2008年10月20日

地獄少女 三鼎 第三話 「腐った果実」3

 かつて彼女と私は同じ場所にいた
 彼女から受ける苦しみが、私から夢を遠ざけていった

 いつしか彼女は光の中で歌っていた
 そして私は闇の中で呪いを紡いでいた

 彼女は才能に恵まれ、運があったのだとしても、
 私にはそれらがなかったのだとしても

 赦すことはできない
 決して、
 決して――!



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地獄配信
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森山ジュン

 休み時間、アミーゴスが楽しそうに遊んでいても、御景ゆずきはぼうっとただ俯いている。
 その様を、教師や用務員に化けて賽河原第四中学校に潜り込んでいる三藁たちが心配そうに見守っていた。

 閻魔あいに憑依されたことを、誰にも相談していない。
 信じてもらえないと思っているのか、相談相手がいないのか。

山童「そう言えば、彼女って、父親の仕事の都合で、ずっと一人暮らしでしたね」

 ゆずきの前にある水溜まりには、閻魔あいの姿が映っている。
 ゆずきをじっと見つめている。



※ 母が病気で―― 、というのを予想していたのですが、外れました。
 仕事でというだけなら引っ越し&転校の方が普通だと思うのですが、あるいは頻繁に全国を転々とするような仕事なのかもしれません。※



 秋恵と並んでの帰り道、ゆずきは人だかりを見つけた。
 行ってみると道に照明やカメラが並び、何かの撮影をしているようだった。

「ああっ! あれって、アイドル歌手の森山ジュンじゃない!?」

「私は運命を憎みます。
 生き別れた兄とも知らず、あなたを愛してしまった……、そんな運命を憎みます……」


 秋恵の指す方ではドラマの1シーンだろうか、森山ジュンが演技をしている姿が見えた。
 このシーンの撮影はすぐに終わり、ジュンは監督に演技力を褒められていた。



 生で見た森山ジュンは画面越しに見るより可愛かった。
 秋恵によれば、おじさん世代にも人気があるのだという。

「そうなんだ」
「おじさんたちってさあ、ああいう真面目っぽい子好きだよねえ」


 話しながら歩いていて、視界の端に入ったものが引っかかった。
 二人、少し戻って横手の路地を覗く。
 そこには太った身体に、シャツ無しに直接オーバーオールを着た不審な男がいて、その向こうには――。

「へへっ、俺、ジュンちゃんのファンなんすよう。
 へ、へへ、俺の全てを見てもらうっスぅ」
「やめてください……!」


 震えているジュンは、オーバーオールを脱ぎ始める男から目を逸らし、壁の方を向いてしまう。
 悲鳴を上げる余裕もないようだった。
 だから、代わりにゆずきたちが大声で人を呼んだ。

「誰かー! 誰か来てー!」
「早く来てー!」

「あ、ああ、やべっ」


 男は慌てて逃げ始める。
 そこに、声を聞き付けた吉沢マネージャーと事務所の井本社長が駆け付けてきて、事なきを得た。
 ゆずきたちも笑顔を浮かべる。



 井本や吉沢はお礼をしたいと言うが、まだ撮影中ということもあって困っている。
 するとジュン自身が彼らに提案した。

「なら、ホテルに彼女たちを招待して、夕食をご馳走するなんてどうかしら。
 もちろん、あなたたちが良ければだけど」


 ゆずきたちも謝礼目当てでしたことではないとは言え、そのくらいならと、笑顔で申し出を受けた。
 その様子を、人混みの隙間から睨み付けている少女がいた。



百田昌子

ゆずき「ああ、ドキドキする!」
秋恵「せっかくの料理なのに、味わかんなさそう!」

「ねえ」


 夜、ゆずきたちは早めに待ち合わせ場所へ行って、迎えが来るのを待っていた。
 すると、近寄ってきて声を掛けてきた少女がいた。

「あなたたち、これから森山ジュンに会うんでしょ?」
ゆ「……な、何で知ってるの?」
「これ、彼女に渡して欲しいんだけど。
 百田昌子からだって言えば、きっとわかると思うから」


 無愛想な暗い子だったが、その時だけ、少し―― 笑った……のだろうか?
 差し出した彼女の手には、封筒があった。



輪入道「まずは、季節の野菜を使った、オードブルにございます。
 ごゆっくりどうぞ」


 頭が綺麗に禿げ上がった、品のいいおじいさんがそう言ってニカッと歯を光らせた。一礼して下がっていく。
 ゆずきたちは緊張してなかなか箸が動かなかったが、ジュンに、そして吉沢に勧められ、彼が率先して食べ始めるのを見て、ようやく食べ始めた。
 とても美味しくて、ゆずきたちはたちまち笑顔になった。

井本「ジュンは高校に進まずに芸能活動に専念しているからな。
 君たちみたいな、同世代の友達と話す機会は、全然無いんだ」
吉沢「どうか気楽に、ジュンの話し相手になってやってください」
ジュン「社長、吉沢さん、私の話はどうでもいいの。
 今夜の主役は、彼女たちでしょ?」


 井本も吉沢も笑ってそれを認め、謝った。
 いい人たち、暖かい職場のようだった。ゆずきと秋恵は顔を見合わせて笑った。



 食事が終わると、二人して森山ジュンのサイン色紙をもらった。
 すると秋恵が豆知識を披露する。

「ねえ知ってます? 色紙って、サインした方が裏なんですよ?」

 何でも 『私はまだ表にサインするほどの身分ではありません、これからも努力と精進を重ねます』 という意味があるらしい。
 ゆずきもジュンも、感心している。
 井本は、ジュンももっと頑張らないとと発破をかけ、ジュンも笑顔で応えた。

ゆずき「え……!? こんなに人気があるのに、まだ頑張らないといけないんですか?」
「私には夢があるの」
「夢?」
「私の歌がずっと、例えば、私が年を取って死んじゃった後でも、みんなに歌い継がれていく―― 、私、そんな歌手を目指しているの」
井本「所謂、伝説の歌手って奴でなあ」


 今度はゆずきたちがジュンに、本当に歌が好きなのだと感心した。

「歌だけじゃないよ?」
井本「ファンも大切だって言いたいんだろう?」
「はーい!」


 ジュンは笑顔で応え、ゆずきたちも笑った。



 ゆずきは 『ファン』 という言葉で、ふと預かっていた物があることをを思い出した。
 差し出された封筒を受け取ろうと、吉沢が笑顔で席を立つ。

「お? ファンレターかなー? どれどれ?」
百田昌子さんって言えばわかるって」
「「「……っ!!」」」


 場が凍り付いた。
 ジュンが、井本と吉沢が目を見開いて息を呑む。

 封筒を開けようとしていた吉沢は手が震え、端を破るはずが、封筒を真っ二つに引き裂いてしまう。
 中身がテーブルの上に落ちた。
 ゆずきたちも目を落とす。ジュンの写真がたくさんあった。

 一枚目はセクシーで、グラビアの水着写真と言っても通りそうだ。
 二枚目はなぜか女王様ルックで鞭を持ち、Sっ気のある笑いを浮かべている。
 三枚目は、斜め後ろからとはいえ、ヌード写真のようだ。
 四枚目は一枚目と同じ水着で―― 、M字開脚をして不敵に笑っている。
 五枚目は――。


 吉沢が必死に掻き集める。
 ジュンは俯いてしまい、井本も黙り込んでいる。
 ゆずきたちは、どう反応して良いものか、顔を見合わせてしまった。

吉沢「な、何だこれ! 酷え悪戯する奴もいるもんだな!
 は、はは!」


 井本は咳払いで応え、席に戻った吉沢は、急に口を閉ざしてしまった。



※ idol とは偶像。つまり崇拝の対象なのですから、 『ちょっと前は痛い子でしたが今はいい子です』 というのは、他の職業よりも通用しづらいのは確実です。
 少なくとも、これらの写真が表に出れば清純派路線を保つのは恐らく不可能でしょう。芸能人を続けられたとしてもファン層が変化し、今までより性的な関心を主体とした男性の比率が増え、逆に女性ファンは激減することでしょう。

 つまり、 『歌い継がれる』 夢はここで破綻します。※



腐った果実

 きくりが歌いながらキコキコ三輪車を漕いでいる。
 後ろを山童がついて歩いている。

「あーいしてーるー♪ あーいしてー…」
山童「媛(ひめ)は歌もお上手ですね」
「おう! 今度カンオケに連れてけ!」


 ……どうやらカラオケのことらしい。



 ゆずきたちが外に出たとき、雨は上がっていた。
 妙に疲れた気がする。

 昌子が近付いてきた。
 今ならわかる、悪意のある笑みを浮かべて、封筒を渡したか訊いてきた。

秋恵「ねえ、あの写真、本物?」
「見たのね」
「あっ……!」
「彼女たち、何か言ってた?」


 彼女たちからは口止めを頼まれ、ゆずきたちもそれを約束した。
 そう聞いて、昌子は少し笑った。

「私ね、あの子と同期なの」
「「え?」」
私たち、中学の頃、同じ芸能事務所にいたの。彼女が今の事務所に移籍する前の話。
 酷い事務所でね、でも酷かったのはそれだけじゃない」




「ねー昌子ー、悪いんだけどコンビニ行ってジュース買ってきてよ」
「ごめん、今レッスン中だから、」


 断ろうとすると物が飛んできた。
 睨み付けるジュンの視線は鋭い。怯える昌子の胸ぐらが掴まれ、思わず昌子は謝ってしまう。

 ジュンのマネージャーが仕事が決まったと言ってやって来て、何とか昌子は解放された。
 ジュンは、彼女に渡された企画書と進行表を見て撮影会込みのイベントと知り、たちまち抗議の声を上げる。

マネ「仕事があるだけマシでしょう?」
「どうしてあたしのファンって気持ち悪い奴ばっかりなの。いっつも同じ奴だらけだし! ああ、ヤな奴らぁ!」


 そう言うジュンは昌子にカメラを持たせ、色々なポーズを試すことがあった。
 今度は私が撮ってあげると言われて戸惑う昌子は、たちまちプールに突き落とされ、咳き込んで涙を流しているところを写真に撮られてしまう。



 怨みを口にしながら昌子は歩く。
 ゆずきたちは、後ろを黙ってついていった。

「……私は彼女のせいで、夢を諦めたわ。歌手になりたいっていう自分の夢を、あの子に潰されたのよ!
 森山ジュンが憎い! 地獄少女に頼んででも、地獄に送ってやりたい! 地獄少女に……!」


 呼びかけに応えるかのように、ゆずきの姿が閻魔あいへと変じる。
 しかし一瞬後には、御景ゆずきに戻っていた。



※ 性格悪いと、どんなに猫っかぶりしていても、わかる人には 『何となく』 わかってしまうもの。確信まで行かずとも、憧れやらの対象には選ばれないわけです。
 もちろん騙される素直な人もいますけど、そうなればファン層全体から見た 『信者』 の割合が上がるのは当然のこと。

 その時期のジュンのファンが気持ち悪いとしたら、それはジュン自身のせい。そして同じ人ばかりなのは、それだけ熱烈なファンということで、それを非難するのはファン活動そのものを否定するのと同じ。

 でも、同じ事務所に問題児がいて、自分がいじめの対象だったからと夢を諦めたという昌子にも疑問を感じます。
 ―― そこで折れてしまった昌子には、 “資格” がなかったのだと思います。(続く)※



 駐車場にやってきた昌子は、ゆずきたちを聴衆に、歌い始めた。

秋恵「……ひどくない? あの歌」
ゆずき「そんなこと言っちゃダメだよ。悪いよ」


 耐えきれなくなったのか、秋恵は歌が終わる前に呼びかけた。
 ここにはジュンのファーストコンサートの告知、その立て看板があった。

「昌子…さんだっけ? あなたはジュンさんにどうして欲しいの?」
私は、ただ彼女に謝って欲しいだけ。そうすれば、あの写真のデータを全部渡してあげてもいいと思ってる」
ゆずき「……でも、もし謝らなかったら……」


 そこに、呼び出されていたジュンがやってきた。



 雨上がりの濡れた駐車場で、ジュンが土下座をしている。

ジュン「……これで気が済んだ?」
「情けない格好……、そりゃそうよね。
 あの写真が公表されたら、芸能界にいられないものね。下げたくもない頭も下げられるでしょうね」
「……そういう気持ちがないと言ったら、嘘になるわ。
 でも、それだけじゃない。あの頃の私は最低の人間だった。
 やっとブレイクして、たくさんの人と出会って、ようやくそれに気付いたの」
「勝手なこと言わないで!
 人にさんざん酷いことしといて、今は反省してるから許してくれ!? あなたって、どこまで勝手な人なの!?」

「……なら、どうすれば……」
「さっさと芸能界から引退して」
ゆずき「ちょっと、さっきと話が……」

 謝って欲しいだけではなかっただろうか?

「それができないなら、死んでよ!」
「…………」
「ねえジュン、私の望みを叶えて?」
「……望み?」
「あなたの事務所から、私をデビューさせてよ。
 人気絶頂の森山ジュンがプッシュしてくれれば、きっと、きっと私だってすぐにアイドルになれるわ」

「…………ごめん、できないわ」
「どうしてよ!」
「だって、こんなこと言いたくないけど、昌子って歌下手じゃない」
「……それは……」


 自覚はあったらしい。昌子は答えに詰まった。
 どう考えていいものか、ゆずきと秋恵は顔を見合わせる。

「確かに私は、あんたを虐めたわ。それは悪いと思ってる。
 だけどそれとこれとは話が別だよ。
 今の私は、本気で歌を愛せるようになったの。だから、才能のない人をデビューさせるなんて真似だけは、」
「私だって努力したわよっ!」
「努力はね、才能がない人が縋る、最後の希望なの。
 昌子、あんた歌手になったって、絶対やっていけないわ


 昌子は怒りに表情を歪めるが、一言も言い返せない。
 拳を握りしめ、ただ俯くだけ――。

「写真はあんたの好きにして。
 自分で蒔いた種だもの、自分で受け止めるから」
「…………」




※ 『腐った果実』 は両方だったんですね。
 ジュンも確かに腐っていたけれど、今は新たな芽を吹いて、花を咲かせようとしています。
 昌子はかつてのジュンの毒に当てられ、腐ってしまったまま、呪詛だけを重ねています。

 上からの続きで、 “資格” は才能でした。

 昌子は確かに、本当に努力したのでしょう。だからこそ才能の差に気付き、結果が運不運ではないことを知ったのでしょう。
 そして、自分が認めた才能があるジュンが開花するのを見て、才能がない自分に希望がないことを悟ったのでしょう。

 夢を諦めたと言っていますが、それは誤りです。
 『諦めざるを得なかった』 、しかし同時に 『決して諦めることはできなかった』 に違いありません。
 歪みが、この時点で生まれてしまっています。(続く)※



地獄通信

 午前零時の帳(とばり)の向こう、晴らせぬ恨み、晴らします――。

 部屋には立て看板と同じジュンのポスターが貼られていたが、今はずたずたに切られている。
 真っ暗な部屋でノートパソコンだけが炯々と光を放ち、画面の記入欄には 『森山ジュン』 の文字が浮かんでいる。

 見つめる昌子の顔には珠の汗が浮かび、 『送信』 をクリックするには相当の決意が必要だった。



「来たよ」

 突然の声に振り向くと、切り裂かれたポスターのジュンが、地獄少女と入れ替わっていた。
 驚いて立ち上がり、後ずさると、そこはもう永遠の黄昏の世界―― 、決して沈まない夕日に染まる湖畔だった。

 地獄少女の後ろには老人、子どもと若い男女がいた。
 「骨女」 と地獄少女が呼ぶと、 「あいよ、お嬢」 の声と共に女が赤い藁人形へと変じ、地獄少女の手のひらに乗った。
 地獄少女がそれを差し出してくる。
 昌子が受け取ると、地獄少女は静かに話し出した。

 藁人形の首に結ばれた赤い糸を解けば、怨みの相手は速やかに地獄に流される。
 ただしそれには代償がある。

 人を呪わば穴二つ。
 昌子もまた、死後地獄へ堕ちることになる。

「地獄に……。



 !?」


 ふと気付くと、元の自分の部屋にいた。
 右手の藁人形だけが、今の一幕が幻ではなかったことを告げている。

「後は、あなたが決めることよ」
 最後にそう聞こえた。



 その様子をゆずきが夢で見る。
 驚いて目を覚ます。

 また悲劇が繰り返されようとしている――。



※ 上からの続きで、部屋にポスターがあることからしても、同じ事務所にいたジュンが成功の階段を上っていくことは、昌子にとって擬似的に 『自分の夢もまだ終わっていない』 と、絶望の淵で踏みとどまらせてくれる意味があったのでしょう。
 自分に才能がないと知り、だから夢は終わっていると理解しながらもなお、その道理をねじ曲げるために、 『きっかけさえあれば私だって……』 という妄想を膨らませていったのでしょう。
 それは夢を終わらせてしまった昌子にとって、生きるための活力ですらあったでしょう。

 ただ謝って欲しかった、これも嘘ではないことでしょう。
 ですが、それもまた絶対に叶わないと感じていたのだとも思います。
 ところが、叶ってしまった――。

 写真の威力は絶大だったと知ったことで、終わったはずの夢が生き返ってしまったのです。
 あのジュンに土下座までさせるこの写真は 『きっかけ』 となるに違いないと、ジュンが壊した夢を、ジュンが直してくれるのだと。

 けれど、夢と妄想で生きていた昌子と違い、現実の中で成長していたジュンは知っていたのです。
 きっかけだけではダメなのだと、その先には破綻しかないのだと。



 馬鹿丸出しの逆恨みと言えば、その通り。
 なので当然、今回も 「私は、閻魔あい」 の名乗りは無し。

 ですが昌子は、リスクを知る前から送信をクリックするのに汗を浮かべ、受け取ってすぐに糸を引こうとせず、アイドルへの妄執以外は割とまともな面も覗かせています。
 人間の愚かさを徹底して描く 『地獄少女』 としては、まだマシな依頼者と言えるかもしれません。※



地獄流し

 『好きにして』 と言われた写真を入れた封筒を持ち、ビルの間で人を待っていた昌子だが、気付くと柄の悪そうな男たちが傍にいた。

「百田昌子さん、だね?」
「いくら待っても出版社の人は来やしねえよ」
「そいつを渡してくれりゃあ、手荒な真似はしねえから!」


 封筒を抱いて逃げ出そうとした昌子の前を、サングラスを掛けた吉沢が塞ぐ。
 懐から、分厚い封筒を出してくる。

「わかるだろう? あんまり、森山ジュンに関わって欲しくないんだよね。
 300万―― 、言ってること、わかるよね?」


 抵抗したところで取り上げられるだけ――。
 だが夢を捨てる憂さ晴らし、それさえも諦める対価としては、あまりに安い金額だった。



 森山ジュンのファーストコンサートは盛況となりそうだった。大勢の人がいる。
 縁が出来たゆずきと秋恵も、会場へやって来ている。
 ふと見ると、井本社長らしき後ろ姿が、会場の横手へ消えていくところだった。

「私、お礼を言ってくるね」

 秋恵にそう断って駆けていくが、そこで見たのは吉沢が大判の封筒を井本に渡している光景だった。

「あまり、気分のいいものじゃありませんでしたよ」
「仕方ないさ。こうすることも、ジュンのためだ」
「……社長」
「ん?」
事務所のため、でしょう?」
「済まんな」


 ゆずきは結局、声を掛けられなかった。



 ステージではジュンが歌っている。
 ゆずきはふと少し前の席に百田昌子がいることに気付いて、秋恵に仕草で教えた。
 昌子はじっと俯いている。



 一曲終わると煌びやかな照明は落とされ、一条のスポットライトの中でジュンが神妙に話し始めた。

「今日は、皆さんに、聞いて欲しいことがあります。
 私は、デビューする前に、ある人にとても酷い仕打ちをしました


 ステージ袖の吉沢や井本は慌てるが、まさか途中で割ってはいるわけにもいかない。

「その人は、今でも私のことを赦してはくれません」

 秋恵も驚いていたが、ゆずきはふとその本人、昌子の様子が気になった。
 昌子はただ俯いている。

「昔の私は、悪い子でした。
 でも、歌との出会いで、生まれ変わることができました。
 私は、本当の自分に出会えたんだと思います!」


 負けないでー!
 そんな声が上がり始め、何人もの声が後に続く。



 ゆずきは見た。
 膝の上に赤い藁人形があって、その首に結ばれた赤い糸に指がかかっていた。




「ありがとう……、ありがとう、みんな!
 私、みんながいてくれるから頑張れる!

 その人にこの曲を捧げます!」


 次の曲の前奏が始まっている。
 再びジュンは、煌びやかな照明に包まれた。歌い始める。



 ゆずきは見る。
 赤い糸が引かれていく。

(ダメ……、解いてはダメ! 糸を解いてはダメ!

 最後は思い切りを付けるように――。
 一気に糸は引かれ、解けた。

骨女『怨み、聞き届けたり』

 赤い藁人形が霞んで消えていく。
 森山ジュンの方へと飛んでいって、重なる。




 ゆずきは不思議な水底で、また閻魔あいの繭となる。
 その背の蝶の痣を破って、地獄の蝶が羽化を果たす。



※ ジュン、神経逆撫で。
 この年齢でそこまでわかるとは思えないし、責めるつもりはありませんが、実質的にこれがとどめを刺したと言えそうです。

 そんな謝罪なら、やらない方がマシでした。
 本人的には真摯な気持ちなのでしょうが……。

 前回の予告でも書きましたが、被害者の気持ちというものは、加害者にはなかなかわからないもの。
 大勢での前の謝罪を免罪符に、そして昌子ではないファンに赦されて、ジュンだけが再び光の中へ還っていく、昌子は闇の中に取り残され、歪んだ希望の欠片だった写真はジュンの仲間に取り上げられてしまった――。

 最早赦すことは有り得ず、恐らくは既に怒りでさえもなく、ただただ深い深い失望だけが昌子に残りました。

 昌子がこのコンサートに来ていたのは、必ずしも糸を引くためではなく、恐らくは夢の欠片に縋る面があったのだと思います。
 けれど、そこが終着点となってしまいました。

 私は地獄へ行く。だからあなたも連れて行く。
 お話として楽しめるかはともかく、こういった心理をまともに劇中に出してくる作品は、さすがに少ないのではと思います。※



地獄コント〜地獄の川流れ

 気付くとジュンは、なぜか真っ暗な会場の、無人の客席にいた。
 和風っぽく赤く飾られたステージには、奈落から少女が迫り上がってくる。

「ようこそ、閻魔あいの地獄コンサートへ」

 三藁の演奏による前奏が始まる――。
 地獄少女がリズムを取る。歌い出しのために息を吸って、



 カーン!



 鐘一個。

 歌えなかった閻魔あいがまた奈落へ消える。
 するとステージの上のスクリーンに灯りが点り、そこにジュンの、あの写真が次々映し出された。

「やめて……、やめて!」

 背を向けて駆け出すジュンは、赤い異空間で突風に吹き飛ばされた。

山童「逃げることはできませんよ?」
 突然現れた童子がそう言った。

連「例え自分は変わっても、あんたに怨みを抱いた相手は、ずーっと怨んでいるよ?」
 中空に開いた巨大な目がそう教えた。

骨「骨の髄まで怨んでるんだよ?」
 頭蓋骨が見えている女がそう続けた。

輪「かーーっつ!」
 車輪が燃え盛る牛車が怒鳴る。

 悲鳴を上げて逃げ続けたジュンは、ついにうずくまってしまった。



「闇に惑いし哀れな影よ、
 人を傷付け貶めて、
 罪に溺れし業の魂――。

 イッペン、死ンデミル?」




※ 今回はいまいち。
 と言うか前からですが、今現在悪党という相手以外には、コントも手加減気味になるんですよね。
 精神的な虐め主体なのは、かつてのジュン自身がそうだったからなのかもしれません。

 あと、一応メモ。
 輪入道はドラム、一目連はエレキギター、骨女はギター、山童はトライアングル、きくりはマラカス。

 あいの歌が鐘一個(しかも歌う前に)なのは、中の人ご自身の歌は不得手という面が、あいの特徴ともなっているからでしょうね。※



 森山ジュンを乗せた舟が地獄へゆく。
 川面からは死者たちの手が出て、ペンライトを振っている。

「この怨み、地獄へ流します……」



伝説の歌手

 後日、夕焼けに包まれた武道館を前に、吉沢と井本が黄昏れていた。

吉沢「本当だったら、今日はここでジュンのコンサートがあったんですよね」
井本「ジュン、一体どこに行っちまったんだか……」


 あの日、コンサートの最中に森山ジュンは姿を消してしまった。
 それっきり、何の音沙汰もない。



 だが吉沢がふと気付くと、以前ジュンに裸を見せようとしていた不審者が、ここにやってきていた。
 睨まれると、男は素直に謝り、武道館へと進んでいく。

 それだけではなかった。
 次々に人がやってくる。
 武道館の前に集まり始める。

 その様子は、テレビでも放送されていた。

『謎の失踪を遂げた、アイドル歌手の森山ジュン、彼女がコンサートを行う予定だったこの武道館に、たくさんのファンが集まってきています。
 森山ジュンが帰ってくることを信じて、彼女の歌を歌い続ける―― 、彼らは口々に、そう語っています』


 そのリポーターの声に、 「ジュンちゃん」 と声を揃えて呼ぶファンたちの声が重なる。



秋恵「伝説の歌手になりたいって言ってたジュンさんの夢、叶ったのかもしれないね」

 私だけは、それがハッピーエンドではないことを知っている。
 だからゆずきは、何も答えることができなかった。



 武道館へ向かうファンの流れに逆らって、百田昌子が歩いていた。
 小声でジュンの歌を歌いながら、その胸に地獄紋を宿して――。



※ 遠からず昌子は自殺するんじゃないかと……(汗)。
 上で書いてきたように、恐らくジュンの成功は昌子の夢の残滓であり、生きる活力となっていたと思えるからです。

 もちろん妬ましかったのは間違いないでしょうが、同時に、ジュンは昌子に必要だったのです。
 憎み、妬み、それでもコンサートへやってきたのが、それを示しているように感じます。

 だから糸を引いたのも、ジュンを地獄へ送ったと言うより、昌子が 『終わらせる』 と決めた意味合いの方が強いと思っています。
 その上で、恐らく心の99%以上を占めていた森山ジュンが消えた今、昌子に何が残っているかと言うと――。※



次回予告

一目連「名前は?」
「ユカワタケル」
「尊敬してたんじゃないのか?」
「ああ、憧れてた。
 だから、頑張ってついていって、僕は変わった。
 なのに、まさか、あんな……!
 信じてたのに……、クソッ、地獄へ流してやる!」
「……怨み、聞き届けたり」

 次回、 『兄貴』 。




 ちょっ…! どうみてもガチh(ry
 しかもこの依頼者の声、保志総一朗さんじゃないですか!

 私は特にBL好きとかはない―― 抵抗も別にない―― のですが、この予告の保志さんの声だけで既に笑ってしまいます(笑)。
 かなり風変わりな、面白い話になりそうですし。



 ……次回の 『兄貴』 も楽しみです!


natsu_ki00 at 20:27│Comments(16)TrackBack(24)clip!アニメ | 地獄少女

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アニメ,地獄少女の感想です。 発言者:<IMG SRC=\"{_img_}runamaria01.gif\">→宵里、<IMG SRC=\"{_img_}marin02.gif\">→春女です。 <IMG SRC=\"{_img_}runamaria01
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18. 『地獄少女 三鼎』 第3話 「腐った果実」  [ ★一喜一遊★ ]   2008年10月22日 00:15
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19. 地獄少女 三鼎  「腐った果実」  [ 自由で気ままに ]   2008年10月22日 23:21
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20. 地獄少女 三鼎 3話  [ ホビーに萌える魂 ]   2008年10月22日 23:23
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21. 地獄少女 三鼎(みつがなえ) 第3話「腐った果実」  [ 無限回廊幻想記譚 ]   2008年10月23日 00:55
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23. 「地獄少女 三鼎(みつがなえ)」第参話 〜努力は才能無き者が縋る最後の希望なり〜  [ 混沌と勇気日記。 〜混沌とした情報を伝えし者By精神年齢27歳。〜 ]   2008年10月29日 08:01
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24. 地獄少女 三鼎 第3話「腐った果実」  [ 狸のゴミクション ]   2008年11月09日 21:43
地獄少女 三鼎 第3話「腐った果実」の感想です。       何故あい様はこの街

この記事へのコメント

1. Posted by Mr.T   2008年10月21日 02:01
4 こんばんは。

>※ 『腐った果実』 は両方だったんですね。
なるほど、その通りですね。

今回も外野から見て軽い内容でしたが、この程度で地獄に流されてしまうのを3度続けて見せ付けられたゆずきがかわいそう・・・。

>次回、 『兄貴』 。
今回で一番盛り上がったのはココでした(爆)、コントが霞んじゃうくらいに。黒地に赤字の『兄貴』はインパクト大ですね。次回の内容は『アッー!ニキ』になりそう・・・(ゆずきに見せちゃダメ絶対)(笑)。


2. Posted by なっきー   2008年10月21日 06:14
4  Mr.Tさん、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>>※ 『腐った果実』 は両方だったんですね。
>なるほど、その通りですね。
 『だから改心しても事態は必ずしも解決しない』 というのは、確かに地獄少女らしいお話だとは言えそうです。

>〜この程度で地獄に流されてしまうのを3度続けて見せ付けられ
>たゆずきがかわいそう・・・。
 しかも第一話は流す方流される方の両方、第二話は流す方、今回も両方をよく知っているというオマケ付きです(汗)。
 『どこかの誰か』 ならまだダメージが減る面もあるでしょうけど…。

>次回、 『兄貴』 。
>今回で一番盛り上がったのはココでした(爆)
 保志さんという時点で吹いて、何ともガ(略)っぽいのに吹いて、さぶタイトル(ぉぃ)でまた吹きましたwww

>黒地に赤字の『兄貴』はインパクト大ですね。
 品格あふれる筆字が、何やら変な方向で効果絶大です(笑)。

>次回の内容は『アッー!ニキ』になりそう・・・(ゆずきに見せ
>ちゃダメ絶対)(笑)。
 腐属性がなければセーフなのでしょうけど…、まあ、それでも変な知識が増えるのは避けられないかも(笑)。



3. Posted by 宵里   2008年10月21日 20:39
5 こんばんは。
TBありがとうございました。

地獄少女のTBをガンダム00の方にも送ってしまいましたorz
すみません、お手数をおかけしますが、ミスった方を
削除お願いします。

>神経逆撫で
あれは、された昌子のほうも苦しいだろうなーと
思いながら見ていました。
300万の時点で、かなり傷ついていたと思いますし……。

次回予告は別の意味で大変、今から怖いです。
私はBL耐性あるんですが、この監督の描写は
他作品で一度、度肝を抜かれていますので(笑)

それでは。
4. Posted by なっきー   2008年10月21日 21:26
4  宵里さん、こんばんは!
 コメントありがとうございます。


>TBありがとうございました。
 はい、いつも読ませていただいてます。
 そして、お返しありがとうございました。

>地獄少女のTBをガンダム00の方にも送ってしまいましたorz
 この手のミス、たまにやっちゃいますよね。私も記事数が多かったときには結構…(汗)。
 ともあれ、そちらは削除しておきますね。

>神経逆撫で
>あれは、された昌子のほうも苦しいだろうなーと思いながら見
>ていました。
 昌子にもジュンに悪意がないことはわかるでしょうし…、だからこそ、かえって打ちのめされてしまったのではと思います(汗)。

>300万の時点で、かなり傷ついていたと思いますし……。
 金額の問題じゃないですしね…。

>次回予告は別の意味で大変、今から怖いです。
>私はBL耐性あるんですが、この監督の描写は他作品で一度、度肝
>を抜かれていますので(笑)
 (一部では夕方ですが)深夜放送ということで、この番組ではあまり自重がないですからね(笑)。
 しかも監督さんがそうした性質だとしたら、暴走が二乗になりそうです。

 怖くもあり、楽しみでもあり…。



5. Posted by 藤ゆたか   2008年10月21日 22:54
5 こんばんは。

 昌子にとってはジュンが謝ったりせずに開き直ってくれていた方が良かったんでしょうね。そうすれば自分が挫折したのはジュンのせいだと思いこんで自分を騙して生きていけたのに。

 それはそれとして、あのオーバーオールが富竹に見えて仕方ありません。カメラ持ってないのに…あの帽子と眼鏡となにより笑顔のせいかな?
 富竹はあんな変態じゃないと頭ではわかっているのに(--;
6. Posted by なっきー   2008年10月21日 23:42
4  藤ゆたかさん、こんばんは!
 コメントありがとうございます。


>昌子にとってはジュンが謝ったりせずに開き直ってくれていた
>方が良かったんでしょうね。
 少なくとも、 『ファンの赦しを得る』 という形がかなりまずかったのは確かだと思います(汗)。

>そうすれば自分が挫折したのはジュンのせいだと思いこんで自分
>を騙して生きていけたのに。
 そうすることで、 『もしそうでなければ私にも〜』 と考えることもできますからね。

>それはそれとして、あのオーバーオールが富竹に見えて仕方あ
>りません。
 もうオーバーオールに寄せ書きするしか!(マテ

>カメラ持ってないのに…あの帽子と眼鏡となにより笑顔のせい
>かな?
 笑顔は案外大きい気がしますね。
 あと、どうしても富竹にはいじられキャラのイメージがあるのも影響してそうです。

>富竹はあんな変態じゃないと頭ではわかっているのに(--;
 本物は奥手で一途ですしね。
 でもまあ、つい思ってしまうのは仕方ないってことで…(笑)。



7. Posted by 碧   2008年10月23日 01:28
私もあの予告は笑いましたが、何故声が保志さんという時点で吹くんでしょうか。少し気になったので質問しました。
8. Posted by なっきー   2008年10月23日 06:08
4  碧さん、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>〜私もあの予告は笑いましたが、何故声が保志さんという時
>点で吹くんでしょうか。
 微妙に違います。
 保志さんの声でウケたんじゃなくて、あの内容で保志さんだから、ですね。

 まあツボに入っただけで理屈がどうとかじゃないので、解説とかは無理ですけど、きっと私的に余程意外だったのでしょう。
 いつかは保志さんも当然、地獄少女に出てこられるとはずっと思ってたんですけど、こんなお話こんな役でというのは予想外でしたし。



9. Posted by 紅茶カクテル   2008年10月25日 18:21
5 どうも。昨日見ましたのでではコメントです。

まずは「腐った果実」と言うのはジュンと昌子両方だったとは。だけど僕はどちらかと言うと昌子のほうが「腐った果実」だと思いました。

ジュンは昔は酷い行いをしていましたが今は心を入れ替えて努力をして夢も持ってようで安心しましたが地獄に流されてかわいそうでした。
地獄に流された時点で彼女の夢が叶ったのはよしとすべきなのでしょうか・・・
ファンのジュンへの思いに感動しました。

昌子は確かに気持ちはわかりますがジュンは今も反省しているので少し許してあげてもいいと思いますね。土下座や手切れ金でも気持ちが治まらないのはわかりますけどね・・・

今回は両方の立場を思い浮かべれば浮かべるほど複雑になりますね。

余談ですが秋恵の色紙に関する豆知識には驚きでした。このアニメではいろいろな豆知識を覚えることが多いです。

さて次回はタイトルからしてもアレ系ですね。依頼者の声は本当に保志さんにしか聞こえませんよ・・・タイトルからして一目連が藁人形になりそうな予感もしますけど・・・
10. Posted by なっきー   2008年10月25日 22:00
4  紅茶カクテルさん、こんばんは!
 コメントありがとうございます。


>だけど僕はどちらかと言うと昌子のほうが「腐った果実」だ
>と思いました。
 私的には、過去形がジュンであり、現在進行形が昌子だと思いました。

>〜今は心を入れ替えて努力をして夢も持ってようで安心しまし
>たが地獄に流されてかわいそうでした。
 一目連も言っていましたが、まさにそれがテーマのお話だったのでしょう。
 決して解決方法が無かったとは思いません。…ただジュンが考える罪滅ぼしは、昌子が期待するそれと全く違っていたことだけは確かでしょうね。

>地獄に流された時点で彼女の夢が叶ったのはよしとすべきなの
>でしょうか・・・
 良いというか、多少救いがある、というだけかもしれません。

>ファンのジュンへの思いに感動しました。
 これこそ改心してからのジュンが、正しく偶像となれていた証拠でしょうね。

>昌子は確かに気持ちはわかりますがジュンは今も反省している
>ので少し許してあげてもいいと思いますね。
 上でも少し書きましたが、恐らく 『違う』 のだと思います。

 昌子が内心期待していたのは恐らく対話と理解でしょう。
 昌子が一番望まないのは、 『これであなたへの償いは終わりです』 というエンドカードを出されることに違いありません。

>土下座や手切れ金でも気持ちが治まらないのはわかりますけど
>ね・・・
 上のようなことを念頭に置けば、 『どうすればあなたの気持ちを癒せるか考えさせて欲しい』 と、対話の機会を持ち続けることを示すのが良かったのかもしれません。

>余談ですが秋恵の色紙に関する豆知識には驚きでした。
 お話に上手に挟んでますよね。
 いい感じです。

(続きます)
11. Posted by なっきー   2008年10月25日 22:02
>さて次回はタイトルからしてもアレ系ですね。依頼者の声は本
>当に保志さんにしか聞こえませんよ・・・
 ほとんど保志さんで間違いないと思ってます(笑)。

>タイトルからして一目連が藁人形になりそうな予感もしますけど
 今まで、予告で依頼人の相手をしていた人が必ず(?)藁人形になっていた気がします。
 そういう意味でも一目連で間違いなさそうですね。



12. Posted by トーオリ・スガリ   2008年10月30日 02:28
>紅茶カクテル さん
いじめは謝れば許されるのか。許してやらなければいけないのか。

下記のURLにはコーネリアスこと小山田圭吾のいじめ武勇伝(?)が載っています。
嫌な気分になる事を、あらかじめ断っておきます。
http://www.myhomepage.vgocities.net/aoiryuyu/cornelius.htm

「心を入れ替え努力していれば」被害者は許せるんでしょうか?
13. Posted by なっきー   2008年10月30日 06:37
4  トーオリ・スガリさん、こんにちは!
 コメントありがとうございます。


>いじめは謝れば許されるのか。許してやらなければいけない
>のか。
 思うに、謝るのは必要条件ですが、十分条件というわけではないのだと思います。

>下記のURLにはコーネリアスこと小山田圭吾のいじめ武勇伝
>(?)が載っています。
 『あの頃はワルでした』 と言うのが、クールだと勘違いしているかのように見えます。
 『今は反省してるからいいじゃないか』 と言いたいのでしょうが、こういった人の “反省” は、そうでない人と意味が違っていますよね。

 私たちが言うところの反省をしているのなら、こんな悪事自慢を雑誌に載せたりするはずがないのですから。

>「心を入れ替え努力していれば」被害者は許せるんでしょう
>か?
 恐らくそれは 『前提条件』 に過ぎないと思います。
 本当に必要なのは、被害者にとっての被害を正確に理解―― 把握ではなく―― することではないかと思っています。

 ……とかそういう人に言っても多分、上の “反省” と同じで、私が言っているのと違う “理解” をするんだろうなあ、とは思いますが…。



14. Posted by 名無しさん@ゆとり世代   2017年04月26日 11:07
俺もサッカー部でいじめられたから分かる。加害者はできる人間、被害者はできない人間。だけど、加害者がいじめをした原因は被害者が「そこまで必死じゃない」とか、「負けてもいいや」って考えだからいじめたっていう可能性もある。だって、もし被害者が成功する人間だったら、加害者を社長や警察にチクって追い出してでも残るはずだもん。そこがやる気のある奴と無い奴の差であり壁であると思う。
15. Posted by 名無しさん@ゆとり世代   2017年04月26日 11:11
あんな事ができるなら、始めからいじめられてんじゃねぇよって思わない?普通は、自分をいじめてたような奴にそんな事しないって、だってするような奴だったらいじめられてる時点で言い争ったり、殴りあったりするもん。また、歌だって本気で好きだったら、違う事務所でも怒鳴られたり馬鹿にされたりしながら辛い練習に耐えるもん。彼女がやめたのは「いじめ」ではなく「辛い練習」が原因だと思う。ただ単に成功を妬んで嫌がらせをしただけだよ。いじめられてる時点で向こうとの差はかなりあったと思う。
16. Posted by 名無しさん@ゆとり世代   2017年05月04日 11:40
被害者程度の努力なんて「やって当たり前」。それに本当に努力してたら、もっと歌がうまいって。それに、歌手の世界は歌が上手い日本中の若い女性や40以上の女性を相手にトップクラスの歌が歌えないと成功しないと思う。ただ「歌が上手い」だけじゃ成功なんかしない。加害者だっていつ売れなくなるか分からないしね。彼女が加害者にした「いじめ」なんて、俺がガキの頃にされた「いじめ」に比べたら優ししぎるよ。ただ単に成功を妬んでるだけだよ。加害者だって、ズルではなく実力でデビューして欲しいと思ってるはずだよ。だから、「ダメ」って言ったと思う。歌が下手なのは練習してない証拠だよ。

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