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最近はほぼ旅の記録。

さてさて。日帰りブルネイ。
コタキナバルからブルネイ首都のバンダルスリブガワンの間には飛行機が飛んでいますが、30分ぐらいで着いてしまいます。
この路線に乗る客層ってどんな感じなのかしらと思っていたら、想定どおりぶっちぎりで中国人団体観光客が最多勢力。おそらくこのときのフライトの7割ぐらいは彼ら。
そして日本人観光客もちらほらと。聞こえてくる会話から察するに皆さん一様に日帰りみたいなので、帰りの飛行機でもお会いしそうですね。
コタキナバルからのブルネイ日帰りツアーっていろんな旅行会社が出しているのです。びっくりするぐらい高いですけど…。
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ロイヤルブルネイ航空の機内誌の表紙はハサナル・ボルキア国王。
ブルネイの国王ってこんな御顔なのね、と初めて知りましたがめっちゃイケメンじゃないですか。
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朝10時に空港着。ツアーの皆さんは各々ガイドさんに出迎えられていきました。わたしは1ブルネイドル(≒80円)で乗れる路線バスでダウンタウンまで。
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バスターミナルに着いたら、てくてくと歩いてスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(通称オールドモスク)へ。
とっても絵になる佇まいの美しいモスクです。
女性は入口で黒い上着を貸してもらえて、中も見学できます。とは言え、歩き回れる場所はお祈りの部屋の隅っこに設けられた細い通路のみで、撮影はNG。あくまでもここはお祈りの場所なのです。
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大きな公園?のような場所があり、敷地内に入っていくと国王の肖像が掲げられていました。
国王の誕生日を祝ったときのものでしょうか。ここはその会場だったのでしょうか。ていうか国王71歳!??見えないーーー。
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ここバンダルスリブガワンにある数少ない観光スポットとして名が挙がるもう1つのモスク、ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク(通称ニューモスク)にもお昼前に行っておこうと思い、ふたたび路線バスに乗りました。
ここ2年ぐらい旅先ではmaps.meを使っているのですが、ほんとこれ使ってるとまったく言葉がわからず文字も読めない国や地域で路線バスに乗っていても降りるべき場所がわかるのでたいへんありがたい。
で、ニューモスク。
こちらのモスクのほうが巨大でゴージャス、そして観光客の数も圧倒的に多いです。
オールドモスクに比べると開放的ではあるけれど、やはり異教徒が入れる時間とスペースには多少の制限があります。
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しかし思い返してみると、イランのモスクのあの異教徒フレンドリーっぷり(もちろん中に入るための服装には制限はあるけれど)はなかなかすごいものがあったな、と。お茶飲んでいきなさいとかお菓子食べていきなさいとか、休憩昼寝ぜんぜんオッケーな感じとか。

ダウンタウンに戻る路線バスをつかまえるのに少々苦労しながらも、ふたたび繁華街へ。このときちょうど13時すぎぐらい。
そこそこ繁盛してそうな適当な食堂でランチをとりました。
こちらはキーマビリヤニ。
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そしてもう1品注文していたのですが、運ばれてきたときこの仰々しいルックスに笑いました。
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ぱかっと開けるとこちら。ニガウリのスパイシー炒め的なお料理。
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お腹いっぱいになったところで、午後の観光コンテンツは水上集落です。
適当に川岸にいくとボートのおっちゃんまたはお兄さんが「ボートツアーどう?」って勧誘してくれる、と聞いていたので川岸に近寄ってみたら秒で声がかかりました。
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声をかけてきたおっちゃんは、「水上集落だけなら20ブルネイドル、ついでにモンキー(テングザル)も見に行くのはどうだい?そっちは40で」と言ってきましたが交渉したらわりとあっさりとモンキー付きで25まで下げてくれました。
が、後から人のブログなどを見たらモンキー付きで20とかいう情報を結構見かけたので交渉はわたしの負けということで。。。

ま、いいのです。
しゅっぱつ!
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まず最初にモンキーを探しに、マングローブがもりもりと生い茂る川を進んでいきます。
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ここらへんに良くモンキーが居るんだ、とおっちゃんが言う場所。
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30分ぐらい場所を変えながらモンキーを探しましたが、遠くの方にいるのを一度見かけたのが限界でした。
まぁ動物園じゃないから、至近距離で会えるかどうかは運次第ですね。

モンキー探しに区切りをつけた後は水上集落めぐり。
ここバンダルスリブガワンの水上集落は、wikipediaによると「ブルネイの首都バンダルスリブガワンのブルネイ川の水上にあり、建物は全て水上に出た支柱の上に建っている。また、通路も支柱の上に木製で作られている。人口は39000人程で世界最大の水上集落となっており、42の村が存在している。 カンポン・アイールは多数の小さな村から出来ており、29km以上に及ぶ歩道橋で互いに繋がっており、学校や警察、商店、ガソリンスタンド、モスク、病院を含めた4200以上の建物が存在している。通路の合計は36kmを超え、これらが各建物を繋いでいる。」とのこと。
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過去に何度か大規模火災が発生したりしたので政府が水上集落をなくそうと無償で移転先住居を用意したもののほとんど応じる人がいなかった、とか。
まぁ住み慣れた集落を離れたくないと思う気持ちは国や地域を問わずどこでも一緒ですよね。

カフェでお茶してのんびりしたら、そろそろ空港へ向かう時間です。
空港に向かう路線バスは複数あるので、バスターミナルで「これ空港行く?」と確認して乗ったバス。ときどきmaps.meでチェックしても順調に空港に向かっている様子なので安心して乗っていたのですが…。

空港が目の前に見えたあたりでくいっと交差点を曲がって空港を離れていくではありませんか。
あれ??と思い、近くにいた女の子に「このバスは空港に行くんだよね?」と聞いたら「そうよ。でも大回りするの」みたいな身振り手振りをされたので、なるほどそうかと思いそのまま乗っていたのです。そしてその女の子もどこかのバス停で降りていきました。
でも、その後しばらく走っていてもぜんぜん空港に近づかない!むしろどんどん遠ざかっていく!

さすがにこれはおかしい!となったのがこの右上の矢印地点あたり。既に空港から5キロぐらい離れてます。
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周囲の人に再度「わたし空港に行きたいんだけどこのバス空港には行かないの?」とたずねると、みんな「え!とっくに通り過ぎたよ!!」と。あーやっぱりね。。。
そしてドライバーに「おい!この日本人空港に行きたかったらしいぞ!」とかなんとか言ってくれてドライバーも「え!??」ってなってました。
どうやらまさかの「空港を経由する路線なんだけど、空港に行きたいと言わないと空港には寄らないバス」だったらしいです。しーらーなーいーそんなこと!笑

でも、ここで乗客?なのかスタッフ?なのか謎のひとりのお兄さんがわたしに「大丈夫、心配しないで、別のバスでちゃんとあなたが空港に行けるよう案内してあげるから」と、わたしと一緒にバスを降りて、反対車線のバス停で空港に行くバスを待ってくれました。
こういうときひとりだったら、流しのタクシーもほぼゼロの場所で「別のバス」とやらがいつ来るのかもわからないのでかなり焦ったと思うのですが、彼が「あと10分以内には来るはずだから。大丈夫」と言ってくれたのでなにも心配せず待っていられました。
結局、やってきた別のバスに一緒に乗り込んでくれて、運転手さんになにやら言ってくれたおかげで、あらためて料金を支払うこともなく空港に辿り着けました。いやーほんとに助かりました、ありがとう!

たった半日ほど滞在しただけのブルネイですが、
・英語がばりばり通じる。というか、現地人同士でも英語で会話しているシーンを結構見かけた。
・カタコト日本語を操る人も意外と多い。
・東南アジアのわちゃわちゃ感はいっさい無い。人々はみんな穏やかで首都といえど街の空気もゆったりのんびり。というかそもそも人が多くない。
・これはオイルの出る国の余裕のなせるわざなのか。
というあたりが全体的な印象。

「見るところそんなにないよ」と言われがちなブルネイですが(そして実際そうだと思います)、行ってみて初めてわかる街の空気や人々の雰囲気っていうのはどんな場所でもやっぱり面白い。
だから旅はやめられないです。

3連休に有休1日くっつけて、ボルネオ島の北部あたりに行ってきました。
エアアジアのおかげでこのあたりは本当に弾丸旅行しやすいし安く行けるし、ありがたいです。

もともとKLでの乗り継ぎが2時間しかなかったところに羽田発のKL行きが1時間遅延になったので乗り継ぎがかなりきわどい感じになりましたが、久々の空港内ダッシュが奏功して無事にコタキナバル行きに乗れました。
お昼前にはコタキナバルに到着!
コタキナバルはサバ州の州都。州の旗の左上の部分は、あれはきっとキナバル山ですね。
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州都とはいえ、のどかな雰囲気漂う街。宿のある通りからはシグナルヒル展望台が見えます。
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宿には荷物だけ置かせてもらって、とりあえず腹ごしらえのチキンライスとスイカジュース。
海南鶏飯って地球上でもっとも美味しいものベスト5に入ると思うのですがいかがでしょう。
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さて、今回コタキナバル行きのチケットを買ったとき、いちばん先に思ったのは「ついでにブルネイ行ってこよう」、2番目に思ったのが「キナバル山登ってみたい!」でした。
ブルネイは、旅の2日目に日帰りで行ってくることをとっとと決めてフライトも押さえたのですが、その次に「さてキナバル山」と思ったら、キナバル山って最低でも1泊しないと登頂は難しいらしく、しかも自由に入山はできない(1日の入山者数が制限されているので要予約)のですが、わりとびっくりするぐらい高いのです。更に、わたしは4日目の朝9時半ぐらいのフライトで日本に帰らなければならないので、3日目〜4日目で1泊して登頂というのはどう考えても無理。

で、3番目に思っていたのが「ラフレシア見たい!」なのですが、はて、それはどこでどうやって?と調べてみたら、当然ながらそこらへんで常時ぽこぽこ咲いているものでもなく、いちばん見られる確率が高い方法はキナバル山の麓にひろがるキナバル公園とポーリン温泉をセットで訪れるツアーに乗っかること、らしいです。
なので申し込もうとしたのですが、ここで想定外のハードル。どの旅行会社も「最小催行人数2名」で、混載ツアーという形で受けてくれるところもわりと少ない(し、わたしが行きたい希望日にはまだ人がいないから開催されるかどうか直前までわからないとか)のです。2名分払えば1名でも申し込めますよ、ということになっているけれどそこまでするのもなぁという感じ。
なので、2日目に日帰りブルネイの予定を突っ込んだ以外はノープランです。

まぁとにかくこの街に着いて最初にやろうと思っていたことは、そのへんにあるネイルサロンに飛び込んで足の爪をキレイキレイにしてもらうこと。
東京ではもう素足でサンダルという季節は終わりましたが、それにしてもペディキュアも親指以外はほぼ全部取れていてなかなかみすぼらしい様相だったので。
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甘皮も綺麗に整えてもらって、角質もつるつるにしてもらって、ペディキュアも施してもらって、1,000円でお釣りが来る!これを最高と呼ばずしてなんと呼ぶのか。
うっかり爪先が覆われてるサンダルを着用していたのですが、店員さんが「そのへんの店でビーサン買ってきてあげるよ」と言って300円ほどのを買ってきてくれました。
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夕方近くなってきたので、市街からも遠くはないタンジュンアルビーチまで足をのばしてみました。
海水浴をする人はほぼいない場所なのだけど、フードコートや屋台などもあって地元の家族連れと観光客で賑わっています。
そんなに人がいなさそうな写真だけど、人が写り込まないようにけっこう頑張ったのです。笑
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チェンドル食べたりしながらぼーっとして、そのまま夕暮れを迎えました。
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市街に戻ってきて、夕飯は宿の近くのバクテー屋さん。有名店なのでひっきりなしにお客さんが来てとても賑やか。
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お味は、美味しかったけど、もうちょっとパンチが効いててもいいような。
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ちなみに、マレーシアのお金、10リンギット紙幣にはラフレシアが印刷されているということに気がつきました。わたし5年前にもマレーシア来たはずだけどそのときはまったくそんな記憶がないな…と思って調べてみたら、2012年に今のデザインに変わったのだそうです。
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公園めぐりを終えたあとは、上海の中でも1か2を争う(たぶん)おしゃれエリアと思われる武康路あたりへ。
いちばんの目的はプロパガンダポスターアートセンターに行くこと。

「入口がわかりづらいので、近くまで行ったらそのへんにいる人に聞いたほうがいい」なんて前情報もあったのですが、果たしてそのとおりで、本当にわかりづらかった…!
maps.meで確認しながら向かったのですが、目の前にあるはずなのにそれらしきサインが何も見当たりません。どう考えてもこのタワーマンションの中なんだろうな、と思うも警備員とゲートバーに阻まれたその入口はなんかやたらと「関係者以外立入禁止」な空気を放っているので一瞬ひるみましたが、警備員さんに近づいて行ったら向こうから「あ、アートセンター行きたいんでしょ?」みたいな反応が返ってきて、にこにこ懇切丁寧に場所を教えてくれました。
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階段をおりていきます。
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こぢんまりと、ひっそりと、それは在りました。
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このギャラリー、想像以上に良かった!ひとつひとつ丁寧に見ていくと結構ボリュームあるので、こういうの好きな人は非常に充実感のある時間を過ごせると思います。
ギャラリー内はいっさい写真撮影禁止だったので、スーベニアショップの様子だけおさめてみました。
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それにしても紅色娘子軍のビジュアルは最高ですね。ていうか公演を観に行きたい。アンテナ張っておいていつの日か観に行こう。(画像は拾いものです)
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ギャラリーを出て、武康路をぷらぷらと散策。おしゃれだ…
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武康路を歩いている段階でさすがに足腰が限界を迎えそうになり、ここで手近なマッサージ屋さんに飛び込んで90分ほどゴリゴリほぐしてもらいました。
適当に入ったお店のわりには施術のレベルが相当高くてびっくり。当たりマッサージを引くと本当に嬉しい。

その後に訪れたのは、提籃橋監獄という監獄の跡地があって「上海のユダヤ人街」としても知られるエリア。
建築も独特で、歩いていて楽しいです。
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こちらが監獄跡地。2013年までは稼働していたそうです。
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ぐるっと周囲を歩いて裏手に回ると家族用の面会入口なんかもあって、なかなかリアル。
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今は誰もいない監獄。ここはこの後どうするんだろうなぁ。いつか取り壊されるのか、それとも博物館のようなものになったりするのかしら。
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そのまま舟山路あたりをあてもなく散策。
観光用に綺麗に保全されてるわけじゃない、いい感じにレトロで味のある建物がたくさんありました。素敵です。
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そしてこういう眺めもたいそう好きです。
定期的に目に入れたい景色…。
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お昼を食べ損ねていたのですが、夕飯もうまい具合に気分にマッチするものを探し出せず、なんとなくのチョイス。まさかの卵入りでさらにテンションダウン(卵きらい)。
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ぐるぐると移動しまくった一日。40,000歩近く歩いてしまい、さすがにシャワー後には倒れ込むように眠りに落ちることができました。

明けて3日目、最終日には、宿の近所の路上で売られていた焼き餃子を朝ごはんとして頬張って、
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これまた近場の中山公園でまたもや朝活ウォッチングをして、
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そしてお昼頃のフライトで東京に戻りました。
行く前は、上海の市内はさすがにもう見るところないかな〜なんて思っていましたが、全然そんなことないですね。近場もなかなか奥が深い!

2日目。
日中は暑すぎるということを学んだので、なるべく朝早い時間からの行動開始。
午前中は公園めぐりをすることにしました。中国の公園はいろいろ楽しいので。

ちなみに今回の宿はShanghai Rock Woodというホステル。本当は別のホステルを予約していたのだけど、まさかの宿泊数日前に「改修工事することになったからその日は泊まれなくなっちゃったのー。ごめんね!」というメールがきました。そんなバカな。
でも代打として急遽おさえたこちらのホステルもバスルームや廊下が暑すぎるということ以外はすこぶる快適な宿でした。中国のホステルは近年どこもレベルが上がってる気がします。
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宿を出ると、早朝6時なのに活気溢れる路地。このあたりはなかなか庶民的な雰囲気が残っています。
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まず訪れたのは魯迅公園。
ここは上海いち朝活が盛り上がっている公園だそうです。まぁ中国の公園ってだいたいどこでも朝活は盛り上がっているのですが、ここはレベルが違うと聞いたので来てみました。
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うむ、盛り上がってますね。
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銅像を取り囲みながら体操する人々。
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グループで何かやっている人たちもたくさんいるんだけど、謎の体操でソロ活動している人が多いのも中国あるある。あとは黙々と後ろ向き歩行を続けてる人とか、ひたすら木の幹をバシバシ叩きまくってる人とか。
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健康器具エリアは大混雑。なぜか裸率が高いです。
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人間観察だけじゃなくて、公園自体もなかなか良い感じ。広々としてるのです。
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水書道の人たちが集まる一画も。皆さんさすがの腕前。
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デュエットみたいな寸劇みたいな。
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社交ダンスサークルでしょうか。
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太極扇とか太極剣とか。
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若い世代だと走ってる人たちが多かったかな。
なんにせよ、皆さんそれぞれ人生と生活をめいっぱい楽しんでいる!という空気感がハンパなくて、見ているだけでこちらもポジティブな気持ちになれるのです。

さて、お次は人民公園。
ここは日曜日になると「お見合い公園」になることで有名。なかなか結婚しない息子や娘たちに痺れをきらした親たちによる代理お見合い活動が繰り広げられているのです。テレビやネットでその様子を見たことはあったけど、過去にこの公園に来たときは曜日があわなかったのかそのような様子に遭遇しなかったので、せっかく日曜日に上海にいるのでちょっと覗き見させてもらおうかと。
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この両側にずらっと並ぶ傘。この傘はなんなのかというと…
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こうやって傘に身上書が貼り付けられているのです。
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なぜ傘なのかはわからないのですが、それはもう真剣にお見合いが行われております。
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ぱっと見たところ、当然ながら1980年代生まれが最多数。スペックの高い人ほどいろいろと細かく書いてある(自分の売りも、相手に求める条件も)という傾向が。
数は少ないながらもわたしと同世代もしくはそれ以上という方のもちらほらあって、同じ境遇の独身娘としては、年老いた親たちが炎天下のもとこんな活動をしていることを思うとなかなかのいたたまれなさです。す、すみません。
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似顔絵(?)つきの身上書という珍しいパターンもあり。
若い人だけじゃなくて稀に1940年代生まれという方のものも。この場合は活動しているのはご本人ですかね。
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海外在住者コーナーもありました。
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日本で働く娘や息子たちのお相手探し。おそらくご本人はまさかこんなところで自分の婚活が行われているなんて知らないのではないかと予想しておりますが、どうなんでしょうか。
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先月の海の日3連休に上海に行ってきました。

上海に行こうとしていた当初の目的は、2年ぐらい前に突如としてSNSで話題にのぼるようになった枸杞島に行くことでした。
2年前の時点ではこの枸杞島への具体的な行き方がなかなかネット上にも情報が無く、所要時間などがいまいち読めなかったので行程を計画しづらかったのです。が、その後しばらくしてから、とある日本人の方が、実際には諸事情で行けなかったものの「上海から日帰りで行けます」と具体的な交通機関を挙げて情報提供してくださっているのを発見しました。
上海から日帰り可能なのか!!!と沸き立ったわたしは、去年の8月か9月頃の段階で、おそらくベストシーズンであろう夏季にぶつけるべくこの海の日3連休の激安航空券を押さえておいたのです。

ところが、アイスランドから帰ってきて「そういえば来週は上海だっけ。そろそろ枸杞島への行き方をおさらいしておくか」と再度ネットで情報収集したところ、わたしと同じく上述の日本人の方の情報を見て枸杞島に行こうとした方が「行ってみたら、枸杞島に渡る船が1日1便しかないので日帰りは無理でした!」と書いていらっしゃるではありませんか。えええええ。
わたしの旅程は2泊3日で、初日はお昼前に上海着、最終日は昼過ぎの出発、という感じなので交通機関のタイムテーブルを考えると残念ながら枸杞島に1泊するのは物理的に不可能です。

そうか、枸杞島には行けないのか。
じゃあ上海で何しよう。。。

ということで、初日のコンテンツは「まだ行っていなかった上海市内の江南水郷・七宝に行く」です。まだ行っていなかった、とか言いつつ行ったことのある江南水郷は西塘だけですが。笑

地下鉄で行けちゃう江南水郷。
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水郷が見たい、というよりもわたしはここ七宝の地に大きな目的を持っていたのです。

それは、10年ほど前に渋谷に出来たときからこよなく愛し続けている七宝麻辣湯。このお店は開店当初から「上海にある人気店『七宝老街愛情麻辣湯』の日本第1号店」と謳っていたため、いつか上海でその七宝老街愛情麻辣湯とやらに行ってみたいな〜と思っていたのです。ただ、数年前までは七宝のどこにそのお店があるのかぜんぜんネット上で調べることができず、本当にそんな店あるのかな?と正直思っていました。そして上海には他にも美味しい麻辣湯屋さんがあるので、そちらで満足してもいましたし。(っていうか、今この記事を書く為にあらためて七宝麻辣湯のサイトを見てみたらいつのまにか上海の愛情麻辣湯云々のくだりは完全にサイトから消えているな…)

ところが、今回久しぶりに上海に行くのに先立って調べてみたところ、なんとこの七宝老街愛情麻辣湯のことを書いているブログを発見してしまいました。本当にあったんだ!!しかも記事は2015年とそんなに古くはない!これは今でも存在している可能性がきわめて大!!

というわけで、来ました七宝へ。
水郷です。かなり整えられちゃっていて、建物の古さが足りない街並みですが。
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美味しそうな軽食もいろいろ売られています。
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件のブログにはありがたいことに住所の記載までありました。「七宝老街内 镇企路11号」と。これはもう100%確実に辿り着くことができます。

「5」ね。うん、もうあと数軒先ってことね!
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きた!!「11」です!
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…。
あ、あれ……???
「裁縫」って??
両隣もどう見ても飲食店の気配はありません。
あれ…??
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そうです。その住所に「愛情麻辣湯」というお店は無かったのです。
まじかあああああ!

でも仕方ないのです。こういうことは中国の大都市あるあるです。
街は移ろいゆくのです。

しょんぼりしながらもう少しだけ七宝を散策しました。
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観光ストリートから外れると、めちゃくちゃいい感じに年季の入った建物が。崩れ落ちそうとも言えますが。
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柱にダイレクトに「木桶」って書いてあるのがとても良いです。木桶屋さん。
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愛情麻辣湯に辿り着けなかったので、上海で何回か行った「静安小亭麻辣湯」に行こうとしたら、それもなくなっていました。(わたしが知っている店舗がなくなっただけで他の支店はちゃんとあると思います)

致し方なく、空腹に耐えかねて生煎と春雨スープ。これはこれで安定の美味しさですが。
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ところで、この時の上海は東京なんて目じゃないぐらいの厳しい暑さでおそらく40度近くあったはず。湿気も多くて、外にいるだけでとめどもなく汗が吹き出てきます。
田子坊のあたりに来てみましたが、あまりに暑すぎてショッピングモールから出られません。
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そうこうしているうちに、いろいろと空振り気味な初日が終了しました。
明日は上海市内のまだ行ったことない場所をいくつか巡ってみましょうかね。

9日目。帰国日です。
3時半には起きるべく前日は23時頃に寝たのですが、3時に目が覚めてしまいました。
まぁゆっくり支度して、キッチンにある無料コーヒーでも飲んでから出立することにしましょう。…と思って身支度を整えて荷物をまとめてラウンジに運び込もうとしたら、ラウンジのソファにKがいてめちゃめちゃ驚きました。Kもまた目が覚めてしまったのでしょうか。なんにせよこんな早朝にお見送りしてもらえるなんて嬉しいことです。

宿の無料コーヒーとともに、最後のSkyrを。
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そういえばわたし、まだSkyrのことを書いていませんでした。
Skyr(スキール)とは、Wikipediaによると「アイスランド産のヨーグルトで、ギリシャヨーグルトと同じく濾過することで乳清が取り除かれたヨーグルトである。厳密にはチーズの一種である。」とのこと。アイスランドでは国民食といえるほど普及している食品です。

実際、スーパーに行っても、乳製品コーナーの棚に「ヨーグルト」も置かれているのですがそれよりも遥かに大きなスペースがあてられているのがSkyrのコーナー。メーカーもフレーバーもかなりたくさんあって、どれを買おうか迷ってしまうほどです。
わたしはアイスランドに行く前からこのSkyrを食べることをとても楽しみにしており、旅程の中で何種類食べられるかに挑む気満々でした。

最初の1個を食べた時、期待値をちゃんと超えてくるその美味しさに「来たよ来たよ!」と頬が緩むのを抑えられず。ギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトに近いけど、もっと濃厚でテクスチャーはもはや「もちもち」という感じです。
いろいろ食べ比べてみるとそれぞれ個性があったので、その一部をご紹介します。

たぶんアイスランドでも1、2をあらそうポピュラーなブランドがこちらかと思います。どこのスーパーにも必ずこのブランドのSkyrはあり、なんならGalaxy Pod Hostelのスナックコーナーに売られていたのもこちらのブランド。
わたしはこのバナナ味のほかにチョコ味、ベリー味なども試してみましたがいちばん美味しいのはバナナだと思います。とはいえこのブランドだけでも他にわんさかフレーバーはあるので未知なるベストが他にあるのかもしれません。
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こちらのブランドも入手しやすかったです。変に尖っていたり癖のある感じはなく、万人受けしそうなお味です。安定の美味しさ。
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こちらはパッケージにNo Sugar Addedと書かれていましたがフルーツフレーバーなのでさてどんなお味だろう?と試してみました。ブルーベリー味なのに全然甘くない、という不思議な感覚。わたしは甘いSkyrが好みだわ。
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マンゴー味。美味しいです。なんだけど、もう一歩マンゴーの押し出しが弱いというかもっとガツンとマンゴー味が来てくれたほうが更に美味しいような気がします。
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だいぶSkyrについて語ってしまいました。
アイスランド以外ではほぼ出回ってないように思うのですが、いつの日かぜひ!日本に!来てほしいものです。

レイキャビクの空港では、免税店などもさらりと見ましたがもう何もかも高すぎてなにも買えませんでした…。
そして北欧の航空会社はレガシーキャリアなのに「あれ、LCCだっけ?」と思ってしまうほどの控えめサービス。レイキャビク〜ヘルシンキ間なんて一応3時間半ある国際線なのに機内食がつかないという衝撃。有料で1,000円のサンドイッチとかは売ってくれるけどね!(K曰く、スカンジナビア航空もそうだったらしいです。北欧…)
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なんて、最後にちょっと文句言いつつも、とにかく本当に楽しく素晴らしい時間を過ごせたアイスランド。
夏のいちばんいい季節を満喫できたので、機会があれば今度は秋か冬にオーロラや氷の洞窟を堪能する為に再訪したいです。

8日目。この前日まではなんとか保っていたお天気もここにきてついに雨模様。
この日はレイキャビクに戻ってレンタカー返却の日。その途中に、アイスランド観光でもっとも有名と思われるいわゆるゴールデンサークルを巡ります。
移動距離自体はこれまでに比べればたいしたことはないのだけど、レンタカーは16時までに返却しなければならないのでそんなにゆっくりとはしていられません。
Akranesの街を朝8時ぐらいには出発して、まずは130kmほど車を走らせてGullfossグトルフォスへ。
ここもとても大きな滝で、iPhoneでは綺麗に全景をおさめるのが難しい…!
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滝はたくさん見てきたけれど、やっぱり飽きないです。
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Gullfossから10kmほどもと来た道を戻ってきて、お次はゲイシール!
さきほどのGullfossもそうでしたが、さすがアイスランド観光のメインともいえるゴールデンサークルはどこもちゃんとしたビジターセンターが整備されています。中でもこのゲイシールのビジターセンターはショッピングモールまで併設されていてびっくり。
間欠泉を見る前にまずはビジターセンターでトイレを借りようと中に入っていったらこんなものが売られているのを発見して、我が目を疑いました。
これ1缶が1,200クローネってことは約1,300円…。
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さてさて、ゲイシール。「ゲイシール」という名を冠した間欠泉は実は近年はあまり活動が活発ではないらしく、現在もっとも活動的は間欠泉はストロックルという名前の間欠泉なのだそう。このストロックルも含めて大小いくつもの間欠泉が散らばった敷地全体を「ゲイシール」と総称しているようです。

入口付近。可憐なお花(見えづらいけど)ともくもくの湯気が良いコントラストです。
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って、奥のほうでどっぱーーーんと噴き上ってる間欠泉が!あれがストロックルかな。
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ふむ、これがストロックルね。
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来るかな来るかな〜。
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来たぁ!でもこれはちょっと規模が小さい。もうちょっとどかーんと大きいのが見たいなぁ。
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ストロックルは7〜8分おきに噴出するようなので、焦らずにひとまず周辺の間欠泉を一巡りしてみました。
とても綺麗な濃い青色をたたえた間欠泉も。
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こちらもなかなか良い色。
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遠くから眺めていたら、来ました、大きいのが!
バックが青空だったらもうちょっと写真映えしただろうな〜と思います。
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なんだかんだでゲイシールには1時間ぐらい滞在していたでしょうか。あまり時間もなくなってきたので次に向かいます。
シンクヴェトリル国立公園で地球の割れ目を眺めるのです。
わたしはKとの合流前にシルフラでのシュノーケリングのために一度来ているので、勝手知ったるドヤ顔でKを案内。

とは言え、この散策路(北米プレートとユーラシアプレートの境目)はわたしもまだ来ていなかったのでひとしきり散策を楽しみました。
何の情報もなかったら「いい景色だね〜」で終わってしまいそうな場所なのですが笑、プレートの境目を散策するって改めて考えてみるとなかなかすごいことです。
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1週間前にシュノーケリングしたシルフラにもまた行ってみました。晴天時とは水の色はぜんぜん違うけど、それでも綺麗。
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ぐるりと一周めぐってきたリングロードの旅ももう終わりです。
あとはレイキャビクでレンタカーを返却するのみ。

ずっと田舎道を走ってきたのでレイキャビクの交通量に二人ともびびりながら、なんとか無事にSixtのオフィスに戻ってきました。返却時のチェックで飛び石によってフロントガラスについた小さな傷を指摘され、ちょっとハラハラしましたが、加入していた保険でカバーされるらしく追加請求はありませんでした。よかったよかった。

わたしにとっての最終日(Kはもう1泊)の宿は、ふたたびGalaxy Pod Hostel。
ロスバゲによって受け取れなかったKの荷物はここに届けられており、ちょうど世界一周の折り返しにさしかかったKの今後の旅程では不要になるグッズを預かってあげたりしながら、お互い荷物整理を粛々と進めていきました。
わたしは翌日のフライトが早朝なので空港バスのピックアップを4時で予約しており、なのでこの日寝たらもうそのまま翌朝は挨拶できずにバイバイすることになりそう(同室だけどドミなので物音たてないように出て行かなきゃならないし)。

5日間の道中、なんだかんだうまいこと役割分担してお互いわりとストレスなく過ごせたのではないかしら。
ありがとうー!

7日目。アークレイリを朝9時半ぐらいに発とうと計画しており、8時半頃からほんの少しだけ街歩き。

この通りが街いちばんの繁華街。
8時半にはまだほとんど誰もいません。トロールだけが24時間体制でがんばっています。
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この教会は、レイキャビクにあるハットルグリムス教会と同じ建築家による作品だそうです。
1940年に作られたとのこと。
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出入り自由な植物園(公園?)もあったので、入口付近だけ軽く散策。
このピンクの花たちがひときわ目をひきました。
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アークレイリは海(港)と山のどちらも間近に望める素敵な街だったのですが、そういえば遠景で撮った写真が1枚もありませんでした。残念。
レイキャビクに次ぐアイスランド第2の都市とはいえ、静かでのんびりゆったりした街。
泊まった宿の印象がとても良かったおかげもあって、Kとふたりで「アークレイリ3泊ぐらいしたかったな〜」と名残惜しみましたが、次の行程が控えているので出発しなければ。


さて、この日はひたすらロングドライブです。こうやって360kmを行ってからの、
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こうやって140km行く!トータル500km超え!
しかも北部から半島に入っていく道はおそらく未舗装路の可能性も高いです。所要時間がいまいち読めません。
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この西側の半島の目的地に何があるのかというと、Kirkjufellという山です。
アイスランドのことをいろいろ調べていたときにGuide to Icelandというサイトにさんざんお世話になり、そこのインスタのアカウントもフォローしていたのですが、このアカウントはもう素晴らしく盛り盛りな画像で溢れ返っているのです。盛り盛り画像に実物が全然負けてないのがアイスランドのすごいところなのですが。
で、Kirkjufellの盛り盛り画像もこんな感じでうりゃうりゃと流れてきて、うおおおおこれは行きたい!なんですかこの絶景!って俄然ハイテンションになってしまったわたし。
どうですかこれ。盛り盛りでしょう!
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Kirkjufellはカタカナ表記だと「カークヮフェル」となるようですが、Kが「トンガリ山」と言いだしたのをきっかけにわたしたちの間ではこの山の呼び名はトンガリ山です。
合流時にダイビング&シュノーケリング行くというプランが流れたときに「これはもしかしてトンガリ山に行く時間が作れるのでは!!」ということになり、この日の観光コンテンツはトンガリ山を目指してドライブ、と相成りました。
この半島に行こうとしなければ宿のあるAkranesという街まで350kmぐらいなので、宿とか街でのんびりする時間もとれるのですが、貧乏性な弾丸トラベラーとしてはついつい欲張ってしまいます。

休憩ポイント。北に面した海というだけでそこはかとない寂寥感が。
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トンガリ山までは、予想どおりというかなんというか、半島に入ったら未舗装路が続いて時速40〜50kmでしか進めません。
当然、舗装された道を走るよりも運転は疲れるでしょう。Kよ、ごめん、もう少しがんばって。

そんなこんなで、トンガリ山のふもとに着いたのは確か16時すぎた頃。
トンガリ山は、近くに着いてみると意外とそんなに大きくはないのです。あら、想定外。
そしてみんなあの滝に向かって歩いていくけど、あの滝もかなりちっちゃいよ。
(背後の山はトンガリ山ではありません)
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滝は滝で愛でておきましょう。滝パラダイスですからね。
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で、この滝の上からぐるりと回り込んでみると、、、
なるほど!このアングルだったのか!
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空がどんよりどよどよだし人が写り込みすぎているので、インスタの盛り盛り画像のようにはいきませんが笑、それでもフォトジェニックな光景であることには変わりありません。
ただ、ここに来るまで悪路ドライブな時間が長かったので、ここを見終わってすぐ「さ、宿に向かうか…」という状態なのがなかなかせつない。
この半島も先のほうに行くとまた氷河もあるし、本当は1泊入れながらのんびり巡るのがいいっていうのは間違いないんですけどね〜。なかなかそうもいかないので。

Akranesの宿も、東海岸で泊まった宿と同様に一軒家をゲストハウスとしているもの。この宿はわたしが探し出してきて予約したのですが、まさかのキッチン無し宿でした…!(正確に言うとキッチンはあるんだけどオーナーがゲストには開放していない)
自炊前提で食材のやりくりまで計画した上で来たので、キッチンが使えないというのが想定外すぎて、はてさて困りました。外食するのも勿体ないし、夕飯だけじゃなく明日のお昼ごはんどうやって準備しよう?
しかしあるものでなんとかしようと思えば出来るもので、お湯は沸かせる、食器とカトラリーもある、ということで、メインディッシュはカップ麺。トマトとアボカドを切って、混ぜるだけ調味料(わたしが日本から持ち込んだ)で和えたサラダがサイドディッシュ。これまたわたしの持ち込み品である缶つまを開けてワインも飲んじゃいましょう。
って感じで意外となんとかお腹を満たすことができました。結果オーライ。


6日目。今日は北部のアークレイリという街が終着点。東部〜北部にかけては南部に比べると見どころ少なめですが、まだ見ぬ景色に出会えるというそれだけで旅は心躍るのです。

最初の目的地であるDettifossという滝までいきなり300km近くあるので、午前中ずーーっとロングドライブ。
前日のように海沿いを走るポイントが少なめなので、こんな感じの景色をひたすら走っていきます。
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なかなかに荒涼とした景色も。
こういう場所わりと好きです。
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お昼過ぎぐらいだったかな、Dettifossに到着。
かなり巨大なのでiPhoneカメラだと全景がおさまりません。幅100m、落差45mだそうです。水量がハンパない!
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このDettifossから川沿いに歩いていくとSelfossという滝があります。
行ってみましょう。
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これまたなかなか絵になる滝ですね。
本当にアイスランドってば滝天国!
足場はまったく整備されていないので、このあたりまでしか近づけず。
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そこから車を30分ほど走らせると次の目的地。Kraflaの火山湖です。
ここはわたしが何かで画像を見つけて「行きたい!!」と思った場所。そんなにメジャーな観光スポットではなさそうだけど、そういう場所もほぼすべてmaps.meにはきっちり登録されているのがありがたい。
このなんとも言えずミルキーで深い青緑色。美しいなぁ。
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そのすぐ近くにはHverir(クヴェリル)という地熱エリアがあり、ここも行ってみたかった場所でした。
硫黄が噴き出す地獄谷みたいなところ。
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ぶしゅーーーーっと勢いよくガスを噴き出しています。手を伸ばして触ってみたくなりますがこんなところで火傷を負ったら困るのでやめておきました。
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それにしてもどこか違う惑星に来てしまったのかと錯覚しそうになる光景です。
日本だとこういう場所ってがちがちに柵が設置されていたりしますが、そういうのがいっさい無いので余計にそんなふうに思えるのかもしれません。
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さて、そこからまたしばらく車を走らせて、ミーヴァトン湖などを通り過ぎていきます。ミーヴァトン湖の近くにはミーヴァトン・ネイチャーバスという温浴施設があって、アイスランドいち有名な温浴施設ブルーラグーンは実は天然温泉ではないそうですが、ここミーヴァトン・ネイチャーバスは天然温泉だよ!というのが売りです。
時間があれば温泉入りたかった…。ここに限らずアイスランドはそのへんに温浴施設は(施設として整えられていないものも含めれば)山ほどあるのですが、今回、移動がきついので温泉というプランはいっさい差し込まなかったんですよねー。
次回アイスランドに来るときは絶対に秋冬にして、オーロラ観て、氷の洞窟行って、温泉に入る!

で、ミーヴァトン湖を過ぎてしばらく行ったところにあるのが本日最後の観光スポット、Godafoss。ゴーザフォス。「神々の滝」という意味だそうです。
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この滝から駐車場に戻るときに、それこそ神が降りてくるのではというような空に。
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この日もまた地球の恵みに素直に感動しっぱなしの一日でした。
地球っていう星はやっぱり奇跡なんですよ、本当に。

満たされてほくほくしながらアークレイリに向かいました。到着したのは20時頃。
この街で泊まった宿、TOWN SQUARE Guesthouseがとにかく素晴らしかったです。広ーい4LDKマンションを4組のゲストでシェアして泊まるような形なのですが、とにかく綺麗でオシャレだしキッチン広いし、、、って安宿ばかり泊まっているとだいぶ判断の基準が下がりますが笑、アイスランドではハイシーズンだとまったく高級でもなんでもない宿でも個室1泊2万3万は当たり前みたいな状態になるので。

泊まったお部屋の窓は街いちばんの繁華街(といってもこぢんまりとして静かなものです)のロータリーに面していました。
なかなか良い雰囲気なので、明日の朝この街を発つ前に少しだけ街歩きをすることに。
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この日の移動も長距離でした。がんばりました(Kが)。
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5日目。この日も、移動距離は長いし、最も見どころが集中する南海岸沿いを攻めていくので観光の時間もちゃんととりたいしトレッキングもしたいし、ということで7時すぎには出発します。ぼんやりナビという役割以外に食事準備という役割も担っていたわたしは、朝食と昼食の準備もあるので5時半起床でがんばりました。

向かったのはSkaftafell国立公園。どうでも良いのですが「Skaftafell」は日本語表記だと「スカフタフェットル」となっており、「スカフタフェル」じゃないの?「フェットル」の「ト」はどこから出てきたの??と謎がいっぱいです。そして実際にアイスランド語ではどう発音されているのかはわからずじまいです。

このSkaftafell国立公園は火山やら氷河やら滝やらを擁するとても広大な国立公園ですが、ビジターセンターを起点とするいくつかのトレッキングコースが整備されており、わたしたちはまず最初にスヴァルティフォスという滝に向かうコースを歩くことにしました。
歩き始めるとすぐに、雪山と氷河のコンビネーションが目の前に現れます。
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山、というほどではないけれどそこそこの登り坂が続くので、20〜30分もしないうちに眼下にこんな光景が広がるのです。どこまでもどこまでも続く広大な大地。
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滝までは1時間ほど歩く、と事前に何かで読んでいたのですがわたしたちは相当がしがしとペース良く歩いていったので40分ほどで滝が見えるポイントまで到達しました。
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スヴァルティフォス到着!
柱状節理の崖が、さながらパイプオルガンのようです。
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来た道とはまた違うルートを通ってビジターセンターまで戻りました。
途中、どどーんと広がる氷河が見えるポイントがあって心躍ります。
今日はこの後は氷河責めというか氷河祭りというか氷河まみれというか。氷河を見て、触れて、歩いて楽しんだのは3年前のパタゴニア以来なのでかなりワクワク。
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ビジターセンターの屋外テーブルでお弁当を広げて、気持ちのよいランチタイム。
「お弁当」というかただのツナサンドですけども、まぁ晴れた空の下で食べるお昼ごはんは大抵なんでも美味しいのです。

お腹を満たしたら、さて、午後の行動を開始しましょうか。
この日、計画として訪れることを決めていたのはヨークルスアゥルロゥン氷河なのですが、そこに向かう途中にも車窓から「ちょっとちょっと、あの氷河にも寄ってみようよ!」と魅惑的なポイントが多々出現するので、可能なかぎり寄ってみました。
まずは、さきほどのビジターセンターからも程近いSvinafellsjokull。
幹線道路である1号線からほんの少し未舗装の道を入って行くのですが、奥までいけばちゃんと車を停めるスペースもあります。この氷河ではウォーキングツアーも催行されているようです(目撃はしませんでしたが)。
上の画像の左側に見える山肌をひたすら奥に奥に、行けるところまで進んでみました。柵とかいっさいないので何かあっても自己責任です。
ここは本当になんとも言えない異星感があって最高でした。
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続いて立ち寄ってみたのは、Fjallsarlonという氷河湖。
雄大な氷河、その先端にできた湖、そこに浮かぶ氷塊、それらをパノラミックに一望できてそして背後には抜けるような青い空。
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うきうきしながら湖岸まで歩いていきました。
湖に映り込んだ雲の姿もまた美しいのです。
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Jokulsarlon、ヨークルスアゥルロゥン。
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ここでは、水陸両用車によるボートクルーズに飛び入り参加してみました。
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陸を走っているときは「立っちゃだめ!座って!!」と注意されます。
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湖に入ってしまえば、立つも座るも自由な撮影タイム。この氷河湖の成り立ちなどをガイドさんがあれこれ説明してくれます。
深い深い青、ソーダ水みたいな淡い水色、白と黒のマーブル、といった具合に氷塊もいろいろと個性あり。
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クルーズは40分ほどで終了。
晴れてる日にここに来ることができてよかった!
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この潟湖からはそのまま氷塊が海まで運ばれていきます。
その海岸もすぐそこなので立ち寄ってみました。
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海岸には打ち上げられた氷塊がごろごろ。
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この時点で17時ぐらい。今日の宿まではまだここから車で2時間ちょい走るので、そろそろ向かいましょうかね。
Kは既にやや運転疲れがきているので、景色のよいところで適宜車を停めて休憩しながら(というか、アイスランドは本当になんでもない場所がいちいち絶景です)、のんびりと東に向かいました。

休憩ポイントあちこち。
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6月下旬というこの季節は、もうどこを走っていてもルピナスの大群が咲き乱れていてとても綺麗でした。
でも、ルピナスってもともとアイスランドにはなかった外来種で、あまりに増殖しているこの現状はそれはそれで問題視されているのだとか。
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今日の宿は東海岸のDjupivogurという小さな町にあるゲストハウス。
普通の一軒家をそのままゲストハウスとして使っている感じで、のんびりとくつろげる良い宿でした。
なんといっても、玄関先からのこの眺めが素晴らしいです。
これは港のほうを見たところ。
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これは反対側。気持ちよすぎて玄関先で飲んだコーヒーのカップが写り込んでますね。笑
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この日の移動はこんな感じで、トータル約400キロ。
次から次へと絶景があらわれて、なんだか白昼夢の中にいるような一日でした。
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