2005年09月16日

スイングスピード・飛距離アップ 運ぶ打法を獲得する 尺骨軸回旋トレーニング

f0d886a2.jpgソフトバンクの松中選手やベイスターズ小さなホームランバッターの村田選手はキャッチャー寄りの腕の使い方のコツを「手首を早く返さずに押し込むように打つ」と発言しています。この言葉の真意を解剖学的に説明すると肩甲骨周辺のインナーマッスルの働きを利用し腕全体の筋肉を使い切るようにスイングをしているということになります。
このように一流選手たちはスイングを始動させるとき背中側の肩甲骨周辺から始動させています。ダメな選手は腕のつけ根の筋肉(三角筋)から始動させて背中側の筋肉が動いていないスイングになります。
手首を早く返さず押し込むように打つとは背中の筋肉が動いている事によって起こるのです。そのためには肩甲骨が充分にうごくこと、胸鎖関節や肩鎖関節の周辺などが充分に動かなければなりません。ほとんどのアマチュアの選手は動けるようになっていません。
尺骨軸回旋トレーニングは腕の柔軟性と腕の全体の筋肉を連動して動かす方法を身につけます。
継続的にトレーニングを続けて腕が自由に動くようになると自分で意識しなくても「フォローが大きく力強いスイングだ」といわれるようになります。



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2005年09月15日

背中側の筋肉を使ったスイングを身につける 尺骨軸回旋トレーニング

7ea5a475.JPGよいバッターは背中側の筋肉(肩甲骨の動き)を使ったスイングをしています。ダメなバッターは肩の筋肉(腕のつけ根の筋肉、三角筋)から先だけしか使わず背中側の筋肉が動いていない状態でスイングをしています。単純にスイングをする時に筋肉を使えている量が違うので力の差は歴然ということになります。尺骨軸回旋トレーニングは肩甲骨の動きにともなった腕全体を使いきったスイングをするための身体作りを行います。
ダメなバッターはいわゆる小手先のスイングしているため力強い振りはできません。さらには本来動くべき肩甲骨の動きも使わずにスイングをしていますから無理がありいざ動かそうとしても肩甲骨の周りがコリになってしまっているケースが多くあります。
このような場合は尺骨軸回旋トレーニングを続けて肩甲骨のコリを取り除かなければ良いバッターの仲間入りはできないのです。身体のユニットが動くようになっていなければ、どんな技術練習も無駄になってしまう可能性があります。尺骨軸回旋トレーニングを続けると肩甲骨周辺の筋肉が自由に動き出します。その結果力強いスイングができるようになるのです。
力まかせのスイングではなく運ぶようなバッティングの意味を体験することになります。



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