ろくすけ体験活動

              
               ろくすけ味噌づくり

 
平成28年1月30日(土) ろくすけにて
  参加者  6名 本城信行 月川憲次 植沢俊  田邉明  小谷賢彦 末綱辰夫
  指導   遠藤陽子
  記録   浅井信
  参加費  2000円+樽代

 今回の手作り味噌づくり体験は、あいにく、強い寒気が関東に流れ込んだ30日にぶつ
かってしまいました。ろくすけのある南房総・平久里には雪が降ることはなく、行き帰り
の車の運転に支障をきたさずに、まずは一安心し作業を行うことができました。

 外の気温は
5度でしたが、大豆を茹でる作業などを行っていましたので寒さに震えずに、
味噌仕込みは終りました。味噌の出来栄えを楽しみに9月を待つことになります。


  
ろくすけ
                                     小雨が残る古民家ろくすけ

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 早咲きの梅が咲いていました
ろくすけから見た御殿山
小雨に煙る御殿山
ろくすけ作業場にて
作業場の様子です
 

  

今日の参加者は専攻科で味噌づくり体験の講座を受講し、昨年も味噌を作った経験者でし
たので、さすがに手際が良い。この日の作業は、前日に洗浄し水に浸漬しておいた大豆を、
4つの釜に分けて茹で、煮熟し柔らかくなった大豆に米麹と塩を混ぜてチョッパーですり
つぶし、味噌玉にして樽に詰めるという作業でした。

流れるように作業は進み、予定時間よりも早めに味噌づくりは終わりました。一人当たり
5.5キロの味噌を持ち帰りました。

 

原料 ・ろくすけで栽培し、収穫した大豆16キロ

   ・岩井で調達した米麹20キロ

   ・塩

 

今日行った作業の工程

1.大豆洗い

2.浸漬(水に漬け、大豆のしわが伸びた頃水を替えて一晩(17時間)漬けた)

3.計量(翌朝、浸漬後に量ったら大豆の重量は2.2倍に増えていた)

4.煮熟(たっぷりの水で柔らかくなるまで茹でて、煮立ったところで水を替えた)

5.麹と塩の混合(塩と麹を混ぜた)

6.種水づくり(種水は12%塩分の6リットル水。加熱し煮たてて冷ました)

7.計量(煮熟大豆+麹重量12%の塩を計った)

8.煮熟大豆と塩麹の混合(煮熟した大豆を冷まし、塩麹と混ぜた)

9.種水で硬さを調整(混ぜた大豆に種水を入れて硬さを調整した)

⒑ 味噌すり(チョッパーですりつぶし、ミンチ状にした)

⒒ 樽詰め(味噌玉にして空気が入らないように樽にはたきつける)

 

持ち帰って行う保存 

各自持ち帰った味噌は、重石を載せ20度位のところで保存し、秋口に天地返を行い、

9月後半以降には食べ始められるとのこと。


3.洗浄中2.大豆を洗浄する
よく洗い、この後、17時間水に漬けておくので一晩大豆にお付き合いすることになります。
6.準備を終えて
 末綱会長が豚肉ロール巻き鍋を作ってくれました。
7.食後の囲炉裏談義?
 囲炉裏端でのよもやま話が楽しい時間です。
⒓段取りを打ち合わせ中。役割分担
翌日30日、10時前にろくすけに集合。先ずは今日の段取りの打ち合わせを。
8.食後の囲炉裏を囲んで4.良く洗浄された大豆
良く洗浄され、浸漬した大豆。水を含み2倍に膨らんでいます。
⒑.釜で茹でる
4つの釜で茹でました。煮だったら一度水を入れ替えますが、忘れるところでした。
⒒.灰汁取り中
灰汁取り作業中の田辺氏
大豆を茹でる田辺氏
  一度煮だったら水を替えます。 
麹を10キロに分ける
 麹を計量中の田辺氏
⒕麹と塩を混ぜる
 塩と麹を混ぜる作業中です。
⒛植沢氏
  計量中の植沢氏。
⒙末綱氏と本城氏
  チョッパーで大豆をすりつぶす作業中の末綱氏と本城氏
⒘計量中の植沢氏と月川氏
 塩の計量作業を行う月川氏と植沢氏
餅つき器でミンチ状に
  チョッパーですりつぶしミント状にします。どぶろく作りに挑戦する小谷氏
25.遠藤氏と小谷氏
  余った麹を使って小谷氏がどぶろくづくりに挑戦しました。
ミンチにする末綱氏と本城氏
ミンチにする末綱氏と本城氏
  大豆をすりつぶしミンチ状にする作業
23.指導する遠藤陽子氏
 指導中の遠藤陽子氏
団子に丸めて樽に詰める
 味噌玉を作ります。
団子に練る月川氏
 味噌玉を作り樽にはたきつけます。ストレス解消になりますか?
樽詰め作業
樽詰め作業

26.味噌仕込みの最終工程
25.遠藤氏と小谷氏
28.詰めた味噌に塩を振る
  最終工程の樽詰め作業で、塩を撒いて空気が入らないように詰めます。
29.出来上がった味噌
 詰め終わった味噌。仕込み作業の完了です。
24・一段落して昼食
 ひと段落がついて昼食タイム。
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