はなしのタネ

イタリア、フランスから野菜や花の種を輸入・販売している小さな会社で働く社員たちが日々の出来事、入荷商品のご案内、商品情報などをつづります。

April 2011

☆☆トマト・Pachino☆☆

ソレントのホテル、ビュッフェスタイルの朝食で食べたトマトは人生初、感動的美味!!

輪切りスライスのトマトがただ大皿に盛られていただけ。
脇には各地方のオリーブオイル数本(たぶんイタリア人は自分好みのオイルを選べるのだと思う・・)と塩が置いてあるだけ。

私たちも、そのスライストマトをお皿に取り、適当にオリーブオイルと塩をかけてテーブルへ。
そして、一口。
なに、なになに、、、(無言。。)

最初の3切れほどを一気に食べ終わり、
「おかわり行ってくる!」

このおかわり行ってくるを4回くらい繰り返したあたりで、
「このトマト、違う、、、すっごくおいしいね〜初めての味かも。。」
「間違いなく初めての味だよ。止まらない!!」
と初めて落ち着いて会話ができたのでした。

たかが朝食でこんなトマトとの出会いがあるなんて思っても見なかった私たち、朝食にカメラを持っていかなかったのが非常に残念。

そこで好奇心旺盛な私たち、ホテルの従業員に質問!
「このトマトがなんていうトマトか品種名を詳しく知りたい」と。

何度もおかわりに行った私たちをニヤニヤしながら眺めていたホテルマンが、
「これはローカルトマトだよ、知ってるかな南にあるPachinoってところ、そこのトマトは絶品なんだ」

もちろん知っていますとも、パッキーノ、シラクーサにあるパッキーノのトマトがまさかこれ?!☆☆
お腹に入った大量のトマトのタネ、、、発芽してくれないものかと必死に祈りたい気分だったのは言うまでもなく。。。

ヨーロッパ諸国は国を挙げて野菜の産地ブランド化に取り組んでいます。
イタリアの市場でも必ず、値札と共に産地名を表記。イタリア人は産地まで厳選して買い物します。
例えば有名なところではトレヴェーゾのラディッキオやカンパニア州とりわけナポリ、サレルノ、アヴェッリーノ地方のトマトサンマルツァーノパルマのオニオンなど。
パッキーノ村のトマトもこのひとつ。パッキーノ産トマトの中でも"tondo liscio","a grappolo","costoluto","ciliegino"これら4品種がパッキーノトマトとして指定されているようです。
詳しくはこちらに

そしてこの後、訪れたローマの市場でもありました、ありました、パッキーノ産トマト♪
この写真は全て"costoluto"品種ですね。
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イタリアの畑 in Ravello

ナポリのホテルで仲良くなったフロントのお兄さんに、
「とにかく、ラヴェッロへ行ってみて、最高に素敵なところだから!」
と薦められた私たち。
今回の旅の計画外でしたが、それじゃ行ってみなきゃとばかり、足を延ばすことに♪

そこで見たのはイタリアの質素な田園風景。
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機械を一切使わず、手作業で器用にどんどんと畑仕事をこなしているおじさんをひたすら眺めていると・・・、
「誰かを待っているのかい?!」
「いえ、、植わっている野菜がどれも立派で、しかもあなたがあまりにもきれいに植えているので見とれていたところです」というと大喜び。
「どうぞ畑の中に入って来て!」。

今、定植したばかりのバジル
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いい子に整列しているエンダイブレタス
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キャベツフェンネルもこれからぐんぐん大きくなります。
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これはカルドンアーティチョーク
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こちらのフェンネルはそろそろ収穫です!
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時期も終わりに近い、カリフラワー
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初夏には収穫のソラマメ
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今までの画像をご覧になられてもうお気づきでしょうが、、、かなりワイルドな環境で栽培されていますよね〜。草取りもあまりされていない。。

そして、ルッコラときたら、こんな中にいましたよ。
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それでいて虫もつかず、元気に育ってました。
しかも摘まんで食べてみると香り高く、パリっぱりっ☆
こんなにルッコラの強烈な風味を感じるのは生まれて初めて!!

畑の脇の納屋の上には、白と赤のオニオン
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そして、畑には南イタリアのパンプキン・シシリア
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さすがラヴェッロ、南イタリア独特の品種がありました!
このパンプキン、若採りしてズッキーニのようにして使うこともよくあります。
吊るしているのは、種採り用に乾燥させているためです。

この畑の野菜は全て有機栽培で大切に育てられたもの。
すぐ近くにあるこのホテルのレストランで、こちら畑の野菜を存分に味わうことができるようです。

最後におじさんが、
「夏の畑をまた見においで、トマトやズッキーニ、ナスや、ペッパーその他いろいろな野菜がいっぱいあってきれいだよ」と。

またいつか、夏のこの畑を訪れ、笑顔でおじさんと再会したいな・・・♪

ソレントはオレンジ、黄色、青、そして赤!

太陽燦々と降り注ぐソレント。
街中にビビッドな色が溢れます♪
まずはオレンジ色。街路樹がオレンジの木だなんて、、素敵です!
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そして、黄色。
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皮をむいてリモンチェッロを作っているんです。
みんなこうやって手作業で。時間がゆっくりと流れています・・
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こちらは大〜きなレモン、長さ20-25cmはあります。
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イタリア人は果汁をドレッシングのヴィネガー代わりにしたり、皮を料理に使ったりしているようです。使い方は普通のレモンと同じですね!
果肉をくり抜き、皮を器にします。カットしたいろいろな果物をこの果汁でマリネしてくり抜いた部分に盛り付けてもいいよとお店のおじさんは教えてくれました。
見ての通り、皮がとても厚く、果肉は少ない。香りはレモンというよりグレープフルーツのような優しい香りです。果肉自体は酸味が強く、このまま食べるのには向きません。
でも何とも言えない優しい独特の香りと強い酸味が特徴的です☆☆
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街中から海へと向かう道に下りる階段。
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細い道、このヘアピンカーブを曲がってあとはまっすぐ2-3分。
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その先に見える青。。。
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右手、ナポリ方面に見えるのはヴェスヴィーオ火山。
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再び街に戻ると、目にしたのは赤。
唐辛子もいろいろな形があってかわいらしい♪
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カプリ島の小さな八百屋さん

ナポリの喧騒を離れ、フェリーに乗ること約1時間、カプリ島に到着です。
目の覚めるような青い海。
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そして山側。
写真では分かりづらいのですが、段々畑にはレモンをたわわに実らせたレモンの木が茂ります。
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時間が止まったような、そんな感じです。。。

島の中は人一人通れるほどしかない細い坂の道ばかり、迷子になりそうです。
温暖な気候、道の上からはサホテン系の多肉植物が垂れ下がっています。
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そんな島でこんなにかわいらしい小さな小さな八百屋さんを発見!!
道が狭すぎて、この角度から撮影するのが精一杯。
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置いてあった野菜たち。
アーティチョーク
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トマト
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今が旬のソラマメ
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アグレッティ
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チーマディラーパ
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巨大パプリカ
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こちらも巨大ムスカ デ プロヴァンス
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美しいカリフラワー・ロマネスコ
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イタリア料理には欠かせないガーリック
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そして、島で収穫されたレモン
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生まれ変わるのなら、この島のこの八百屋さんにお嫁に来たいなぁ〜。。。

吊るし野菜?!?

ナポリ滞在中、毎日Antignano市場を訪れていた私たち。
「なぜ、毎日毎日こんなところに来て、野菜の写真ばかり撮るんだい!!少しはかっこいい俺の写真も撮ってくれよ〜!」とあちらこちらの八百屋のおじさんに言われてしまいました。
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↓こちらのお店の天井はかなり高いにも関わらず、脚立に上って、にっこりポーズ♪
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一番目の写真のおじさんのお店はこんな感じ・・。
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そして、天井からは〜、、、、、


ガーリックだけでなく、トマト・ボルゲーゼ
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本場ナポリのメロン、メロン・ナポレターノ
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が吊る下がっていました!!

トマト・ボルゲーゼメロン・ナポレターノも晩夏に収穫し、こうして吊るしておくだけ。
冬から春の乾燥したイタリアの気候でカビが出ることなくきれいな状態で保存できるようです。
それにしても、トマトのこの束ね方、なんとも芸術的!

トマト・ボルゲーゼは乾燥して水分が抜けるため、味が濃くなりうまみが出て濃縮されたとってもおいしいパスタソースになるのだと教えて下さいました。

メロン・ナポレターノは収穫したてはおいしくないメロンです。
風通しのいい、直射日光の当たらない場所にこうして吊るしておいて、冬の間に楽しむメロンです。
冬まで待つと本当に甘く食べごろになります。

さてさて、、トマト・ボルゲーゼメロン・ナポレターノも今がタネまきのピークです♪

ナポリAntignano市場の野菜いろいろ

ハーブ専門の八百屋さん!
品物に触らないのに、店先からすでにフレッシュな香りがムンムンと漂ってきます。
置いてあるバジルはやっぱりナポリ!ナポレターノ。この他でもナポリで見たバジルは見事にナポレターノ!そういえば、イタリアンクラシコタイプのバジルは見かけることがなかったな〜。
店のおじさんにいい香りだね〜と伝えたら、とても満足げ。
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トマトはいつの時期だって色鮮やかで盛りだくさん。
あとでまたご紹介しますが今回の旅、南イタリアのトマトは格別の味でした。
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これからが旬、ズッキーニペッパーナス
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パンプキン、これはたぶんムスカ デ プロヴァンス?!
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フェンネルは若採りタイプのミニフェンネル!
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葉物もいろいろ。
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新鮮さの証、立派な葉付きニンジン。市場のニンジンはみんな葉付き、この姿☆
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オニオンもいろいろ。
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きのこ類もいくつか目にしました。
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ナポリは南イタリアの大都会。忙しく働くマンマのために・・・、こんなカット野菜も売ってます。
いかにも八百屋さんの手作りカット野菜という感じで素朴ですね♪
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左側はミネストローネ用。
右側、一度に使い切るのは難しい大型野菜エンダイブなどやきれいにするのに手間のかかる葉物は、さっと洗えばすぐに適量を調理できるようにこのような状態で売られています。
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お隣に広がる果物屋さん、この時期の南イタリアはどのお店もレモンやオレンジなど柑橘系でいっぱいです!
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そしていちご界のプリンセス、森の苺もありました、ありました★
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ちなみに森の苺、こうして↓ナポリ菓子にもふんだんに使われています。
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やっぱりナポリ、市場には魚屋さんもたくさんありました。
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その他、つまみ食いしたくなるオリーブ・・・・日本で言えばお漬物屋さん?!も。。。
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個人的にはこの八百屋さんが一番好きだな〜。
新鮮さや品揃えはもちろんのこと、ディスプレイにもとてもこだわりがありました。
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こんなに多くの八百屋さん、しかも同じ時期には同じ野菜を売るお店がたくさんある市場の中で、ナポリの人たちはどういう基準でお店を選び、品物を買うのでしょうか?

本日の目玉★-ナポリAntignano市場にて

この日のAntignano市場にて、一番人気だったのはこちら・・・
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春の山菜・・・・
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そう!アスパラガス・セルバチコです。
アーティチョークが日本のタケノコでアスパラガス・セルバチコがワラビだなぁ〜と思うのは私だけかな?!?

このアスパラガス・セルバチコを見てマンマ達はみんななぜだかうれしそう♪
もう支払いを済ませたお客さんもアスパラガス・セルバチコが並んでいるのを見つけると、また戻って買いにきていたくらい。

普通のアスパラガスに比べてほっそり繊細で、柔らかそう。
みんなリゾットやパスタに使うのでしょうね・・。

ナポリの朝市-Mercatino Antignano・今、旬の野菜

ナポリでどこの朝市に行くか??もちろん事前に調べておいてはいたものの、ナポリに着いてからホテルのフロントで確認したところやっぱりここ、アンティナーノへ行けと。ナポリ駅の周辺にも小さな市はたくさんあるけれど、新鮮な食材が揃うのはここだから!と太鼓判を押されました。

ナポリは先にも紹介した通り、ゴミが街のいたるところに落ちている、治安が悪いと北イタリアに比べるとあまりいいイメージはないのですが・・・食べ物はおいしい★★食べ物はすご〜くおいしい、日本人の求めるイタリア料理にぴったり当てはまる、どれを食べても大当たり!だからナポリはやはり魅力があるんだなぁ〜。

さて、ここがアンティナーノ、野菜だけでなく、肉、魚から服、雑貨に至るまでなんでも揃います。
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まずは今が旬の野菜たち、この時期、まさに市場の花アーティチョーク
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地味ながらもイタリアンに大人気のチーマディラーパ。軒並みどのお店でも売られていました。
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調理された様子は右の写真。ガーリックとオリーブオイルでソテーして味付けは塩だけ、超シンプルなんですが毎日食べても飽きないおいしさ。少しほろ苦味があります。
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これはズッキーニの小さな小さな蕾。画像では分かりづらいのですが、長さ3cm程度です。
どうやって食べるの?と訊ねたところ、新じゃがのクリームスープに入れると最高だよ♪と教えてくれました。
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ソラマメやエンドウマメもたくさん売られてましたよ!
イタリアのソラマメは日本の品種に比べるとずいぶん幅細。
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旬のイタリア野菜に続き、このあと野菜市場の今が人気商品をご紹介しますね♪
さてさて皆さん、それが何だかお判りですか??

春の南イタリアへ♪

久々にブログを見てびっくり!今年初めての投稿になります、申し訳ございません。。。
12月下旬からタネ業界はいっきに春、3月下旬まで春まき種子の大量入荷に終われ、その勢いで今度は春の南イタリアへ行ってまいりました。
が、南イタリアの季節は既に初夏。日中は半袖、短パン、サンダルのイタリア人でした。この時期からの強烈な日差しにイタリアンマダムのこんがり日焼けにも納得です!

これから南イタリアで見てきた野菜を少しずつ皆さんにご紹介していきたいと思います。今までは野菜ばかりでしたが、今回から、街の雰囲気も一緒にお伝えできればと思います。

まず、訪れた先はナポリ。
海に囲まれ、坂の多い街です。坂の移動は4ラインが通るケーブルカー。
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街中ゴミだらけ、ちょっと臭い、汚い、人が多い、おまけに治安が悪い、とっても雑然とした南イタリアの都会ですが、ナポリっ子はそんなこと気にしない。
街並みを一望できるサンテルモ城(Castel Sant'Elmo)から
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この時はあいにくの雨。でもこの後すぐに太陽燦燦。一日のうちに何回もお天気が変わるナポリでした。

ランチに食べたのはやはり魚介類。

イカ、タコ、エビをボイルしてオリーブオイルとレモン汁をかけただけのシンプルシーフードサラダなのですが、イカとタコが口の中でとろけそうにやわらかい!
ワイルドルッコラもパリっパリっで魚介とのコンビネーション抜群☆
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この日の朝は早起きしてナポリの朝市を覘きました。
次回はその様子をご紹介しますね!
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