲しくない。 あの短剣が士郎の役に立ちそうな予\感がヒシヒシ
45. Fate/stay night 追記9  [ Geallza's Power ]   2006年06月17日 23:47
= 第23話 「聖杯」 = '''家に戻ってきた士郎とセイバーは、そこで血まみれの凛を発見する。一体誰が・・・。そしてイリヤも消えていた。''' [[attached(1)]] うっ、凛が変わり果てた姿に・・・。 って、血出過ぎだろー!! 普通そこ...
46. Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ よろずバックステージの向こう側 ]   2006年06月17日 23:48
状況的には危機なんですが、血に塗れている凛が何故かカッコいい。つーかエロい(おい まぁきっと生きてるんでしょうが、それはそれで何だかなぁだし、死んでしまったら悲しいしなーだし。 凛のくれた短剣が決定的な逆転のキッカケになってくれと予想じみた祈りを捧げなが....
47. Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ ブログ 壁 ]   2006年06月18日 00:36
強いて言えば娯楽だよ
48. アニメ フェイト ステイナイト  [ アーリオオーリオ ドゥーエ ]   2006年06月18日 02:44
「聖杯」 ランサーを「捨て石」にしてスタコラ帰っちゃったシローとセイバー。 なんだこの展開? と思ったら次でラストなのね。 ゲームでもこうなのかなあ。 後半、苦しい点が見られますねえ。 では今週の「ダ
49. ★Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ 48億の個人的な妄想 ]   2006年06月18日 04:01
【公式】冒頭、凛、綺礼にやられた?士郎、セイバーが家に戻ってくると、凛、酷い有様
50. Fate/stay night 第23話 『聖杯』  [ 暁の夜明けと夕暮れの空に ]   2006年06月18日 04:40
Fateもいよいよ終盤へ 冒頭から凛様が血まみれですよ!!Σ(゚д゚lll)キャー! 士郎は一晩寝れば大丈夫なこと言っていますが 無 茶 い う なw 各所でツッコまれていますが救急車を呼ばなくていいんでつか? 死??
51. Fate/stay night 第23話  [ Hysteric Moon ]   2006年06月18日 09:04
来週で最終回っすか。 早いね??。 冒頭から血まみれ凛。 やったのは言峰。 イリヤが拉致されてしまいました。 まあ、イリヤが聖杯の器だからなんですけど。 ところで凛よ、 そのアゾット剣はどこから? セイバーに鞘を返す士郎。 これで...
52. ♪Fate/stay night #23  [ RYO団 ]   2006年06月18日 10:39
変○は神父だけでなく、金ピカもなのですね・・・・・ ああ・・・・・凛さんが・・・ 久しぶりに出てきたと思ったら、何とご無体な扱いなんですか・・・ 完全に○態神父はうちの敵! ついでに金ピカも敵! で、いざ最終決戦の始まり。 セイバーさんは金ピカ、士郎は変○神....
53. Fate/stay night 23話 「聖杯」 感想  [ 幻想領域 ]   2006年06月18日 12:46
今回は、ワールドカップの影響で、放送時間が2時間早かったですが、見逃しませんで
54. Fate/stay night 第23話 「聖杯」感想。  [ ぼくのありか。 ]   2006年06月18日 14:15
†††  Fate/stay night  †††Outline戦いの記憶。辿り着いた境地。己が全てを懸けた、二人にとっての聖戦―――Details▼血染め衛宮邸に戻ると、血塗れの凛。口にするのは最後の助言。1つ。言峰の目的、イリヤの心臓を器にすること。2つ。敵は柳洞寺にいるこ...
55. Fate/stay night 第23話「聖杯」  [ 恋華(れんか) ]   2006年06月18日 14:49
Fate/stay night 第23話「聖杯」 いよいよ、最後の戦いに突入!! イリヤが無事なのか気になります。
56. FATE/stay night 第23話 聖杯  [ ミスター馬鹿侍の戯言 ]   2006年06月18日 16:45
やべ、勝手に26話構成と思ってたら次回が最終回でした(汗 FATEもいよいよクライマックス23話「聖杯」の感想です。 うちのパソコン「せいはい」って打ち込んで変換すると一発目で「聖牌」って出るんだけどどうした
57. Fate/stay night 第23話 「聖杯」  [ とくとみぶろぐ ]   2006年06月18日 19:38
Fate/stay night 第23話 「聖杯」を見ました。 言峰に凛がいきなりやられるというオープニングから、セイバーvsギルガメッシュ、士朗vs言峰の最終バトルに入ります。 士朗vs言峰はあまりも力の差がありすぎて、士朗はなにもできずにやられっぱなし。 この局面を打開するに...
58. Fate/stay night 「聖杯」  [ 自由で気ままに 〜L'ala di liberte&agravei〜 ]   2006年06月19日 01:48
残すところ今回を含めてあと2回 全く知らなかったFateも原作をやりたいほど興味を持ちました
59. Fate/stay night 第23話「聖杯」感想だよ!  [ 菫髪と共に・・・ ]   2006年06月19日 12:45
ついに来週最終回! も り あ が っ て ま い り ま し た !
60. Fate/staynight第23話「聖杯」感想  [ accessのweb飛行機写真館 ]   2006年06月20日 07:50
このアニメもいい感じでクライマックス・・・今回はどんな話になるんだか・・・Fate/staynight2早速感想。いきなり凛が大変なことに!!「シロウ、帰ってきたの??」そんな顔で言わないでよ・・・んで本当にシロウが帰ってきてから伝言。なんか伝言言うときだけ体は元気...
61. Fate/stay night(フェイト/ステイナイト) 第23話  [ Cosi Cosi ]   2006年06月20日 11:49
4 Fate/stay night 3Fate/stay night 8 (初回限定版) Fate/stay night for PS2(仮称)〔GAME〕 TVアニメーション「Fate/stay night」オリジナルサウンドトラック きらめく涙は星に/タイナカサチ 【聖杯】 やはり聖杯のうつわはイリヤでしたか…。 魔術回路を元にして...
62. Fate/stay night 第23話実況メモ  [ Hones ]   2006年06月20日 19:54
4296 名前:名無しになるもんっ♪ :2006/06/10(土) 01:22 ID:???今日は面白くなるらしいぞ 4297 名前:名無しになるもんっ♪ :2006/06/10(土) 01:23 ID:???コスタリカが勝ったら面白くなるってさ 4300 名前??!
63. Fate/stay night 第23話  [ katsuma屋日記 ]   2006年06月21日 02:12
そして最後の戦いへ。
64. Fate/stay night #23  [ 夜空に虹をかけよう ]   2006年06月21日 21:44
第23話 【聖杯】 凛 『やっと帰って来た・・・』 凛さん・・・血、血が・゚・(ノД`) 凛 『もう良いかな?眠くて眠くて・・・やるからには死んでも勝ちなさい!私が起きた時には・・・ ・・・』 凛サンーーー!!。゚(゚´Д`゚)゚。ウァァァン イリヤは聖杯の....
65. Fate/stay night 23話 「聖杯」 感想  [ 幻想領域 ]   2006年06月21日 23:34
今回は、ワールドカップの影響で、放送時間が2時間早かったですが、見逃しませんで

この記事へのコメント

1. Posted by まっしゅ   2006年06月16日 00:32
> 凛の論理の組み立てかたからして、言峰は最も警戒すべき人物となっていたはずですが、

まあポカミスなんでしょうね。ゲームのほうをフルクリアされれば、ちょっと違った見方が出てくるかもしれません。

> あの赤ドリルな剣には、神の名前を付けているわけですか。

カリバーンの原典のほうにも微妙な名前が付いています。漢字もおまけで。

> 自由な方の足でギルガメシュの顔を蹴飛ばして逆さ吊りから脱出し、剣を構え直すセイバー。

ゲーム本編では、このあとのギルのセリフもお楽しみください。

で「凛」に関してなんですが.... まあいいか。


2. Posted by なっきー   2006年06月16日 00:52
5  まっしゅさん、こんばんはー!
 コメントありがとうございます。


>> 凛の論理の組み立てかた〜
>まあポカミスなんでしょうね。
 凛はうっかりさんでしたか。
 一種奇襲とは言え、近くに最重要危険人物がいると思っていれば、もう少し警戒したのかもしれませんけれど…。

>カリバーンの原典のほうにも微妙な名前が〜
 実は大仰な名前とか、嫌いじゃないです。
 むしろ大好きです(笑)。
 オカルト系の思想では、名前は非常に重要ですしね。
 ショボい名前だとモノ自体もショボくなったりとか…。

>>ギルガメシュの顔を蹴飛ばして〜
>ゲーム本編では、このあとのギルのセリフ
 それは楽しみです。
 思想的な好悪はともかく、当然濃いキャラの方が濃いセリフを言ってくれるわけで、そういう意味ではとても良いキャラだと思っています。
3. Posted by STR   2006年06月16日 00:54
今回、見ごたえありました。さすがに力入ってます。
若干、疑問に思う箇所や、物足りない部分はありましたが。そこはプレイ済みの贅沢でしょう。

>聖杯システムを作ろうとした3つの家系
片や枯れた名門。片や始祖からして変わり者の、近年の名門。
システムの根幹部分を作った一族としては、固執しようというものです。
うっかりで、毎回早々に敗退を繰り返してりゃ尚のこと。
今回は最善を尽くしましたが、ヘラクレスレベルなら、バーサーカーにしないほうがむしろ強いんじゃ、という疑惑がw

>言峰
精神破綻者ではありますが、ちゃんと倫理観自体は備えてるんですよねえ……。自分が唾棄されるべき存在ってのも理解してるはずです。
原作じゃ、士郎をしてキッパリと「殺していいんだな」と言われています。

続きます
4. Posted by STR   2006年06月16日 00:56
>我様
究極のマイペースには、そりゃこの世全ての悪も通用せんよなあ……。
ぶっちゃけ、外から与えられる悪なんて、気にしなけりゃいいだけですし。

器は文句無くでかいんだけどな、ギル様w

>士郎
泥(アンリマユの一部)に苦戦するのはいい。
が、投影どこいった。アゾット剣は温存するにしても、夫婦剣あたりは出してもいいんじゃね?(混成ルートの弊害です)

>エンドレスで延長される、終わらない作品?
>ストーリーはゼロ評価になりますが、何か(爽笑)。
OK。ダイナミックな連中に対する挑戦と見たw
貫き通して根源到達っつーか、根源そのものになった体現者ですよ?
5. Posted by なっきー   2006年06月16日 01:19
5  STRさん、こんばんはー!
 コメントありがとうございます。


>さすがに力入ってます。
 凛がお亡くなりになってしまったのが残念でなりません。
 今回の記事は星3つですが、評価がどうとかいうより、凹んだという方向で…。

>片や枯れた名門。
 これはアレですね。それは予想通りです。

>片や始祖からして変わり者の、近年の名門。
>うっかりで、毎回早々に敗退を〜
 こういうのって、マジ遺伝しますよね(笑)。
 どうなっているんだか。

>ヘラクレスレベルなら、バーサーカーにしないほうが
 なるほど、確かに(笑)。

>>言峰
>〜ちゃんと倫理観自体は備えてるんですよねえ……。
 確かに、「歪んではいるが」とかも言ってますね。
 私的にも、『俺は正しい!』とか自己正当化するようなタイプの悪党よりは、遥かに好感(?)は持てます。

(続きます)
6. Posted by なっきー   2006年06月16日 01:19
>器は文句無くでかいんだけどな、ギル様w
 それは思いますね。
 ただ者じゃない感はとても強いです。

>>士郎
>夫婦剣あたりは出しても〜(混成ルートの弊害です)
 なるほど、確かに素手で突撃というのは違和感ありました。
 何か捌く/防ぐものを投影するのが、士郎の戦い方ではないのか、という気はします。

>>エンドレスで延長される、終わらない作品?
 これについては、書いたことが全てです(笑)。
 1話ごとの評価はまた別ですが全体のストーリー評価は、際限ない延長の時点でゼロに…。
 どうせ商業的な理由で延長するなら、一旦「○○編完結」とやってから、別のストーリーでスタートして欲しいのですよ。

 ストーリーにとっては「長さ」もまた重要で、その規模に応じた最適な長さがある、とも思いますし。
7. Posted by STR   2006年06月16日 01:41
しまった。誤解があるかもしれないので、ちょいと追加。

>うっかりで、毎回早々に敗退
これ、アインツベルンに関してです。
事、聖杯戦争については、遠坂一族も真っ青のうっかりっぷり。

うっかりや油断といえば、さらに匹敵するキャラがもう一人。このルートでは、さして目立っていませんが……。

>エンドレスで延長される、終わらない作品
意を読み間違えました。
所謂「さあ、戦いはこれからだ!」なエンドのことだとばっかりw

ただグダグダ続けるという意味ならば、同感です。長く続くにしても、メリハリは欲しいですからね。
偉大なるマンネリの域に達するなら、話は別ですが、そこまではなかなかねw
8. Posted by なっきー   2006年06月16日 01:52
5  STRさん、再びこんばんはですー。


>>うっかりで、毎回早々に敗退
>これ、アインツベルンに関してです。
 まあイリヤ自身にしてもヘラクレスを召喚、従えた事にしても、能力的には十分すぎる程高そうですよね。

>うっかりや油断といえば、さらに匹敵するキャラが〜
 むぅ、それは楽しみです(笑)。
 どじっ子萌え!(笑)

>>エンドレスで延長される、終わらない作品
 私も説明不足だったかも(汗)。

>所謂「さあ、戦いはこれからだ!」なエンド
 まあこれはこれで、全く違う意味で問題かも(笑)。

>長く続くにしても、メリハリは欲しいですからね。
 はい、まさにそういう意味です。
 ちゃんと、「ここで○○編終わり!」とやってくれる分には問題無いんですけど。

>偉大なるマンネリの域に達するなら、
 常人には到達が難しいですよね(笑)。
9. Posted by モビカ   2006年06月16日 01:59

今回も楽しく読ませていただきました。では、主に教会組についていくつか。


>>「近親憎悪という奴だ〜」
>>全然違うよ!(笑)

う〜ん、この辺はアニメだけだとやっぱりこういう感想になりますよね。前回のコメントでも言いましたが、事前にもう少し言峰に関して時間を割いて欲しかった。今回はオンステージ状態でしたけど。

>>言峰の目的

ご想像のうちかもしれませんが、今回語られた「理由」は、彼の本心の一部ではあるかもしれませんが、根源的なものではありません。もっと言峰という人間そのものに関わる理由が存在するのですが・・・。まあ、その辺りは原作で。
10. Posted by モビカ   2006年06月16日 02:01
>>言峰こそが 『絶対悪』 の典型。

これはその通りですね。Fateを俯瞰して見たとき、言峰は絶対悪であること必要とされるキャラクターだと思います。
ただ一点勘違いしてはいけないのは、言峰は一般的な道徳や倫理をきちんと理解しているし、その存在も認めているということです。その上で彼は、自分の価値観を貫いている(正確に言うと"貫かざるを得ない")。ゆえに「非道ではないが外道」なのです。

>>「あの程度の呪いを飲み干せなくて〜」

金ぴかとセイバーの英雄観がそれぞれ語られているところですね。ここでは触れられていませんが、実はあの呪いを浴びて自我を保てるというのは、かなりすごいことなんですよね。彼以外のサーヴァントではまず不可能な所業です。まあ、単にメチャクチャ我が強いだけとも言えますが。(続きます)
11. Posted by モビカ   2006年06月16日 02:03
(続き)
で、なっきーさんも仰ってる通り、ギルの方の理論も一面では真実。原作ではセイバーも「この英霊とは絶対に相容れない」と前置きした上で「この男は王だった」と認めるシーンです。このシーンのおかげで、英雄という存在のあり方について厚みが出た気がします。

>>予告

正直、もう少し考えて作って欲しいですね。ネタバレしまくり。


長くなってすみません。次回も楽しみにしています。最後のレビューも頑張ってくださいね。
12. Posted by ユキ   2006年06月16日 03:17
4 すご〜くど〜ん!でば〜ん!!なてんかいでたのしかったです、まる

………いえ別に頭が壊れたワケではありませんよ?
もう最終回なワケですし、なんも考えないでぼーっと見てたいんですよね
有りのまま総てを受け入れる…みたいな?
やっべ!!今の俺かっこよ(ry
セイバーのスカートにあの様な効力が働いているとは思いもよらなかったです、アレですか?因果の逆転ですか?スカートが落ちないという結果が先にあるワケですね
勝手に納得しました
13. Posted by 通りすがりのアンドロイド   2006年06月16日 05:22
おはようございます

ちょっとだけ最終決戦は凛ルート的展開を期待していた自分が居る
でないと士郎タン目立たな・・・

最近凛分が不足気味です
私には必須成分ですので凛をもっと出して欲しいなぁとか


次回でとうとう最後ですねぇ
まぁ最終話のサブタイトルは原作プレイ済みなら間単に予想できたですよ

先日PS2版のFateとメルブラの予約を済ませてきましたが、管理人様はいよいよ来週からPC版が解禁ですね
PC版の進捗状況なんかもUPされたりしたら嬉しいかもしれません

14. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:05
5  モビカさん、ユキさん、通りすがりのアンドロイドさん、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>モビカさん

>今回も楽しく読ませていただきました。
 ありがとうございますー。 ヽ(´∇`)ノ

>>「近親憎悪という奴だ〜」
>>全然違うよ!(笑)
>う〜ん、この辺はアニメだけだと〜
 まあもっといろいろネタがあったとしても、尺が足りなかったのでしょうね。
 言峰に関しては、目的がバレる→ラストエピソードへの流れ、とならざるを得ませんし、そうなるとあまり早く情報を出せない気もします。

>>言峰の目的
>今回語られた「理由」は、〜根源的なものではありません。
 そういうのは好きですね。
 例え悪役であれ、やはり深みが欲しいところですし。

(続きます)
15. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:06
>Fateを俯瞰して見たとき、言峰は絶対悪であること
>必要とされるキャラクターだと思います。
 自覚があってなお、この道を進むというのもわかる気がします。
 と言うか、「自分は正しい」と言いながら利己的な行動を取る人は、起きた事が重大だとしても所詮は小物ですよね。

>ゆえに「非道ではないが外道」なのです。
 なるほど…。

>実はあの呪いを浴びて自我を保てるというのは、〜
 それはわかる気がします。
 私も、記事中でもアンリマユのところで微妙に書いてますが、肉体ダメージよりも、精神ダメージの方が重大なんじゃないかと。
 破壊されて空っぽになったり、理性が無い獣になったりとか、ありそうです。

 …でも何気に士郎、精神攻撃には強そうな予感…。

(続きます)
16. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:07
>セイバーも「この英霊とは絶対に相容れない」〜
>「この男は王だった」と認める
 確かに大物ですし、王者ですね。
 小物でないだけに私などはかえって、時代錯誤感を強く感じているのかもしれません。

>>予告
>正直、もう少し考えて作って欲しいですね。
 私は、予告では何にもわからなくてOK、という極端な人ということもあるのですけれども、でも制作側の人はダイジェストにしないといけない、みたいな感覚があるように感じる時があります。
 別番組でも「え!?この人死んだ!?」と思ったら、予告でぴんぴんしてたりとかありましたし(苦笑)。

>次回も楽しみにしています。最後のレビューも
>頑張ってくださいね。
 はい、頑張りますー。 ヽ(´∇`)ノ

(続きます)
17. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:08
>ユキさん

>すご〜くど〜ん!でば〜ん!!なてんかいでたのしかった
>です、まる
 おとなりのおねえちゃんは、いっせいおにいちゃんはぜったいしろうげきらぶだっていってました、まる

>もう最終回なワケですし、なんも考えないで〜
 後ろ半分くらいは後日談でしょうし、時間的にも、あまり長い説明が必須のようなネタは出ないのではないかと、何となく思っています。

>セイバーのスカートにあの様な効力が働いているとは〜
 まさに神秘です。

>アレですか?因果の逆転ですか?スカートが落ちないという
>結果が先にあるワケですね
 なるほど、それは鉄壁の防御と言えそうです(笑)。

(続きます)
18. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:08
>通りすがりのアンドロイドさん

 おはようございますー! (*´ヮ`)ノ

>凛ルート的展開〜
>でないと士郎タン目立たな・・・
 むー、やっぱりセイバー主人公展開かもしれませんね。
 まあ士郎は、アンリマユの呪いに耐えて言峰をどうにかすれば、それで十分でしょう。

 ……。
 何か士郎も言峰を見逃しそうな気がしてきました(笑)。
 これだからお前たち親子は腹立つ!とか言われつつ(笑)。

>最近凛分が不足気味です
 藤ねぇ分も不足してます。
 あと、またも柳洞寺が舞台になったことで、一成の元気な姿を見たいと思ってます。

>最終話のサブタイトルは原作プレイ済みなら間単に予想〜
 元となる文言が出てきているのでしたら、今までのパターンから言って、確かに最終話に「これ」を使いそう、とかわかりそうですね。

(続きます)
19. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:10
>PC版の進捗状況なんかもUPされたりしたら嬉しい〜
 ありがとうございます!
 そう言っていただいた事は、しかと覚えました。
 ただ、正直言いまして何もかも未定です。

 独立記事にはしないかもしれませんし、書いたとしても考察記事のような形にはならないかもしれません。
 ある程度終わったときに、感想記事にするかどうかも同じように未定です。
 あるいは雑記系記事の一部に、○○ルート終わりました、みたいな文と短い感想が混じるだけで終了、という可能性もあります。

 まあそういうわけで、どうするかは全く考えてません。

 プレイの進行が、早くはないかもしれないという理由もあります。
 私は本を大量に買う人ですし、あまり一時に詰めてプレイすると、情報整理しないままに次を読んでしまうこともあって勿体ないですし。
20. Posted by シマ   2006年06月16日 07:27
 >>言峰
 う〜んやっぱり言峰に関する描写が全然足りなかったかな。
 今回の話でも、初見の人は多分なっきーさんのような感想を抱くのがほとんどだと思います。
 まあ彼の本質についてはアニメだけじゃ想像もつかないと思うので、原作をやらないと仕方がないのかな。
 「近親憎悪」っていうのも本当に間違いじゃないんですけどね……。

 あ、そういえば今回凜への描写も全然足りなかったな……
 これじゃ本当に死(ry

 あとイリヤが人間として生きられるかどうかについても、原作で補完できます。
 最終回で少しは語られるのかな?
21. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:47
5  シマさん、こんにちはー♪
 コメントありがとうございます。


>>言峰
>彼の本質についてはアニメだけじゃ想像もつかないと〜
 まあ自己矛盾さえなければ、アニメ版言峰ってことで、有りだと思うのですよ。
 原作と同じでなければならない、とは思いませんし。

 と言うより、どの道情報量の差で原作の忠実移植が不可能なのは確実なのですから、変更点が矛盾しないよう考証することの方が重要だと思っている、と言った方が正確かもしれません。

>凜
>これじゃ本当に死(ry
 原作でどうなっているかはわかりませんけど、私は、次週お葬式になっていても何の矛盾もないと思ってます。
 助かった根拠となる「自分で治した」という言葉よりも、「最後の助言」とか言っている言葉の方が、この場面ではどう考えても重いという理由もありますし。

(続きます)
22. Posted by なっきー   2006年06月16日 07:49
>イリヤが人間として生きられるかどうか〜
>最終回で少しは語られるのかな?
 これはちょっと期待したいです。
 こうして不幸な出来事があったのなら、乗り越えたあとの幸せも見たいですし。

 あと藤ねぇ…は後日談部分にちゃんと出そうな気がしますが、一成がセリフ無し1コマとかで終わりそうな予感も…(汗)。
23. Posted by ケイタロウ   2006年06月16日 09:08
これは「ひぐらし」も同じですが、原作があれだけのボリュームなんで、24話分に情報・描写が圧縮されてしまうのは仕方ないんじゃないでしょうかね。それを踏まえた上で、アニメ版の意図を汲み取った方がより建設的なように思えます。そこからの評価は、個人個人になりますがね。

>エンドレスで延長される、終わらない作品?
あの予告を観たらなっきーさんの解釈になってしまうでしょうが、そもそも「Ftae/stay night」は日常/非日常の物語なんで、元に戻るだけです。という訳で、心配はいらないと思いますよ。

ラストバトルの燃えは最終回に持ち越されてしまいました。アゾット剣が出てきてないのも、士郎ピンチの状況をひっくり返すタメなんじゃないかと。まあ、視聴者はわかってしまってるんで、演出としては今一つ盛り上がらないかもしれませんが(汗)。
24. Posted by シバッチ   2006年06月16日 10:26
どうもです〜〜。

>犯人はこの3人の中に必ずいる
いや〜〜、私も嫌いですねぇ、こういうの。
何で断定できるのかいつも疑問なんですよ。
たとえ孤島であったとしても隠れる場所はあったりしますからねぇ。
そういう意味では、この作品も身内に関係者が多すぎて何ですが(笑)

>士郎が帰ってきたと思い込んで
これは殺し合いをしている人間の感覚としては変ですよね。
士郎ならともかく(笑)お凛ちゃんがやるのは変です。
まあ、これまでも士郎を殺せなかったりと甘いところがあるのでしょうがないですか。
しょせんはまだまだ小娘なんでありますな(笑)

>在るべき場所在るべき時代へ
そういや、これっていつ考えたんですかね。
セイバーさんをこの時代に残すことが戦う理由になっていたはずですが。
言峰に対する答えを言った時、だとしても「セイバーさんを捨てる」的な思考が欲しいところであります。
25. Posted by シマ   2006年06月16日 13:38
 ちょっと思い出したので付け足し
 
 >>言峰の戦闘力
 凜が「あなたじゃ綺礼(言峰)には勝てない」と言っていましたが、あの信念等を抜きにしても言峰はかなり強いです。
 「聖杯の泥」なんか使わずとも、その身体能力などは士郎より圧倒的に上です。
 聖堂教会の「代行者」として数々の修羅場を潜り抜けてきたのは伊達じゃないって事ですね。

 ただし、どんなに強いと言っても、どこぞのカレー好きのお人には到底太刀打ちできないそうです。
 まあこれは同じ教会の人間と言っても立場が違いますし、彼女がちょっと強すぎるだけなのでしょうけど…。
26. Posted by 通りすがり   2006年06月16日 13:43
アゾット剣の詠唱ですけど、「lasst(レスト)」です。
英語のletに相当する使役の助動詞ですが、ドイツ語なので上の表記は少し間違ってますのであしからず。
(厳密にはaはウムラウト、ssはエスツェットにするべき)

凜は言峰をかなり信頼しているので予想外だったと思います。実際兄弟子で後見人だったわけだし。
前回の戦いで負けたっていう言葉を疑う事はしなかったんじゃないでしょうか。
あー、あと言峰はかなり強いので、まともに遣り合っても勝てるかどうかは微妙な所です。
27. Posted by なっきー   2006年06月16日 18:32
5  ケイタロウさん、シバッチさん、シマさん、通りすがりさん、こんばんは!
 コメントありがとうございます。



>ケイタロウさん

>原作があれだけのボリュームなんで、24話分に〜
 実は私はある意味、原作原理主義と言われる人たちの対極で、原作をどれだけ無視しようと、アニメ版単体で論理の破綻が無ければOKという、かなり極端な主義なのですよ。
 「原作の再現度」よりも、「アニメ版単体の完成度」を重視しているわけです。

 私はこのアニメ版Fateは、そういった意味ではかなりうまくやっていたと思います。
 ただ原作再現度軽視派(ぉぃ)としては、もう少し情報量を減らしてでも、一部話が飛んでいるように見える部分を消した方が良かったのではないかとも思っています。

(続きます)
28. Posted by なっきー   2006年06月16日 18:33
>>エンドレスで延長される、終わらない作品?
 これについては私の表現がまずく、全く違う意味で解釈なさってしまっています(汗)。
 説明するとコメント欄には少々長すぎますので、本文に追記を入れました。
 よろしければ、そちらをご覧くださいまし。
http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50382744.html#2006061501

>アゾット剣が出てきてないのも、士郎ピンチの状況を
>ひっくり返すタメなんじゃないかと。
 なるほど、そうかもしれませんね。
 言峰はその辺ぬかりがなさそうですから、最初から見える位置にあれば切り札として機能しないかも…(汗)。

(続きます)
29. Posted by なっきー   2006年06月16日 18:34
>シバッチさん

>>犯人はこの3人の中に必ずいる
>たとえ孤島であったとしても隠れる場所はあったり〜
 そうなんですよね(汗)。
 「他に犯人候補がいるかもしれない」と考えもしないのは、思い込みは策士を殺す、まさにこれなんじゃないかと…。

>>士郎が帰ってきたと思い込んで
>士郎ならともかく(笑)お凛ちゃんがやるのは変です。
 士郎は直感と感覚の人ですからしょうがないです(笑)。
 確かに、策士としては凛もまだ経験不足、ちょっと甘いのかもしれないですね。

>>在るべき場所在るべき時代へ
>セイバーさんをこの時代に残すことが戦う理由に〜
 過去をやり直すのがなぜいけないか、そう考えた時に思い至ったのではないでしょうか。
 士郎が最初言っていた「今ここで生きるべきだ」というのも、「有り得てはいけない夢」(後のセイバー)という意味では同列なわけですし(汗)。

(続きます)
30. Posted by なっきー   2006年06月16日 18:35
>シマさん

>>言峰の戦闘力
>あの信念等を抜きにしても言峰はかなり強いです。
 でしょうね(汗)。
 生きてきた年月の差、みたいな事を言っているのも伊達ではない感じです。
 その期間研鑽を重ねたという、重みがある気がします。

>どこぞのカレー好きのお人には到底太刀打ちできない
 まあ…、彼女は仰る通り、強すぎでしょう。

(続きます)
31. Posted by なっきー   2006年06月16日 18:35
>通りすがりさん

>アゾット剣の詠唱ですけど、「lasst(レスト)」です。
 ありがとうございます!
 本文にも修正・追記を入れさせていただきました。

>凜は言峰をかなり信頼しているので予想外だった〜
>実際兄弟子で後見人だったわけだし。
 ああ、なるほど…(汗)。
 凛的には「主人公が犯人!?」くらいの反則技、予想外の黒幕だったわけですね。

>あー、あと言峰はかなり強いので、〜
 うーん、そうなると奇襲を受けなくてもどの道、凛は士郎たちが帰還するまで粘れるかどうかだけ、となりそうですね(汗)。
32. Posted by たけろー   2006年06月17日 02:42
こんばんは。たけろーです。

…凛は、ああいう娘ですしね、らしいといえばらしいです。
だからこそ Fate 女性キャラ一番のお気に入りなんですが。

> それは叶わぬ願いのままでいいのだと。
それでも追いかけ続ける人たちなんですよね。(汗)
見ていて危なっかしいけど、頑張って欲しくもあります。

> 言峰綺礼
うむむ…。切嗣より葛木先生に似ていると感じる…。(汗)
「歪み」を自覚しているところとか。

後、考えすぎかもしれないけど、助けられたことが気に
くわないって……もしかして、止めて欲しかった?……

って、そんなヤワじゃないですよね。(笑)

> と言うか、予告でネタバレ禁止!(笑)
最高の演出の1つは「結末を悟らせないこと」ですよね。
サブタトル読み上げだけの予告だったらよかったのに…。

その後でコトミーの笑い声とか聞こえたらなお良し。(笑)

(続きます)
33. Posted by たけろー   2006年06月17日 02:43
私も、本来の形をなくしてまで、続けるべきではないと
思いますね。

アニメ Fate ですが、少しプロットポイントの設定を
失敗した感じですね。なっきーさんが言われたとおり、
アーチャーの最期を中心にすえた感じがします。

そうではなく、それを受けて士郎の力が目覚めるところ、
バーサーカー戦終了を真ん中にもってくるべきだったと
思います。
その方が、前半のスローな感じと、後半の話の飛び具合を
うまく対処することができたのではないでしょうか。

アーチャーの最期は、きっかけに過ぎないと思います。
カッコよかったし、ラストの演出もよかったのですけど。

実際、士郎の力の目覚めから、展開が変わってきますし。
セイバーのデレの始まりでもありますしね。(笑)

純粋に物語や作品を楽しめなくなったのが嫌で、こういう
考え方はしなくなって久しいのですが、やはり好きだから
一言いいたいと。(苦笑)

(続きます)
34. Posted by たけろー   2006年06月17日 02:47
> 名作は名作のままで、予定通りに終わらせるべきです
在るべきモノは、在るべき結末で。在るべきカタチで…、
やはり誰かと似ているところがあるのでしょうか。(笑)

後は、ラストと、なっきーさんの原作レビュー(感想)に
期待ですね。

1つ重なったので消してください。(汗)
では。
35. Posted by なっきー   2006年06月17日 06:53
5  たけろーさん、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>…凛は、ああいう娘ですしね、らしいといえばらしいです。
 他人のために考えている時にはあまり抜け目が無いのですが、自分の事になると割と詰めが甘い気がします(汗)。
 …まあ、我が身可愛いタイプじゃないですしね…。

> それは叶わぬ願いのままでいいのだと。
 士郎は、鞘を返す事で、自分だけの力で挑戦しようとしているんですよね。
 これが、このシナリオのテーマなんじゃないかという気がしています。
 大変なんだから鞘の力を借りればいいじゃない、という考え方と対極の、

「力及ばずに死ぬのならそれもいい」

という考え方ですね。
 それを愚かと思う人も当然おられるでしょうけど…。

> 言峰綺礼〜切嗣より葛木先生に似ていると感じる…。(汗)
>「歪み」を自覚しているところとか。
 なるほど、確かに…。

(続きます)
36. Posted by なっきー   2006年06月17日 06:55
>助けられたことが気にくわないって……
 まあいろいろと想像はできますね。
 例えば、もう放置しても無害だと思われた→むかつく、といった感情も「有り」な気がしますし。

>最高の演出の1つは「結末を悟らせないこと」ですよね。
 いっそ、ニセ情報さえ出さないなら、視聴者をどうやって騙そうか、そんな予告でも構わないとさえ思います。
 あるいは私の希望は「予告」という言葉に反しているかもしれませんけれど…。

>その後でコトミーの笑い声とか聞こえたらなお良し。(笑)
 それは素晴らしい!(笑)

>私も、本来の形をなくしてまで、続けるべきではないと〜
 一旦終わってから別プロットで始める分には、変質してしまっても構わないと思うのですけれど…。
 同じ枠内で続けると、そこまで築いてきたものが台無しになる気がします。

(続きます)
37. Posted by なっきー   2006年06月17日 06:56
>アニメ Fate ですが、少しプロットポイントの設定を〜
>そうではなく、それを受けて士郎の力が目覚めるところ、
>バーサーカー戦終了を真ん中にもってくるべきだったと〜
 それなら前後半の長さと内容の比率が、近くなりそうな気がしますね。
 なるほど…。

>実際、士郎の力の目覚めから、展開が変わってきますし。
 あそこは、士郎がただ思いの強さだけでない、主人公たる資格を初めて得た時のような気もします。

>セイバーのデレの始まりでもありますしね。(笑)
 後の、「士郎はずるい」のキスの後の朝チュンでも、セイバーの魔力が回復してるんですよね(笑)。
 何をやっているのでしょうか(笑)。

>やはり好きだから一言いいたいと。(苦笑)
 すっごくわかります。
 私も好きだから言う、大嫌いなら放置(笑)という人ですし。

(続きます)
38. Posted by なっきー   2006年06月17日 06:57
>在るべきモノは、在るべき結末で。在るべきカタチで…、
>やはり誰かと似ているところがあるのでしょうか。(笑)
 言われてみれば(笑)。
 通じる部分はあるのかも?

>なっきーさんの原作レビュー(感想)に期待ですね。
 あはははは(汗)。
 これを書くかは全くの未定なんですよね。
 そもそも多分、私はたくさん本を買う人なのであまり速く進行しないと思いますし、そうでなくてもボリュームある作品だそうですし。

 もし書くとしても、買っていない人向けのネタバレ最小での紹介記事的なものになる可能性も高いです。
 と言うか、発売からこれだけ時間が経てば、考察系記事とかは他にいくらでもありそうですし…。
39. Posted by 真神恵   2006年06月17日 11:34
 コメントでは初めまして。他作品も含めいつもTBをありがとうございます。この「Fate」と「ホスト部」は特に楽しく記事を拝読してます。今回は、とても共感した箇所がありましたのでコメントさせていただきます。

>名作は名作のままで、予定通りに終わらせるべきです。
 同感です。連載中漫画のアニメ化の場合、原作に追いついてしまいダラダラと無駄に30分を使ったり、後で矛盾が生まれるようなオリジナルを入れてしまったり……。それが面白くなかったりした日には……(苦笑) 原作なしアニメでも初期のシリーズは面白くてまとまっていたのに、続けさせた結果終わる頃には全く面白くなくなり飽きてしまった事があります。

 初めての書き込みなのにすみません。続きます。
40. Posted by 真神恵   2006年06月17日 11:37
>予告でネタバレ禁止!
 絵を見せると必然的にネタばれになると思ってますので、予告に関して私は“いらない”派です。また“前回のあらすじ”も。毎週見ている人には不要ですし、DVDがすぐに発売される昨今では無用だと思います。
 「ひぐらし」のような予告ならあってもいいかなとは思いますが、「Fate」の思いきりネタばれ予告は殆ど見ていません(笑) いい終わり方をしても、予告で台無しにしてしまうのは勘弁してほしいですね……。尺がないのならその分本編に使えばいいのにと正直思います。

 それにしてもこちらのコメントは「原作プレイ済み」の人ばかりなのですね。うっかりネタばれ部分を読んでしまった時は……。アニメはアニメ単体で楽しむ私としましては、いちいち原作と比べなくても……と思う事が他作品も含め多々あります。

 こちらのコメント欄は字数の制限があったのですね……。二度の書き込み、失礼しました。
41. Posted by なっきー   2006年06月17日 13:15
5  真神恵さん、初めまして、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>「Fate」と「ホスト部」は特に楽しく記事を拝読してます。
 ありがとうございます! \(≧∇≦)/

>同感です。連載中漫画の〜原作に追いついてしまい〜
 そうですよねー。
 一度区切りの良いところで切って、別番組を2クールくらい挟めば、変な時間潰しや即興オリジナルを入れる必要も無くなるでしょうに、って思ってしまいます。
 少なくとも、質を落としてまで「持続」に固執しても損をするだけだと思いますし。

>初期のシリーズは面白くてまとまっていたのに、続けさせた
>結果終わる頃には全く面白くなくなり〜
 漫画での「コミックス第●巻までは面白いのに」状態ですね。
 あと、ここではストーリー物について書いてますけど、ギャグ物とかでも、キレが無くなってきたら一度休んだ方がいいのかもしれません。

(続きます)
42. Posted by なっきー   2006年06月17日 13:16
>絵を見せると必然的にネタばれになると思ってますので、
 そうかも…。
 見せる方は、「この程度見せてもわかるまい」的な感覚だったりもしそうですけれど、実際、割と丸わかりですよね(汗)。

>予告に関して私は“いらない”派です。
 なるほど、無くしてしまっても良さそうですね。

>また“前回のあらすじ”も。
 これは完全に同感です。
 それに中身さえ面白ければ、先週の流れがわからなくても案外普通に楽しめますし。

>「ひぐらし」のような予告
 あれは録画を使って、何としても読もうと思わないとわからないですよね。
 時々ちょっと情報出し過ぎてますが(笑)、方法としては上手だと思います。

>尺がないのならその分本編に使えばいいのにと
 私、そういうの大好きなんですが(笑)。
 CM前後のアイキャッチを削ってる作品もありますね。この程度の時間でも、1〜2シーンくらいできるらしいです。

(続きます)
43. Posted by なっきー   2006年06月17日 13:17
>こちらのコメントは「原作プレイ済み」の人ばかり
 基本的に、アニメの展開における先の流れについてのヒントとかは、お返事の時にご遠慮いただくようお願いしていますが、それ以外の脇道のお話は問題ないと思ってます。
 …が、それは当然私「だけ」の基準ですから、合わないと思われた場合には、見ない方が良いかと思います(汗)。

>アニメはアニメ単体で〜いちいち原作と比べなくても……
 ああ、何だか真神恵さんとはいろいろ話が合いそうな予感がします。 (*´ヮ`)ノ
 私も、アニメ単体で自己矛盾がなければ原作と矛盾OKで、アニメ単体の完成度を上げるための改変ならどんどんやってください、という人です。
 原作原理主義的な人の評価は落ちてしまうでしょうけれど…。

(続きます)
44. Posted by なっきー   2006年06月17日 13:17
>こちらのコメント欄は字数の制限があったのですね……。
>二度の書き込み、失礼しました。
 いえいえ、私自身が連投コメントしまくりですし…。

 管理画面に、コメント欄の字数制限を取り払う選択肢が欲しい今日この頃です(苦笑)。

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