インプットするだけでなくアウトプットすることが大事なんだ!と思い 
学んだこと、思ったことをブログにつづっていくことにしました。
どこまで続くかは疑問ですが、あまり見ている人もいないだろうから気楽にかきまーす。

輸入住宅の仕事をしていると バランスやバルーンシェードなど 
デコラティブなカーテンスタイルを好まれるお客様が多く、
お店をやっているときはどちらかというとシンプルなスタイルが多かったので
お客様の希望を叶えるため、色々調べたり縫製を考えたり走りまわりました。

もっと色々聞きたい!勉強したい!ていうかお客さんの要望に応えるために必死。

で、見つけたのが
スタイリングプロというインテリアの会  http://www.stylingpro.jp/

シェードを初めて日本に紹介した 塩谷博子先生が作った会で 


 会では勉強会もあるんだと知り、直接話を聞いてみたい!と思い、
勇気を出して2年前、入会をしました。

今から思うと無謀だなーと思うのですが、入って本当によかった。世界が広がりました。

国会議事堂のカーテンも手掛ける東和商会さんもいてスタイリングのことをお願いできるし、カーテン業界で有名人の方々は、本当に親切。

塩谷先生にも おもいきって質問してみたりした。
カーテンをデザインする上で大事な事てなんでしょうか?

”テーマを考えてそれに沿ってスタイリングをしていきなさい”
”インテリアのスタイリングの歴史を考えて、チグハグなスタイリングにならないようなさい”
要約するとその2点を仰っていた。

そこで私は、買うだけで満足していた(要はよみこんでいない)塩谷先生の
”インテリアスタイリング辞典”をひっぱりだしてきて
じっくり読んでみることにした。
ロココにクイーンアン コーディネータ試験で覚えたのに忘れている。

でも、でも、 1月にフランスの展示会に思い切って行ってみて
ルーブル美術館のピリオドルームで本物を見た時、うわ〜。 感動したのでした。

ピリオドルームとは、当時の王侯貴族が暮らしていた空間全体を再現し、その中に彼らが使用していた、もしくは同時代の家具調度品や絵画、彫刻、美術工芸品を展示したもの。

そのお写真がこれ。


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ルイ14世の執務室には、イアサント・リゴーの有名なルイ14世の肖像画と、真鍮のマルケトリー(象眼細工)と金と黒の色彩が特徴的な王室お抱え家具師、アンドレ=シャルル・ブールのアルモワール(タンス)やビュロー(書き物机)などが置かれている。


圧倒的な雰囲気に感動。本物は凄かった。
これも、先生の本を読んでいたから 感動したんだと思う。 

”チグハグにならないよう デザインなさい。”

出来るような気がする。