再び、2日目の午後の様子をお伝えします。
Twitterの情報が元ですので、時系列での報告となります。
写真は後ほど掲載いたしますので、ご了承ください。
-*-*-*
 午後の活動が始まります。太田塾長から、千葉日報に掲載された報告・天候などの注意事項が話されました。ウェブにも掲載されました。「土曜市の集客向上へ一役 経済の仕組みも学ぶ 西千葉子ども起業塾」

 また、横浜から千葉市へ研修に来ている方がいらっしゃいました。「みなさんの活躍を横浜の子どもたちにも伝えていきたい」…というメッセージをいただきました。

 子どもたちの「契約者」に対する態度と「何でも屋」に対する態度が違う様子が見られました。契約者との交渉の場面ではちょっと緊張しながら下手に出ますが、「何でも屋」に対しては強気でいろいろと注文を出していました。「何でも屋」との関係においては自分たちが「顧客」という意識があるのかもしれません。

 『ウォータークール』会社が、初のアルバイト要請を出しました。「絵の上手い人がいい」というリクエストを塾長が受け、2人の学生が呼ばれました。
 しかし、バイトで来た学生が「本当に絵がうまいのか」という話になり、急遽採用面接が始まりました。「落花生の絵を書いて!」や「字が上手かテストする!」…ということを、子どもから課されました。結果は…見事合格でした。

 商店街のお店に、広告の掲載の許可を得るために外出する会社が出て来ました。代表として経理が交渉に行っているそうです。物品も届き、各会社で本格的な作業が進んでいます。

 西千葉子ども起業塾に参加中の小学生「起業家」が、NPO法人企業教育研究会の事務所に来ました。第三土曜市で来場者に配るタオルに、NPOの名前を載せてもらうように交渉しています。しかし、諸事情により今回はその話が無くなってしまいました。

 「なんでも屋」に人が集まります。会社の計画していた時間に物品が来ないトラブルが出てしまいました。道具が足りずに作業が停滞する事態も発生しました。臨機応変に、ある物で代用して作業を進める…など、アイデアを出し合っています。
 急遽「なんでも屋」に買い出しに行ってもらうことも。何人もの社員が作業ができずに停滞する事態を避けることが、大変重要。このためにも、問題が生じたら早めに相談し、対応する必要がありました。
 『ウォータークール』会社が仕入れた大量のタオル。やっとペンが届き、作業が開始されました。

-*-*-*
 
 各会社のアルバイトは、社会人アドバイザーも一緒に作業しました。
 熱のいらないラミネートフィルムが必要ということで、ほうぼうに電話をかけてリサーチし、ダイソーのみの商品であること、ダイソーの各店舗に電話でバーコード番号を言うと在庫を調べてもらえることがわかり、多く在庫がある店に「なんでも屋」の学生が向かいました。
 「トラブルはないに越したことはないが、緊急時の慌ただしい中で、組織として役割分担をしながら動く感じが好き」、「裏方の忙しい感じ、楽しいです」という学生スタッフも。
 ユザワヤ津田沼から電車で戻り、布ペンを大量ゲットした学生。作業終了まで時間がなく、急いだようです。巨大な店内に圧倒され、広すぎで焦ったとのこと。

 子どもの発想に対応するためには、どれだけ準備をしても、その場での即興的な対応が不可欠となりました。このため、スタッフには無任所の者を余裕をもって置いておき、ネットや電話を駆使して店などと連絡をとって対応することが必要となります。
 ある学生スタッフは「西千葉ファミリー写真館が作ってくれた手持ちの看板、デザインがすごい!アミーゴだったりふくろうだったり、西千葉のいろんな要素が隠れてる!子どもの発想力には感動」と一言。「アルバイトとして雇われている大学生がげっそり。モチベーション下がり気味の大学生に、子どもたちは「肩揉み」をしていました。アルバイトのモチベーションをどのように維持するか、アルバイトのマネージメントも大切!」と指摘するスタッフも。

 「子どもたちが手作りで準備しているいろいろな物が、味がある」という学生の感想も。千葉大学経済人倶楽部「絆」の会長さんも、アルバイトに駆り出されました。子どもが大人を雇う、逆転状態。アルバイトの大人がたくさん。アルバイトしている方への配慮として、経理の子が肩たたきをする様子も。

 『フラワーリラックス会社』が、作業終盤で追加融資に来た場面が。物品購入費の想定が甘かったようで、「やっぱり多めに融資をしてもらっておけばよかった?」という一言。実際に物品を買ってみると想定してた以上のお金がかかったりするもの。
 作業が速いグループは、今日の活動が一段落で休憩に。がんばって働いたことは間違いないのですが、ここまでの仕事が報われるかどうかは明日の成果にかかっています。「プロセスでなく結果を問われるということも、子どもたちには新鮮な経験だったのでは。何事においても起業時必要とされるものは、<先を予測する(先を読む)力>なのかもしれません」という学生のコメントも。
 2日目の作業終了まで残り約30分の時には、作業効率を測った会社が多く、余裕を持って終了できそうな雰囲気に。しかし、予定以上のアルバイトを雇ってしまった会社もあり、損益分岐点が変わってしまったようでした。
 「作業が一段落しても子どもたちは相変わらず元気!アルバイトとして雇われていた社会人の方、大学生は、かなりお疲れの様子でげっそり中」という学生の見方も。


-*-*-*

 銀行員を務めた学生は、「起業するために必要なお金を渡すため監査しつつ融資をした銀行員。購入費精算にも、売り上げ予想額からある程度の利益を計算し、融資を求めるという作業が意外と難しい。借金分を返済できるかという意識をしっかり持ちながら、不可能な売り上げの予測を立てないことも大事。」との感想。

 何でも屋さんが子どもたちに値切られてるシーンも。
 参加学生のコメントとして、『「西千葉子ども起業塾」の会場内が「社会の縮図」になっている。子どもたちは、「一見面倒くさいと思うような作業を、社会の中で誰かが担っていて、会社がまわっていて、みんなのもとに“モノ”が届いている」ということを感じたかな?』というものも。

 子どもたちの「社長像」もさまざまなようです。トップダウンで何でも決めてしまうのが社長だと思う子もいれば、社長が何でも決めるのはおかしいという子も。十人十色の考えを持った人たちが集まる会社で、「組織の中での自分」について考えるいい機会に。「千葉ファミリー写真館」の社長が「社長はいばるのが社長なんだ!」と社員に豪語。社長は、商店街側で契約を結んだ吉川さんに、「社長はいばるのが社長ですよね?」と質問。「いばるだけじゃなくて、社員をしっかりおだてて社員を動かすことが大切だよ?」と返答。吉川さん本人によると、「僕はおだててるんじゃなくて、正直に感謝する」とのこと。
 4社の社長、それぞれ違って、いい味をだしてます。いばってる社長、社員のことを一生懸命考える社長…どんな社長が「いい社長」で、どんな社長に社員がついてくるのかを一概に言うことはできません。だからこそ、見ていておもしろい。

 終了まで残り10分。片付けが早く終わった『ウォータークール』会社は、どのようにタオルを渡すかをシミュレーションしようとしています。
 社員が吉川さんとの契約と違うものをつくってしまったので、契約と違うけど飾らせてもらうように吉川さんに交渉しに来る「フラワーリラックス会社」の社長。真摯な対応に好感を持つことができます。吉川さんも快くOKをだしました。


-*-*-*

2日目の作業の時間が終了しました。今から各会社の、活動状況報告です。

①『ベアーズ』…スタンプを押すチラシ以外はほとんど完了。明日朝に取り組む。 
②『フラワーリラックス』…飾りは作ったが、ラミネートはまだ。当日誰が作業するかがまだ決まっていない。
③『ウォータークール』…タオルのデザインは全て完了。明日の動きが具体的に決まっていないので、これから決める
④『西千葉ファミリー写真館』…準備は全て完了。写真を取る実験をして上手くいった。この実験を本番に活かしたい。

 明日の天候の対応について。朝から雨の場合は土曜市が中止になるので、午前中にポスターを作成、午後に市長に発表。途中で中止になった場合は、切り上げて事業計画書の読み上げ練習を行い、市長に発表。こうした対応を取ることになりました。
 「明日は黒字になるように、土曜市の来場者に喜んでもらえるように」という太田塾長のメッセージ。
 明日の土曜市に向けて、「西千葉子ども起業塾2011」Tシャツが配布されました。お客さんと区別がつくため…などの目的のためです。ユニフォームのように一体感が出る期待も含めて作りました。

 学生スタッフは、「自らが感じ発見した問題点から始まった起業塾。子供自身が社長や経理となり企画アイデアを出し合い活発に作業していたのが印象的。最終的に利益を出す=結果を求められるという子供達にとって初めてかもしれない経験…どんな学びの集大成になるのか最終日の明日が楽しみです!」という感想。

 子どもたちが帰り、学生スタッフでミーティングをしています。各会社の報告などが挙がっています。スタッフとのミーティングでは、子どもの参加者数である19人中、24人も!



このエントリーをはてなブックマークに追加