12/2 かろうじて月1のフリーメイト12/7 ”横篭洞の岩場”試登

2008年12月04日

2007年山岳遭難統計資料

 山行管理担当者として雪山シーズンインの時期はやはりなにかと遭難のことが気になります。今ふと気づいて確認したら去年もこの時期にこんな記事をかいていたのですが、あらたに2007年度の全国山岳遭難事故の統計資料がここに公表されています。
 ここ数年の傾向と大きく違うところはありませんが、山に登る者すべてが内包するリスクであり、これまで無事故だったしとか、オレ(達)だけは大丈夫とか、あの人と一緒に行けば安心、とかいう心情だけが安全装備というのではアウトです。とりわけバリエーション系、登攀系の割合が多い当会会員はこれらの資料にも目を通して、現状をしり、対策を考えておく必要があると思います。

 安全の許容範囲の狭い山になればなるほど、山が要求するレベルと自分のレベル((過去や未来ではなく今現在の))を冷静、かつ謙虚に対比ができるかどうかがシビアに問われます。特に加齢による心身の耐容度低下というのは、頭では不可避と理解していながらも、タイムマシンを持たず、また、まだ一度も死を体験していない者にとっては、全く初めての経験、オンサイトトライに他ならず、予測不能な事態がつねに待ち構えていると考えるべきです。加えて加齢過程は人それぞれさまざまというところに中高年登山者が自分の現状と近未来のレベルを正確に把握することの難しさがあるのではないかと思います。あとは自戒の意味を込めて強調したいところですが、長く山をやっていると過去の山歴や経験にこだわったり縛られたりしがちなのも要注意でしょうね。
 しかし以前も書きましたが、事故を起こさないことが最重要要件であれば登らないこと以外には解決策はないわけで、それじゃあ登山行為はなりたたない。それに近い「形而上的安全登山論」もときどき目にしますが、ascensionを共通の志として集まっているUACメンバーとしては、これまで通り不断の(まあときどきサボってるけど)トレーニングと実践的レスキュー技術習得をこれからも続けてゆくのがやはり地味ながら現実的で有効な方法だと思います。

nccnet1 at 07:44│Comments(0)TrackBack(0) 連絡 | 技術・知識

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