ビッグ4 アガサ・クリスティー
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ポアロの家に倒れ込んできた男はうわの空で数字の4を書くばかり——国際犯罪組織〈ビッグ4〉と名探偵の対決はこうして幕を開けた。証人を抹殺し決して正体をあらわさない悪事の天才四人を追って、大陸へ渡ったポアロを恐るべき凶手が待ちうけていた。波瀾万丈の冒険と驚愕の結末!


☆何の予備知識もなく読んだ。出だしから性急で変だな、と思ったら、国際犯罪組織対ポアロと言う驚愕のB級スパイアクション。愛すべき愚かな相棒ヘイスティングズのみならず、ポアロまで敵に引っかき回されて何度も絶対絶命のピンチを迎えるが、駄作マンガ級の切り抜け方をする。そして驚天動地の結末を迎えるのだが。
 正直ツッコミ所満載で、クリスティーの作品とは思えない怪作だが、そういう作品なんだと気持ちを切り替えればメチャクチャ面白い。夢にもいつもの本格ミステリと勘違いしない事だ。
 スパイアクションものとしてもいろいろ酷い作品だけど。


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