2008年08月23日
8/23 雨の遠征；trailrock初見参
雨が怪しい週末土曜のマルチピッチ岩トレ計画、昼まで空が持つ可能性も考え、とりあえず09、00で８時古賀志集合とするが、大谷に向かう途中からすでにパラパラと。古賀志につくとまだふりだしてはいないが、まあ時間の問題。あと１、２時間で降り始めそう。駐車場で相談して当初から予備案としておいたジムトレへと方針変更。ミストラルかtrailrockいずれかのつもりだったが、雨確実の週末だからミストラルも混みそうだし、まあこんな機会じゃないとtrailrockまで足を伸ばすこともなかろうと、郡山に新規オープンのtrailrockを選択。オープン前の情報だと建物は天井まで６mとのことで、きっと最近オープンのジムのトレンドで、ここもボルダージムなんじゃないかと。んであれば、まあ白河の関をこえてはるばるみちのくまでえんせいすることもあるめい、と殆ど期待していなかったのだが、完成後のHPをみると立派なリード壁があり、「さすが」「えらい」と感激し、いつか行ってみたいと思っていたのであった。
東北道を北上してゆくと県境あたりから雨が降り出し、まあ転進正解ととりあえずほっとする。
１０時ちょい前にジム着。待つうちにジムの人が来てオープン。会員番号は３００代後半で、オープン後さほど時間が経っていない割にはずいぶんと利用者がいるよう。
入ってすぐ左手が垂壁であとは皆前傾壁からルーフ。リード壁はフリーメイトと良く似た大きなルーフだがこちらの方が高さも長さもありそう。
ボルダーは９級あたりからあるので、まずは垂壁で９級、と思ったらその横に「７級／手足限定」というのがあって、「え？ななきゅうで足限？」と思わず興味をそそられそれにとりついてしまう。しかしそもそも離陸からして厳しい屈み込み姿勢を強いられろ。そのあと５手目左が効きの悪い円盤状ウスカチで、右足ホールドもなく、遠い６手目右をとらねばならず、ハイステップで乗り上げた左足とウスカチ左手＋右足アウトサイドフラッギングでなんとか６手目ゲット。Gも遠く伸び上がってギリギリ。辛うじてOSだったものの、ウオーミングアップもなしにやったせいもありこれ一つですっかりパンプしてしまい、このあとずっと筋疲労が尾をひくハメとなる。
７級がこんなに厳しいんじゃ、この先どうなることかと焦るが、足自由７級を二つほどやった感触は、まあサンカルの黄色テープとさほど差がない。
６級足自由、６級足限定、５級足限定ととりあえず無難にOS。４級も手をつけたが、これはダメ。ここで深入りするとロープの方まで腕が持たないと思い、ワントライのみ。
ロープルート、取り付きやすそうなのを物色するが、ルーフを延々と登らされるルートばかり、１１-あたりはホールドは大きそうだが、やる前から途中でパンプアウトすることが目に見える感じ。
とりあえず、ルーフで出しあたりで終了となる10bはこわごわOSだが、まさにフリーメイトと同じ臭いがするコワミジカシ系。
ついで足限定１１a/bをやるが、やはりルーフ抜け口あたりでパンプ。一旦降りてロープはクリップしたままでその先をつなげようとするが、うっかり次のヌンチャクにクリップすることを忘れて登ってしまい、慌てて１、２手クライムダウンするうちにまた力つきる。
３回目、やはり同じところでパンプ。ハングドッグで休憩後後をつなげるが、一カ所足限だとムーブ不明で限定解除で登り、なんとか終了点まで抜ける。
ロープルート貸し切りなのでこのままTRとして３回ほどトライする。せめてTRでノーテントップアウトくらいまでは行きたかったのだがもう腕や腹筋がほぼ全焼に近く、４回目は体があがらないままヒールフックしようとして右ふくらはぎがつってしまう。５回目はヒールフックやめてダイアゴナルで右手をデッドするがホールドとれず。結局RPへのみとおしもたたないまま敗退。
これで１時半。もうすこしロープの練習をと思い、足自由１０cをやるが、これもルーフを延々ガバで登ってゆくルートでとても最後までは無理でもせめてルーフ半ばまでと思ってとりつくが、ルーフに入って２手目あたりでもうガバにすら掴まっていられないので２トライで放棄。
最後３０分ほど、帰りがけの駄賃と言うか、今日の不首尾の恥の上塗りに、再度ぼろぼろの腕でボルダー。ルーフの足限定６級なんとかOS。ここでふと思いついて、最初にやった垂壁の「足限７級」をもいちどやってみる。やっぱ楽じゃないのは同様。こんなムーブ要求されるのに７級と感ずるヒトもいるということで、ということはきっと広いボルダー界には手も足も出ない７級ってのが沢山あるのだろうと想像され、まあ勉強になりました。
最後に０９がやっていた足自由６級をやってみたら、これもムズイ。０９が楽に取っていたようにみえた５手目左手のポケットまでゆけず。それどころか最初の３回程は３手目左スローパーから４手目右が取れず。やっとギリギリ取れるようになるが、今度は次の左手ポケットが何としても取れず。これも宿題で退散かとあきらめたが、最後の最後０９に見本ムーブをみせてもらうと、４手目のとりかたが違うことが判明。目からウロコでそのムーブでやってみると、あら不思議スタティックに５手目左ポケットがすんなり取れて、そのあとデッドまじりでなんとかGゲット。ムーブの正解不正解でこれだけ難易度が激変したのにはビックリ。またその正解ムーブを自力で見つけられない程度の節穴眼力にもほとほと情けなくなる。
とうわけで、こってりしぼられた東北初ジム。２時半アップで、帰りにラーメン屋オンサイトトライ。クライミングはさっぱりでもこちらの眼力と勘はなかなか冴えていて、肌寒い霧雨のなか、客の居ないわびしさ満載の店をぴたっとみつけ、こういう店は大当たりか大外れのどちらかなのだが、客は居ないながら店先に良く使い込まれピカピカのステンレスの出前持ちが置いてあるのを良しとして、のれんをくぐって頼んだラーメンは無事大吉。個性的だがまさに懐かしの日本的中華ソバの味で満足。まあこんな味わい深いお店で印象深いラーメンをたべてちょっとした旅情緒を味わえたんだから雨の中はるばる郡山まで来た甲斐があったってところでしょう。
１０時ちょい前にジム着。待つうちにジムの人が来てオープン。会員番号は３００代後半で、オープン後さほど時間が経っていない割にはずいぶんと利用者がいるよう。
入ってすぐ左手が垂壁であとは皆前傾壁からルーフ。リード壁はフリーメイトと良く似た大きなルーフだがこちらの方が高さも長さもありそう。
ボルダーは９級あたりからあるので、まずは垂壁で９級、と思ったらその横に「７級／手足限定」というのがあって、「え？ななきゅうで足限？」と思わず興味をそそられそれにとりついてしまう。しかしそもそも離陸からして厳しい屈み込み姿勢を強いられろ。そのあと５手目左が効きの悪い円盤状ウスカチで、右足ホールドもなく、遠い６手目右をとらねばならず、ハイステップで乗り上げた左足とウスカチ左手＋右足アウトサイドフラッギングでなんとか６手目ゲット。Gも遠く伸び上がってギリギリ。辛うじてOSだったものの、ウオーミングアップもなしにやったせいもありこれ一つですっかりパンプしてしまい、このあとずっと筋疲労が尾をひくハメとなる。
７級がこんなに厳しいんじゃ、この先どうなることかと焦るが、足自由７級を二つほどやった感触は、まあサンカルの黄色テープとさほど差がない。
６級足自由、６級足限定、５級足限定ととりあえず無難にOS。４級も手をつけたが、これはダメ。ここで深入りするとロープの方まで腕が持たないと思い、ワントライのみ。
ロープルート、取り付きやすそうなのを物色するが、ルーフを延々と登らされるルートばかり、１１-あたりはホールドは大きそうだが、やる前から途中でパンプアウトすることが目に見える感じ。
とりあえず、ルーフで出しあたりで終了となる10bはこわごわOSだが、まさにフリーメイトと同じ臭いがするコワミジカシ系。
ついで足限定１１a/bをやるが、やはりルーフ抜け口あたりでパンプ。一旦降りてロープはクリップしたままでその先をつなげようとするが、うっかり次のヌンチャクにクリップすることを忘れて登ってしまい、慌てて１、２手クライムダウンするうちにまた力つきる。
３回目、やはり同じところでパンプ。ハングドッグで休憩後後をつなげるが、一カ所足限だとムーブ不明で限定解除で登り、なんとか終了点まで抜ける。
ロープルート貸し切りなのでこのままTRとして３回ほどトライする。せめてTRでノーテントップアウトくらいまでは行きたかったのだがもう腕や腹筋がほぼ全焼に近く、４回目は体があがらないままヒールフックしようとして右ふくらはぎがつってしまう。５回目はヒールフックやめてダイアゴナルで右手をデッドするがホールドとれず。結局RPへのみとおしもたたないまま敗退。
これで１時半。もうすこしロープの練習をと思い、足自由１０cをやるが、これもルーフを延々ガバで登ってゆくルートでとても最後までは無理でもせめてルーフ半ばまでと思ってとりつくが、ルーフに入って２手目あたりでもうガバにすら掴まっていられないので２トライで放棄。
最後３０分ほど、帰りがけの駄賃と言うか、今日の不首尾の恥の上塗りに、再度ぼろぼろの腕でボルダー。ルーフの足限定６級なんとかOS。ここでふと思いついて、最初にやった垂壁の「足限７級」をもいちどやってみる。やっぱ楽じゃないのは同様。こんなムーブ要求されるのに７級と感ずるヒトもいるということで、ということはきっと広いボルダー界には手も足も出ない７級ってのが沢山あるのだろうと想像され、まあ勉強になりました。
最後に０９がやっていた足自由６級をやってみたら、これもムズイ。０９が楽に取っていたようにみえた５手目左手のポケットまでゆけず。それどころか最初の３回程は３手目左スローパーから４手目右が取れず。やっとギリギリ取れるようになるが、今度は次の左手ポケットが何としても取れず。これも宿題で退散かとあきらめたが、最後の最後０９に見本ムーブをみせてもらうと、４手目のとりかたが違うことが判明。目からウロコでそのムーブでやってみると、あら不思議スタティックに５手目左ポケットがすんなり取れて、そのあとデッドまじりでなんとかGゲット。ムーブの正解不正解でこれだけ難易度が激変したのにはビックリ。またその正解ムーブを自力で見つけられない程度の節穴眼力にもほとほと情けなくなる。
とうわけで、こってりしぼられた東北初ジム。２時半アップで、帰りにラーメン屋オンサイトトライ。クライミングはさっぱりでもこちらの眼力と勘はなかなか冴えていて、肌寒い霧雨のなか、客の居ないわびしさ満載の店をぴたっとみつけ、こういう店は大当たりか大外れのどちらかなのだが、客は居ないながら店先に良く使い込まれピカピカのステンレスの出前持ちが置いてあるのを良しとして、のれんをくぐって頼んだラーメンは無事大吉。個性的だがまさに懐かしの日本的中華ソバの味で満足。まあこんな味わい深いお店で印象深いラーメンをたべてちょっとした旅情緒を味わえたんだから雨の中はるばる郡山まで来た甲斐があったってところでしょう。
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この記事へのコメント
1. Posted by 09 2008年08月24日 22:26
初めてのジムで、頑張ってゲットしようと意気込んでは見たものの、９級８級あたりはまあクリアしたものの、赤の７級あたりから微妙。辛いルートに意気消沈。ロープルートでは、ルーフに入る前に終わる10aＯＳ。これは甘くて5.9くらいの感じ。次に００がＯＳした高校総体女子ルートの赤枠10bにトライ。ルーフに入ったところで失速。何度かＴＲで練習してからようやく微妙でRP。最後は、００がラストでRPした赤の６級と左にある同じく赤の６級をトライしてたが、どちらも今一歩でクリアならず。営業用サービスルートがなくて、本当落ち込むぜ。サンカルでせっせと練習しよう。
