November 09, 2009

Dear....

Hey, don't worry about it.

It's not your fault.

That's all right.

Just trast yourself.

Follow your dreams and reach out for the stars.

natu_soramimi at 16:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!なつめ 

July 15, 2009

水辺。

 遠ざかる。
 声を。
 
 耳を澄ましてみても、もう聞こえない。
 はるか。
 かなたへと。

 なくしたもの。
 それは。
 とてもだいじなもの。
 取り返しのつかないもの。

 永遠に。

 光を、失って。

 
 けれど。
 そしてようやくいま。
 わたしはわたしに。
 許すことを許す。




natu_soramimi at 22:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!なつめ 

July 08, 2009

Take me with you.


星に 願うよ



かなわないと知っているから




natu_soramimi at 19:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!なつめ 

July 02, 2009

サウンドオブサイレンス

 表の通りを走る車がタイヤで跳ねる水の音で目が覚めた。
 室内は薄暗く空気がひんやりと滞っており、毛布一枚では肌寒いくらいだ。
 雨が降っているようだが、細かい雨なのか雨音は室内までは聞こえない。
 陽子は毛布の中でからだを伸ばしてから反転させ、枕元の携帯電話で時間を確認した。
 液晶のオレンジの光。
 メールの着信を確認したが、開いて見ることはしなかった。
 8時半を過ぎているのに、隣室も静かだ。ふう、と息を吐き出してからベッドに体を起こした。
 襖の隙間からは蛍光灯の明かりが漏れている。どうやら母は起きてはいるらしい。
 両足を揃えてベッドから起き出し、椅子の背に掛けてあるカーディガンを羽織ると襖を開いた。
 電気ストーブが点いているおかげでほのかに居間は暖かい。ストーブの上で薬缶がしゅんしゅんと音を立てている。
 
 卓袱台で帳簿をつけていた母は電卓を叩きながら目だけで陽子を見た。
 陽子もなんとなく軽く片手を挙げただけで、無言のまま洗面所へと行く。
 火の気のない台所は10月の半ばだというのに寒かった。蛇口をひねるとさあっと勢いよく水が溢れ出してくる。
 むくんだ顔にぱしゃっと冷たい水をあびせた。
 ひどい顔だと思ったが、もう長く鏡に映る自分はこんな顔をしている。
 いつからだろう、考えてももう思い出せなかった。
 
 洗面をすませ、居間に戻ると母がヤカンの湯を急須に注いでいる。こぽこぽと注がれるよい音がし、茶が香り立つ。
 母の向かいに座ると、陽子の分の湯飲みをことんと置いてくれた。
 陽子は無言で受け取り熱い茶を吹きながら飲む。体がぬくもった。
 母は首を回し、また帳簿に目を落として電卓を叩いている。
 押さずに叩かなければならない旧式の電卓なのだからそろそろ買い換えれば、となんども勧めてはいるのだが使い勝手が良いのだと譲らない。
 母は顔を上げずにため息をつきそして伝票をめくる。子供相手の小さな学習塾を昔からやっているのだが、大手に通わせたい親が年々増えているし対照的に子供の絶対数は減って行っている。
 愚痴をこぼしはしないが眉間がけわしい。
 陽子は藪蛇を突かないよう黙って肘をついたままぼんやりとしていた。
 紙をめくる音。ボールペンの走る音。

 近所の子供が雨だというのに朝から声を上げて遊びに行こうとしているのか廊下で声をあげたのが聞こえた。
 ばたん、と乱暴にドアが閉まり廊下を律動的な足音が近づいてそして遠ざかってゆく。階段をかんかんと軽い足取りが下りていって、そして消えた。
 薬缶の蒸気の音。
 電機ストーブの赤い光。
 陽子が湯のみを卓袱台に戻すと母が取ろうと手を伸ばした。もういいと言おうとして母のその手を押さえて止める。節くれだった母の指には色も飾りもなかった。
 やせて乾いたその手を見つめながら、陽子はこの数日考えていたことへの結論が出た気がした。

 「わたし、やっぱり結婚するのやめる」
 言葉に出してみると、すとんとその答えが胸の中に落ちてきて納得できた。何故あんなにも煩っていたのだろうか。そのほうが不思議なほどだった。
 母の視線を陽子は正面から受け止めた。
 何を言われるかと身構える前に母は吐息のように、そう、と呟いた 。


完。

aoi_haruko at 11:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!あおい 

June 23, 2009

Good night Honey.

 ふと歩き疲れて立ち止まった時
 どこかで君もあの月を見ている

 もう歩けないとうずくまった時
 どこかで彼もあの月を見ている

 自信を無くしてけれどただただ歩くしかない時
 どこかで彼女もあの月を見ている

 少しだけひとやすみ
 折れてしまう前に
 
 夜は眠るものさ、と
 訳知り顔にフクロウが囁く


 "Don't worry, Be Happy"

 繰り返す、ママの子守唄
 
 けれどずっと知っていた
 本当はママが1番、幸福を信じていないこと
 ママは空を見上げない

 Good night honey.
 良い夢を
 悪夢が追いかけてきて、あなたを食べてしまわぬように祈るよ
 
 そして僕らはまた歩き出す
 
 月は無くとも
 どんな暗闇でも
 世界に独りぼっちでも
 なんにも見えなくても
 心打ち砕かれた時ですら
 なにひとつ怖がることは無いんだよ

 あの闇の向こうに、月は輝いているから

 
 
 
  
 


natu_soramimi at 13:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!なつめ 
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