
外反母趾は足の親指が他の四本の指の方へ曲がり、親指のつけ根が外へ出っ張ってしまいます。足裏の筋力が低下して骨がずれてしまうのです。決して骨が変形してしまうことではないのです。本当にひどくなると痛くて歩くこともできず、手術をしなければいけないほどです。ですがたいへんな思いをして手術をしても、術後その6割は外反母趾にまたなってしまうのです。
人間は赤ちゃんの時は98パーセントは正常な足だそうです。ところが大人になると外反母趾や偏平足などになってしまいます。生活習慣病のように後天的になったとしか考えられません。あしに合わない靴をはいたり先が細くなったハイヒールをはいたり、ファッション重視の生活が足を危機にさらします。靴を脱いだときの解放感、みなさんも体験していると思います。やはり靴そのものに無理があるのかもしれません。
ところで外反母趾などは無理な靴をはくことにより足裏のアーチ構造(足裏の筋肉)が低下することによって骨がズレてしまうことによって起こります。整形外科のドクターはなるべく多く素足ででこぼこしたところを歩くことを勧めています。ところが現実的には生活の中でそんな場所をさがして素足で歩くなんて無理なんですよね。「ハイヒールをはくな!」とか「流行の靴をはくな!」とか言ったってファッションだって重要なんですよ。
そこでハイヒールをはいて一日生活をして家に帰ってきた時には、家で「あしぴた」をはいて生活してもらいたいのです。できれば足のマッサージやストレッチも一緒に。「あしぴた」は足の裏の筋肉を強制的に働かせるんです。足裏を鍛えます。これで足裏の筋肉の低下を防ぐのです。
「あしぴた」はわらじや下駄などの鼻緒のついたはきものの原理を参考に作られました。この鼻緒の履物の時代は外反母趾などの疾患はほとんどなかったそうです。
「あしぴた」は素足に装着して靴下をはいて靴をはいて歩けますので日常的に「あしぴた」をつけて生活することもできます。このように足の筋肉を十分に動かすことが足の疾患の予防になるのです。また足の筋肉を十分に動かすと冷えの緩和にもなりますので「あしぴた」をおすすめします。
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