狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅶー1.最後の朝(3343字)

 3人のゲイボーイ調教師達の「卒業試験」と称した性感責めで執拗にいたぶられ、数限りない絶頂を味わって失神した恵利香は、いよいよ性奴隷契約最終日の朝を迎え、「ご主人様」陽子と朝風呂に入らされていた。もちろん共に一糸まとわぬ生まれたままの姿であるが、小太りで肉のたるんだ体の醜女陽子と、厳しい性調教を受けながらますます若い女神のように光り輝く美少女の恵利香とは、月とスッポンであり、一見高貴な女性にかしづく下女のように見えただろう。ところが現実の立場は逆なのだった。

「かわいい恵利香ちゃん。これが最後だなんて、寂しくなるわね」
「ああ、ご主人様……」

 まんざらウソでもなく思い入れたっぷりにそう言った陽子が、後ろ手に指錠を嵌められ、昨夜少年達に可愛がられた「スケベ椅子」に座らされた美少女に唇を合わせていくと、恵利香もウットリと目を閉じてそれに応え、口を吸い合い舌を絡めるのだった。恵利香はこの1週間の性調教ですっかり性奴隷として陽子に身も心も捧げてしまい、ゲイボーイ達に感じるような嫌悪や抵抗はまるで覚えないのだった。そして陽子の手が体をまさぐり始めると、恵利香はあっと言う間に燃え上がり体が浮き立つような歓びを覚えてしまうのをどうしようもなかった。 
 
「すてきなおっぱい……」
「あん! ご、ご主人様あ~ 気持ちいい……」
「こんなおっきいのに、感度もいいのね」

 陽子の指が同性らしいツボを反らさぬ巧みさで先端の可憐な乳頭をクリッと摘み、やわやわと膨らみを揉みほぐし始めると、すぐに恵利香は感極まったような鼻声を洩らして小柄な陽子に身を預け、もう堪らないと言う感じの悩ましい表情を見せてしまう。

「ああ~っっ!! ご主人様、そ、ソコおっっ!! も、もう!……」
「かわいいクリちゃん……ずいぶんおっきくなったわね……」
「いきますうっっ!!」

 陽子の指が乳首とクリトリスと言う恵利香の弱点を軽く摘んで転がすように刺激すると、あっと言う間に絶頂に達してしまった。調教の成果で異常に官能に弱くなった恵利香の体は、主従関係の歪んだ愛情を覚えてしまう陽子に触れられただけでメロメロになってしまい、全く自制が利かない状態だったのだ。

「あらあらもうイッチャッタの? はしたない子ね……」
「ああ……言わないで、羞ずかしい……」
「いいの、そんなえっちな恵利香ちゃんが大好きよ」

 その間も体をまさぐる陽子の手は着実に恵利香をトロかせ、いつの間にか指が2本アソコに含まされていた。

「うふふ、中はヌルヌルよ。どんどんお汁が溢れてくるみたい、これじゃお風呂に入ってもキレイにならないわ」
「ああ、ああ、ご主人様あ~」
「私の指食い千切らないでよね」
「ま、又イキますうっっ!!」

 女子高生とは信じられない淫らな反応を見せる恵利香は、陽子の指を切なくギュウギュウと締め上げてしまい、又しても気をやっていた。が、愛情に溢れたレズの愛撫には終わりがない。

「ココも弄ってあげないとね」
「ヒイーッ! ソコはダメですうっっっ!!!」
「大好きなお尻で気持ち良く食べてね、ヘンタイ恵利香ちゃん」
「うああ~っっ!! いくうううっっっ!!!」
「お尻は何杯でもおかわりが利くのよ……」
「ほおお~っっっっ!!!」

 こうしてまたたく間に何度も極めてしまった恵利香の美しい体を飽かずに愛でながら陽子は言うのだ。

「ああ、かわいい恵利香ちゃんの、おっぱい……アソコも、お尻も……ずっと私のものにしていたいな……」
「ご主人様……」
「今日でおしまいなんて……これからもずっといい友達でいてね、恵利香ちゃん」
「ああ……はい」

 立て続けに何度も極めてしまった自分の体を愛情を込めて軽く撫でながら、真剣な表情でそんな感傷的な言葉を吐く陽子に、恵利香も素直に答えていた。

ーーこれで終わりだとも思ってるの? あなたを放すわけないじゃない。恵利香ちゃんは、一生私のかわいい性奴隷なんだから……

 陽子がその醜い顔でそんな気持ちを隠していた事など、イキまくり状態の恵利香にはわからなかった。 それどころか、本気で今後は親友として付き合っていこう、などと大甘な事を考えてしまっていたのである。

 一通り恵利香の愛撫を終えた陽子は、ボディーシャンプーで美しい体を洗い清め始めた。が、これも当然性感帯をくすぐらないではいられず、恵利香にとっては休みなくかわいがられているのに等しかった。

「どヘンタイのビデオ、最高だったわ」
「あれは……忘れて下さい、ご主人様!」

 昨日無理矢理撮影されてしまったビデオを持ち出された恵利香は、顔から火が噴き出るような羞恥を覚えていた。

「こんにちは。私は、美北高校2年1組、出席番号4番、大城恵利香でーす。私、どヘンタイの、えっちな、女の子なの」

 と言う世にも羞ずかしいセリフで始まる「どヘンタイ女子高生、恵利香」というブルセラビデオは、昨日恵利香の性奴隷としての学校生活を記録するという名目で、わざわざ休日の学校に破廉恥な制服姿で出向いて撮影されたものだ。脅迫されたとは言え、美しい女子高生が羞恥の極みのような映像を、あり得ないような淫らな口上と共に演じてしまった「どヘンタイ」ビデオは、恵利香のプライドをずたずたに引き裂く下劣そのものの内容だ。それが公開されるくらいなら、死んだ方がまし、とさえ思われるビデオを更なる脅迫のタネに握った陵辱者達は、恵利香が契約違反を犯したり、警察や姉に相談でもしようものなら即座に店で売り捌くと脅したのだ。

「ホント恵利香ちゃんたらいつもお澄まししてるくせに、えっちの方はススんでるのよね。アタシ、あのビデオで何度もオナっちゃったわ。あれは私の宝物。一生大事に持っててあげるね」
「ああ、ご主人様……絶対人に見せないと約束して下さい……」
「当たり前じゃない。かわいい恵利香ちゃんがあんなどヘンタイでえっちだなんて、私達だけのヒミツよ、誰にも教えたりしないわ。もちろん、恵利香ちゃんが約束を破ったりしなければ、だけどね」
「ああ~……約束を破ったりしません……だから……ああ、ま、又……」
「カラダを洗ったげてるだけのに、すぐ気分出しちゃうのよね、えっちな子」

 どうしてこんなに感じ易くなってしまったんだろうと嘆き、身を固めてみても無駄で、ボディーシャンプーの滑りを借りて洗い流される体中からおぞましいまでの快感が次々に込み上げてしまう恵利香は、夢の中のような現実離れした心地良さにドップリと浸って抜け出せないでいた。背中だの太股だのと言った、さして敏感でもないはずの場所からさえ、さざ波のような快感がわき起こって来るのだ。陽子の手が脇の下や手足の指の間のような汚れのたまる部分を丁寧に洗って来ると、恵利香は完全に取り乱して感じ入っていた。

「ご、ご主人様、そんな汚い所は結構です!」
「あら、どうして? 汚いから特に念入りに洗ってあげるんじゃない……」
「だ、だって……ああ~!」
「それともこんな所が感じちゃうの? どヘンタイ恵利香ちゃん」
「いじわる……ああんんっっ!!」
「ふふ、図星みたいね……これからもお風呂に入ったら、私の事を思い出してね。体を洗いながら気分を出して、いっぱいオナニーしてちょうだい」
「ご主人様あ~! いいの、ああ、気持ちいい……」

 恵利香は陽子のボディー洗いに翻弄されてメロメロになりながら、暗示を掛けられているような気分に陥っていた。恐らく陽子が言う通り、異常に感じ易くなってしまった体は入浴して体を洗う行為がオナニーに等しくなってしまい、何度も極めてしまう淫らではしたない少女になってしまうだろう。

「もちろんホントのオナニーの時も、私の事思い出してね。わかった、恵利香ちゃん?」
「は、はい、ご主人様……うああっっ!! ま、又、イキそおっっ!!」

 陽子のボディー洗いの手がいよいよ乳房に掛かり、股間に忍び込んで来ると、恵利香は更なる絶頂の予感に唇を慄わせ、不自由な体をぶるぶるおののかせる。

「トイレじゃ必ず3回オナってね。アタシとアソコをナメナメし合った事を思い出して……」
「イキますっっっ!!!」

 股間を洗われるともはや何のためらいも慎みもなくして、絶頂人形のように次々とアクメを迎え、歓びを貪ってしまうはしたない体を、恵利香自身もうどうしようもなかった。


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