谷川岳

2009年10月13日

10/11 雨のテールリッジ、中央稜取付きまで

当初、9月末に予定していた中央稜だが、所用でこの日に順延。初めの内は、寒さはあるものの、まずまずの天気だろうと予想としていたが、台風通過後、西高東低の気圧配置になって、少し下方修正。強風と雲は広がっても雨は大丈夫かなと期待しつつ、前夜18時に栃木市運動公園で00と合流してベースプラザに向かう。続きを読む

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2009年09月20日

9/19 衝立岩ダイレクトカンテ4ピッチ目初見参

P9190131 "下山時ヒョングリの滝上から振り返る衝立岩" 

 2週間前3人パーティで3P目時間切れ敗退のダイレクトカンテ。参加できなかったFさんと相談して、来年初夏の日の長い季節に再チャレ、といった話の流れになっていたのだが、週明け0さんから「今回行けなかったNさんも行きたがっているから、どうせなら手応えが残ってる年内にやった方がいいよ。」との激励メールがあり、なるほどと早速Nさんに電話。5連休の都合を聞くと、日×だけど月〜水が空いていて、ダイレクトカンテOKとのこと。喜び勇んで「じゃあ台風接近なので天気見て、月か火で宜しくお願いします」と電話を切る。
 その後のやりとりで、月火だけだと心配なので、さらに「もし万一月火ダメだったら。次の週末も大丈夫でしょうか?」と追い打ち。しかし幸いNさんもモチが高まって来たようで、日曜の用事いざとなれば外してもいいことにしたので、土曜から水曜までオール○です」ということになり、5連休ダイレクトカンテベタシフトを敷くこととなる。これなら土曜から火曜までの4日間、台風が来ようが、雨が降ろうがどこかで登れる日があるだろうとほくそ笑む。
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2009年09月07日

9/5 敗退残業の初ダイレクトカンテ

P9050006 0さん、Fさんと3年越し、天気かメンバーの都合が合わないかで流れ流れて、今回6度目の正直でようやく天気もメンバーもなんとかなりそう。だだし残念ながらFさんは都合で参加できず、申し訳ないながらFさん抜きでの決行。00として嬉しいのは岩登りとしては二子中央稜以来数年ぶりにUさんとご一緒できること。Uさんは3回目、0さんは2回目のダイレクトカンテ。ベテランに2人に挟まれて、いささかというかかな〜り格落ちの00ではあるが、ダイレクトカンテ初体験の身としてはこれほど心強いことはない。続きを読む

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2009年05月09日

5/9 春の幽ノ沢事始め:V字右ルート

2009May9幽ノ沢02 "ガイドブックのいうとおり、明るく開けた幽ノ沢へ"

 Fさんに誘われて春の谷川。昨年4月以降、丸一年以上谷川にはいっていなかったし、一ノ倉にせよ幽ノ沢にせよ、雪の残り具合がわからなかったので、まあ偵察ってことで中央稜かV字右。んならFさんは昨秋含め数回登っているらしいが、まだ00が登りそびれているV右を希望。幽ノ沢では一番楽なはずだけど、これまで2回の幽ノ沢は脆いか濡れているかランナウトか、どれでもすきなものを2つ以上選びなさい、ってな感じの幽ノ沢ルールにシボられて、どっちもキビしかったのでかなり疑心暗鬼。
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2008年04月20日

4/13 西黒尾根:記録

腰痛などで少し離れ気味だった登山。古賀志や仙人ヶ岳で歩いて特に問題もなかったので、少し不安はあるものの、00計画の積雪登山に参加することにした。西黒尾根は昨年秋に登っているが、積雪期は初めて。アイスでは何度か冬山に入っているが、ピークハントとしての雪山は今シーズン初だ。登りきれるか、ちょっと心配だが、午前2時半、栃木の運動公園に集合。早めに横になったものの、眠ったのは1時間程度だろうか。おまけに仕事の夢ですっきりしない。でも、秋のときは一睡もしてなかったし、でも、雪山だしね。色々満足ゆく体調ではないものの、00、山の会のSさんの3名で、雨模様の運動公園を後にする。続きを読む

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2008年04月14日

4/13 西黒尾根:写真編

2008Apr13西黒尾根03"岩氷の山頂。透明なエビのしっぽってのも珍しい。おそらく標準的なエビのしっぽが形成された後に霧雨で水がしみ通って透明になったのだろう。”

膝痛で見送った1w前の西黒尾根、リベンジというほどのコダワリがあったわけじゃないけど、雪トレとしてストックとピッケルの使い分けなどチェックしたいこともいくつかあり、09、Sさんと、気まぐれな谷川の雨の隙をついてここんとこの定番ヘッデン発日帰り。終始霧に閉ざされ、大した写真ありませんがとりあえずの写真報告。記録は後日09アップ予定。続きを読む

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2007年10月20日

10/20 ザッテル越せず;谷川2ルンゼ滑るんぜ

2007Oct202ルンゼ2”再びここへ。2週間でずいぶん紅葉が進んだ”

 このところ、安心して週末を迎えられたことなんてあったっけ?という山屋泣かせの空模様。先々週南稜から眺めた、見るからにチョイワルどこじゃなくホンワルの2ルンゼへ土曜早朝から行くというのに、金夕から雨だし、土曜にかけて冬の先駆けの寒気も南下してくるようだし、土夜にはまた雨が降りそうだしで、心休まらず。続きを読む

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2007年10月08日

10/7 谷川岳・烏帽子岩南稜

2007Oct7谷川南稜線02二子中央稜で一応の本ちゃんデビュー以来、一年ぶりの本ちゃん。谷川は事故や落石が多いので不安が募るが、南稜は比較的易しいルートのようだし、練習してきた実績に自信を持って、そして絶対無事に戻ってくるという根拠はないが気を入れて臨む。


”←テールリッジを登る途中、国境稜線に朝日があたりはじめる”続きを読む

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2007年09月29日

9/29 谷川岳・西黒尾根

色々と仕度をしているうちに12時になってしまう。それでも3時間は寝れると横になったが、これが全く寝付けない。最近たまにこういう事態になる。目は眠いのだが、頭や体が眠りに落ちていかない。1時間が過ぎ、2時間が過ぎる。頭にきたので、2時過ぎ、起きて出発する。
西黒尾根
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2007年05月14日

5/12南稜、いや難稜・雪稜? で、再敗退

2007.5.12谷川南稜-1Oさん達と6人パーティーで、今シーズンの一ノ倉事始め。金夜ベースプラザ泊で昨夏半ピッチ敗退の南稜。2日続き寝不足の00は10時過ぎに先着。風が強い。6Fエントランスに車を停めて入ろうとすると中に歩いている人影が。
 ところが荷物をもって自動ドアをあけて中にはいると、がらんとしていて薄ぐらいフロアには人気がない。「あれ?」と思って荷物をおいて、ぐるっとひとまわりするがやはり誰も居らず、荷物もない。夢か幻か亡霊か?まあいいや、深刻に詮索するより寝不足解消が先決と、フロア貸しきりなんだからどこでも寝放題なんだけど、やっぱどうもあの人影が気になって、安心できるいつもの場所に寝場所を定める。で、寝る前のトイレに行こうとするとドアガラスにまたちらっと人影が映るんだよねえ。強風で扉が動いて自分の姿が映ったのであろうと善意に解釈し、幽霊が来てもなるべく気付かず熟睡できるよう耳栓装着で11時前就寝。続きを読む

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2006年10月02日

10/1 霧中の変形チムニー

 昨日土曜の二子山下山後、天気が朝の予想より持っているのと09の携帯電話での気象情報チェックで一ノ倉周辺は明日は曇り、とのことで0さんと予定の変形チムニーに向け、寄居で買い物のあと花園インターから土合ベースプラザに向かう。6時前に着き、まずは指導センターにいって前回、変チ、南稜ダブル敗退の時一ノ倉出合Pにふがいない結果に再訪を誓って?0さんが残置?したヘルとヘッデンを回収。届けて下さった方、保管していただいたセンターの方、ありがとうございました。

<写真:0さん提供>続きを読む

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2006年07月23日

7/23変チ沢逃げ、南稜も半ピッチ敗退

 土曜夜、3w前雨で流れた変形チムニー狙いで谷川へ。湯桧曽、土合駅に数台ずつの車。12時についたベースプラザは誰もいないで我々のみ。翌日未明、道路は乾いている。マチガ沢出合に数台、一の倉出合も数台の車。1パーティー出発準備をして天気の様子見のようだ。我々がトップでヘッデンつけて入る。
2006Jul23一ノ倉-6

右岸の夏道を10分弱のぼるとあとは雪渓の上。結構硬くて靴が滑る。テールリッジとりつきは、情報の通り崩壊した岩がめくれ上がって積み重なっている。0さんは右からFさんと私はリッジ直上の方がフォールラインをはずせそうと考えまっすぐ登り崩落部は左から巻くが浮き石もホールド似せざるを得ず、結構悪い。これは下りは懸垂が無難だろう。ここを越えた上の平坦部でフラットソールに 履き替える。続きを読む

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2006年06月05日

6/3幽ノ沢中央壁:左フェース敗退して正面フェース

2006June3幽ノ沢-3幽ノ沢中央壁左フェースも先週末は悪天で今週末に望みを託していた。4月の鹿島槍が2回流れて今期見送りだったので、意気込みだけは是非とも行きたいと旺盛。しかし記録を調べ冷静に考えれば、左フェースが楽勝のはずはない。しかも、核心Zピッチのあたりの崩落があり、登れるかどうかも分からない状況。たしかにいくら調べてもここ1,2年は、「V字右に行く途中、Zピッチあたりの崩落を確認した。登れるかどうかわからない」という報告や、その部分の遠望写真のみであり、記録は皆無。登れなかったときは正面フェースに転進の計画だが、この正面フェースとて、岩のもろさ、支点の遠さ、貧弱さ、ルートファインディングの難しさ、草付き、濡れ濡れ、と「悪い壁」「嫌らしい壁」の条件満載。
 ルート経験があり、また抜群の心身の強靱さをもつ0さんだから、こちらは恐れながらも「連れて行ってもらおう」という気になったが、逆に0さんのほうは、「死なばもろとも系」ルートであることを知っていて、中央壁初見参の初心者を誘ったと言うところが、さすがに覚悟ができているというか、アルパインクライマーの力がみなぎっているというか、すごいとしか言いようがない。私が0さんレベルに仮になったとしても、私ごときを絶対に絶対に誘わないことだけは確かである。

(写真すべて0さん提供)続きを読む

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2006年02月25日

Pカンの谷川天神尾根

2006Feb25谷川岳ここのところすっきりしない天気が続く中、移動性高気圧に覆われるわずかなチャンスが土曜日に訪れる。新たな積雪もなく雪もしまっているだろうという00の判断で冬山初心者のちいねい、はな参加で谷川岳登頂にトライ。

NCCの記録はこちら


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2005年05月29日

はじめての幽ノ沢:V字状岩壁左ルート

尾崎さんからメールで流れたV字左の計画。いったことのない幽ノ沢なので興味大。ルート集をみるとIV級またはIV-・・・うーん何とかなるかな?しかしコメントをみると、「上級者向き」と書いてあるし、濡れていて悪い核心ピッチが、良くある「日本全国IV級A0」、ではなく「V-A1」というところが引っ掛かる。インターネットにも極めて記録は少なく、何より写真情報が乏しく、核心部近辺の写真は皆無である。いずれにせよ自分にはハイレベルすぎるようなのでしばし迷ったが、エキスパートに連れて行ってもらえるまたとないチャンス。いざとなれば、ダブルロープだから一方をフィックスにしてもらってユマーリングでぬけられるかなと思い、参加させて頂くことにする。
 
5/28
4:50新道奥マチガ沢P発−5:35〜50旧道幽ノ沢出合−6:50〜7:05カールボーデン岩上−9:25核心P大滝とりつきー10:25核心部上−12:40堅炭尾根−13:45芝倉沢−14:55JR巡視小屋−16:00新道マチガ沢P
(写真:尾崎さん)

V字左-2続きを読む

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2005年05月06日

残雪期厳剛新道〜西黒尾根

 木曜深夜発で00,07パーティーで谷川岳へ向かう。正確に言うと天気次第で谷川にするか、会津駒にするか相談しつつ高速道路入口で結論を出し、雪の緩斜面の登降に終始する会津駒ではちょっと単調ということで、谷川岳に決定する。実はこれまで完全に雪に覆われた西黒尾根しか歩いたことがなかったのだが、残雪期は鎖場のある岩稜帯を交えた、ちょっとしたミックスになり、場合によってはロープも出した、というようなインターネット上の情報を見て興味を覚えたのであった。ついでに残雪豊富な今期、まだ歩いたことのない厳剛新道の急斜面を登ってみようと言うのが今回の計画である。
谷川1続きを読む

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2005年03月21日

谷川岳一の沢二の沢中間稜

09fb9e54.JPG3/20 0さんにお誘いをうけ、谷川岳の雪稜デビュー戦となりました。

中間稜1続きを読む

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