2018年11月13日

Nature Study 11月号:お詫びと訂正

自然史博物館友の会発行のNature Study 11月号に間違った情報が掲載されています。ここにお詫びして、訂正させていただきます。

間違っているのは、10ページに掲載されている12月のワークショップに関する部分です。時間・対象・定員・受付についてが間違っています。正しくは以下となっております。

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子どもワークショップ「いろいろたまご」
 さかな、とり、かめ、きょうりゅう…?いきもののタマゴを見たことはあるかな。ふしぎないろやかたち、タマゴにもいろいろあるんだ。だれのタマゴかわかるかな?てんじしつで見つけてみよう。
 日:12月8日(土)、9日(日)
 時間:午前11時〜12時、午後1時30分〜3時(1回約30分)
 場所:自然史博物館 本館
 受付:時間内いつでも※混雑時はお待ちいただくことがあります。
 対象:どなたでも(小学生未満は保護者同伴)
 参加費:無料(博物館入館料必要)
 その他:
 ・小学生未満のお子様が参加される場合、保護者の付き添いが必要です。
 ・高校生以上の方がプログラムに参加される場合や、お子様の付き添いで博物館本館にご入場の場合は、入館料が別途必要です。
 ・プログラムの終了時間は、お子様の制作されるペースによって変わります。
 担当者:地史研究室の田中
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博物館ホームページには正しい情報が掲載されていますのでご参照下さい。

大変申し訳ございませんでした。

  

2018年10月25日

友の会秋祭り「セミモン・バッタモン」

10月21日 日曜日、気持ちの良い秋晴れ。
待ちに待った「友の会秋祭り<セミモン・バッタモン>」スタートです!

先週13日に行われた、プレイベント「平城京跡でバッタを捕まえよう」で集めたバッタたちと、7月に大阪城公園で集めたセミたちを調べていきます。
よく見て、よく触って、最後には☆☆て…虫たちをじっくり楽しみましょう!




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バッタもキリギリスも、よく聞く昆虫ですが、1匹をじっくり観察することは意外と無いものです。
この機会に、河合評議員から、見分け方のレクチャーをしていただきます。
ずっしり貫禄のトノサマバッタ、大きさナンバーワンのショウリョウバッタ…
最近増えている外来種のアカハネオンブバッタのことなど、興味深いお話を聞くことができました。





お話を聞きながら、集めてきたバッタの仕分けです。
それぞれ、種類ごとに分けていくのですが…これが、なかなか大変!


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おおざっぱに、バッタの仲間、キリギリスの仲間(コオロギもキリギリスの仲間に入ります)のように分けていきます。
「どれも緑色やし!」「みんな同じ顔に見えるわー…」と早くもあきらめモードの人もいれば…



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昆虫ハカセな子が、「これは産卵管が長いから、キリギリスの仲間…」と、グループのみんなをリードしていく場面も。




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ちょっと番外編で、松本学芸員が数日前に長居公園で駆除したコガタスズメバチの巣も見せてもらいました。





仕分けがすんだところで、種類ごとに一つのバットに集めていきます。
種類ごとに結構個性がありますが、お気に入りのバッタは見つかりましたか?


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今回、一番たくさん集まったバッタは、イナゴ!
似ているトノサマバッタにくらべるとずいぶん小柄で、よく見ると頭の形が違いますが、一番大きな特徴は、目の後ろからお腹まで伸びる黒帯もようです。


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ところで、このイナゴ、「食べられる」って知っていますか??
それどころか、番外編で紹介したようなスズメバチや、谷田館長の専門分野であるトビケラなども、昔からずっと食べられてきたんです!!

というわけで、じっくり触って、じっくり見た後は、じっくり食べてみましょう♪




今回用意したのは、おもに長野や岐阜で作られている、イナゴの甘露煮、蚕(かいこ)のさなぎ甘露煮、蜂の子の甘露煮、そして虫糞茶(これだけ中国南部の広西省のもの)です!
トビケラの幼虫、いわゆるザザムシは、今年は大不漁のため手に入れることが出来ませんでした…残念!



イナゴや蜂の子を前にして、みなさん、おそるおそる口にしますが…
次の瞬間、「美味しい!!」と口をそろえておっしゃいます。
写真の瓶詰めや缶詰は、どちらかと言うとお土産用なのですが…


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こちら、信州のスーパーなどでは、ごく普通にお惣菜感覚で売られています!


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これはカイコのさなぎで、マユコともいいますが、ちょっとクセのある香りがします。
「僕は食べれるで?」「うーん、私はちょっと…」と感想が分かれました。


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いわゆる「昆虫食」ですが、世界的にも食料問題を考える上で「タンパク源としてもっと利用しよう!」と国連が奨めているほど、注目されています。
ひょっとしたら日本も、10年後くらいには虫を食べることが普通になっているかもしれませんね。


さて、今回の秋祭りはいかがだったでしょうか。
魚や木の実、キノコなどの観察会だと「それって食べれるん?」とたいてい聞かれるものですが、昆虫をそういう対象として見るのも、よく知るためのきっかけになるかもしれませんよ。


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今回、秋祭りに来れなかった方も、ご安心ください。
通販でも手に入れることが出来るので、まずはイナゴからチャレンジしてみましょう!



この秋の土日は、まだまだイベントが目白押しです。
11月3〜4日は「こどものためのジオカーニバル」
11月17〜18日は「大阪自然史フェスティバル2018」友の会のみなさん、お友達をさそって、博物館に遊びに来てくださいね!


事業WG:井上 竜馬
  
Posted by nature1955 at 00:00活動報告

2018年10月14日

友の会秋祭りプレイベント「平城京跡でバッタを捕まえよう」

 秋晴れの元の10月13日(土)に奈良・平城京跡で、友の会秋祭りプレイベント「平城京跡でバッタを捕まえよう」を行いました。
 次の日曜日に開催予定の友の会秋祭り「セミモン・バッタモン」の材料集めで、バッタを捕りに来ました。午後からのみの行事でしたが59人の参加者がありました。広い原っぱでバッタを捕まえられるのを期待したのか、小さな子どもたちがたくさん参加してくれました。みんな思い思いに散らばって、バッタを捕まえました。

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バッタ


 バッタを捕まえたのは2時間あまりの時間でしたが、たくさんの種類のバッタたちが採れました。最後に河合評議員が、今日の成果の説明です。

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 来週の友の会秋祭りでは、この日に捕まえたバッタたちをさらに詳しく調べます。21日に行う友の会秋祭りにも多くの参加をお待ちしています。

  
Posted by nature1955 at 12:05活動報告

2018年08月29日

8月月例ハイク 「ウミホタルを見よう」

夏の人気行事となっている8月の月例ハイク「ウミホタルを見よう」。今年は8月25日に行われました。
場所はせんなんさとうみ公園。総勢136名もの方々が参加してくださいました。

集合は南海本線淡輪駅に5時半。みんなで歩いてさとうみ公園へ向かいます。
海に着いたら行事開始。まずは、鍋島会長からウミホタルについてのお話を聞きました。
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説明の時に毎回登場する分かりやすい手作りのウミホタルの模型。かわいい。
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一通りウミホタルのことが分かったら、さっそくトラップを海に仕掛けます。トラップはプラスチックの瓶にひもを付けた物。穴をあける等工夫はされていますが、特別な材料ではありません。これを40こ用意しました。
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トラップは、そんな遠くに行かなくても、浜辺からすぐそこの突堤から海の中へ沈めれば、ウミホタルをとることができます。
餌はかにかま。本物のカニじゃなくても取れる!
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餌のかにかまをよくほぐしてトラップの中に入れ、いざトラップを仕掛けます。
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あ〜ら よっと!
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トラップを仕掛けたら、暗くなるまで少し休憩。海を見ながらお弁当を食べたり浜辺で遊んだり。
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なんとこの日はりんくんの花火大会と重なっており、花火も楽しむことができました。
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すっかり日も落ち暗くなったら、いよいよトラップを引き上げます。みんなわくわくです。うまくとれているかな。
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とれていました!青く輝いてとってもきれい!
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バケツの中で刺激を与えると、きれいに光ります。本物はもっともっときれいです。
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手がおしゃれになった。
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なんてかわいい…!
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きれいなウミホタルの光を十分堪能した後は、もう一度集合してウミホタルの飼い方などのまとめをして、行事終了。
家で大事に育てるために持って帰っている人もたくさんいました。
できるだけ長生きできるようにがんばってください。
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行事終了後も、鍋島会長のお話を熱心に聞いている人もいました。
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今回の行事を行うにあたり、泉南さとうみ公園の方々がライトの用意などご協力してくださいました。ありがとうございました。
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Posted by nature1955 at 17:32月例ハイキング

2018年08月08日

友の会合宿「高知県足摺岬」

 2018年度の大阪市立自然史博物館友の会合宿「高知県足摺岬」を実施しました。有名な足摺岬を巡り、海浜植物、昆虫、地層等を観察しました。

 オニシバというなかなか珍しい海浜植物を根から採集しようとしている、植物研究室の長谷川学芸員。参加者は根の長さを測って、夏休みの自由研究のテーマにするそうです。
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 海遊館の以布利センターではジンベイザメを間近に見る機会をもうけていただきました。
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 ライトトラップには様々な蛾が。夜中、宿周辺を探索し珍しいバッタの仲間も見つかりました。
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 西澤評議員によってネズミのトラップのレクチャーがされました。結局、一頭も捕まらなかったですが、ネズミの習性を考えながらトラップを設置するのが面白かったです。
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 足摺岬からの絶景。残念ながらカツオクジラが泳いでいる様子は見られませんでしたが、一部の参加者がウミガメの泳いでいるのを見れたようです。
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 村井評議員にタコクラゲを捕まえていただきました。
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 中条学芸員による竜串の地層の解説。数年かけて暮らし、調査された地域だそうです。
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 来年も8月上旬に博物館友の会合宿を予定しています。詳しくは来年のネイチャースタディーでお知らせします。
  
Posted by nature1955 at 16:05

2018年08月02日

7月の月例ハイキング「有馬富士公園」報告

7月15日、兵庫県三田市の有馬富士公園に月例ハイキングに行きました。
とても暑い日にもかかわらず、今回も50人以上の方に参加者していただきました。
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まず田んぼの脇に建てられた灯篭で、石井学芸員がこの辺りの地形を構成する流紋岩について説明してくれました。何気なく建てられた灯篭からも観る人が観るとたくさんの自然からの情報が読み取れるのですね。
案内する人にも参加者にもたくさんの自然に対するアンテナをお持ちの方がいらっしゃるので、ただのハイキングでは得られない情報が得られるのが友の会月例ハイキングの魅力のひとつですね。
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気持ちいい里山の小道を歩いて途中のやや開けたところで生き物や石の観察をしました。
ここでも、いろんなものを発見しました。参加者同士でいろいろな情報を交換することができました。
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涼しげな小川のほとりの道を有馬富士公園を目指しました。
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道の横にはとてもきれいなキノコが見つかりました。これも、キノコに詳しい参加者の方がいらっしゃって教えてくれました。
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有馬富士公園に入ると桜の木にたくさん地衣類が生えていました。
よくみると何かぶら下がっているようです。
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これについては河合評議員が詳しく教えてくれました。幼虫の時に地衣類を食べる蛾が作った蛹だそうです。
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公園内にあるかやぶき民家のそばでお弁当を広げゆっくりしてからふたたび歩き始めました。
とても暑い日だったので午後2時頃やや早めに解散しました。
解散後は、公園内の自然学習センターやパークセンターで涼むこともできました。

これからも、いろいろなところで皆さんと自然観察を楽しみたいと思います。
どこか行ってみたいところやおすすめのコースがございましたら友の会評議員に教えてください。
よろしくお願いいたします。
  
Posted by nature1955 at 21:06