BAーKAori BLOG

★BAーKAori BLOG★ FuncAScamperS009★★★★★★ 脚本・演出・振付・役者★三浦香の日記

Goodbyes are not really goodbyes.

最遊記という作品を峰倉先生がこの世界に生み出してくださって
私たちには多くの出会いがあって、乗り越えなきゃいけない壁があって
長い旅になって、まだまだ続けていたいけれど
一度ここでファイナル。

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歌劇伝の最初から参加していた今藤佳美さん。今藤ちゃん。
彼女の細やかな配慮や世界観を大切にしてくれる想いは本当に心強く
彼女の想いに応えたいといつしか感じるようになりました。

そして多くのスタッフたちが最遊記の世界を創り上げてくれたこと。
現実とするためにプロデュースチームが何度も多方面に足を運び
諦めずにこの場所を用意してくれたこと。

いつも隣でわがままを聞いてくれてシビアなタイムも調整してくれた演出助手のマリアちゃん
ダイナミックなアクションでかっこよさも情けなさも表現してくれる栗様
想像もし得ない体の動かし方で世界に寄り添いダンス表現を創ってくれるジローさん
何も言わなくても原作から空気を読み取り舞台に彩りを与えてくれる作曲のさやちん

私にとっての月。
歌劇伝にとってと言ってもいい。
必ずこの方に届けたいんだ。と思えたことが奔り切れた理由です。
私たちは沢山生かされました。
峰倉先生。

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千秋楽が終わって大阪の客席に黙って座っていたら
何人かの方が声をかけてくださって。泣いて「ありがとうございました」と・・・。
自分も誰かの心を震わせられたのなら生きていて良かったとさえ思いました。
いつも応援してくださったお客様。


本当に本当にありがとうございました。
みなさまの記憶に残りますよう・・・。

それではみなさま

ばいばいまーん。

最遊記歌劇伝-外伝-記録

これを書き進めたら終わってしまうのか感がものすごいある。
物語はいつまでもあなたの心に生き続ける。って言わなきゃいけない立場なのだが
私は寂しくてたまらないのだ・・・だから何も振り返らない抵抗をしてきたが
金蝉に「いけええええええええええ!!」って言われた気がするから
来年、桜の木の下で待ってます・・・峰倉先生を。

今日で終わるのか、大阪でそんな風に思っていた朝
「新幹線が・・・」の連絡。そう、一筋縄では終わらないのが最遊記歌劇伝。
横で公演して先に千秋楽を迎えた忍者たちも帰れないではないか。と心配しながら
一番の心配はあの方のことでした。
え?こないとかないよね?くるよね?
さらに作曲家の浅井さやか、振り付けのジローさんも新幹線遅延に巻き込まれてる、と。
何がどうしたのかわからないけれど、浅井ちゃんが一番最初に着いていた。。。
え?え??来ますよね?あのお方。。。のお話。


唐橋 充:烏哭三蔵法師
リハーサル時間も運命によって削られ「できない」とは言わせない・・・ちょうどいい。
と考えたりもいたしました(懺悔)だって唐橋さんだもん。できるもん。って
勝手にこっちは思っているんですけどご本人は超弱気だったりするもんでw・・・
大丈夫かなってドキドキするんですよ。それで本番やるでしょ・・・んで!
「何それ?」ってくらいカッコいい。はあ・・・わかってたよ。また騙されたわ。
やっぱりあなたがいないとダメなんだよ!ってことで終わってソッコー楽屋行って
「唐橋さんムカつくわあ!」って言いましたw月闇強火推し・・・正直なところ、
それの真実は「私は叶わない」と知っているから勝ちたくて唐橋さんにかかっていっている。
これでもかと演出を繰り出さなきゃその想いに負けそうで月闇を追い抜きたい謎の気持ちに
駆られてきた。からいなくて寂しかった。唐橋さあああん!ありがとうございました。


↓唐橋さんを待っているソワソワな我ら。

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藤原祐規:天蓬元帥
やあ同期。終わった時、うおおお!!って言いながら熱く握手でもするんかなくらい
思っていましたよ。でも互いに抜け殻でしたね。地獄地獄って言いますけど
「三浦さん今回アレしないんですか?」っていうから、西軍に焼肉奢るまでの
エチュードをやることとなりましたので、地獄を呼び寄せたのは自分です。
天さん風味に語ってみました。八戒だとあまりアクションしないから、これでもかって
くらいに動いてもらったんですけど、アクションももちろんなんだけど
あまり言いたくないけど、うまいな。うまいよね。でも安定していると、私がつまらなくなる
からぐっちゃぐちゃにしたくなるんですよね。ずっとその攻撃のし合い。なんだかんだ
楽しかったけれど、なんでもいいんです。っていう天さんの気持ちがわかる気がする。
初めて藤原という役者が遠いところにいる気がした不思議な時間でした。
いつも近いってことじゃないですよw何考えているのかいい意味で分からなかったんです。
何出してくるのか読めなかった。天蓬が体に降りてたんでしょうな。。またあとで。

平井雄基:捲簾大将
きっと誰もが気づいているだろう平井の人の良さ、優しさ。それを前に前に出さないように
と思った日があるんだけれども、そうではなくて、捲簾という人に通ずる感覚がある・・・
悟空と木登りするとか、バカ真面目なところとか、時代が時代なら本当に牢に閉じ込め
られちゃうのではないかと心配になることもございます。そんな平井は痛みがわかる人間なので
決して偉そうにすることもなく誰に対しても真剣で配慮もあって。大千穐楽が終わって
平井のいい笑顔を見た時に、きっと沢山のプレッシャーがのしかかっていたのだろうなと
思ったりもしたのですが、オーディションで彼を選んで正解でした!
2幕頭、かっこよく歌いすぎて「ミュージックフェアじゃねえ!」っていうダメ出しに
ペコペコ謝罪しててw・・・それでかっこ良すぎたから天蓬を担いでってなりました。
平井に何かを言いに行くと、ヒロキが見守り鯛と藤が「飴とムチじゃなくて鞭しかねえ」って
ニヤニヤ笑うんす。平井がいると3人が嬉しそうだったな・・・またな。

椎名鯛造:悟空
「ねえ俺たちの歌ってやばい?」「やばい」「なんでそんなこと言うんだよ!!」
が出会いでした。かなり戸惑いました。歌劇伝なのに?なんでそんなこと言うんだよ!は
こっちのセリフだよ!なんですけど、鯛造の歌が上手いことをいくら言っても信じないので
長きに渡る歌唱戦争を終わらせますが、いつかミュージカルに呼んでやるからな!を残して
お別れしましたwでもいつかまた一緒にやりたいと思わせてくれる鯛造は、なんか不思議と
喧嘩仲間みたいな関係で、喧嘩したことないっすけど、おおよそ演出家とは思われてない距離で
色々突っ込んでくるのでソレ待ちしてます。自分にとっては他にいないです、鯛造みたいな役者。
生意気な!って思うんですけど、その芝居に文句言えないから自分も黙っちゃうんすよね。
ダメ出しとかじゃないって思わせてくれたのは鯛造がいたからです。彼は芝居で、それで
答えを導き出してくれる、自分はそれを最高に見せることだけを考える。やりやすい。
でも「アイツ歌わせてくる」と牙を剥いてきます。今度研いでやりますわ。
本当に本当にこの10年鯛造がカンパニーの支えでした。また会えますよう、ゆびきり。

鈴木拡樹:金蝉童子
今回初めて、座長であることってどんなこと?って拡樹に聞きました。笑って戸惑ってて
拡樹がいるとなんだろう、すげえええんだなって思うんだよってことを精一杯伝えました。
最終的に言葉分からなくてカーテンコールで拡樹が「ありがとうございました」っていうと
大晦日みたいな気持ちになる。って言ったら隣で鯛が「わかる〜」って言ってました。
私たちにとっての太陽で、センターで。「ねえ、頭にバナナ乗せても怒らない?」って聞くと
「怒らないですよ」ってニコニコしているのです。「よし!乗っけよーぜーい!」と
騒ぐ我々。後の処理は拡樹がしてくれる。そう、謝ります・・・拡樹!これまで沢山
甘えてすいませんでした、土下座します!!ミュージカルのスキルも格段に上げてきて
まだ進化を止めないんだながハッキリしたところで、玄奘と全く違うものをつくろう。と
約束しました。そこには金蝉なりの悟空を見守る心があって退屈な日常が変化していく
青年の姿があって危険を回避させようとする座長の姿があって、私たちはその背中を
支えたくてここまで来たと言えます。この次はきっと下界の桜の下で会おう。

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そして多くの難関と戦いここまで旅を続けてきてくれた彼らに
心からありがとう。と伝えたいけど、伝えたら終わる気がするので伝えたくないけれど
ありがとう。


ラストに向かって、彼らの最期を同時に演出しようと決めたのは
稽古場でのことでした。
最初は一つ一つを進行する予定だった。
でも最初に外伝を読んだ時のあの辛さが何一つ伝えられない。
これで終わり・・・死ぬ。ってことじゃなかったんじゃないか。
4人で「ただ生きている強いから」と歌いあったあの4人で
桜の下をただ目指すためには、そばでその呼吸が聞こえたほうがいいんじゃないか。
役者が物理的に近くにいて感じあえたほうがいいと思った。からです。
稽古の最後まで正解に辿り着いていなくて、セリフを言い合うだけで精一杯で
そうじゃなくて、被っても何してもいいから・・・っていうか叫べ叫べ叫べ!
みたいなそんな感じのこと言いました。
それはもうエチュードではなくて。
本気の色々な集大成だったように思います。

最遊記歌劇伝-外伝-記録

ファイナルということもあって
本当に多くのゲストの皆様に盛り上げていただきました。
皆、それぞれの最遊記愛を持って現場に来てくれて本当に心より感謝です。
その度、その時の思い出が頭の中を駆け巡って、埋葬したくない思い出を
沢山掘り返したわけです。

そんな中、この方はゲストだと、もはや思っていなかった・・・。

三上 俊:光明三蔵法師
毎日いてくれるなんて思ってもおらず本当に幸せなことでした。
みかしゅん演じる光明は、優しく温かく・・・と当たり前のことを思ってきたけれど
大千穐楽・・・烏哭が出てきた時の、あの目、見ました?ねえ見ました??
唐橋さんもだけど、一瞬にして空気変わって、「おそろしい」その感覚に私は
陥りました。だから月闇はヤメラレナイ・・・(どういうこと?)
三上さん、まだまだこの先描こうとしちゃっているじゃないか。と感じたのです。
そして玄奘三蔵への愛?愛というのは違うのか、その看守ろうとする姿や
いかに美しいものだったか・・・興奮しかありませんでした。
色々なことがあったけれど異聞のキャバ嬢好きでしたw
沢山語ったなあ、沢山笑ったなあ、みかしゅん、本当にありがとう!


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うじすけ:二郎神
うじさんほど、多くの本役衣裳を着られたお方はいないのではないでしょうか。
どんな時でもそこにスッといてくれて、うじさんがいると全員がホッとする。
でもこんなにも振り回される役って初めてのことだったんじゃないか、菩薩との
やりとり楽しんでいたり、俊吾と悩んでいたり、新鮮な姿が見られました。
最後、菩薩が手にしているタバコ、それを注意している姿の切なさ。
タバコを玄奘三蔵に教えた侍覚から始まり、最後に、想いの詰まったあのタバコを
受け取ったうじさんって深くありません?と思う私なのでした。
藤原や龍やさやちんや自分や・・・同期入社ならぬ入劇なので、ここまで一緒に来られましたね。
感がひとしおで、あのマスターからここまでずっと居てくれたこと
本当に一緒に卒業できたことを嬉しく思います。うじさんありがとうございました!


磔俊吾:観世音菩薩
不思議なことに前からこの歌劇伝に居たんじゃね?と思える安定感。
実は俊吾とは本当に昔からの付き合いで、なんだったらアンサンブルだった俊吾が
堂々センターで歌い上げる姿っていうのは私にとって感慨深いものがありました。
そしてそんなにお歌が上手でしたっけ?と思うほど、そこに溢れる情緒みたいなものが
完璧で見事!でございました。途中、どんな風に悟空を抱きしめるのか・・・
その話をしたのみ、他のことは俊吾に任せっきりだったなあと。
漫画を見ながら、あの冷静沈着な観世音菩薩の心が乱れている感じがして、悟空に
訴えるその心は、悲しみでもないし憎しみでもないし、言葉にできない何かなんだけど
それを表現するのが我々の仕事であり、最初こそクールにやっていたんだけど
そこに嘘をつきたくない彼は感じるまま熱く演じてくれました!俊吾ありがとう!!

山雅志:李塔天
最遊記歌劇伝の敵役でもここまでしつこいのは烏哭に次いで第2位と言わざるおえない
哪吒パパ。もうDV男のソレじゃないのさ!的な・・・くっそう・・・と思い倒したいんだけど
立ち上がってくるのよ何度でも、彼は。。。しかもドレッド!それはいいとして。
もっと山さんと話しておけばよかったってくらい、実はめっちゃ面白い人。
ポップコーンを与えたあたりから様子がどんどんおかしくなる。なんというか役者さん。
巧みなんですよ、芝居が。何より演劇が好きなんだろうことが伝わってくるのですよね。
セットのことや歌劇のことで細かくできなかった自分の手腕のなさに絶望するわけですが
山さんと芝居をしている時ってのはなんとも言えない高揚感に包まれるのです。
あ、私も!私も好きなんです!芝居が!って言いたくなるあの空気になるのです。
だからまた絶対に出会う予約しました。強敵で居てくださりありがとうございました!!

佐奈宏紀:西海竜王 敖潤
前からご一緒したいと思っていた方のお一人。こんなに陽気な兄さんなのか!とびっくり!
どうしたら悟空たちの側にいたいと、あの厳しい顔の男が思えるのだろう・・・
どんな魅力をその目は捉えたのだろう。ずっと考えていました。
直接、さなちゃんに何かを伝えたわけじゃないんだけど、クラスで一生懸命勉強だけを
していたら突然ボールぶつけられるみたいな・・・勉強はできないけれど仲間と楽しむ姿に
魅了されることありません?(ないか・・・)そんな一瞬を3時間の中に描きたく
原作から少し飛躍させていただいたのですが(先生ごめんなさい)私にとって笑いとか
コメディーとかってことではなくて割と真剣でした。自分を崩されるかどうかの戦い・・・
さなちゃんの演技があって最後にジープの音だ!とたどり着いたのです。
役者さんの芝居でこちらも変わる、本当に楽しい時間でした。さなちゃんありがとう!

北村 諒:哪吒太子
前からご一緒したいと思っていた方がもう一人。ここでこの作品で出会えるとは
夢にも思っておらず、そして一番想像と違った人です。いや、想像がついていなかった。
はっちゃける人なのか静かなのか。途中、悟空のことを「おもしれえな」と言うにあたって
普通にやっているだけでそう思えるのか?とタイゾーときたむーに投げかけて
男子特有のなんでもないことでケタケタ笑う感じやってよ!!と雑な感じに振りまして
「鼻毛」一本で彼らはトライしてくれたわけです。でも伝わってくるんですよね。
あ!それ見たことあるぞ。って。リアルじゃない世界の中でリアルを体現させてくれることが
本当に上手くて、きっとそうなんだろう、きっと痛いんだろう、きっときっと・・・。
でも何一つ救ってあげられないから辛い。と思った時に既に我々は北村マジックにかかって
いるのでした。あ〜いい役者さんだなあ、実感しました。いつか救います!きたむーありがとう!


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テーマソングの中で、一人だけフラフラって自由に動いているのです。
それが哪吒太子。
これは私が精一杯できることと言いますか
せめてここだけでは自由であって欲しいんだって思いました。
だから特に場所とかつけてなくて「自由で」「センスで」しか言ってない。
そして最終的に上記の皆様にも同じことしか言ってない。
ダメ出しってものがあって、何か言わなきゃいけないってことが
いつの日かプレッシャーになってきて
なんで無理やりダメなところ探さなきゃいけないんだって思ってきて。
ダメかどうかを言うことじゃなくて
もっと良くなるように共に探し合うが健やかだろうって
最遊記歌劇伝で私は成長させてもらいました。

「ということは三浦さんが指摘した箇所はよほどダメだったということですね」

って藤原が言いそうな気がするけれどw

いつものメンツとああいえばこういう。そんな繰り返しもまた楽しかった。

初めて最遊記歌劇伝に参加してくれる皆様がいなければ
私たちは変化できなかったことがあると思うし
それが何なのかわからないけれど、外伝を通して彼らと出会えたことが
本当に幸せだったと思います。


最遊記歌劇伝-外伝-記録

最遊記歌劇伝-外伝-

2023年9月29日(金)〜10月12日(木)品川プリンスホテル ステラボール
2023年10月19日(木)〜23日(月)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

終演したことを未だに実感できていません。
本当に現実となったのか。。。
それほど遠い夢のような話でした。

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私は顔の周りが洪水なのかってくらい原作を読んで泣きました。
原作を読む時には、その初めましての一回の感情、感覚がとても大切になります。
その時の感動をお届けできねば意味がない。
作詞をするにあたっても、どこを歌にするのか、はたまた、歌にしない。という
選択肢もあって、ニイ博士なんかは歌わないことが表現と前に書いたと思うのですが
烏哭三蔵法師としてその実態が出れば出るほど歌唱で表現をする。
それは烏哭の感情の揺さぶりであるように思える。

いつの間にやら、最遊記歌劇伝と言えば・・・が自分の中に根付いてきて
タイゾーや藤原から「あのエチュードどうせまたやるんだろ」と言われ
最終的にあのエチュードは

“ 地獄“

と大千穐楽終わった後に聞いて
「え?嘘でしょ?」と会話したのも懐かしい。
私といえばエチュードになってるな・・・やばいなって思ったけど
思い返してもエチュードばっかりしてたわ・・・w
翌日から北村くんと多田くんと別現場で一緒だったため
「わかったよ、じゃあもういいよ、エチュードしないから!」と宣言。
・・・もうしちゃったわ。
人なんてそんなに変われない・・・二人の顔を見られなかった・・・w
とはいえ、私はエチュードの全部をずっと真剣に見てるわけじゃないというか
見てるんだけど、その役者の何かが一瞬、なんか変わるんですよね。
これ上手く言えないんですけど、それを探り当てるための手段であって。
演出をつけるためというより役者が何かを感じる時間であって・・・。
何、この長い言い訳。
駐車場に閉じ込めたことを恨んでるのかしら🐒・・・もしかして。
「でもめっちゃいい涙ででた!!」ってことでいつもお猿さんを煙に巻くわけなのです。

そんなエチュードも地獄なんて決して言わない鈴木拡樹座長。天使。
我々は久しぶりに集結して、さらには長いこと会議を重ねオファーさせていただいた
役者さんたちとお顔を合わすことになったんです。

どうにも私と藤原は、途中参戦組なので、空気に馴染むまでに時間が
かかった事実があり、「大丈夫ですよこれはこれとしての座組ですよ」感を
もろに出してしまうんだけど、多分、今思えば、北村くんも、さなちゃんも
ザキさんも、ゴーちゃんも、アンサンブルのみんなも
しれっと馴染んでいて、考えすぎたことを反省。

とはいえ、どでかいセット2つがグルグルと廻りますから
アンサンブルの活躍なしにこの物語は語れません。
竜王様ほど素敵ではありませんが、ここに私の記録を記します。

と、アンサンブルも務めてくれつつ、稽古場では出番予定がなかった

大嶌幸太:アンサンブル・稽古場アンダー
本当に物静かなんですけど、誰かがいなければ、スッとそこに入って
完璧に覚えてこちらにストレスを与えない職人、オオシマ。
色々なトラブルがあった中、オオシマの影での立ち回りが素晴らしかったおかげで
私たちは最後まで、この作品を届けることができました。
アンダーなんだから当たり前と思う人もいるかもしれない。でも、色々なところに
気を配り目でそれを見なければ覚えておけない技術です。
次は本役として演出できたら嬉しい!オオシマありがとう!

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降矢佳典:アンサンブル
ケイスケとは別作品のオーディションで出会い、そこからアンサンブルとなり
本当にど新人の頃からの付き合いです。今回気づいたら藤原と同じ事務所になっていて
声の魅力にまた気付かされました。若いのに、天帝の役なんかもしてくれて
一度、稽古場で、敖潤の歌中、野球をするというシーン。多分ツボに入ってしまって
シーンが続かなく、めっちゃ謝ってきました。全く気にしてなかった。
なんなら一緒にツボってた。作品を向上させるため前に前に諦めることなく
トライし続けてくれたケイスケ、また会いましょう!!本当にありがとう!

佐藤且之:アンサンブル
お初の佐藤くん、いいえ、彼の名前は「シュガー」、さとうだから。なんだけども。
勝手に付けさせていただきました。彼は皆の愛されキャラ。おっちょこちょい。なところも
大変に愛くるしく、藤原がシュガーを構いまくってましたね。ある日
「藤原さんと佐藤さん早くマイク外してください」って音響から言われて
ベテランと新人のミスがシンクロするあたりいいコンビネーションでした。
大きな体に小さなメモ帳持って、あれやこれやと駆け回るシュガーはとても謙虚。
これって大切なことです、シュガーでたくさん笑顔になれました!本当にありがとう!

望月祐治:アンサンブル
モッチーはアンサンブルの中でも頼れる兄さんです。アクションマンであるがゆえ
安全をモットーにこの世界を支えてくれたお一人だと思っています。
李塔天の同志としてナタク🐻を育てているわけなんですが、その嫌味たらしい顔、
芝居力、かなり頼らせてもらいました。アンサンブルの中に貫禄があったのは
モッチーのおかげ!威厳が、より効いてたなあと思わされるわけです。
演技の中では怖い感じなんですけど普段はとっても優しくていつもニコニコしていて
お人柄ごと素敵な方です!またお会いできる日を楽しみにしています!ありがとうございました!

杉本佳幹:アンサンブル
杉ちゃん!お杉さん!アクションリーダーも兼任してくださった超穏やかで
動いたらキレッキレなみんなのお兄さんです。キレッキレなのは動きだけではありません。
ツッコミスピードが誰よりも早く、一生突っ込んでくれそうな関西人の血を
ひしひしと感じさせてくれて、あれ?杉ちゃん、おもろくない?を密やかに
感じていた次第です。面白い人の話になってしまいましたが、シンプルに
その動きや、全体を把握する能力の高さに感動しておりました。人間ってそんなに
早く動けるんだ・・・本当にかっこよかった!杉ちゃんありがとうございました!

山口 渓:アンサンブル
山口とはお初だったのですが、これまたとってもやりやすいと言いますか
感覚が研ぎ澄まされているのか、演出意図を感じる能力の高さに何度も助けられました。
楽しいことはその場で十分に楽しんでくれるし、かっこ悪いところは
ちゃんとかっこ悪くできる人。運動能力も高いのでいい役者さんだなと感じました。
とてもいい子だと思っていたのですが、一旦、話し始めると、ちゃんとオチをつけて
人を面白く愉快に表現できるあたりも、もしかして山口もお笑い担当だったのか?
と思わされ・・・そして終演となりました。また確かめます!山口ありがとう!

多田 滉:アンサンブル
多田ちゃんとは、本当に久しぶり。前に出会った時はとある作品のアンダースタディ
(代役)としての参加だったので、此度、ガッツリとご一緒できて嬉しかった。
とにかくその現場を仕切ってくれる。声を出してくれる。皆に伝えてくれる。
これだけ大物のセット相手に動くにはその男らしい根性があってこそ。
器用に立ち回ってくれるので、何かあると「多田!」とすぐに指名してしまうわけです。
天帝や李塔天の近くにいて、いつも難を免れてずるい感じとかも上手く演じてくれて
こうして再会できたこと嬉しかったです!これからの活躍期待します!ありがとう!

仲田祥司:アンサンブル
初めましての仲田。しかし、他の作品で何度か観劇させていただだき
この夏にも私の脚本作品に出演してくれていたので存在は知っていました。
存在は知っていたというか、いつもちゃんと存在感があるパフォーマーさん。
本人とってもクールなんだけど、ダンス稽古が始まった時の覚える能力の高さ。
なんでそんなすぐにモノにできるのか不思議でならない・・・努力してきたのだろうが
その努力すらも感じさせない闘志溢れるパフォーマンス。東京公演ではお休みせねば
ならなかったけれど大阪戻ってきて舞台を引き締めてくれました!仲田ありがとう!.

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森田 龍:アンサンブル
アンサンブルのレジェンド。森田の龍ちゃん。龍の最遊記愛は本当に深くて
この世界にいられることが幸せだと感じてくれている一人。ずっと最遊記を共に
過ごしてきた仲間でもあります。龍ちゃんが演じる金蝉の元に動物がやってきたと
報告する遣いのセリフの感じがとても好きで、あの人、本当に不器用で
困っているんだろうなあ・・・をいつも感じさせてくれるのです。
龍はここまで一緒にずっと最遊記やってきたけど文句なんか言ったこともなくて。
こうして最後まで一緒にできて嬉しかった!龍!長い間本当にありがとう!!

轟 大輝:アンサンブル
トドはいつの間にやら最遊記歌劇伝にとって頼れる一人になっておりました。
最初からいたわけではないのだけれど、三浦はこうやるだろう。と先に先に
動いてくれるからいつも助けられています。本人、負けず嫌いな奴で、沢山迷ったり
しているのだろうけど負けず嫌いだからあまり出してこないんですね。
でもその目は事務所の先輩である鈴木拡樹をいつでもしっかりと捉えていて
たまに焦ったりもするんだけど、そうじゃなくて確実に一歩一歩を進んでいて
トドの嘘のない本気が見られるのが嬉しいのです。またやろう!ありがとう!

橋本有一郎:アンサンブル
私にとっての癒し、いいえ、カンパニーの癒し、チロちゃん。
アンサンブルリーダーをこの度も務めてくれました。そしてラスト烏ダンス。
まさかあそこをチロが飾ることになろうとは誰が予測していたでしょう。
最遊記って?というところから始まっただろうチロの旅、毎度変わるアンサンブルに
戸惑いながらも、作品を愛して向上させようとしてくれた懐の深さに感謝です。
ラスト、西軍たちが踊るところ、センターで踊るチロ、かっこよかった!
いつまでも進む姿勢を忘れないアンサンブルの輪を作ってくれたリーダーに
心より感謝を込めて、ありがとうございました!チロまた!


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この模型、稽古場と家に2つあって、ずっとグルグルしていました。
頭の中回転しすぎてよくわからなくなったりもしたんだけど
それを具現化してくださった皆様に心よりの感謝を。

あ、なぜこのセットになったのか・・・いろいろあるのですが
悟空と哪吒の住む場所の違い、2つの世界がくっついたり離れたりすること
表現したいと思いました。
角度によって見える世界が違ったと思います。
それも楽しんでいただけていたら嬉しいです。


多分

疲れたかもしれません

存在

それごと否定されるとね。

ありがとう。

お酒をやめた。

色々なことをお酒で緩和してきた。
逃げてきた。
飲むより投入していた感覚。
それをスッパリやめた。
やめてよかった。

やめたことで良くない選択を考えなくなった。
日々、突発的感情が生まれては
止めての繰り返しだった。

今もやはり言葉の刃に
心が引き裂かれる時がある。
でもそれは教えてくれてるんだ。
ヒントをくれているんだ。と
思うことができた。
感謝しかない。

ただ。
そうじゃない辛辣な言葉もある。
抉られることもある。
意見、批判はちゃんと読む。
ただ言ってないことと思ってないことを
決めつけないでもらえたら嬉しい。。。
意図と違うことを言ったように書かれると
割と悲しい。

私の立場はワンマンに思われがちだ。
貫かねばならないこともあるけれど、でも。
多分、そんな権力ないよ。と伝えたい時がある。
お気に入りなんていないし
実は自分もSNSで初めてみる情報だってある。
劇場を指定することはほぼ不可能。
脚本の監修チェックは鬼ほどある。
あくまで人と作ってる。
でも書いてるもの出した物には、責任が私にあるのは確かなこと。

求められていないことは充分わかってる。
でも喜んでもらえるよう、少しでも楽しかったと言ってもらえるよう私なりに
頑張りたい。

仕事しすぎと言われることもある。が。
母親をしてる人に比べたら全然だ。
独身で、時間しかない。
飲む時間も全て執筆や演出を考える時間に変えた。酒は楽しむものであって
逃げるものじゃない。と思ったりした。

お酒があったことで楽しい日々を過ごしたりもした。ただ今の私には必要ない。
元気に生きるために必要ない。
単純に翌日の胃腸が楽。

教えられる毎日に感謝しています。

That's on

大量のセリフを涼しい顔で覚えて稽古していたので、大量のセリフじゃないんだなって
思ってたら終演後に、やばい量で必死でした・・・。って言っていた。
けど、やっぱり涼しい顔してたよな。まだいけるな。って思うお二人です。

笹森裕貴@御子柴岳人
八雲は多分歌わないけれど御子柴は喜んで歌いそうな気がする。しかも御子柴のジャンルに
ないものを・・・と思ったところから始まった御子柴ラップシリーズも含め、とんでもない
挑戦の数々だったに違いありません。かなり長く難しいセリフの応酬に色をつけて
届けてくれたのは笹森本人の努力以外にありません。私がそこに出来たことは何もなくて。
御子柴という人は”チェスをなぜ八雲があのように動かしたのか”が気になってしつこくて
それを解くのが楽しい・・・という部分が、私がセットを考える原動力にもなりました。
だから私もセット転換をしつこく細かく突っ込むことで、心の中で笹森とずっと対決してました。
言ったことはないですけど。笹森が粘る限り私は粘り続けるぞ。と。だからずっと粘りました。
千秋楽まで粘れました。最後まで御子柴教授は抜くことを知らなく、やっぱりしつこかったですw
具体的な芝居の話をするよりはもっと大きなイメージを話すことで理解してくれるし
このカンパニーの精神的支柱になってくれていて、みんなをいつも鼓舞してくれた姿、
立派でした。多分そのどれも本人はそうなっていたと気づいていない気もします。
笹森と芝居を創るのは楽しい。飴食べ過ぎ心配なので、「トマトに棒、刺そうか?」って言ったら
「絶対に嫌です」って強く断られたことも忘れないと思いますw 笹森ありがとう!!

後藤 大@斉藤八雲
私にとって大ちゃんは、初担任した時の初めての生徒。のような感覚であり、謎の担任心が
今でもあります。大ちゃんが主演と聞いて心躍ったと同時にどんな風に成長しているのか
楽しみでもあり、彼と昔、音楽の話をしたことがあって、その世界や、個展を見させてもらった
時の印象などで舞台の世界観も合わせていったところがあります、大ちゃんの存在そのものが
演出に大きなヒントをくれたと言っても過言ではない。今回、小説を読んで、八雲のクールな
面だけではなく、人に振り回される主人公というのを描けたら良いなと感じていました。
笹森と合わなければ終わりだ、緊張する。。。と思っていた自分が愚かでした。
笹森が鼓舞するなら大は背中で見せていく。あと、一人一人を気にかけて声をかけて
なんと優しい子なんだろうと。それは大が人の気持ちが痛いほどわかる人間だからでもあると。
そう感じます。痛みがあるから今の自分がある。その優しさがあるから、八雲を演じるに
相応しいのだとも。あと・・・よく笑わないで後藤と電話できるなって思ってました。
演じるにあたって、母親の存在、目のこと。過去のこと。これだけは忘れちゃいけない。
後藤との距離。女性との距離。御子柴との距離。物理的な距離も含め気をつけて演じなければ
ならないと思う。大ちゃんにはそんな話をしました。360度警戒心を持って演じ切ってくれた
と思っています。八雲が大ちゃんで本当に良かったです!また挑戦させてください!ありがとう!

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演出ってものは、責任があって、全てを決めなきゃいけないんだ。
と思っていた時があります。むしろそうなんですけど。
ただ、ここ最近、出会う役者さんやスタッフさんによって独りよがりがどれほど
愚かであるかを教えられることも多くて。
「こうやれ!!!」ではなくて「こうやってみたいんだ!挑戦させて欲しい!」の
方が現場がいかに健やかに豊かで楽しいのか。
人とものづくりをしている。
人と”ぶつかる”の意味を履き違えてはいけない。
当たり前のことを沢山八雲の現場でも気づかせてもらいました。
八雲の小説を読みながらも、人間の愚かさ、儚さに気付かされる部分が沢山あって
楽しいけれど読んでいて自分の情けなさにも気づけたりするのです。
私は飯塚も水川も中谷の気持ちも全部じゃないけれどわかるし
オリジナルキャラの花菱、角田、丸山のような面もある。
暴力とかそういうのは流石にないけれど、人間として未完成の部分がある人たちが
確かに存在していて、自分もその一人なのだ。と思うことで、八雲をいかに
人間ドラマにできるのかに挑戦しました。
原作と違う部分も多々あり見る人によっては色々な意見があったと思いますが
このタイミングで、INITIAL FILEに、このキャスト・スタッフで挑戦させていただいたこと
感謝しかありません。

スタッフさんのこと、裏のことはいつものことですが
その苦労を語るのは素敵じゃないと思うタイプの私です、裏方の美学の元
ここには書きません。ただ最後まで粘って作品を一緒に創れたことに感謝しています!

連日、多くの方に足を運んでいただき、お客様があってこその空気。
本当に幸せな日々でした。

原作・神永学先生、私たちに挑戦の場を与えてくださり素敵な作品を生んでくださり
舞台化、歌劇化にオッケーをくださり!!
本当にありがとうございました!

長いブログとなりましたが八雲の思い出一度ここに書き終えます。

本当に本当にありがとうございました!

三浦 香

マジはがねメンタル

一人一人のこと思い出すと涙が出るとか言いたいですけど
顔がニヤけてばかりです、ああ、楽しかったな・・・。

齋藤かなこ@水川
私が懇願して叶ったカナコの出演。絶対にまた一緒にやりたいと思った女優さんです。
カナコにとってメンヘラ女が遠すぎたようで、帰り道、こんなことを参考にしてはどうだろう。
とか沢山話せたのがいい思い出です。メンヘラ女の仕組みってものを実は女性同士の方が
理解し難いのかもしれなくて。自分にその素質があっても気づかないかもしれないし。
水川という人がなぜ飯塚を好きで中谷に惹かれていくのか。その研究に余念もなくて。
八雲との対峙もずっと大ちゃんと練習してました。最後、御子柴との対決においても
どの顔でどの言い方で去っていくのか、考えていたけれど、舞台の上でその日によって
決めないで御子柴からの熱を新鮮に受けてバトルしていたのもカッコ良かった。
ああ、この人は芝居が好きなんだ、そう思わされて尊敬しています、ありがとう!!



私がいないところで謎の日替わりを繰り出していた模様で、制作さんから
「香さんいないのをいいことに暴れています」と連絡を受けていた人たちがいます。

長塚拓海@左近字
お初の長塚!!です。長塚くんって呼んでましたけれど敬意込めて最後には長塚!!
になってました。そしてなんとも素晴らしい気遣いの人、誰かがいない時でも率先して
やってくれるその姿。一人でたくさんの役どころ回してくれたりして凄いなと・・・。
それでいて自分で自分の言葉に笑って自爆したりしてましたけれど、何より左近字に息を
吹き込んでくれたことに感謝です、もっと見せたかった左近字の闇があるんですけど
泣く泣くお蔵入りになりました。ママ役とか連れてきて左近字物語やりたいです。
もちろん彼もまた悩んだりしたと思うのですが、一つ一つに全力で見ていて爽快でした。
見せるべきものが理解できているから一歩引くこともできる人というイメージです。
その客観性とても素晴らしかったです、また左と右と後ろで踊ってください!ありがとう!!

吉澤 翼@右手川
久しぶりの翼!出会った時から元気であり繊細であり、バカなことも全力で楽しめる人。
と勝手に思っていたので今回右手川を書くにあたってはもう楽しくてたまりませんでした。
翼なら暴れてくれる!止めるとき止めればいいんだ!と思って、でもやっぱり大人になっていて
その精査も上手くなっていて長塚と同じで客観的にそこに存在するときはする。素晴らしかった
です、一度だけ日替わりについて暴走したので止めましたけど・・・「絶対にやっちゃダメ
だと思うんすけど、これやっていいですか」「いいわけねえだろ」の会話もまた、楽しく
その果敢さも翼のいいところだと思います。でも私は止めますけど!!!
私が男子だったらそう在りたいなって思う男子さを持っています、運動神経も含めてポテンシャル
高いので無理を言ってしまいます、ごめんなさいw右手川を立体化してくれてありがとう!!

立花裕大@後藤和利
原作の後藤のイメージとはちょっと違っているかもしれないけれど、後藤はきっとこういう
人だったのだ。を信じて書きました。裕大ともご一緒できる機会が多く、中学生・高校生・
そして刑事!と成長を遂げております。やりたいようにぶちかましてくれ。が此度の課題。
そう、自由って大変だよ、裕大よ!がんばれ!をモットーに右と左をお預けしました。
「もっと練習しよう」「集まって話し合おう」後輩たちを引っ張っていく姿頼もしかったです。
で、八雲との過去を唯一知っている後藤刑事だからこその真っ直ぐに言えないアレコレ。
愛を持って後藤を演じてくれて不器用さが滲み出てました。言葉にはしないが信念がある。
それは立花裕大という人にも言えることで後藤と似てるなあと。唯一、今回突っ込んでたのが
「調子に乗るの苦手すぎない?」ってことでしたwやっぱり彼もいい人です。ありがとう!!


稽古中、真剣に後ろで3人、練習しすぎて、本当の出番に出てこなかったことがあります。
なんか笑ってしまう3人でした。ミュージカルの稽古しながら、ここは帝国劇場だと思え。
という指示にも「はい!!!」って全力なのでした。今後があるのなら刑事らしさ。
もっともっと描きたいです。日替わりお疲れ様です、ほら、自由って大変なんだよ。うん。

佐野大樹@御子柴岳彦
だいきっちゃん!!同い年組!そして思えば何年振り!!そして舞台一緒にやるのはお初。
という不思議な仲。「八雲」の前からの舞台にも出演していただいきっちゃん。
神永先生とも仲良しなので居てくれるだけで私にとってありがたく、岳彦同様、みんなことを
見守ってくれる。一番年上なのに転換に関してもなんでもやる!休みでも来る!一番に来る!
本当に感謝しかありません。芝居して「違ったわ・・・」とか反省している姿も見て
まだまだ我々も挑戦の途中、と勝手ながら同志に感じておりました。今までの舞台シリーズに
いたからこそ新たなものを受け入れるって歯痒い部分もあったと思うんです。演出もされているから
私の演出で大丈夫かなと心配していたりもしたけれど、心広すぎます。諦めなければ再会できる。
続けていればいいことがある。だいきっちゃんと芝居ができて初心に戻れました、ありがとう!!

永田聖一朗@矢口
原作では女性なんですが、今回男性に・・・とのことでせいちゃんが来てくれて
嬉しかった。しかも、御子柴同様、少し?いやだいぶ、絡みにくい人なのですが、その理由は
またいつかお伝えするとして、真っ直ぐにいつも演じているせいちゃんが、どれだけ
ぶっ壊れていくのか楽しみでした。アイテムだけを渡したらやってくれる。矢口の行動は
理にかなっていると思っているのは本人だけで周りが見たら???なのかなあと。
でもそこにちゃんと理由はあって。それはせいちゃんの中にもちゃんとあって。こだわっていて
このルールでこれをする。という、そこを決めてしまえば、うまく楽しんでくれるのが
永田流なのかなと思います。矢口が抱えている想い、今回は描けなかったけれどいつか
お届けできたらと思います。角田に言い放つテンションとても好きでした。ありがとう!!


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振付のIYO-Pさんをお送りします。

今回両手に松葉杖であまり写真が撮れなくてごめんなさい。。。

香さん怒らせたら杖が飛んでくる。ってキャストに言われてました。それバイアス。

小テストか〜ま〜せ〜!!

タイトルと内容は何も関係なく歌のアレです。
日々共に、ジャングルジムセットと戦ってきたキャストのみんなのことを記します。
キャスティング部の方々に最初に言ったのが
性格のいい人のみチョイスしてください。ってことで。
それは当たり前のことなんだけど、大事、人間性が大事!!
だからいうまでもなくこの八雲に出ていたみんなは人間性が抜群集団です!
絶対にいい座組みになるって思って疑わなかったのです。


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阿部紗英@飯塚万里
あべさえは、私がキャスティングしたモデルさんで女優さんで、でも舞台は初!
どんな事になるのかなって心配もしたんだけど、舞台ってほら、泥臭い努力が大事
だったりするじゃないですか。さえは綺麗で高飛車な女の子を演じながらも
舞台人として熱くならなきゃいけない。そんなことに戸惑いもあったんじゃないかなと
感じます。だから敢えて江副とレイシーと轟と学生組集めて熱血稽古みたいなのを
繰り広げてさえが喰らい付く姿を見ていて日に日に熱量が増していくのがわかりました。
さえには支えてくれる仲間が沢山いたし、演技にアイデアが増して行って嬉しかった!
あとね、言わなかったけど転換センスめっちゃあります。そういうの大事!
さえと過ごせて楽しかった、普段は万里ちゃんと正反対の子ですwさえありがとう!!

轟 大輝@丸山
そこにいるようで実はいない、一番お客さんを騙せる役どころの丸山。
轟はいつもアンサンブルで起用していたので轟なら私のやりたいイメージを理解してくれる
と思って頼りにしていたし役に悩んでしまうところもまた轟らしい。
稽古場外のベンチで長々と話しして役作りについて語ったり、轟が打ち勝つのは自分自身
なんだってことを改めて話しました。外側じゃない変化、内面の変化を轟は遂げてくれました。
幽霊として希望を持つこと、語ってないけれどここにいることへの意味を持つこと。
何か強烈な想いがあるから彷徨っていること。どう表現する?この繰り返し。
彼は悩み考え抜いてくれたと思います。ぶつかってちゃんと自分で勝っていく。
偉そうに言ってても自分ができるかと言ったらわからない。轟は強い!ありがとう!!

Rayshy@角田
レイシーとは2回目です。テニミュ4thで出会ってからそこまで時間が経っておらず
レイシーはどうしてるだろう、と思った時にテレビでレイシーを見て。
ちょっと呼んで欲しい。って頼みました。アーティストとして才能がある、歌がうまい。
それは知っている。からこそ、もっと違う扉を開きたくなったわけです(いい迷惑)
かっこよさもプライドも捨てて、一人を愛する事に没頭して振り回しているようで
振り回される男。本当に難しい役だと思います。歌を歌詞を聞かせることを大事にして
いるからこそ「うまくなくていい」「かなぐり捨ててぶつけろ!」と。
1,2日で答えを出さず、煮込むんだ!スタイルで横目で見てました、その時間があって自分で
変えていってくれたし目が変化した、熱が伝わり扉開きました!ありがとう!!

江副貴紀@花菱
ぞえちゃんとは久しぶりの再会です。学生チームはぞえが引っ張っていってくれい!!
とお願いして「任せてください!!!」の心強いお言葉。飯塚兄と角田に挟まれて
信念を持たずにフラフラしている花菱が、飯塚に嘘をついて万里を売りに出そうとする。
二番手の逆襲的な感覚が好きです。実は花菱が一番の策士なんじゃないかと思っています。
自分の手は一つも汚さない、一番大学をエンジョイしている、八雲と対照的な人物です。
みんなとの会話を聞いていてもいい感じにイジられ愛されていて、返しやツッコミも
うまくて、ぞえが演じてくれたから花菱をスッと受け入れられた・・・これはもしや
誰か違う人が花菱だったらもっと演技臭くなっていたんじゃないか。と思うのです。
明政大学を代表する大学生の華を見事に演じてくれて感謝しています!ありがとう!!

中谷@健人
健人とは演出補佐という立場でしかご一緒したことがなかったもんで、演出できること
しかも中谷!!ワクワクでした。めっちゃ色男になりました。水川が惹かれていく
うまさを持っているし、人の懐にスッと入ってくる。感じが本当に上手。
健人自体は、コミュ力もあるけれど謎めいていて、中谷とはまた違った人物に感じます。
健人を一言で表してくれと言われたら大会を今度開きたいです。あと伝えた演出に対して
絵を感じる力がある人なので、あのセットの中での立ち位置も本当にうまく自分で
処理していってくれました。助かりまくりました。中谷と飯塚の相反するものも
うまく出していて水川が全く別の男に惹かれてしまう理由がちゃんと役者の中に
存在したことも素晴らしく一緒にできて楽しかったです!健人ありがとう!!

亜紀@菊池和澄
終演後に言われました。「香さんは絶対に小学生に見えるから大丈夫って言ったけど
稽古中は見えない連発されました」・・・と。あれ?言ったかなどうかなと思ったけど
和澄は目でちゃんと語れるからたまに大人に見えてしまったりするわけです。すんません!
そして一番壁に文字を貼り付ける少女。亜紀ちゃんの遊び。その言葉の意味、なぜここに
これを貼るのか。をすぐに理解してくれて、子供なりのルールのように演じてくれる。
真っ直ぐな和澄の歌声が大好きで、楽屋ではふざけて走ってきたりして無邪気で。
ブルピリで一緒にやった時よりもコミュニケーションを取れたので嬉しかったです。
真っ直ぐさ。可愛くてだから怖くて、飯塚の本当の人間性を唯一引き出した一人です。
待ち受け画面をオラクルにしていて、怖くないのか心配だったwさすが亜紀!ありがとう!!

飯塚皇翔@井阪郁巳
いくみとはご一緒できる機会がこれまでもあって、ちょっとおかしな役、クセある役。
この世にいるけどいなさそうな人?が多くて、でも今回は、残念ながらいる!女の敵。
を演じてもらいました。性格いい人を集めたせいで、こういう時に困る・・・この飯塚の
ヤバさ、いくみにできるのか演じられるのか、あの子とってもいい子心配・・・となりました。
最初の本読みではやっぱりセリフに抵抗を感じたし、書いていても一番イメージできなかった。
でもとある時、何かが吹っ切れたんでしょうね。というか水川のカナコと相当粘ったんだな。
本当にイラッとするまでやり込んできたな、この2人。と感心しました。
飯塚にも彼なりの正義がある、私はその部分を大事にして欲しいと思ったし、2人が別れゆく
時のセット転換はこだわりました。次一緒にやるときは宇宙人とかっすね!ありがとう!!

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Profile

MIURA KAORI

【twitter】@MiuraCaori【最新情報】「最遊記歌劇伝Sunrise」【アニメ】「おねがいマイメロディシリーズ」
フラットくん役
【舞台】「CLUBSLAZY」「LikeA」脚本&演出「最遊記歌劇伝~GodChild.Brial.Reload」脚本&演出//FuncAScamperS009全作品・脚本、演出
 Kitty−Guys作品演出・「舞台版ミラクルトレイン」振付・演出助手・ルドビコ☆「八犬伝」「花咲ける青少年ファイナル」「少女☆歌劇レヴュースタァライト」舞台版脚本「OhMyDiner」
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