「喜楽クイズ」を更新しました。


[問題]


Ⅰ 漢字問題
  次の二つの文章を読み合せて、「   」に共通に入る漢字を答えてください。

問1 

● 「一房の葡萄(その8)」
  けれども次の日が来るとぼくはなかなか学校に行く気にはなれませんでした。お腹がいたくなればいいと思ったり、頭痛がすればいいと思ったりしたけれども、その日に限って虫歯一本いたみもしなかったのです。しかたなしにいやいやながら家を出ましたが、ぶらぶらと考えながら歩きました。どうしても学校の門をはいることはできないように思われたのです。けれども先生の別れの時のことばを思い出すと、ぼくは先生の顔だけはなんといっても見たくてしかたがありませんでした。ぼくが行かなかったら先生はきっと悲しく思われるにちがいない。もう一度先生のやさしい目で見られたい。ただその一事があるばかりでぼくは学校の門をくぐりました。
  そうしたらどうでしょう、まず第一に待ちきっていたようにジムが飛んで来て、ぼくの手をにぎってくれました。そして昨日のことなんかわすれてしまったように、「  」「  」にぼくの手をひいて、どぎまぎしているぼくを先生の部屋に連れて行くのです。ぼくはなんだかわけがわかりませんでした。学校に行ったらみんなが遠くの方からぼくを見て、「見ろ、どろぼうのうそつきの日本人が来た」とでも悪口をいうだろうと思っていたのに、こんなふうにされると気味が悪いほどでした。    有島武郎(注1)

● もし人が、この世界から、ひと間を結合している「  」「  」の絆を断ち切ってしまうならば、どんな家も、どんな都市も存続することはできない。    キケロ(注2)


問2

● 朝の床出でて夕べの床に入る 一日に「   」はしづかにつもる      北沢郁子(注1)

● 老醜はありて老美は辞書になし あはれなるかなや「   」いというもの     大悟法利雄(注2)


問3 

● 今では記憶している者が、私の外には一人もあるまい。三十年あまり前、世間のひどく不景気であった年に、西美濃の山の中で炭を焼く五十ばかりの男が、子供を二人まで、鉞(まさかり)で斬り殺したことがあった。
  女房はとっくに死んで、あとには十三になる男の子が一人あった。そこへどうした事情であったか、同じ歳くらいの小娘を貰って来て、山の炭焼き小屋で一緒に育てていた。その子たちの名前はもう私も忘れてしまった。何としても炭は売れず、何度里へ降りても、いつも一合の「  」も手に入らなかった。最後の日にも空手で戻って来て、飢えきっている小さい者の顔を見るのがつらさに、すっと小屋の奥へ入って昼寝をしてしまった。
  目がさめて見ると、小屋の口いっぱいに夕日がさしていた。秋の末のことであったという。二人の子供がその日当たりの処にしゃがんで、頻りに何かしているので、傍へ行って見たら一生懸命に仕事に使う大きな斧を磨いていた。「阿爺(おとう)、これでわしたちを殺してくれ」と、言ったそうである。そうして入口の材木を枕にして、二人ながら仰向けに寝たそうである。それを見るとくらくらとして、前後の考えもなく二人の首を打落してしまった。それで自分は死ぬことが出来なくて、やがて捕らえられて牢に入れられた。
  この親爺がもう六十近くになってから、特赦を受けて世中へ出て来たのである。そうしてそれからどうなったか、すぐにまた分からなくなってしまった。私は子細あってただ一度、この一件書類を読んで見たことがあるが、今は既にあの偉大な人間苦の記録も、どこかの長持ちの底で蝕み朽ちつつあるであろう。       柳田國男(注1)
 豊葦原瑞穂の国に生まれ来て、/ 「   」が食へぬとは、/ 嘘のよな話       安成二郎(注2)


Ⅱ なぞなぞ


問1 昼は小さくて、夜になると大きくなるものは何でしょうか?


問2 あの女の子、とてもかわいい顔をしているのに、よく見ると、一か所だけ、おかしくて、笑い出すところがあります。どこでしょうか?


問3 用心深い花子さんは、台所、居間、応接間、勉強部屋にそれぞれ一本ずつローソクを用意していました。勉強中に突然停電になりました、さて、最初に点けたのは何でしょうか?


問4 こぼれそうなくらい荷物を積んで、僕らの車の前を走っていたトラックが、カーブを曲がる手前でやはり落としていきました。何を落としたのでしょうか?


問5 手話の得意な二人が事故にあって入院しました。同じ病室なのですが、どちらも腕を折っています。お互いの考えを伝えあうには一体どうすればいいでしょうか?


Ⅲ その他問題

  次は、「できる」グループと、「できない」グループに分かれています。「できる」グループは何ができるというのでしょうか?

  できる   = 月、 火、 木、 土、 日

  できない = 星、 水、 金、 砂、 雲

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[答]


Ⅰ 漢字問題の答

問1 親切 

  注1: 明治・大正の小説家。札幌農学校(北大農学部)在学中に内村鑑三の影響を受けてキリスト教徒になる。父と妻の死を契機に、本格的に小説に取組み、「或る女」、「カインの末裔」などで文壇の地位を確保したが、資産家階級の自己の生き方に苦悩し、財産放棄をした末、軽井沢の別荘で婦人記者の波多野秋子と情死した。    
  注2: 紀元前1世紀のローマの政治家・哲学者。「世界の名文句引用事典」より 

問2 老

  注1: 昭和・平成の歌人。「桑繭」に収載

  注2: 大正から平成(2年没)の歌人。若山牧水記念館長も務めた。「尾瀬と九十九里」に収載

問3 米

  注1: 明治から昭和の民俗学者。青年時代は詩人としても知られていた。「山の人生」より

  注2: 明治から昭和の歌人。多年、雑誌・新聞記者を務めた。「貧乏と恋」に収載


Ⅱ なぞなぞの答

問1 ふとん

問2 口(くち)

問3 マッチなど着火物

問4 スピード

問5 口で話せばよい。


Ⅲ その他問題の答

  その漢字二つを合わせると新たな漢字ができるというもの

  月・・・朋、  火・・・炎、  木・・・林、  土・・・圭、  日・・・昌