春は人を前向きにさせる

そんな季節でもあるのだろうか

桜が散り始めてふと思った

これから新緑眩い季節がやってきて

あっという間にセミの声が響き渡る季節になるのだろうなと


外の風は確実に季節を感じさせるのに相応しいものだった

窓を開けて花粉を感じるとともに何かが変わったと感じた

季節と心の中が


ずっと放置したままだった

いつかやろうと思っていたことを「やろう」と思った


そして

洗濯物を干すこととか

布団を干すこととか

買い物に行くこととか

子どもの遊び相手になることとか

些細なことが苦痛ではなくなってきた


今までは何をやるのも嫌で億劫でたまらなかった

じっとしているのが何よりも安心・安全な気がした


人の顔をまっすぐ見ることさえ辛かった


でも笑顔が自然と出てくるようになってきたと感じた


今まで支えてくれた人にありがとうと言いたい

ブログにコメントをもらいっぱなしで何も返事もできていないのに

いつも見守ってくれていたみなさんにも本当に感謝しています


新しい環境へ飛び出していく勇気を持つためには

あと少し時間をかけてゆっくりゆっくりと立ち直っていきたい


人はあっという間に変わり

落ちていく


そんな時、何が大事で何が必要かもわからなくなる


もうダメなんじゃないかと思い始める


そこから抜け出すためにどうしたら良いのかすら考えるのも面倒になる


でもそれでいいんだ

何もしたくなければ無理にやらなくていい

慌てて何かをしなくてもいい

何も考えなくてもいい


それがわたしにとっては一番の薬になった気がした


全然気に留めなかった胡蝶蘭は今年も花を咲かせる準備を始めていた


気づいたらこんなにも花芽が伸びていた

うどん 055















身の回りのことに気づきもしないほど病んでいたんだと



あらためて驚いた