合掌形石室
大室古墳群は総数約500基の古墳群で大室谷支群を中心に様々な墳丘や埋葬施設を見学できる国指定史跡。
今回から3回に分けて国指定範囲外も含め合掌形石室のみを紹介したいと思います。
⚫️241号墳
▲合掌屋根は失われており、特殊な素材で欠損した屋根を復元している。
▲エントランスゾーンで観察できる唯一の合掌形石室。
⚫️156号墳
▲僅かに合掌形屋根が残る。
⚫️165号墳
▲埋葬施設が二基?
▲僅かに残る合掌形の石材。
⚫️168号墳
▲背後には167号墳が見える。
▲散策路の中では最も合掌形石室の現状を留めている。
合掌形石室を狙って巡るだけでも非常に時間がかかりました。他にも素晴らしい石室が多いのでついつい寄り道したくなってしましいます。
という感じで、続きます・・・
▲墳丘遠景
奇妙山から連なる標高478mの傾斜地に築造された積石塚。直径34m、高さ6.7mの円墳で二つの埋葬施設があるとされている。
埋葬施設の一つは露出しているが、現在では草木が繁茂し確認は不可能。昭和45年に二つ目の埋葬施設が確認され、長さ3m・幅1.25mを測る合掌形石室である事が判明している(現在は埋め戻され見ることはできない)。内部は赤色顔料が塗布されていたとの事。古墳時代中期〜後期にかけて築造。
県指定史跡。
▲写真のように、墳丘へ上がる事が出来ないほど草木が繁茂し、積石すらも目視不可。
▲古墳近くからの景色は良好。
▲晩秋の山並みが美しい。
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上記のように景色以外、見るべきものはありません。せめて墳丘へ登れると良いのですが。
livedoor プロフィール
スカイトレッカー
古墳と旅をこよなく愛する凡人。
2005年6月から2006年5月にかけて、愛車SR400に乗り日本一周を敢行。
2007年2月〜3月には自転車で台湾を一周。
2010年9月、自分のバイクで韓国へ。古墳を中心に名所旧跡を探訪する。
旅が最大の生きがいで、バイクでの移動を好む。愛車は2010年式SR400で、カラーはオリジナルのシルバー。
幼少の頃から遺跡めぐりを繰り返し、大学では考古学を学ぶ。その後、大学院へ進学するも挫折。現在に至る。
主な興味の対象は、旅・遺跡・装飾古墳・城郭・沖縄/奄美・バイク・林道・写真・スタートレック・航空機関連。
総じて中途半端人間。
HP:http://www.geocities.jp/decoratedtombs/(装飾古墳探訪記)
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