第50夜 淫蝶
淫蝶

 名門女子高に娘の入学と自分の就職を決めた、色白ハーフの美人英語教諭。だが、校長の狙いは彼女の美しい肉体だった。娘まで奴隷に堕とされ、肉体装飾を施された母娘は淫らな蝶となって天に舞い上がる。(約4万9千字)

13.娘の処女喪失のお膳立てをする変態マゾ母(2640字)

 それから私は校長先生、まりあは教頭先生の手で全裸に剥かれていきました。そして今だ意識を取り戻さないまりあは、ソファーの上に座って頭の方まで脚を上げて広げる凄まじく淫らな格好で頑丈に拘束されていったのです。そして教頭先生が激しく体を揺さぶると、まりあは言葉にならない呻きをくぐもらせて目を覚ましてしまったようです。

「教頭先生、まりあさん、こちらを見なさい」
「こ、これは……思った以上の出来映えですな、正に芸術作品と呼ぶにふさわしい……」

 校長先生の手で施された肉体装飾を誇示するべく少し脚を開いて直立した私を見た教頭先生は、感嘆の声を上げ、まりあは驚愕で表情を引きつらせながら、母親のおぞましく装飾された体の眺めに目が釘付けになったようでした。私の真っ白な裸身には3匹の青蝶以外に、レーザーで永久脱毛された股間にクッキリと浮かび上がる刺青が入れられておりました。それは蝶が止まることをイメージした大輪の毒々しい色の花柄でした。

「これは蝶を捕食する禍々しい食虫花ですぞ」
「なるほど、吉野先生のようなお美しい女性に食い殺されるなら、我々男性の本望ですからね」
「さすが教頭、よくおわかりのようだ。まりあさん、あなたのお母さんは、本当はこんな恐ろしい女性なのですよ。娘のあなたを生け贄として我々に差し出すと言う……」

ーーやめてえっっ!!

 本当はその通りなのに、私は辛くてシクシクと泣いていました。もうまりあの方を見て気遣ってやる余裕もありません。そして校長先生は、それこそ単刀直入に、まりあを言い含めに掛かっていました。さほどの優等生でもないまりあが授業料全額免除の特待生になれたのも、母親の私が青蝶に就職出来たのも、全ては校長先生のおかげ。

「あなたはバージンですね、まりあさん」

 親子とも口を塞がれ答えようがありませんが、教頭先生がおっしゃいます。

「そのようですね。まず間違いないでしょう」

 たまらなくなった私が泣くのをやめて見ると、まりあは秘め所をのぞき込まれ、花びらを指でまさぐられていました。

「男にとって、あなたのようにとてもキレイな女の子の処女は大変な価値があるものです。あなたの特待生も、お母さんの仕事も全部永久に保証してあげましょう。この私に、あなたのバージンを破らせては頂けませんか?」

 まりあは死んだように凍り付いていましたが、体がどうしようもなく微妙に慄えてしまっています。私は口に含まされたボールのもう1つの意味に気付きました。これのおかげで舌を噛みきると言う古典的な自害方法が防止されているのです。そして校長先生のお話は、さらに恐ろしい方向へと向かうのでした。

「そんなお願いをしても、まさかオッケーする女の子などいません。残念ながらあなたに選択の余地はない。お母さんに売られた時点で、あなたの運命は決まっておったのです」

ーーそんなっっ!! 私はまりあを売ってなどおりません!

「んんっっ!! ん~っっ!!」

 私が抗議の目線を校長先生に向けると、痕が残るほど激しくお尻をパン、パン、と叩かれました。

「どMのヘンタイ教師が何を言うかっっ!!」
「ふん~っっっ!!!」

 初めての乱暴な言葉と暴力的行為でしたが、さらにもう一発股間の淫蝶を叩かれた瞬間、私は激しく達してしまいました。教頭先生も驚いたご様子でおっしゃいます。

「校長先生、暴力はいけませんよ」
「これは失礼。しかしマゾの吉野先生は、こってり気をおやりになったご様子ですぞ……まりあさん、あなたのお母さんは男性にいたぶられることを歓ぶ、マゾと言う体質をお持ちだ」

 まりあは、目を閉じておくのにも耐えられなくなったのか、怯えた目を時々開けてチラチラこちらを見ているようでした。

「お母さんに瓜二つのあなたにも、マゾの血が色濃く流れているに違いない。縛られて、大事な所をおっぴろげられて、何だかゾクゾクしてはいませんか?」

 清純で穢れを知らないバージンのまりあに、一体何てことをおっしゃるのでしょう!しかし真っ白な人形のようだったまりあの体は、いつの間にか桜色に染まって妙に悩ましく揺さぶられ、何らかの感情で懊悩している様子でした。

「教頭先生、交替しましょう。私にまりあさんのバージンを破らせて下さい」
「んん~っっ!! ん~っっ!!」

 私は、待ってください! と言うつもりで言葉にならない呻きをくぐもらせました。まだ男性を知らないまりあに、校長先生の逞し過ぎるモノを挿入するなんて、あまりにも残酷だと思いました。ところがそんな母親らしい私の気持ちも、校長先生は先刻ご承知だったようです。

「教頭先生、吉野先生のアナルを犯してから、こちらに連れて来て下さい」

 立ち尽くしていた私の背後に回って腰を抱いた教頭先生が、股鎖を解きアナルに入り込んでいた小さな男根型を引き抜くと、ご自身のペニスをバックから突き立てて来ました。調教を重ねられた私のアナルは生身の上サイズも大きい教頭先生のモノをスムーズに受け入れてしまい、すぐに強烈な快感が込み上げてヘロヘロに脱力しそうになります。しかし教頭先生はアナルにフィットしてしまったシンボルとの結合が抜けてしまわぬよう後ろから両手で私の腰を抱え込み、ヨチヨチとまりあが縛り付けられているソファーへと向かわせます。

「まりあさんのバージンを今すぐ破るのはかわいそうだ。吉野先生、娘さんのために体をほぐしておやりなさい」

ーーな、何ですって!!

 娘が処女を奪われるのを、母親の私にお膳立てしろ、とは正に鬼畜そのものの発想でした。まりあもその意味がわかったのか、血の気が戻っていた美貌を再び凍り付かせ、イヤイヤをするように激しく首を横に振っていました。私は又も冷酷な校長先生に抗議の視線を向けましたが、するとすでにおぞましくギンギンに勃起させた男性自身を取り出した校長先生は、それを無惨に広げられたまりあの股間に向けたのです。まりあはその大きな隆起を目にした瞬間恐怖の色を浮かべた目を、サッと反らしていました。

「お母さんが助けてくれないのなら仕方ないね。少しばかり痛いのは我慢しなさい……」

ーー待って!

 校長先生が、ゆっくりとまりあの股間に近付けていく逞し過ぎるシンボルを、私はたまらなくなって後ろから手でムンズと掴みました。教頭先生の男根がアナルに入り込んでいるので、大きく動いた瞬間私は恥を晒す寸前の強烈な快感に貫かれてくじけそうになりながら、校長先生のまりあへの挿入を必死で阻止したのです。


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