2009年07月20日

7/19 お久の再訪フリーメイト

2009Jul19フリーメイト1 "なつかしいフリーメイト、しばし貸し切りの贅沢を享受"

 土石流ではないけれど山は、昨日に続き予備日としていた今日も流れた上に、午後からは所用発生。というわけで昨日は脚トレだったので今日はジムトレに振り当てることしましょう。当初お手軽にサンカルと思っていたのだが、かなり蒸し暑くて熱中できぬまま熱中症になる恐れがあったのと、4月末以来永らくご無沙汰のフリーメイトのおさらいもやっておかねばなあ、あっちは冷房もあるし、あ、それにこないだもコメントにかいたけど、何だかクライマーズランチも食べたいし、ということで太平洋方向へ向かうことにする。


 あちこち声をかけるが皆さん、今日はパンピー界の住人のようで、行けない理由が総計49個くらいあがってくる。そんななかで、今日も今日とてメイ参戦の連絡あり。どうも先週金曜に定例夜トレができなかっため、次の金曜まで禁断症状なしに社会生活を送れる自信がないらしいのであった。
 何はさておき週1の山トレとジムトレを欠かさないその真摯な姿勢を正当に評価してくれるのはやっぱパンピー界ではなくて、山キチクラ中界をおいて他にはないでしょう。

 所要時間90分と計算していたら、高速道路の延長でかなり早くなって、南父の方は9時10分にはジム着。幸いKさんが丁度シャッターを空けているところで、お久しぶりですと挨拶をして、厚かましくも開店50分前からジムに入れさせていただく。
 ひとりフリーメイトというのも矛盾した言葉だけど、メイどんと他のお客さんが来るまでの数十分、完全貸し切りを満喫。
 この間に手足自由で入り口の2面を往復してストレッチ&ウオーミングアップのあと、どっかぶりの紺■おさらい。結構体は重く、指の関節は安定しせず、どっかぶりで体をあげるのはつらい。
 そして、とりあえず手足自由の初級課題、足限定の初級課題、そして今週の初級課題19手の3つはクリアだが、いずれも楽勝ではなく、Gゲットはかなり真剣になる。考えたら初物は結局この日この3つだけ。
 このあたりからメイどん参戦。ウオーミングアップのあと、南父がやった3課題を今日のメイどんのチキンお題とする:手足自由初級課題は2撃、足限定初級課題は3撃、今週の課題も3撃以内ならクライマーズランチゲット。ということで、真剣なオブザベのあとメイどんまずは手足自由初級課題トライ。南父がそうだったように、Gを見落としていてその手前で終了とおもっていたようで、ちょっと手こずるが、なんと一撃されてしまう。
 いきなり無料ランチ券を奪われた南父としては、以後のメイどんトライには、声だけは「ないす!」とか「がんば!」とか言いながら、全然心はこもっておらず、目では落ちろビームを発射して牽制。
 その甲斐あってか、今週の課題もなんといきなり14手目まで行ってしまいかなりヤバかったのだが、ここから15がとれず残念でした。
2009Jul19フリーメイト2
"12左手を取ったあたり"

 しかしそのあと14から再開では15あっさり取って、最後の核心18もちかえから、左足アウトサイドフラッギングでのGゲットを何度かリハーサルし、14からはGまで通しでクリアできるようになる。これでマズいことにRPの準備は整ってしまったのだが、Sからの全体通しだと指力がもたず、とくに12左のタンデュ持ちから腰をおとして13右手、のシークエンスがまだうまく行かないようで、メイとしては残念ながら、そして南父としては幸いなことに2枚目の無料ランチ券は発行せずに済む。
 残る手足限定課題もG手前左手ホールドまであっさり取られてしまい、思わず目を閉じたのだが、Gへの右手クロスが飛ばせずアウト。こちらもG手前ホールドが、タンデュ持ちを要求するので、メイどんにはキビシかった模様。しかしこれでメイどんは練習課題が一つはっきりして、今後タンデュを覚えると、持てるホールドが増え、また大きくステップアップすることでしょう。

 南父はかつてお買い得だったピンクTをやったが、新しく付け加えられたハリボテのためにまったく以前とは異なる課題になっていてワントライだけだが全然歯が立たず。
 左隣のどっかぶり壁の方で、苦心のRP課題であった、ピンク◆とピンクHをおさらい。いずれも一撃ならずだったが、ムーブのコツは記憶にのこっており、修正ポイントはわかっていたので、いずれも2回目ではクリアし、まあ気分は悪からず。

 これらのトライの間にオーナーの小林さんが新しく設置したクラックを本日初披露してくれたので、早速使わせてもらって、ハンドジャムやフィストジャムを練習。前傾壁に作られたクラックなので、かなり体重がかかり、テーピングしても痛いのなんのって。

 やりながら色々オーナーにお話を伺う:ガストン持ちというのは縦ホールドを外へ押し拡げる持ち方の通称だが、ガストンが、親指を下にしたジャミングを使ってクラックを登ったことに由来するので、本来はジャミングのやり方を示す名称とのこと。
 また話の徒然に、フリーメイトのホールドは指を痛めることが殆どなくてサンカルと対照的といつも思っていたのでそのことを聞いてみる。と、やはり小林由佳選手が小さい頃に練習するときに指を傷めにくいホールドを厳選して壁に取り付けるようにしていて、それらのホールドをこのジムにはつかっているとのことでした。おおざっぱに言えばアーケ系ではなくタンデュ系が主体で、このようなホールドへの配慮と徹底したトレーニング後のアイシングのおかげで小さい頃から毎日長時間登っているにもかかわらず、由佳選手は指の変形が今になっても見られないんだそうです。クライマーの指変形は不可避だと思っていたのでこの話にはホントにびっくり。そしてホールド選定についても大変説得力のあるお話でした。
 更にフリーメイトの課題が面白くタメになると思っていたことについても、各課題はかなり時間をかけて試登しつつ作っており、ただ単に壁の角度、ホールドの持ちにくさ、遠さの三要素だけではなく、ムーブの難しさや正解の見つけにくさで難易度を工夫し、ムーブがいろいろ習得できるように心掛けているとのこと、これも色々課題をやってみてそういう設計思想があるのは素人ながら薄々わかるので、とても納得。
 
 そうこうしているうちに予定のアップ時間となり、クライマーズランチタイム。小林オーナーもやって来て、お手製梅ジュースなどもごちそうになってしまう。あ、悔しいながらメイどんにはちゃんと約束の無料チケット発行いたしましたよ。しかしこのランチはかなりお買い得。ちなみにこのクライマーズランチも小林オーナーのアドバイスで作られたメニューだそうです。
2009Jul19フリーメイト3
 
 久しぶりのフリーメイト、フィジカルなトレーニングだけでなく、指に優しいホールド、練られた課題の裏舞台のことも聞くことができ、とても有意義なジムトレとなりました。よくよく振り返れば、復習ばっかで大したこたあやっていないのだけれど、知識だけはちょっと増え、何だかかなり気分よく下野へと帰還。メイどんも二日間おつかれでした。
 しかし遠いように思ってたフリーメイト、今や1時間程で来れることがわかったので、やっぱここでないと出来ないトレーニングのためにこれからも時々遠征してきたいもの。
 
 PS:記事アップしてブログみたらなんとこの日日中わきどんサンカルいってたみたいで、人口密度こそ低いもののやはり予想通り激サウナトレだった模様。所要時間も大差ないはずだから、お誘いメールに乗ったほうが正解だったんじゃない? 
 もっともこの日、もっと大汗かく耐暑トレやっていた奇特なメンバーもいた様なのですが。

nccnet at 22:11│Comments(3)TrackBack(0)サンカル以外のジム 

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この記事へのコメント

1. Posted by わき   2009年07月21日 21:07
十分考えられた設計思想で作られたルートで練習できれば結果もまた違ったものになってくるんでしょうね。アナーキーなサンカルではまず望めないことだと思いますが、周りのトリッキーさに幻惑されずに、自分のプログラムで地道に続けていきます。
2. Posted by メイ   2009年07月22日 02:45
 タンデュ持ち…と言うのですね。指を立てずに体を支えるのが、今の自分には何だかとても難しく感じます。でも本当、課題がはっきりしたので今後練習のし甲斐があります。
 クライマーズランチごちそうさまでした。次回は、今週の課題をクリアし最高の気分で是非私からごちそうしたいと思います。
 
3. Posted by K2   2009年07月23日 10:26
 はい、耐暑トレで大汗かいてきた者です。
 何気ない一つの課題、一つのホールドにおいてもそこまで配慮が配られているんですね。感心しました。そういった課題に対して自分のように何も考えずに登るんじゃ、何だか罰当たり。勉強させていただきます。
 
 

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