BAーKAori BLOG

★BAーKAori BLOG★ FuncAScamperS009★★★★★★ 脚本・演出・振付・役者★三浦香の日記

ClubSLAZY〜Distance Invitation

小さな檻にいるとも知らず、ナルシスト3rdスターのクールビーンズは
後輩たちに言い放った。
「俺はドクターに会ったことがある、それはまさにチャラい初老だっっっ」!」

クールビーンズの自信ありげな人差し指が、フライの顔面まで到達した頃には
グラフはすでにノートに「ドクター=チャラい初老」と書き綴っていた。

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今日もClubSLAZYは満席、誰かの悲しみを癒すため男たちは歌い踊る。


その夜の事だった。
ディープがRECのスイッチを押す。
D「はい!始まりました〜、不快チャンネル、今日も必ず綺麗になる商品をご紹介!
  今日もって言ったけど初めまして、はじめました。とりあえず、その商品がこちら!」

ディープは”らっきょう”をカメラの前にドーンと出して

D「今日使うのは”DDstのらっきょう247番”これ、他の人から聞いたんだけど〜
  疲れた時とか目の中に入れると次の日に必ずいい感じにデカ目?になるって聞いて〜」

その横では不機嫌そうなブルームがカメラに顔半分映っている。


D「というわけで、そのらっきょうを目に入れてくれるモデルさんがこちら、ブル子で〜す」
B「なんでエンドじゃないの・・・」
D「目のくりくり度合いで、決めたんだよ」
B「じゃあ、クールビーンズさんじゃん」
D「断られたんだ、夢の中で」
B「ラッキーだね」
D「飲み過ぎた朝でも、らっきょうを目に入れれば、目がパッチリ!
  必ず買い!のマストアイテムなので、ディプ子もやってみよっと思ったけど怖いので
  ブル子で試しまーす!!」

ディープはらっきょうを、ブルームの目の前に差し出した。
その時・・・緊急音が鳴る。

「ただいまより、ClubSLAZYクールビーンズ院長による院長回診を行います」

B「なにこれ・・・」

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長い廊下、白衣を着たクールビーンズを先頭に、その後ろにはフライとグラフとNJ。

向こうから、驚いて飛び起きたダサジャージのエンドが待ち構えている。
E「何・・・してるんですか・・・」

クールビーンズは不適な笑みを浮かべ、
C「君が他の医局から来た遠藤くんか・・・私の病院に来たからには
  私がルールだ、さあ、列に並べ」

エンドは「遠藤くん」に突っ込むことすら面倒くさいほどになっていた。
逆らってはいけないと、白衣を着てその列に並ぶ。
この豆野郎に付き合ったほうが早く眠れる。
そして今日もちゃんとしたツッコミを告げる。

E「で、誰を診察するんですか?」

クールビーンズは回診の意味がよくわかっていない。
診察?何をすればいいのかもよくわからない。だが、権限を身に纏い
大名行列を為せるこの日々が幸せでならないのだ。

そこへQが黒い軍団、ミスティックを引き連れて向こう岸から、やってくる。
Qは穏やかな笑顔で、「こちらは黒い巨塔といったところでしょうか」
クールビーンズは臆す事なく「こっちはチャラい初老だもんっ!」と言い放つ。

エンドは、小さなドクター冷豆が「白い巨塔」を「チャラい初老」と
何かの折にQから聞いて、聞き違えたのだろう、、、と即座に気付く。

自分がSLAZYで先輩付き合いスキル&かわし術を磨いた日々。。。
長かった・・・今じゃ酔っ払いに飲ませ過ぎた方が早く潰れるし
「おばけ興味ないっすね」と言えば離れてってくれるし
小動物の後ろにいればアクビをしてもバレないし・・・そんな自分に少し感動を覚えた。
そして、夜な夜な、こんな茶番に付き合っているミスティックに心の中で拍手をする。

クールビーンズは泣きそうな顔で「Qちゃん看護師長がドクターに会わせてくれないから
自分でドクターになったんだからね!寂しくなんかないんだからねっっ!!」と言い放つ。
Qは顔色一つ変えずに言う。
「ドクターに会わない人生なんて、幸せですね、クールビーンズ院長」

クールビーンズはQの胸元に飛び込む準備をした。
その時・・・。

「痛い痛い痛い!!!」

Club SLAZY中に響きわたるディープの声。

CB「緊急オペだ!!!」

クールビーンズに続いて廊下を走る面々。

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心配そうなブルーム。そこへ、白衣の冷豆院長が告げる。
「もう心配は要りませんよ、目玉に水をぶっかける水流処置を施しました」

安堵するブルーム、御礼にらっきょうを渡す。
C「受け取れません!・・・ですが今回だけですよ・・・フフフフフ」

白い軍団は満足気に去っていく。
Qはブルームを睨んで尋ねる。
「ディープさんに一体何をしたんですか?」

ブルームは顔色一つ変えずに
「何もしていない、ただ、[可愛い子は目に入れても痛くない]って教えてあげたんだ。
 僕はらっきょうを可愛いと思っていない。だから入れたらきっと痛い。
 ディープはそんな僕に、らっきょうは可愛いだろ!!と叫んで、目に入れていた。
 つまりさ、可愛い子を目に入れたのに痛いってことは、らっきょうへの愛が足りないって
 ことなんだ。愛するって難しいよ」

Qはそんな馬鹿げた話を聞いて
「じゃあ、私があなたを目に入れて見せましょうか。
 きっと痛くないでしょうね」

B「やめてよ・・・」

Qは踵を浮かせてその場を去っていく。

B「つまんないの、あ・・・」

ブルームは遠くを見る。

おばけに興味ないエンドの部屋に呪いの人形仕掛けたことを思い出し
おばけに興味を持ちますように・・・と呪った。いや、祈った。

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数日後、支配人ジーズと、代理支配人のオッズはそれぞれに、らっきょうを取り寄せていた。
そして【不快チャンネル】にグッドボタンを押して、満足気に眠る。

数時間後、痛い!と2人同時に騒いだが、眠っている冷豆院長にその声は届かず
本物のドクターが優しく治療を施した。

Z「お久しぶりですね・・・ドクター・・・」

ドクターは何も言わずにその場を去ってゆく。

Qの声が聞こえる。
「次は、呪いの人形で金縛りにあった4thスターと
 水を浴びて風邪をひいたトップスターの診察です。
 私は理由あって2ndスターに事情聴取です、それでは」

足音が遠ざかる。

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今夜もClubSLAZYの幕が開く。

変貌してゆく時代・・・皮肉か、それとも平和か・・・。

ここDDst247番地の日常は変わらずに続いている。


最遊記歌劇伝Sunrise〜生きる

生きるか?死ぬか?
生きるか?生きるか?

をラスト、三蔵が「生きる!」と歌い切ること。

これに私的意味がありました。

そして
「月の明かりが見えぬようにと」といつも烏哭が歌っているフレーズは
「月の明かりが照らす先へ」と三蔵に変化させることで

歌劇伝でやっていることの意味を改めて見出せた気がします。
この歌詞でいく!って浅井ちゃんに連絡したときには
浅井ちゃんがキャッキャしてくれて、そんなんで我々盛り上がる日々w

そんな歌詞や音楽の意味とか、ダンスとかアクションとか
シリーズだからできたこと。多々あったよな・・・と感じています。

これで終わりみたいな書き方しているんですけど今後に関して
私たちは誰も知らないまま言っています。
まずはヘイゼル編が終わったということに一つの区切りをつけて
進みたいだけなので、決してネガティブな方向ではないです。


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何より、このコロナの時期に本番ができたことに感謝です。
批判もあったと思います。というかそれも重々私の耳に届いております。
慣れない対応で、開演時間がおしてしまいご迷惑をかけたこと、
フェイスシールドや、座席のシールドなど不快な想いをさせてしまったこと・・・
大変申し訳ありませんでした。

それを一つ一つ把握しながら
全員で感謝を込めて本番をお届けしようと皆、キャスト、スタッフ言い合いながら
生き抜こうとしたこと。色々お伝えしたいこと、謝りたいこと。
多くの気持ちが混在している今です。

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笑いの要素のシーンも私には大切です。ふざけています、確かに。
でも、これが最遊記歌劇伝である。と思っています。私はこうして作ってきたし
開き直っていると言われたらそうなのかもしれません。
ちょっと緊張する場面で、稽古場で唐橋さんやうじすけさん、みかしゅんの奮闘が
カンパニーを変えてきてくれたし、それに本気で挑む三蔵一行はいつだって
眩しかったし、ヘイゼルやガトはそれを支えるべく挑んでくれたし
アンサンブルはその気合いを受け取ってシーンをリレーしてくれた。

迷わないことなんて多分ないです。
自分が不要なんじゃないかとかそんなねwマイナスなことを想う日だってあります。
それも全て仲間が助けてくれて、ここに書けない、そして敢えて書かない
スタッフたちの支えも私にとって大きなものでした。
ずっとそばにいてくれた演出助手のマリアちゃん、多大なる迷惑かけて
そしていつでも出来ない私を支えてくれる人。
スタッフが廊下で歌を口ずさんでくれるのとか最高に嬉しいです。
前代未聞の大変な大阪場あたりだった・・・
急に歌い出したくらいだからな・・・今考えるとどうかしてる。
最遊記とは!!を全員が見せつけあって、途中キャスト放置。
クリエイトって面白い。
でもその気合いに応えるキャストもありがとう。

プロデューサーや制作さんや、コロナと戦い続け、我々に
「絶対に飲み会しないで〜!!」と律してくださった厳しいみなさんの
おかげでここまでこられたこと。
10年後くらいに打ち上げしたいですw
今藤ちゃんは私にとって最遊記の根源。何かあるとすぐに聞く。
いないと困る・・・w

こんな状況の中でも、劇場まで足を運んでくださったお客様。
そして配信や中継を観てくださったお客様。
寒い中、並んでくださっている姿を見て、それをみんなに伝えてました。

本当に多くの方に支えられております。


聞いた話ですが
大阪の小屋付きの男性の方が、本番中、楽しくなって
置いてあった漫画を読破してくれたらしいです。

峰倉先生、一迅社さん。
私たち最遊記歌劇伝、生かされました。
生きなはれ・・・伝わりました。
素敵な作品に携われて本当に幸せです!

そして、これからも、進むしかない。そう思って生きます!

携わった全ての方々、ありがとうございました!!!

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最遊記歌劇伝Sunrise〜繋がれた運命、隣合わせ

さてこの4人のことを書く時期がやってまいりました。
ここまで5日経ってしまったなあ。でもメイキングに話したこともあるから。
書けないこともあるけど。

まずは鮎川太陽という仲間が最遊記を去って、ただ仲間であることに変わりない。
それだけは記させていただきます。
新悟浄を選ぶ時に私は「太陽をびっくりさせるんだ〜!!」って馬鹿な顔で言ってました。
でも多大なプレッシャーがかかることは理解していたので、
あとは頼む。って話は
ご一行にさせていただいて始まったオーディション。

平井くんが登場した時に、実はその前にいいなって思った人もいたけれど何か
覆してきた。色気だったり悟浄ぽさだったり。でも真面目そうな匂いがするって思った。
と、、、色々書くと止まらないですが【太陽】という言葉を背負った4人組の話です。

藤原祐規@猪八戒
驚きなことに今回が一番向き合えた。今まで向き合ってないわけじゃないんですけど
付き合いが古いとホラ、カッコつけたい時ってあるんですよ。その時期を抜けたなあと
勝手に思います、幼なじみ感覚。それでいて一番稽古するからね、面倒でしょうよ。
稽古っつうか分析。「この癖があるぞ。雑だとバレるぞ、おおそれだ!」の繰り返し。
でも面白い。藤原は何歳までうまくなろうとするんだろう。どれだけ自分を律するんだろう。
そう思って見てました。超早でダメだし求めに来るし、一生謙虚。に名前変えたらいいと
思っています。本気な人に本気でぶつかれるを教えてくれたのも彼だと思います。
ジャンケン問題、私の演出ではない。本当弱いんですwもってる男っすね。
「三浦さんがいいと思っていることは信じますよ」を言い続けてくれた仲間。
トランプシーン、何年迷い続けてるのか我々。1秒ずつを研究しまくった日々でした。
そんな藤原と、最遊記のここまでの話をする機会も多かった。平井が入って、自分たちも
プレッシャーがあった話、改めて振り返った、でも互いに大事な作品だった。いてよかった。

平井雄基@沙悟浄
前述した通り、オーディションでやってきた平井君です、否、平井!!ですw
その名前、叫びまくっていました。平井は驚くほどに真面目な男でした。チャラさない!
彼がいたからBurial編から書きました。今回無い部分も、ヒロキもタイゾーもフッキーも
稽古に付き合ってくれた。過去の台本持ってきてくれてみんな稽古付き合ってくれて
悟浄の持っているもの、時間はないけど、彼に伝えたかった。その想い受け取る側も大変。
比べる必要ってないと思っています、平井にしか出来ない悟浄をちゃんと体現してくれた。
「メモらなくていい!真面目になるな〜」と謎のダメ出しも炸裂したし、稽古場に早く来て
頑張ってるしw日に日に、あれ?この人、悟浄じゃない?って思えてきて不器用だけど
生きようとする魂、感心しました。「なんでも言って欲しいです!」と、歩み寄ってくれた。
母親や兄への想い、苦しみもちゃんと頭から背負ってくれていたんです。あとボケたがり!
ダメだし聞きに来ると謎のノート持ってて「メモるな」って言われてw
素直で面白いところもあって、いい悟浄、選んでよかったです!あのノート見たい!!

椎名鯛造@孫悟空
Oasisって作品を経たこと、きっとタイゾーと向き合えた事が私の中で大きかった。
栗田さんやジローさんには言わないのに「高いところから俺を飛ばせすぎ」っていう
クレームを笑いながら言うタイゾーは私をカスタマーセンターだと思ってるに違いない。
とか言いながら、こちらがやりたいことに関しては容赦無く応えてくれる。ツンデレか。
多分、人間じゃない。記憶に残っているのは烏哭との戦いでこれ以上、役者の体力を奪うのか
っていう演出をしたんだけど。「転んで欲しい」「足を縺れさせてほしい」
と話したことです。つまりは疲弊を見せて一行を弱く感じさせることで烏哭の圧倒さを
演出したくて、タイゾーは理解できるって言いながら研究してくれました。
目つきがギラっと変わった時は触れちゃいけない感じがするので放置っすw
タイゾーは稽古から本気。そんな役者魂、男らしさが増している椎名さんです。
「俺たち、ここで着替えないと次に間に合わない」と演出の平凡なミスを
いつも教えてくれますwアシスト最大の椎名さん、本人気付いてないですけどね。感謝!

鈴木拡樹@玄奘三蔵法師
びっくりだった・・・ウマイとはもちろん思っていたけれど吸収して戻ってきた率。高い。
ああ、これが三蔵なのかと私が説得させられる日々。
本当にどんな時でも抜かないし、演出の足りない言葉を助けようとしてくれる時も多くて、
皆に伝えてくれることも多くて、人に恥をかかせないよう気配りもできる。
座長としてこれほどに気遣いできる人を私は知らない。言葉には絶対に出さないけど
後から最遊記に参加する人間が気後れしないように理解しようと微笑んでくれる姿は
みんなにとって本当に美しかったと思う。頼れる座長!あと血糊って頼みにくい?というか
役者さんそれぞれだけど嫌がる人も多い中で、アイデアを出してくれたのは拡樹でした。
より良いものにするために追求は恐れないし、皆が怪我しそうなポイントは見ているし。
あれ?センターいたよね?なんで見えるの?みたいな部分も全て把握している。
そして今回、誰よりも役で恥をかいていく三蔵に関して話したりしたのは楽しかった。
求めている答えを言える、その過程とか理論じゃなくて、これが見たいんだ。で理解をして
修正してくれる座長がいるから私は進んでこられました。最遊記で初めて、玄奘三蔵だけを
フロアに残した歌がありました。カーテンコール後の歌、長いお歌。あれは。私から
鈴木拡樹への感謝のソロです。背負ってきたもの、支えてきた人たち、を伝えたかった。

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Sunriseという楽曲。
そんなもんは原作に挟まっていないと言われ続けて、多分作り上げるまで
4人も意味がわかっていなくて、音楽の浅井ちゃんも、振付のジローさんも
言われるがままに、全員が「え?」って言いながらやってきて。
でも私は絶対にこれだって確信があって言い続けました。
どんなにキーが高くて歌わせる!とか根拠ないやつ。

本気でテーマソングなんだから、カッコつけろ!これが三蔵一行だ!を久々に
見せつけろ!!でもヒロキは、三蔵はボロボロなんだからボロボロのままなんとか
やりきれ!!!!!!!!!!!
のあの、不思議な時間。

藤原!時間が許す限り、三蔵を回復させろ!ハモれ!!!
平井!穴を掘れ!うめろ!お前が一番怒ってるんだ!!
鯛造!再会を喜べ!三蔵の隣を奪い取れ!!!張り切れ!!
拡樹!これが三蔵一行だろう!前を向け!でも倒れながら・・・。

熱くなりました・・・本当に。

意味?

んなもん。ない。

不様だけど思い切りかっこいいと思ってるんで。

4人でいるのが三蔵一行。
この4人が揃うのを私が一番待ってた。って言える。

次に昇る太陽。

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最遊記歌劇伝Sunrise〜MellowBlack

思えば最遊記歌劇伝には子役さんが多く出演しております。
でも今回はいつもより年齢が高め。中1と中2の男子たち。
オーディションより背が伸びてた!でも成長は嬉しいこと!
出会ったときは緊張で何も話してくれなかったけれど、みんなと
打ち解けているようで嬉しい限りです。

土方柚希@子ヘイゼル
久しぶりの感覚が湧き上がりました。どこか、引っ込み思案そうに見えるユズキでは
あったが、自分なりのプライドをしっかり持っておる中学1年生。
いつの日だったかな・・・稽古場で通した時にユズキのお芝居を見て
泣きそうになったことがある。言われたことを丁寧に消化しようとかそういうこと
ではなくて、内側から捻出されるものをあの小さな体から出した時
なかなか、こういう芝居ってできないよな〜と感心したものです。それ伝えたけど
あとでフッキーに聞いたら「三浦さん褒めてたの信じてませんでしたよw」って
言われたけどもね。大人になったらまた演出させてくださいな。クールボーイよ。

夏目航太朗@子ヘイゼル
ユズキとはまた違ったタイプの子ヘイゼル。ノリとスタイルが似てるな〜なんて
いつも思っておりました。しっかりしようと思えば思うほど、空回るところとか
面白かったりして、急にテンション爆発する日があるからびっくりした。
「うるさいわ〜!!」っていうコータローが私の中でお気に入りなのです!
初めての舞台で初めての場あたり、初めてのゲネプロ、何もかも訳がわからない中
率先して色々なことにチャレンジしてくれました。その勇気って素敵です。
緊張したに違いないことを飄々とこなしていくコータローの姿はたくましくもありました。
私もあれくらい堂々と生きてみたいと思える男子です。また出会えること待ってます!


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うじすけさん@フィルバート=グロース
うじさん、ここまで来ましたね。藤原と私と最遊記同級生であるうじすけさんです。
何役こなしたのかわからないうじさんw隠密的に、子ヘイゼルにダメ出しする時には
そっと近くにいるんですよ。バレてるから隠密じゃないけどw 今回初めてうじさんが
悩みを話してくれた気がします。「子ヘイゼルにもっと伝えたいことがあるんだけど
どうしたらうまくいくかな〜」って。司教様、子供のこと愛して考えてくれていました。
寄り添うことで力に沢山なっていた!ユズキやコータローにとってそんな愛情は
もっと先、深みになると思います!あとムキムキ!!マラカスを差し出す意味不明なアレ。
愛してやまないトリオ、うじさんがいるから乗り越えられました!感謝の乾杯いつか!

三上俊@光明三蔵法師
みかしゅんとの出会いをじっくり思い返すと、成松君と同じ舞台で私が演出助手の時。
そんな私を演出としてみてくれた事が今日まで本当に感謝の日々でした。年齢は私が上だけど
尊敬してやまない事沢山合って、まあ、年齢なんて関係ない。光明の歌に新曲がないんです。
それは、彼の歌には説得力がすでにあると思っているからで、ライブ仕様で私が聞きたいと
思っているわけで、わがままなんだけど。。。あと演出あまりしなくてごめんなさい。
いて欲しい時にソコに居てくれてしまうあのテクニック?嬉しいのです。「大丈夫」とか
「オッケー」って軽い感じで返事してくれるんだけど、欲しいもの体現させるのって凄い。。
だから私はみかしゅんを素敵に見せる照明とか映像とか演出したい。信頼の人なのです。

成松慶彦@ガト
上記にも書いた通り、演出助手の時に出会ったナリ。理由は知らんけど仲間意識を勝手に
持っている一人です。普段が謎なんだけど心地よいナリさんです。ナリの心が動いてる瞬間
みましたよね!!みなさん!泣かされた・・・w死んでゆく人をどう演じていく
のだろうと思ったし楽屋で、音楽の浅井ちゃんが、ガトヤバイ・・・ってずっと言ってたし。
普段から言葉多いわけじゃないけれど、ナリは熱い人なんだって確認できました!
今回トカチャ族のシーンは峰倉先生や一迅社さんに監修いただきました。知れば知るほど
膨らむガトの過去。それを書き記していくと稽古現場でもシーンは増えて。その度に
ナリは嬉しそうだった。運命はそこにある・・・今なら私もわかる気がします。

法月康平@ヘイゼル
いつものことながらありがとう。でも今回も初めての法月さんを浴びましたねw
きっとヴラハルになることをノリの中で照準を合わせDarknessから参加してきたんだな。
と。当たり前だけど、私は1回事に必死になりすぎていて、ノリのそのパワーに圧された日
もありました。狂気を纏うこと、そんなに生優しいものじゃありません。集中を高めすぎて、
心配になった時もある。私が知っている法月康平という役者はもっと上のステップを見て
動き出していると感じた、子ヘイゼルにも丁寧だった。だから偉そうなことは何も言えないし
歌に関して綴ることもやめます。ウマイとかそういう話じゃない、舞台を愛して止まない男の
勝負の姿勢。ここだけの話、ヴラハルの歌、ショーステージ風味にした。我々ぽいな。

唐橋充さん@烏哭三蔵法師
唐橋さん、思えば、みかしゅんとうじさんと私たち急に放出されましたよね、
異聞というステージに。あの時に唐橋さんの今までの想いを勝手に背中に背負っちゃう
継承システムになりました。あとチャクラでてこないです。光に憧れる闇っす。
私にとって唐橋さんが光明かもしれないです。なんか認められたくてウズウズするわけです。
今回、稽古場でお席が近くて、唐橋さんの訳わからん話沢山聞こえて、それに笑っている
ヒロキとタイゾーの声聞いて嫉妬しますもんねwいつでも現場に気遣い忘れないで
子ヘイゼル君に対しても皆にも対等であろうとする姿、かっこいいなと思って見てました。
アクションスゲーとか言っても信じてくれないから、唐橋さんの本気は私の心に留めます!!


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スタッフにも気遣いを忘れないでいるみんなが私は好きです。
分け隔てる事がなく、カンパニーとして一緒に動いてくださる。
みんなで歌とか試してみる。スタッフもそれに応えようとしてくれる。

唐橋さんやみかしゅんやうじさんやノリが
「返事しよう」「大きな声出さないと」とか舞台上にいてヘルプしてくれる。
ちょっとした失敗をナリが優しい笑顔で見守りながら何を言ってるか聞こえない声で
なんか言ってる・・・w
子ヘイゼルがそれに頷いている。

・・・家族??

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こんなことができるようになったのも感謝。

最遊記歌劇伝Sunrise〜こっちですわ司教様!

タイトルのそれは、アンサンブルリーダー、チロこと橋本有一郎君のセリフで
チロの名台詞!と何故やら私が呼び出したことにより、稽古場では「名台詞」だけで
伝わるようになった文言です。

アンサンブル。新人がやるポジションみたいな空気、私は好きじゃない。
ブロードウェイのアンサンブルは当日でも主役級の代わりができるよう訓練されていた。
だから弱音を聞いている暇もないし、一流であるのがアンサンブル。
私はそう思って、彼らにぶつかり、リスペクトをしています。
芝居だけじゃないことも数多く引き受けて、やはり彼らが
【誰よりも早く稽古場に来て、遅く帰る】
「たまには早く帰りなよ」と言っても聞かないと言うかw
まあ、あと、節分に一番、私に豆をぶつけたいと思っていたのも彼らかもしれないくらい
しつこく鬼に、やられ・・・(すんまへん)
ただ、彼らの本気の裏の努力?演出的からくり。は自分は、書きたくないんです。
それは演劇的な辛さを書くことになるから・・・でも彼らとの話、読んでください。

坂田大夢(驚異的顔の小さいお兄さんビバ成人!)
大きな夢と書いて「ヒロム」と読みます。背は大きいのにビクビクしているのが彼ですw
子犬感満載な彼は、軍隊長を努めてくれました。成人迎えたばかりなのに
「ヘイゼルにおっさんと言わすまで汚くなれ!プライベートはそのままでいろ!!」と
例の無茶振りをされてかわいそうなヒロムです・・・優しい子だから、そんな自分勝手な
オアシスを作り上げるなんてきついよな。と思いながら「人のための芝居をしていこう」
と言うのが彼との課題でした。内気そうだったヒロムだけど、出てない振り付けの時は
率先して他6人のために動画を撮ってくれたり、他人のために動いてくれた!その気持ちは
いい役者になるためのスパイスに変わると思います、大きな夢掴みますように!

宮田龍平(誰かに似てるを繰り返し思いついたが本人に言えなかった)
タッペイちゃんと呼んでおります、何故かカンタと混ざりカンペイになる日もありますが
心広いタッペイは多分気付きながら、ハイって返事してくれますw
タッペイはやりやすいです、「己の不足」をしっかり認めることができる役者だから。
何かこちらからリクエストなり、ダメなところを言っても、男タッペイは、「はい!」と
返してくれる。んでずっと練習してるな・・・と。変わらないでくれ。と思います。
最初動き出した時に身体の使い方にとても可能性を感じてトカチャ族のソロを作りました。
浅井ちゃんがタッペイは歌もいけると言ったので、いつか出会ったらソロ。と約束しました。
まだまだこれから可能性だらけの役者。男らしくあれ!三浦鬼退治、待ってマース!

在沢寛大(スタイルお化けってずっと本人に言いたかった)
みんな、忘れてる。。。フッキーにそっくりなあの衝撃を。私がずっと騒いでいたんだけど。
カンタ見た時、フッキー!!と思うた。でも不思議なもんで、ずっと稽古していると
カンタはカンタだった。「これやりたい人!」って聞いたら一番に手を挙げるから必然的に
その度胸を認めて役多し!その分、稽古も多い。一番多くの役をこなして大変な想いを
したよな・・・って。カンタもツイッターに書いていたけど、向上させるために
平井と藤原に付き合ってもらってとある稽古をした。カンタが爆発してくれて嬉しかった。
悔しい顔も人一倍な印象がある。カンタだけ、唯一、長い時間、呼び出して話をした。
それは誰にも言わないが、確実に前進してくれた。あとチャイナ女子が可愛くてむかつく。


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森田龍(優しさと情熱の狭間で揺れるお兄ちゃん)
龍とはかれこれ何年だ?最遊記前から一緒にやっているから長いこと旅をしてきたなあと
思います。ヘイゼルラストシーンの宿主のおっちゃんは龍と決めていました。
この長旅のラスト、龍が飾って欲しい。私から龍への感謝もあるし、最遊記愛があるから
表現できる温かさがあると思った。あまり練習しなかったな。目が優しいのは遠くからでも
わかる。そんな龍だからぶち当たる壁もあったと思う。愛があるのに、いつも敵に回って
いなきゃいけなかったね。何回、三蔵に撃たれ、何度一行にやられたことか・・・。
見つけたぞ三蔵一行!!を一番やった人w・・・何回見つけた???か聞いてみたい。
そんな龍へのリスペクトは、キャストスタッフからももちろんの事なのです!

轟 大輝(演出家を捕まえて怖い。と発する度胸ある奴)
トドってやつは、思えばDarknessからいたわけなんだけど、ずっといた安心感がある。
イケメン感潰してやろうと、ヘンテコ司会者。あのアドリブの中、頑張ってました。うん!
自分の壁にぶち当たると、う〜〜って一度なるんだけども。よく稽古を見ている。
プライドあるから見たくない事、いっぱいあるはずなんだけど、己と戦っているのです。
いつの間にか、位置などの覚えも早くなったし、やりたいことも汲んでくれるようになったし
頼りになってしまっちゃった・・・ムカつくので本人に直接は言わないことにしている。
演出助手、マリアちゃんとの間でも「トドいるなら大丈夫なんじゃない?」と
話す事も増えた。「怖い怖い」というからいつかもっと見せる、本当の闇を。。。w

大澤信児(忘れたと思うが昔、私の鯛焼き食べた強者)
Burialからの付き合いになります。本当にマイペースwでも自分を貫く事、ガンとして
揺るがない背中を頼りにここまで来ました。あまり何も言わなかったけど、この若さで
トカチャ族の長老やるってすごい事だよなあって思うんですね。妙に説得力あったしね。
歌やダンスのことも、後輩の面倒を見てくれる良き兄さん。でもたまにその目は何を見てる?
って聞きたくなる事もある不思議ボーイ。Burial以来の僧侶(悟空を寺院で追いかける役)を
久々に観れたときは、これだよこれ!!待ってました!感がありました。似合う!
シンジがそばにいてくれるから、リーダーのチロが仕切っていけたような気がする。
ここまで一緒に来られた事、嬉しく思います。気づいた時には運命はそこにある。

橋本有一郎(チロは女装3回目にして極めました)
あのチャイナ女子・・・美女すぎやしないか?と稽古に集中できなかった・・・
「ちょっと綺麗すぎるから」と変なダメ出ししたな。チロはオープニングの烏リーダーも
つとめてくれて、かつて振付のジローさんのポジション。責任重大、プレッシャーもあったと
思うけれど、どんなことにも真っ直ぐで、他の舞台を一緒にやる時もそうだけど
チロって人は、現場が、作品が、良くなる事しか考えていない。ただ、私や後輩たちの
意見を呑み込んでまとめてくれる。お客様にひたすら向かっている。でも芯がある。
それは誰にもできる事じゃないのです。少なくとも私には無理だ。でも烏に優しさは無理だ。
嘲笑え。そう言ったことを覚えています。力強くモノにする姿、とても素敵でした。



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ステラボール入ってまで呼び出されてのこだわりの稽古風景。

カーテンコールの始まり、アンサンブルだけで踊るんです。
これは恒例のようになっているのだが、体力勝負だし、辛い顔をするなら
いつでもカットすると伝えておりました。
その答えがわかるのは、初日。です。
誰よりも一番辛く、ハードで、支えで柱である彼らにとって
自由に顔を解放していい瞬間のカーテンコール、いかがでしたか?
私は初日、いい顔をしている7人を見て、カットはしない方向にしました。
初舞台の人もいました。
ここまで苦しい稽古をして、怒られて、細かなきっかけに追われて
報われる瞬間は、きっときっときっと、お客様の拍手、だったに違いありません。

これを読んでくださる皆様。
今一度、我が最遊記歌劇伝Sunriseカンパニーの7人の精鋭に拍手を送ってやってください。

みんな本当にありがとう!

最遊記歌劇伝Sunrise〜闇世の始まり

終幕しました。終幕してしまいました。
『最遊記歌劇伝〜Sunrise』

今思えば、当時のプロデューサーさんに呼ばれて
「GodChild」編から担当することになった時
不思議とプレッシャーは感じていないというか、多分理解していなかった。
のだと思う。

拡樹やタイゾーや、唐橋さんにそこまでの想いがあることを
信じていないということじゃなくて、知る術もないし、こんなにも
続くものだとわかっていなかったし、今思えば、しっかりしろよ自分と
叱咤できるのだが、う〜ん、、、本当にただ、理解できていなかったな。

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それで私はこのシリーズを担う演出家なんだとかいう自負もないというか
ついていかねばならないということに追われてたんだけども。
ここで誰にも言ったことのない余談。

多分、Reload編が終わったあたりに、なんか怪しいプロデューサー?に
呼び出されてw
「2.5次元演劇って知ってるか?俺が作ったんだけど」
と言われ、、、はぁ・・・となっていた時、目の前の資料に
彼が作ったらしき舞台の写真が掲載されていたのです。
その中にさ、Burialの美術写真があったんです。デカデカと。
あの丸い月セットが。。。w
「これ・・・作られたんですか?」と聞いたら
「作った」というからさ・・・(いや、それ私の演出作品なんだけどなあ・・・と)
その時、心の中で「うちのカンパニーなめんじゃねえ!!」と三蔵の声で
再生しながら叫んでいたわけです。あくまでも心の中で。そしてそっと去りました。

プロデュース陣が私のいないところで峰倉先生、一迅社さん、劇場さんと
お話をしてくださり、そこから私も含めて方向性を打ち合わせて、
脚本、詞を書いて、音楽を作ってもらい
美術会議をして、スピーカーや照明、プロジェクター位置を確認して
大道具に小道具を発注していく。
オーディションが行われ、キャスト決定。
衣裳にヘアメイクに、カメラマンさんが素敵な仕事をしてくださって。
物販に、宣伝用チラシ、媒体・・・それを半年かけて決めて
そこからキャストと稽古に入ってメイキング映像が加わり
配信準備に入って調整が行われ・・・日々制作さんが私たちを守ってくださり
何時間もかけてお客様が足を運んでくださる。
本番終わるまで2ヶ月。
どれだけの人間が想い込めてやってると思ってんだ!と・・・。
そしてそこまでくるのに原作者がどれだけ時間をかけて編集さんと描いたと
思っているのか、リスペクトがないことに愕然としながらも。

嗚呼、私はこの最遊記のカンパニーの一人なのだ。
スタッフのトップに名前があることが大事なのではなくて、その中の一人であることに
誇りを持たねばならん!と思ったわけなのです。

何の話かわからないことを言ってしまいましたが、世の中には堂々と嘘を言う人がいる
って話とw 自分の最遊記愛を再確認した話。
それまでが、愛情がないとかじゃないんです。あったんです!
でも、ついていけていなかったのかもしれない。
きっと多くの人が私を叱ってくれていたのに、多分まだプライドの方が大事だったハジマリ。

そして一つのシリーズの終わりが始まった。
"ヘイゼル編”の終わり。
こんな年齢になるときっと誰も思っていなかったんだよ。
Reloadでヘイゼルガト映像を出した時には、すぐにDarknessに進むと思っていたし。
逆に、だからなのか・・・Darknessが始まって、このシリーズ本当に終わりが来るのか。
ちゃんと完結できるのかって不安がなかったわけでもなくて。

で、実際に完結した時の嬉しさと寂しさは半端ない今です。

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メリー執筆マス

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早く現場に出たい。
執筆に次ぐ執筆で、かれこれ、もう12月だけで10万文字いけてると思います。
幸せなことですけど、早く形にしたい!
そして情報を解禁してみたい・・・。
そんな欲がある・・・。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト青嵐公演に
脚本で参加してたんですけど
自分の作品で泣くとはね・・・。
いやスタァライトはいつも泣くんす。
少女たちの真っ直ぐさ。に惹かれる。。。素敵なカンパニーです!

色々な情報が解禁されるたび
置いていかれているのでは・・・と不安になるのは
コロナのせいなのか。

私の存在は役に立てるのか・・・と日々思います。
でも役に立ちたいですね。
誰かを輝かせて喜んでもらいたいです。
もうほんとにそれだけで。

最遊記が走り出しています。
稽古はこれからだけど。
現場始まったら動けるか分からないからひたすら
筋トレする。

あ、メリークリスマス。
大人しく執筆してたけど、ちょっと波を見に出かけた。
癒された。

81STの角

我々の夢はカンパニーみんなでNYに行くことです。

ジョシュアみたいに乗っ取ろうとする。
ってことではないけれど、勝手に自分たちの聖地として巡礼するのが
夢です。

そう思えるくらい、キャストもそしてスタッフもみんながこの作品を
大事に作ってくれた日々でした。

舞台セットだって最初からあの案になったわけじゃない。
振付も楽曲もライトも映像も音響も衣裳もヘアメイクも、色々な要望のもと
一人一人が考えて同じゴールを目指していたし
私一人が考えたわけでもないのです。

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始まるときに「みんなで考える、この世に一つしかない作品なのだから」
と言ったことを覚えています、みんなは忘れているかもしれませんが笑
演出家なんて偉くもなんともないです。
でもみんなを輝かせるための指針を持っていればそれでいいのかな。
と思わせてくれたカンパニーでもあります。

この難しい条件の中で日々、一番気を遣ってくれたのは
制作、プロデュースのみなさんです。
きっとどの現場でも健康を願っているだろうし対策しているだろうし。
そう感じました。
私自身3月に1公演で舞台が終了した現実を目の当たりにして
その感情は痛いほどわかります。
でも私は無力で頼らざるを得なかったですし
本当に感謝しかありません。



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変にぶつかり合うみたいな毎日じゃなかったなあ。
理解していこうと思える日だったな、そんなダイナー。
新しい生活様式みたいなものはまだわからないけれど
やりたいことをしっかり見てもらうための
結束、強かったです。
人間くさかった。
気持ちを感じ取り合える、そんな毎日に感謝しています。

OhMyDinerでまた会えたら嬉しいです。

このご時世ではありましたが
ご来場いただいた方、応援していただけた方
本当に我々のカンパニーを最後まで走らせてくれてありがとうございました!
この恩を返せるようこれから精進いたします。

ありがとうございました!

アッパーイーストの人たち

敬称略でいかせてください!

キャンディ/社家あや乃
歌うま可愛い女子高生と出会いました。でもね、目に見えるものだけではない。
ガッツだらけ。学ぶ姿勢と負けない姿勢が混在。
シャケ子は、とても理解しておりました。一つ間違えたら紅一点という
現実で自分が嫌われてしまうかもしれないこと。毎日キリっとしていたし
本当に日々抱きしめたかったです(ただのセクハラ)
弱音吐かないし。清々しいんです。でも私の厳しさに不安になる時もあったと思う。
シャケ子の日!と決めて臨んだ稽古では、マンツーマンでやっていたんだけど
それを見ていた周りの兄さんたち笑、どうしたのか彼女のパワーにやられたんですね。
稽古に付き合ってくれて、なんなら一番はしゃいでた。
稽古終わり、そんな先輩たちに丁寧に「ありがとうございました」と頭を下げる
彼女の人間性に惹かれました。キャンディの恋、いつか実りますように!


オリビア/雷太
思えば昔、雷太ママなる役を書いたことありましたけれど、あれとコレとは違う。
という話をして、とにかく研究することから頑張ってもらいました。
そんな雷太は、ムードメーカー。いつだってこのカンパニーが明るく楽しくあるように
生きてくれて、そして品があるオリビアを作り上げてくれました。
田中の涼星さんは稽古場に呼びません!って言って、こっそり喧嘩シーンの稽古をした。
そんな簡単に会わせてやらんぞ。と。ものすごく会いたがってるくせに
強がる雷太自身がとても美しく感じました。
私が描く嫉妬深い女性の心なるものを理解してくれて、卵にだって浮気を疑えるから
次回があるなら空気にも嫉妬できるオリビア になるでしょう。
お洒落で繊細なオリビア。女性がなりたい憧れと、女性が自己嫌悪に陥るアレ。
とか詰めて雷太にぶつけ見事演じてくれました。カップル最高です。




オリビアはキャンディに
「女の子は真っ直ぐに走る病気を生まれながらに抱えてる」という話をします。
大きな傷作るまで止まれないの、変なの。って。
だから、オリビアはキャンディに素直に生きて。って言ってるんだけど
それは自分自身に言っていて、キャンディはそれで素直を学ぶんだけど
オリビアが全然素直になれない。。。。変なの。
でもそんなもんだよねと私は思って書いています。
イーサンの手を振り解くことの意味、とかを、振付のラクダちゃん含めて
ものすごく要求した思い出。
この振り解く手、追いかけない姿勢。で
別れを決意して。ってオリビアイーサンに伝えたら2人とも切なそうだった。
だからごめんなさいが大事なのかなと。


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そんなパートナーの話。

イーサン(=ジェンキンス)/田中涼星

デビミュ以来の田中さんきた!デビミュブログを見た人なら知ってると思うけれど
田中さんを頼りにしてるという話。勝手に精神的支柱の田中さん。やってくれる!
という想いを形にしたらある日言われました。
「僕、芝居中、一度も袖にハケないんです」って。「まじで?!」って言ったくらい、
知らんうちに、そう書いてるもんなんすね。無意識なんですわ。スタイルの良さとか
もちろんそれは理解できているけれど私が彼に当て書きした部分は、”痛み”です。
泣き虫だって書きたかったわけじゃない。”溜め込む”これがテーマ。
その答えはまだ言いません。答えは形にする。先があると感じさせる人です。
きっとまた会えると信じて。まだまだ限界突破を見つけたいと思っています。
本当に信頼してるんす。いつでもハッピーでいようとしてくれた心意気ナイスな
涼星に感謝です。歌い踊る彼の熱量も最高です。泣いたら野上さんに言いつける。

ノア/神里優希

デビミュ以来の神里さんきた!神里さんのことは安定の「かーみーさぁと〜!」と
呼んでます。それ真似されたし。4年ぶりの神里さんでございます。ノアはかなりクール。
それは私が4年前に彼に想ったクールさを具現化してるのでしょう。
が、この度「オーマイダイナーた〜あの〜しい〜〜!!!」をかなり連呼されておりました。
あとここだけの話。スタッフ間でバービー人形の彼氏「ケン」に似てるって噂でした。
わかります。ハンサムボーイすね、彼は。本気のニューヨーカーの異名も持ってます。
アメリカンな神里さんですけど、心の中は粋!なんすよね。
こっちから提案したことに「はい!」と言ってくれる姿勢が何よりのハンサムでした。
自分の中で一番変化を感じたのは神里氏。頼もしかったなあ。
ストーリーテラーをやるのは簡単じゃない。世界観を背負うことですから。
それが私から神里さんへの課題じゃなく”期待”だったことが伝わってたら嬉しいっす。

SJ(サイモン=ジェンキンス)/諸星翔希

初めまして。でした。そして色々なところから「モロはめっちゃいいやつだから!」との
連絡がやってきました。私がたまに起こす奇跡の中に、出会ったことはないけれど
ハマり役を書ける。ってところがあります。モロはSJそのものでした。
いや、普段はちゃんとしてますwおもちゃをブンブン振り回している人ではないけど。
稽古場の片隅で脚本を睨んでいる時間に彼はやってきて、何を考えてSJを作ったのかの
仕組みを聞いてきます。これはとても面白かった。SJを作るまでの過程はモロに話した。
SJの理想図は終わってから言いました。私は何かにビビって大きく見せたい役を描く時
ちょっと自分と照らし合わせてる気がしてます。THE強がり。SJの気持ちが一番理解できる。
だから理解しあえる役者にやって欲しいとも思います。先述したチケットカウンターの
お兄さんがいい人だった話もそうですね。見た目怖かったけど一番安心させてくれた。
なんだかそれがSJなのかなと。いい役者に出会えたなとそう思えました。



ジェンキンス兄弟に聞いたことがあります。
イーサンはオリビアと住んでるの?って。そしたらイーサンとSJ同時に
「おばあちゃんと住んでます!」って言うてたよ笑
イーサンの闇の部屋、プリンスの謎の部屋。これをまとめるノアは
それはそれで大変だなあ。そりゃ全員クビにするわな。
これテレビなら深夜にOh NOAH Dinerやってたね。



さてお兄さんたちのお話。


ジョシュア/小野田龍之介

龍ちゃんとは最遊記ぶりでした。でも久しぶりって感じもしなければ
勝手に同志感。頼れる兄さんです。とは言え一回りも年下なんだけど謎の貫禄。
バラを持って歌うシーンを私は「バチェラー」と申しておりました。
龍ちゃんは私の癖も理解できる方なので客観的に方向性を話してくれる。
すごく感謝しています。そうか、私一人では気づけない!みたいなことを。
とにかく「ねちっこくやって、異常な愛をプリンスに捧げてほしい」と言ったら
ソッコー形にしてくれましたね。稽古ではプリンスのポケットに入るんじゃないか・・・
ってくらいの時がありましたけれど。要求に対しての対応の速さがすごい。
キャラ的にはみんなに嫌われてのジョシュアだったけど
「楽しかった、もっとみんなと芝居したい、そう思う頃に終わっちゃうんだよね」
なんて言っていたのも印象深いです。ジョシュア のブティック行ってみたい。

ザック/おばたのお兄さん

かなり年下であるにもかかわらず、「お兄さん」とつくために兄だと思い込んでる。
出会った時すごいなって思うことがあって、でもこれって、芸人さんであるお兄さんにとって
損になるのか?細かくは書かない、、、いやとにかく礼儀のしっかりしているところ。
人に対して平等なところ、細かく言えないけど尊敬しています。
エンタメの世界にいるけれど、互いにルールが違ったりするもんなんですよね。
でもお兄さんはそれを重々理解して私たちの中に入り込んでくれて
そしてネタも稽古から飛ばしてくれる。ありがたかった。
ご本人に言ったら気付いていなかったけれど、セリフ、言葉の音の高低差が
異常にうまいんです。驚きました。欲しい音をくれる方なんです。
私の提案に対してもしっかり練ろう、理解しようとしてくれて
ただ、ひたすら物づくりを一緒にできたことが嬉しかったです。ってザックり書いてみた。




年上なのに、偉ぶることがないお二人でした。
舞台の片隅で2人がそれぞれの思惑を演じてくれるんだけど
キャラの息が少しもあってないのに、役者として合ってくれている感じ。
本当にこの舞台を締めてくれているなって。
そう思えて、頼りすぎましたね。ごめんなさい!!!(私は言える、謝れる、文字では)

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マシュー=プレストン18歳役/増子敦貴

場あたり(本番前の劇場リハ)で「マシューの顔(の照明)が暗いな〜」とマイクで言ったら
あっちゃんが一生懸命表情を明るくしておりました。表情の明るさじゃねえよ!となりまして
隣にいたヒロキが笑い転げてたのもいい思い出。ポテンシャル高いなと感じました。
もうね、このままいて欲しい。変わらないでって思う。だからマシューにもそう思うなあ。
あの、カバンをギュッと握りしめてみんなを見ながらキョロキョロモジモジしてる
大きな眼鏡の男の子は簡単に演じられないです。創れないですからね。
でも、唯一、今回、ちょっと話がしたいとマンツーマンで話したのもあっちゃんですかね。
敦貴の意見をしっかりと尊重したいなと。彼はマシューもカンパニーも愛してくれました。
初めて劇場に来たときに「うわああ!セットが!すごい!」って言ってくれて。
そういうのってスタッフ嬉しいんですよね。狙ってないから、しっかり愛される。
そんな人間なんだって思います。「ロスります!」と言ってくれたの嬉しかった。

プリンス=クーパー/三浦宏規

まだセリフも言わぬヒロキと出会った時から数年、本当に感慨深かったですね。
本人に言ったこともないですけど、やりやすいですね。要望の飲み込み早いし
確実に捉えてくれるから。彼からは「これ当て書きとダメ出しですよね」って言われて
まあそうなのかなとも思えたけれど、私はプライドが高いね。ってことを言いたかった
わけじゃない。彼はセンターに来ることが多いと思うんですね。私はそれをサイドから
見ていて、とても周りを見ていると思うんです。それでいて、名前がトップであることの
孤独も感じます。期待もあれば批判もされる位置にいる。自分も理解できます。
自分が謝罪したら終わりだろ、気高くあれとみんなが言ってるんじゃないか。と。
そんなものを常に背負ってるプリンス。でも本人は実際そうじゃない。
無邪気に笑うし礼儀がある。スタッフに「ありがとうございます!」と必ず言ってくれる奴。
一番想うのは仲間想いの人。皆もそれを知ってるよ。と。それを彼に伝えたかった。
最後のカーテンコールまで最高に礼儀正しい座長。でした。




プロデューサーから、千秋楽、マシューというかあっちゃんなら
SJの本名当てるんじゃないかって言われてドキドキしましたけどね。
それ以上を見せてくれて涙出るほど笑ったな。
千秋楽挨拶はいつも座長とプロデューサーと演出家の話に
なってくるわけなんだけど、「大丈夫ですよ、ヒロキなら」と話して。
それがなんというか彼なわけです。
実際ちゃんと決めてくれて、さすがでした。あまり褒めるとやめてくださいよ。
と言われそうな気もしますんで。
我々の日常はこれからも続いていく、こんな感じだよね。とハッピーに
終われました。
そして我々スタッフのことも伝えようとしてくれているキャストの気持ちが
伝わりました。
どこまででもアッパーイーストのあのお店の話書けそうです。

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ダイナー

オリジナルの舞台「OhMyDiner」が無事に15日千秋楽を迎えました。

薄らな記憶で昔ドリフターズさんがやっていた番組は
前半コント、舞台セットの転換を中継して後半に歌。
なんてことを思い出しながら作りました。

今では無くなったけれど、TVSHOWという形でこの物語を進めようと
考え、あの作り方になったのです。
うまく言えないけれど毎週やっている番組。
「サザエさん」のアメリカバージョン?のような。
起きる事件は壮大なものじゃない方がいい。
ドアの取っ手が外れたくらいの物語・・・。
そんな話をしながらプロデューサーさんからの想いも沢山聞いて。
誰にでも起こり得るようで起こり得ない。
でもクスっとしたい。そんな物語にしようと書きました。
原案はクレジットの通り私ではありません。
最高で最高なアイデアをいただきました。


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でもこれを研究していくと、アメリカのショー番組は
コメディであってコントではない。
書くセリフの難しさももちろんありました。
でもそれ以上に楽しさが勝っていた気がします。

「自分はまだまだだな」って思うことはもちろんあったんだけど
半年休んでいたせいか、とにかく舞台が作れることの喜びが大きかったし
何より、一緒にいた仲間たちが素晴らしかった。
キャストもスタッフも本当に・・・。

世界の変化に気付きながらも
私たちは変化しない日常を守ろうと動いたように思えます。
とにかくね、毎日マスクの下で笑ってました。

幾度かニューヨークには行っています。
その度に、うどんが食べたくなる私。
プリンス=クーパーもきっとそんな風に地元の味を求めるだろう。とか。

NYのダイナーの店員さんは優しいです。
ノアみたいにキラン!とはやってくれないけれど。

ブティックの方も優しいです。気さくなんです。

あと、電車に乗ってキョロキョロしていると必ず誰か助けてくれた。
言葉が話せたらオリビアとキャンディに相談したいこともあるし。
でも街角で泣いているイーサン みたいな人もいた。
みんな同じなんだと思えた記憶です。

ブロードウェイの電光掲示板には大きく演劇のランキングが載っていて
なんとスケールの大きな街なんだと想えたし
チケットカウンターのお兄さんは気さくだった。

私なりにこの作品と出会うために、過去に
色々な取材をできていたこと、本当にありがたいと思いました。

このカンパニーでの夢も出来たし。
感謝しかありません。

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MIURA KAORI

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