2008年11月26日

記事の転載について3

 どうするか少し迷ったのですが、記事にしておきます。

 Web 拍手経由で、あるお知らせをいただきました。
 うちの、ある感想記事の考察がそのまま転載されていたのを発見され、先方にご指摘されたものの、逆に荒らしとして扱われたとのこと。

 まあ私の考察は 『こんなところに落ち着くだろう』 みたいな当てるための予想ではなく、 『こんな突飛な真相も有り得る』 とか 『こんなだったら面白い』 とかに近いので、ある意味珍品ではあると思ってます。
 私自身が転載を見つけた場合もあり、また、転載していいかどうかの打診をいただいたこともあります。

 この辺、私の考え方について書いておきます。

★記事内リンク
転載の可否について
必要事項の理由
法とマナーの話
ここへの報告について


 

転載の可否について

 基本的に、必要事項を満たしていれば問題視するつもりは全くありません。
  • それが転載であることを明記する

  • 転載元記事へのリンクを記事に入れる(言及リンク)

  • 元記事にトラックバックを送信、または、転載の報告をコメントもしくは掲示板に投稿

 これらは、ここが重要なのですが、私の感情の問題ではなく、トラブルを回避するために必要な事柄です。
 つまり、私同様に感情的な理由で必要事項を増やさない人なら、同様の基準が通用する可能性が高いとも思います。



 掲示板ですが、右カラムの 『掲示板とか』 にあるいずれかにお願いします(♯どちらも私の管理です)。
 下にもリンクを貼っておきます。

+星の歌掲示板+
http://www3.rocketbbs.com/321/natsuki.html

萌えネタ掲示板
http://8810.teacup.com/natsuki/bbs

 チャットも私の管理ですが、投稿の報告が私の方へ来ない上に発言数が増えるとたちまち流れてしまいますので、こうした場合には適さないと思います。



必要事項の理由

 感情的な話ではないので、それぞれ論理的にそれを必要とする理由があります。



・引用の明記

 オリジナルとコピーは区別されなければなりません。
 記事のどこにもそれが転載であることを示す表記がなければ、当事者以外では、両方を投稿時点から知っている人にしかそれらを判別できません。
 同じことは、コピーのコピーが誕生する時点にも当てはまります。

 こういった著作権の認識のルーズさは、決して褒められたことではありません。
 特に無断転載+アフィリエイトとかだと、オリジナル側から何らかの攻撃を受ける可能性もあります。
(♯実際に閉鎖に追い込まれたサイトもありました。)



・言及リンク
・トラックバック


 実はこうした使い方は、これら本来の目的そのものです。
 転載を言及するために 『言及』 リンクと称し、転載元に転載したことを知らせるために生まれたのがトラックバックというシステムです。



 ブログは湾岸戦争時、現場で取材する記者が最新情報を迅速にアップするために生まれたそうです。
 その際、無断転載が横行し、当人以外にオリジナルがわからなくなるなど混乱が生まれ、そうした混乱を防ぐためにトラックバックが生まれました

 ところがトラックバックを送られればオリジナル側は転載を認識できるものの、今度は人気ブログから読者をわけてもらう目的でトラックバックを多発する人が出てきました。
 これはトラックバックが一方通行のリンクシステムだからで、ならば記事中に転載元に言及したリンクを貼ることで双方向リンクになるという発想から、言及リンクが生まれました。



 ……はい、そのまんまですね。
 せっかくトラブルを防ぐためにこうしたシステムが考案されているのですから、転載しようというときに使わない手はありません。
 逆に言えば、使わない人がトラブルに巻き込まれたとしてもそれは当時の再現、つまり必然の結果と言えます。

 こうした転載時にトラックバックを送るのは報告の意味を兼ねているので、感情的な問題でそれを要求する人以外には、コメント投稿を足して二重の報告とする必要はありません
 もちろん私の場合にも、こうした形式を守っていただける限りは、別途報告していだく必要はありません。



法とマナーの話 あるいは蛇足

 著作権は、あらゆる著作物が生まれた瞬間に発生しています。
 ブログの記事だろうとメールの文面だろうと、著作権はあります。

 ただし著作権侵害は親告罪なので、権利者が訴えようと思わないのなら、犯罪として成立しません。
 現実問題として記事を本にしたり、アフィリエイトで稼いだりしない限りは、問題視しようという人もかなり少ないだろうとは思います。

 ただ、どうせ訴えないだろうから転載してOK、というのはいささか貧しい発想だとも感じます。
 そこから自分に実害が発生するかどうかではなく、善悪の基準を自分の内側に持っているべきだと私は思います。



 そこからマナーという発想に繋がるのだと思っています。

 守らなくても、特に今の日本だと、誰も何も言わないかもしれません。
 でも、だから守らないというのでは、何とも格好悪い話。
 格好悪いと思っていないのは本人だけ、という状態です。

 誇りって、やっぱり大事だと思うのですよ。
 尊敬されたいなんて、外を向いた下らないプライドじゃありません。
 私は私を甘やかさないという、内を向いた誇りの話。

 立派な行いなんて、別に必要ありません。
 ただ、ルーズであることを標準にしなければいいだけのことではないかと。



ここへの報告について

 転載に言及したリンクとトラックバックが揃っていれば、 『転載して構いませんか?』 的な事前の打診も、 『転載しましたよ』 という事後の報告も必要ありません。
 トラックバックシステムがないサイトの場合は、事前でも事後でも構わないので、転載後の記事のリンクを添えてのコメントをお願いします。

 ……ちなみに、私はトラックバックをいただいた記事は、ある例外↓を除いて必ず全文読んでいます。
(♯ネタバレ回避のために一部あるいは全部を読まない/読めないことも有り得ます。)



 Web 拍手のコメントでは、そうした転載を発見した場合、(うちに)報告した方がいいのか、ご質問なさっておられました。

 お答えしますと、お教えいただいた方が助かります
 でも、こういうのは基本的に面倒ですし、あくまでその時間があって、なおかつ気が向いたら程度に考えてください。



 私は基本的に転載を問題視しようとは思っていないのですが、その一方で、転載されていることを私自身が知らないことでトラブルが発生する可能性もあるからです。

 これは 『必要事項の理由』 で触れましたが、オリジナルの著者に対し、コピー側のブログの読者が 『何勝手に転載してんだ!』 と噛み付くケースが実際にあったそうです。
 転載自体に寛容かどうかと無関係に、こんなトラブルに巻き込まれるのは遠慮したいというのが、正直な思いです。



 ……大体こんなところでしょうか。
 必要なことは一通り書いたつもりですが、わからないことなどありましたら、コメント欄にお願いします。


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