1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 17:55:12.30 ID:???.net
恐竜の体温「測定」、恒温か変温かの議論に終止符か 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3063063
【10月14日 AFP】恐竜の卵殻を化学的に分析する最新手法を用いて、これら絶滅した爬虫(はちゅう)類の体温を「測定」することに成功したとする研究結果が13日、発表された。
英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文は、恐竜は恒温動物でも変温動物でもなく、両者の中間に位置付けられる存在だったとする他の
研究チームによる最近の研究を裏付けるものとなった。今回の研究ではまた、恐竜の種によって体温に差があったことも分かった。
論文主執筆者の米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California Los Angeles、UCLA)のロバート・イーグル(Robert Eagle)氏は、今回の研究結果について「少なくとも一部の
恐竜が、現代の鳥類のように完全な内温(恒温)動物ではなかったことを示唆している」と語り、「恐竜は、現代のワニ類と現代の鳥類の中間的存在だったかもしれない」と付け加えた。
このことは、恐竜が体内で熱を発生させ、体温を上げることはできたが、体温を常に高いレベルに維持するのは不可能だったことを意味している。
恒温(内温)動物は通常、一定の体温を維持している一方、変温(外温)動物は、トカゲが日なたぼっこをするように、体を温めるのに外部の熱源に依存している。
恐竜をめぐっては、哺乳類のように狩りをする恒温動物だったのか、または多くの爬虫類のように動きがのろい変温動物だったのか、科学者らの間で150年にわたり論争が繰り返されてきた。
イーグル氏は、「もし恐竜が、ある程度の内温性(恒温)だったとすると、餌を求めて走り回る能力はワニより高かっただろう」とコメントした。
恒温動物は通常、高い体温を維持するために餌を大量に食べる必要があるため、頻繁に狩りをしたり、大量の植物を摂取したりする。
今回の研究では、約7100万年~8000万年前に生息していた母親恐竜の体内温度を測定するために、先駆的な手法が採用された。研究チームは、アルゼンチンとモンゴル・ゴビ(Gobi)砂漠で
発掘された2種類の恐竜の化石化した卵19個を対象に、その卵殻の化学組成を調べた。
■「本当の意味での変温ではない」
うち1種は、首の長い大型の竜脚類「ティタノサウルス(Titanosaur)」で、陸生動物の中で最大級の部類に入る。もう1種は、それより小型の獣脚類オビラプトル科の恐竜で、ティラノサウルス・レックス
(T・レックス、Tyrannosaurus rex)や現生鳥類の近縁種。
研究チームは、卵殻の主成分である炭酸カルシウムに含まれる希少な同位元素(アイソトープ)の炭素13と酸素18の性質を分析した。これらの同位元素は、温度が低いほど、より密に凝集する
傾向がある。
イーグル氏の共同研究者、アラドナ・トリパティ(Aradhna Tripati)氏は「この技法により、母親恐竜の産卵時の体内温度を知ることができる」と説明。研究の結果、ティタノサウルスの母親恐竜の
体温は約38度だったことが分かった。健康な人間の体温は37度だ。
一方で、研究チームによると、ティタノサウルスより体が小さいオビラプトル科の恐竜は体温が低く、32度未満だった可能性が高い。ただ、周囲の気温を上回る温度にまで体温を上昇させる能力は
あったと思われるという。モンゴルの営巣地の周囲で見つかった化石化した土の当時の温度は約26度だったと考えられている。
「オビラプトル科恐竜の体温は、周囲の気温より高かった。これは、この恐竜が本当の意味での変温性ではなく、中間的存在だったことを示唆している」とトリパティ氏は指摘している。
(c)AFP/Joshua MELVIN
http://www.afpbb.com/articles/-/3063063
【10月14日 AFP】恐竜の卵殻を化学的に分析する最新手法を用いて、これら絶滅した爬虫(はちゅう)類の体温を「測定」することに成功したとする研究結果が13日、発表された。
英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文は、恐竜は恒温動物でも変温動物でもなく、両者の中間に位置付けられる存在だったとする他の
研究チームによる最近の研究を裏付けるものとなった。今回の研究ではまた、恐竜の種によって体温に差があったことも分かった。
論文主執筆者の米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California Los Angeles、UCLA)のロバート・イーグル(Robert Eagle)氏は、今回の研究結果について「少なくとも一部の
恐竜が、現代の鳥類のように完全な内温(恒温)動物ではなかったことを示唆している」と語り、「恐竜は、現代のワニ類と現代の鳥類の中間的存在だったかもしれない」と付け加えた。
このことは、恐竜が体内で熱を発生させ、体温を上げることはできたが、体温を常に高いレベルに維持するのは不可能だったことを意味している。
恒温(内温)動物は通常、一定の体温を維持している一方、変温(外温)動物は、トカゲが日なたぼっこをするように、体を温めるのに外部の熱源に依存している。
恐竜をめぐっては、哺乳類のように狩りをする恒温動物だったのか、または多くの爬虫類のように動きがのろい変温動物だったのか、科学者らの間で150年にわたり論争が繰り返されてきた。
イーグル氏は、「もし恐竜が、ある程度の内温性(恒温)だったとすると、餌を求めて走り回る能力はワニより高かっただろう」とコメントした。
恒温動物は通常、高い体温を維持するために餌を大量に食べる必要があるため、頻繁に狩りをしたり、大量の植物を摂取したりする。
今回の研究では、約7100万年~8000万年前に生息していた母親恐竜の体内温度を測定するために、先駆的な手法が採用された。研究チームは、アルゼンチンとモンゴル・ゴビ(Gobi)砂漠で
発掘された2種類の恐竜の化石化した卵19個を対象に、その卵殻の化学組成を調べた。
■「本当の意味での変温ではない」
うち1種は、首の長い大型の竜脚類「ティタノサウルス(Titanosaur)」で、陸生動物の中で最大級の部類に入る。もう1種は、それより小型の獣脚類オビラプトル科の恐竜で、ティラノサウルス・レックス
(T・レックス、Tyrannosaurus rex)や現生鳥類の近縁種。
研究チームは、卵殻の主成分である炭酸カルシウムに含まれる希少な同位元素(アイソトープ)の炭素13と酸素18の性質を分析した。これらの同位元素は、温度が低いほど、より密に凝集する
傾向がある。
イーグル氏の共同研究者、アラドナ・トリパティ(Aradhna Tripati)氏は「この技法により、母親恐竜の産卵時の体内温度を知ることができる」と説明。研究の結果、ティタノサウルスの母親恐竜の
体温は約38度だったことが分かった。健康な人間の体温は37度だ。
一方で、研究チームによると、ティタノサウルスより体が小さいオビラプトル科の恐竜は体温が低く、32度未満だった可能性が高い。ただ、周囲の気温を上回る温度にまで体温を上昇させる能力は
あったと思われるという。モンゴルの営巣地の周囲で見つかった化石化した土の当時の温度は約26度だったと考えられている。
「オビラプトル科恐竜の体温は、周囲の気温より高かった。これは、この恐竜が本当の意味での変温性ではなく、中間的存在だったことを示唆している」とトリパティ氏は指摘している。
(c)AFP/Joshua MELVIN
元記事
13: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:42:42.04 ID:p+NadOpb.net
>>1
>ティタノサウルスの母親恐竜の体温は約38度だったことが分かった。
>ティタノサウルスより体が小さいオビラプトル科の恐竜は体温が低く、32度未満だった
あれれ?哺乳類だと大型種の方が体温高いよなあ?
やっぱり、慣性恒温程度だから
小さなオビラプトルは体温を保つのが苦手って事かなあ?
でもオビラプトルって鳥にかなり近いから、もっと恒温性が高い筈だよなあ?
サイズと、体の恒常性の強さの両方のバランスで平均体温も
決まってくるって事かねえ?
ヒプシロフォドン類でも同じような研究が欲しいなあ
原始的な鳥脚竜でサイズ的にオビラプトルに近いから、もっと低い体温、って事になるかな?
ヒプシロフォドン類には地面を掘って巣を作るのもいたな
低い恒常性にもかかわらず体が小さいから、低温地域に耐えるために
そのような習性を発達させたって事かなあ?
>ティタノサウルスの母親恐竜の体温は約38度だったことが分かった。
>ティタノサウルスより体が小さいオビラプトル科の恐竜は体温が低く、32度未満だった
あれれ?哺乳類だと大型種の方が体温高いよなあ?
やっぱり、慣性恒温程度だから
小さなオビラプトルは体温を保つのが苦手って事かなあ?
でもオビラプトルって鳥にかなり近いから、もっと恒温性が高い筈だよなあ?
サイズと、体の恒常性の強さの両方のバランスで平均体温も
決まってくるって事かねえ?
ヒプシロフォドン類でも同じような研究が欲しいなあ
原始的な鳥脚竜でサイズ的にオビラプトルに近いから、もっと低い体温、って事になるかな?
ヒプシロフォドン類には地面を掘って巣を作るのもいたな
低い恒常性にもかかわらず体が小さいから、低温地域に耐えるために
そのような習性を発達させたって事かなあ?
14: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:44:19.92 ID:p+NadOpb.net
>>13
すまんミスった
>あれれ?哺乳類だと大型種の方が体温高いよなあ? ×
哺乳類だと、大型種の方が体温低いよなあ
今の2chのシステムだとこういう訂正も、同じ行を並べてるから
目玉がつくよなw
すまんミスった
>あれれ?哺乳類だと大型種の方が体温高いよなあ? ×
哺乳類だと、大型種の方が体温低いよなあ
今の2chのシステムだとこういう訂正も、同じ行を並べてるから
目玉がつくよなw
2: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 18:01:12.15 ID:0Oj2xGZ8.net
爬虫類みたいな変温動物だと陸棲で巨体で
素早く動き回るのは、ほとんど無理だからね
素早く動き回るのは、ほとんど無理だからね
3: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 18:05:22.38 ID:0Oj2xGZ8.net
ワニは陸でも瞬発的な動きは出来るが大型になると移動コストが大きくなりすぎて
疲労の回復能力が低すぎる爬虫類ではまともに活動出来ない
ヘビも大型になると半水棲になるようだし
疲労の回復能力が低すぎる爬虫類ではまともに活動出来ない
ヘビも大型になると半水棲になるようだし
4: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 18:15:16.16 ID:sM6WP3ss.net
恐竜の時代は酸素濃度高かったからの
5: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 18:32:14.40 ID:4HTqsI4h.net
南極で化石でればはっきりするよね
6: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 18:57:56.44 ID:SefxCoia.net
あんなでっかいティラノサウルスが走って捕食可能なのか?
って議論が有るけど
もし、ティラノが歩くぐらいのスピードでも
さらに遅い草食獣がいれば、捕食は可能だよな?
って議論が有るけど
もし、ティラノが歩くぐらいのスピードでも
さらに遅い草食獣がいれば、捕食は可能だよな?
7: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 19:11:02.52 ID:Mu3VftMe.net
測定じゃないだろ
推定だろ
アホか
推定だろ
アホか
8: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 19:14:52.54 ID:6XtH/74U.net
>「この技法により、母親恐竜の産卵時の体内温度を知ることができる」
現生動物でやってみて、どのくらい合っているか確かめたのかな
38度±10度とかだとあてにならないし
>健康な人間の体温は37度だ。
といわれても、わきの下なら風邪ひきさんだし、深部体温だと低すぎる
現生動物でやってみて、どのくらい合っているか確かめたのかな
38度±10度とかだとあてにならないし
>健康な人間の体温は37度だ。
といわれても、わきの下なら風邪ひきさんだし、深部体温だと低すぎる
9: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 19:57:36.10 ID:JaF2qtrp.net
爬虫類型哺乳類である白人たちにとってはご先祖様の恐竜が恒温でないと困るんだろうなあ。
10: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:02:30.39 ID:5wnWwn9T.net
あれだけでかいと単純に完全に変温とかにはならなそうだよな
11: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:24:23.08 ID:BX1ZJDaT.net
大型恐竜=変温
小型恐竜=恒温の可能性あり?
と思ってたが
逆だったとは意外だな
小型恐竜=恒温の可能性あり?
と思ってたが
逆だったとは意外だな
12: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:27:06.54 ID:BX1ZJDaT.net
因みに中生代の気温は高かったから
恒温のメリットは少ないんだよな
夜行性や極地では利点があるんだろうが
恒温のメリットは少ないんだよな
夜行性や極地では利点があるんだろうが
15: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 20:51:37.92 ID:8IcxKQlU.net
ニワトリの体温 41.5℃ だってさ。
だから、何食っても大丈夫なのかな?
だから、何食っても大丈夫なのかな?
16: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 22:00:39.96 ID:3ZkpZih2.net
変温と恒温の中間ってのはなんか都合の良い答えじゃありませんか
17: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 23:19:37.14 ID:dgRxOnTt.net
>>16
むしろ0か1かしかないと思う方がどうなのよ
0.5があったっておかしくないだろ
むしろ0か1かしかないと思う方がどうなのよ
0.5があったっておかしくないだろ
18: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/14(水) 23:25:27.37 ID:PEsPffiP.net
そもそも同じ人類でも平均体温が違うと言われてるんだから恐竜なんてもっと違うだろ。
この話からわかるのは恐竜の種で平均体温が違うということだけ。
この話からわかるのは恐竜の種で平均体温が違うということだけ。
19: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/10/15(木) 00:00:19.03 ID:zDYIHvlr.net
溶液中の炭酸イオンの中のC-O結合は水と反応して常に入れ替わっているけど、
13C-18Oの結合は、大多数の12C-16Oの結合よりちょっと結合強度が強くて(同位体効果)
わずかに切れにくい。
低温になるほどその効果が顕著に現れるので、13C-18Oの組み合わせを持つ炭酸イオンが
残存しやすくなって卵殻にそのまま取り込まれやすくなる。取り込まれてしまった炭酸
イオンは水が無いのでそれ以上交換が起こらずに、13C-18Oの存在割合が固体に取り込まれた
ときの温度をそのまま反映する、と。
同様の手法で、シアノバクテリアの化石の炭酸カルシウムの殻を分析して、当時の海水温を
推定するとかも行われているようだね。
13C-18Oの結合は、大多数の12C-16Oの結合よりちょっと結合強度が強くて(同位体効果)
わずかに切れにくい。
低温になるほどその効果が顕著に現れるので、13C-18Oの組み合わせを持つ炭酸イオンが
残存しやすくなって卵殻にそのまま取り込まれやすくなる。取り込まれてしまった炭酸
イオンは水が無いのでそれ以上交換が起こらずに、13C-18Oの存在割合が固体に取り込まれた
ときの温度をそのまま反映する、と。
同様の手法で、シアノバクテリアの化石の炭酸カルシウムの殻を分析して、当時の海水温を
推定するとかも行われているようだね。
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