
現在は、実家のそばのお友達のお家


その後、車ではルンルンでおとなしくおりこうに横浜まで連れられたこげぱんは、また最寄りの動物病院で健康状態を調べ、まだ痩せてはいるもののだいぶ元気になってきたので、ワクチンを済ませ、フィラリアの薬など基本的なことを済ませてまた新しい生活が始まります。
場所が変わっても気にせず我が物顔で走り回り、やはり飢えていた時期の習慣がなかなか抜けないのか、ゴミをあさったり、テーブルの上を物色したり、買い物の袋をあさったりと、おなかいっぱいご飯をあげていても、食べ物

実家ではハチという名前をつけられ、お話好きの母はハチの話をいろんなところでし、犬好きの母のお友達が何度も見に来てくれていました。
最初から人好きのハチは、いつもすかさず母やお客さんの膝の上を陣取って、先住犬の甘えん坊娘、ダックスのななこが絶えずやきもちを焼いてしまう…という状態でしたが、2週間ほどたったあるひ、ハチに何度も会いに来てくれていた母のお友達が、以前飼われてたわんちゃんが老衰で亡くなり、またわんちゃんを飼おうと思っていたんだけれど、ハチを引き取らせてもらえないかと言ってくださいました。
母も手放したくはないようでしたが、先方なら可愛がってくれること間違いなし!あとはななことの折り合いがうまくいかないのもあり、もうハチ用にベッドから水のみまで用意してくださっているというおうちの里子として、飼われることになりました。
ただ、やっぱり捨てられてしまった犬を飼い、躾をするのはなかなか容易ではありません。
ただ根気強く、愛情を持って、ひたすら辛抱強く教えていくしかないようです。
1日何度もオシッコを失敗し、さぁご飯を食べようと 箸をとりに後ろをむいた瞬間に、皿ごとひっくり返されたり、生ゴミの入ったゴミ箱をあさったりと、毎日ハチとの追っかけっこだったようです

しかし、そのご家族は、いちからしっかり諦めずに教えてこみ、今では、目の前でお茶とお菓子を食べていても手をかけたることも興味さえ示さず、粗相もなく外で用を足し、お留守番もできる、我が家のワンコ×5 よりお利口な


ほんとうに、よかった!
実家に帰った時は必ず会いに行こうと思っています。
これからも不幸なワンコ達が増えませんように…。 心からの思いをこめて…