2007年11月09日

緑色なのに、信号は青っていうのはなぜ?



「明らかに緑じゃないか!」

と、信号機の色で怒ってる人をよく見かけると思います。
僕は見かけたことは無いですが。

さて、なぜ信号機の色の呼び方は「赤・黄・緑」じゃなくて
「赤・黄・青」なのでしょうか?



実は信号の色は、国際規格で決まってるのです。
「赤・黄・緑・青・白」の5色を使わないといけないのです。
じゃあ良いじゃん!って思った人は待って下さいね。
交通に使う信号は「赤・黄・緑」って決まってるのです。
残りの「青・白」は航空信号に使われます。

つまり、青信号と呼ぶのは日本だけなのです。
ではなぜ「青」なのか?

1930年(昭和5年)、日本に初めて信号機が設置されたのですが
その時はまだ、青信号を法令的には緑色信号と呼んでいました。

これをなぜか新聞や人々は青信号と呼びだしたのです。
説は色々とあります。色だけに。


説1:色の三原色だからだよ
小学校の理科などで、色の三原色は「青・赤・黄」と習ったことがある人も多いはずです。
正確には色の三原色は「シアン・マゼンタ・イエロー」で
光の三原色は「赤・青・緑」なのですが、ここではそれは置いておきます。
つまり、色の三原色を小さい頃から習っている日本人的に1番覚えやすかったからという説です。

説2:日本語で緑を青というからだよ
元来、日本には「緑」という表現をする習慣があまり無かったのです。
緑色なのに「青りんご」や、緑が生い茂ってるところでは「青々としてる」
緑色の野菜を「青菜」と呼ぶことなどを考えていただけたら分かると思います。
つまり、日本語では緑と表現しないからという説です。

説3:日本語では赤の対比は青だからだよ
絵の具で絵を描いてて、黒が無い時に赤と緑を混ぜたら黒になったという経験をした人は比較的多いのではないでしょうか?
赤の補色は緑なのですが、日本では赤の対比に青を使うことが多いようです。
運動会や紅白歌合戦のように赤の対比に白を使うこともありますが
それは今回は置いておく方向で。
つまり、赤に対抗するのは青という日本的な対比の説です。



どの説が正解というのではなく、色々な要因が混ざりあって緑信号は青信号になったのではないでしょうか。色だけに。

ちなみに、現在では法令の方が『実情に合わせて』改正され、「青信号」となってしまってます


あと、押ボタンを押しても、すぐ「青」に変わらないことがあるのは信号は系統制御をしてるのですが、あっ系統制御の説明から必要ですね。

道路を進むに従って、目の前の信号が次々と青に変わり、止まらずに走れないか?ということで考え出されたのが、系統制御です。

コンピュータが道路につけられた車両感知器で得られた情報を元に停止回数を変えたりして、スムーズな流れを作ってるのです。

つまり、せっかく系統制御してるのに押ボタンで流れを変えてしまうのは
ちと好ましくないぞってことで車の量が多い時間帯などは
押ボタンを押してもすぐには「青」にしないようにしてるのです。

凄く考えに考えられて信号は作られてるので信号無視して交通事故とか、そういう悲しいことは無くしていきたいものです。色だけに。


参考サイト一覧
財団法人日本交通管理技術協会
点、線、面の交通整理
はてなダイヤリー - 信号とは
世界の信号 Multiculturalpedia
緑色なのにどうして青信号なんだろう…?
信号の色には理由がある
色の三原色とRGB値
日本の色とその語源


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