2012年08月
歌舞伎町。
坂東のすぐ側で、ヤクザに外国のお姉さんが絡まれています。
日常茶飯事の光景ですが、ほっては置けません。
案の定、厳斎のおじいさんは知り合いでした。
「じいさんによろしくな!」
お愛想良く去っていくヤクザに「毎度どうも〜」と声をかける亮輔。
そして、助けたお姉さんに「迷子かな? 駅まで一緒に……」
と、言いかけると……。
「あなた……亮輔? ここの、坂東亮輔? そうでしょう、ああ、同じ色ね!」
亮輔が助けたのは、鳴鈴だったのです。
亮輔に対して、ここから遠くへ逃げるようにと鳴鈴は言います。
王龍が来る。
謎の言葉を残し鳴鈴は、走り去っていきます。
何人ものなぞらえ屋の仲間が殺されているという情報の中、気持ちを乱す亮輔。
そこで、偶然、真沙美と彰司を目撃します。
「榊原はまだ引き返せるよ!
いや、引き返すべきだ!」
彰司の言葉が、人とは違う裏の世界で生きるなぞらえ屋の影を浮き彫りにします。
落ち込む亮輔。
でも、亮輔の力になりたいと思う真沙美は、なんとか誤解を解こうと必死になります。
それでも、亮輔は真沙美を危険な目に合わせたくなくて、わざと冷たい態度をとるのです。
「足でまといなんだよ! 帰れ!」
泣きながら、坂東を後にする真沙美。
その様子を目撃しちゃった、柾善、光剣、叶慈の三人は、どうしていいか分からず右往左往。
でも、辛い亮輔の気持ちを知っていても、三人には、亮輔に告げなければならないことがありました。
永世九龍の頭目がわかった、と。
「宗ちゃんよ」
光剣の言葉に、わずかにうろたえる亮輔。
でも、亮輔は、ここで鳴鈴の言っていた王龍の正体に気づきます。
「兄ちゃんが、俺たちを殺しに来るらしい」
残酷な再会は、すぐ目の前に迫っていたのでした。
坂東のすぐ側で、ヤクザに外国のお姉さんが絡まれています。
日常茶飯事の光景ですが、ほっては置けません。
案の定、厳斎のおじいさんは知り合いでした。
「じいさんによろしくな!」
お愛想良く去っていくヤクザに「毎度どうも〜」と声をかける亮輔。
そして、助けたお姉さんに「迷子かな? 駅まで一緒に……」
と、言いかけると……。
「あなた……亮輔? ここの、坂東亮輔? そうでしょう、ああ、同じ色ね!」
亮輔が助けたのは、鳴鈴だったのです。
亮輔に対して、ここから遠くへ逃げるようにと鳴鈴は言います。
王龍が来る。
謎の言葉を残し鳴鈴は、走り去っていきます。
何人ものなぞらえ屋の仲間が殺されているという情報の中、気持ちを乱す亮輔。
そこで、偶然、真沙美と彰司を目撃します。
「榊原はまだ引き返せるよ!
いや、引き返すべきだ!」
彰司の言葉が、人とは違う裏の世界で生きるなぞらえ屋の影を浮き彫りにします。
落ち込む亮輔。
でも、亮輔の力になりたいと思う真沙美は、なんとか誤解を解こうと必死になります。
それでも、亮輔は真沙美を危険な目に合わせたくなくて、わざと冷たい態度をとるのです。
「足でまといなんだよ! 帰れ!」
泣きながら、坂東を後にする真沙美。
その様子を目撃しちゃった、柾善、光剣、叶慈の三人は、どうしていいか分からず右往左往。
でも、辛い亮輔の気持ちを知っていても、三人には、亮輔に告げなければならないことがありました。
永世九龍の頭目がわかった、と。
「宗ちゃんよ」
光剣の言葉に、わずかにうろたえる亮輔。
でも、亮輔は、ここで鳴鈴の言っていた王龍の正体に気づきます。
「兄ちゃんが、俺たちを殺しに来るらしい」
残酷な再会は、すぐ目の前に迫っていたのでした。
ら・むうんの参加は
8月11日(土)二日目 東2ホール P60ab ら・むうん
で、ございます。
ホール入ってすぐの、誕生日席と呼ばれる場所ですので、すぐに分かるかと思われます。
今回は、長らくお待たせしておりました、ザンショウ三部作のDVDがお目見えです。
弦也、光剣、咲姫の、それぞれのスピンオフをいっぺんにご堪能ください。
昨年7月と11月、戸野廣浩司記念劇場で上演された尺的にはミニマムな公演3本ですが、満足度は高いと評判です。
大騒ぎのキャストインタビュー特典映像も入って、3800円
開闢九重千曳をご覧になって、キャラクターのバックボーンに興味を持たれた方は必見ですので、よろしくお願いいたします!
そして、同時発売は、開闢九重千曳の写真満載な
『開闢九重手引き〜緋剣〜』
『開闢九重手引き〜蒼玉〜』
『開闢九重手引き〜翠鏡〜』のムック本三冊!!
キャラクターのショートショート(亮輔、弦也、真沙美、クミハ、宗輔&五爪竜)も掲載!
前日談、後日談をお楽しみいただけます。
見所満載だった本編の雰囲気が、ちょっとでも伝わりますように!!
A5版 16ページ(カラーページ8ページ) 一冊400円
他にも「なぞらえや〜開闢九重千曳〜」関連のグッズをお持ちしますので、ぜひ手にとってご覧ください。
パンフレット 1500円
「なぞらえや〜開闢九重千曳〜 脚本」 1500円
佐々倉有吾氏による、渾身の「オリジナル・サウンドトラック」 (28曲入り)2000円
同、ミニアルバム 1000円
音楽は、激燃えをお約束いたしますのでお勧めです!!
勿論、9月末発売の「なぞらえや〜開闢九重千曳〜 DVD」の先行予約も承っております。
特典も満載ですので、是非この機会にご予約を!!
それでは、ビックサイトでお待ちしております!
8月11日(土)二日目 東2ホール P60ab ら・むうん
で、ございます。
ホール入ってすぐの、誕生日席と呼ばれる場所ですので、すぐに分かるかと思われます。
今回は、長らくお待たせしておりました、ザンショウ三部作のDVDがお目見えです。
弦也、光剣、咲姫の、それぞれのスピンオフをいっぺんにご堪能ください。
昨年7月と11月、戸野廣浩司記念劇場で上演された尺的にはミニマムな公演3本ですが、満足度は高いと評判です。
大騒ぎのキャストインタビュー特典映像も入って、3800円
開闢九重千曳をご覧になって、キャラクターのバックボーンに興味を持たれた方は必見ですので、よろしくお願いいたします!
そして、同時発売は、開闢九重千曳の写真満載な
『開闢九重手引き〜緋剣〜』
『開闢九重手引き〜蒼玉〜』
『開闢九重手引き〜翠鏡〜』のムック本三冊!!
キャラクターのショートショート(亮輔、弦也、真沙美、クミハ、宗輔&五爪竜)も掲載!
前日談、後日談をお楽しみいただけます。
見所満載だった本編の雰囲気が、ちょっとでも伝わりますように!!
A5版 16ページ(カラーページ8ページ) 一冊400円
他にも「なぞらえや〜開闢九重千曳〜」関連のグッズをお持ちしますので、ぜひ手にとってご覧ください。
パンフレット 1500円
「なぞらえや〜開闢九重千曳〜 脚本」 1500円
佐々倉有吾氏による、渾身の「オリジナル・サウンドトラック」 (28曲入り)2000円
同、ミニアルバム 1000円
音楽は、激燃えをお約束いたしますのでお勧めです!!
勿論、9月末発売の「なぞらえや〜開闢九重千曳〜 DVD」の先行予約も承っております。
特典も満載ですので、是非この機会にご予約を!!
それでは、ビックサイトでお待ちしております!
スノーホワイトボックスという名前のコトリバコを設置していたのは、やはり永世九龍でした。
でも、魂を捕まえて来る箱の回収率は思わしくないと、金算が報告します。
目的を邪魔しているのは?
「なぞらえ屋だ」 いとも簡単に王龍は答えます。
王龍は、いずれなぞらえ屋を殲滅すると部下たちに命令するのでした。
一人残される鳴鈴。
その時、鳴鈴の悲しみが、形をとって現れます。
それは、UZUMEだったのです。
鳴鈴の悲しみに呼応して現れる、美しい魔性は、まるで双子のように鳴鈴を慰めるのでした。
やがて、何かを決意するように、鳴鈴も走り去っていきます。
所は変わって、骨董屋坂東。
一癖ありそうなお客様の来店です。
探しているのはとびっきりのネタ。
「憑き物落としの般若!」
「七化けの朔月!」
それは、四年ぶりに店を訪れたという、朝比奈しほりでした。
しほりもまた、永世九龍を追っていたのです。
数少ないデータを、厳斎の写の眼で見てもらうのが目的でした。
ネット電話で、厳斎と繋ぐ柾善。
厳斎は、関東連合の寄り合いで留守だったのです。
しほりの持ってきたデータ。
そこに浮かび上がったのは?
12年前に、なぞらえ屋を捨てた、亮輔の兄、坂東宗輔だったのです。
「宗ちゃん……」
「最悪の再会になるかもね、特に修行中の小さい鬼には」
しほりの呟きで、店の明かりは暗くなるのでした。
でも、魂を捕まえて来る箱の回収率は思わしくないと、金算が報告します。
目的を邪魔しているのは?
「なぞらえ屋だ」 いとも簡単に王龍は答えます。
王龍は、いずれなぞらえ屋を殲滅すると部下たちに命令するのでした。
一人残される鳴鈴。
その時、鳴鈴の悲しみが、形をとって現れます。
それは、UZUMEだったのです。
鳴鈴の悲しみに呼応して現れる、美しい魔性は、まるで双子のように鳴鈴を慰めるのでした。
やがて、何かを決意するように、鳴鈴も走り去っていきます。
所は変わって、骨董屋坂東。
一癖ありそうなお客様の来店です。
探しているのはとびっきりのネタ。
「憑き物落としの般若!」
「七化けの朔月!」
それは、四年ぶりに店を訪れたという、朝比奈しほりでした。
しほりもまた、永世九龍を追っていたのです。
数少ないデータを、厳斎の写の眼で見てもらうのが目的でした。
ネット電話で、厳斎と繋ぐ柾善。
厳斎は、関東連合の寄り合いで留守だったのです。
しほりの持ってきたデータ。
そこに浮かび上がったのは?
12年前に、なぞらえ屋を捨てた、亮輔の兄、坂東宗輔だったのです。
「宗ちゃん……」
「最悪の再会になるかもね、特に修行中の小さい鬼には」
しほりの呟きで、店の明かりは暗くなるのでした。
さて、場面は変わって、骨董屋坂東。
倒れた沙耶華を連れて、亮輔と一同が駆け込んできます。
沙耶華が開けた箱は、スノーホワイトボックスという名前で売りに出されていた、『コトリバコ』という恐ろしい呪詛アイテムでした。
呪われた沙耶華の体に入ったコトリを取り出すために、亮輔はすぐに解呪のための準備に入ります。
唱える轍の文書は「とおりゃんせ」
林檎を使ってコトリを元いた場所に呼び戻します。
なぜなら、林檎は「リンキン」といって、林から「檎」(鳥)を呼ぶものと言われるアイテムだからです。
『帰巣林檎、なぞらえ巡ります!!』
沙耶華の体が大きくのけぞると、白い箱に何かが大急ぎで戻ってきました。
コトリが箱に入る同時に、蓋を閉じ、柾善が封印のための御札を貼ります。
あっという間の出来事でした。
初めて見る、なぞらえの力に、クラスメイトたちは興奮します。
でも、亮輔は、なぞらえは日常誰しもが、普通に使っているものだと話します。
珍しいことでもなんでもない、と。
ただ、ここで見たことは忘れるようにといいます。
おそらくは、誰かに話しても信じてはもらえないだろうけど、と。
問題は、こんな恐ろしい呪詛アイテムを誰が何のために置いたのか。
浮かび上がるのは、なぞらえ屋のネットワークに引っかかっている、中国マフィアの組織でした。
その名を、『永世九龍(ヨンシェンクーロン)』
どこか妖し気な高級クラブのショーが始まります。
華奢で可憐な歌姫が歌っています。
彼女の名は鳴鈴(メイリン)。
永世九龍の首魁、王龍(ワンロン)の若き愛人です。
切なく歌い上げるのは、一人夢を負う孤高の恋人への歌。
鳴鈴のそこはかとない悲しみがにじみます。
その後ろに姿を現す、永世九龍のボス、王龍。
ゆっくりと、階段を下りる王龍。
そのすぐ傍には永世九龍のメンバーがいます。
果たして、彼らの目的は一体なんなのでしょうか?
倒れた沙耶華を連れて、亮輔と一同が駆け込んできます。
沙耶華が開けた箱は、スノーホワイトボックスという名前で売りに出されていた、『コトリバコ』という恐ろしい呪詛アイテムでした。
呪われた沙耶華の体に入ったコトリを取り出すために、亮輔はすぐに解呪のための準備に入ります。
唱える轍の文書は「とおりゃんせ」
林檎を使ってコトリを元いた場所に呼び戻します。
なぜなら、林檎は「リンキン」といって、林から「檎」(鳥)を呼ぶものと言われるアイテムだからです。
『帰巣林檎、なぞらえ巡ります!!』
沙耶華の体が大きくのけぞると、白い箱に何かが大急ぎで戻ってきました。
コトリが箱に入る同時に、蓋を閉じ、柾善が封印のための御札を貼ります。
あっという間の出来事でした。
初めて見る、なぞらえの力に、クラスメイトたちは興奮します。
でも、亮輔は、なぞらえは日常誰しもが、普通に使っているものだと話します。
珍しいことでもなんでもない、と。
ただ、ここで見たことは忘れるようにといいます。
おそらくは、誰かに話しても信じてはもらえないだろうけど、と。
問題は、こんな恐ろしい呪詛アイテムを誰が何のために置いたのか。
浮かび上がるのは、なぞらえ屋のネットワークに引っかかっている、中国マフィアの組織でした。
その名を、『永世九龍(ヨンシェンクーロン)』
どこか妖し気な高級クラブのショーが始まります。
華奢で可憐な歌姫が歌っています。
彼女の名は鳴鈴(メイリン)。
永世九龍の首魁、王龍(ワンロン)の若き愛人です。
切なく歌い上げるのは、一人夢を負う孤高の恋人への歌。
鳴鈴のそこはかとない悲しみがにじみます。
その後ろに姿を現す、永世九龍のボス、王龍。
ゆっくりと、階段を下りる王龍。
そのすぐ傍には永世九龍のメンバーがいます。
ナイフを愛する火粧(フォトゥ)、 鐵扇を操る水麗(シュイリィー)、 | |
すばしっこい 木跳(ムウテァオ)、 | |
お金にうるさい金算(ジンスァン)、 山のような土塊(トゥクァ) それぞれ、一癖も二癖もありそうなメンツが揃っています。 | |
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