技術・知識

2009年10月25日

10/24~25 実践ロープレスキュー講習@古賀志

PA250480 今春の総会での議決通り、堤プロを招請しての2年ぶりのレスキュー集中講習。本来毎年やりたいし、やるべきだが、経済的事情でやむを得ず隔年実施。年1回でも、その時だけやりっ放しでは、実践的知識技術として定着せず、たいてい「前にやったことをすっかりわすれてをりマシタ。日頃繰り返し練習しないといけないと思ひマシタ、まる」という、ホント笑ってしまうほど誰が書いても紋切り型の反省文、いやいや反省文までも行かない感想文でおわるしかなく、またこういう感想文を書くときはまず大抵、次の講習まで自主トレはせず、異口同音同じ感想文が延々と書き継がれて行きがち。なので前回同様レスキュートレ集中月間を設け、9/30夜サンカルで一回、古賀志で、10/1218と3回のプレトレの上で講習本番を迎える。
 
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2009年07月13日

7/13 ホームメイドカムコンテスト

手作りカム rockclimbing.comにトランゴが開催した"2009 Homemade Cam World Cup"の記事がのってました。
 きっとトランゴは、新製品のアイディアをこんなところからゲットしているんでしょう。

 感心したのはちゃんと破断強度テスト結果まで報告している事。

 「笑えるスコア」は個人的には右上のがダントツだけど、冒頭写真の左下のカムなんかは強度クリアすれば、カムヘッドの幅を小さく出来そうだし、キャメロットみたいに全開状態でのボトミングに耐えるだけの強度も出せそうなデザインだから、エイリアンの対抗機種になるんでは?続きを読む

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2009年07月07日

7/7 ジョン・バーカー死去に思う

7/5 ジョン・バーカーがフリーソロ中に墜死したそうです。

 歴史的な名前という程度の認識しかなかったけれど、1957年に生まれて、70年代以降ずっと、つい数日前まで致命的なミスなく高難度のフリーソロを実践しつづけていたことに驚愕です。

 フリークライミングのルーツはスポーツではないと、そしてすべからくクライミングは生の燃焼のために死に近づくというパラドックスとカタストロフィーを内包する行為であると、あらためて再認識。
 みんなにこにこ楽しいクライミング、とか、安全なスポーツクライミングの「正しいルール」なんてのは、方便であってやっぱどこか欺瞞的だよね。
 劣等感はべつにないけれど、そういうルーツの事はいつも頭の片隅において、自分がやってんのは、いや目指しているものですら徹頭徹尾「クライミングごっこ」であることをわきまえていたいもんです。続きを読む

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2008年12月04日

2007年山岳遭難統計資料

 山行管理担当者として雪山シーズンインの時期はやはりなにかと遭難のことが気になります。今ふと気づいて確認したら去年もこの時期にこんな記事をかいていたのですが、あらたに2007年度の全国山岳遭難事故の統計資料がここに公表されています。
 ここ数年の傾向と大きく違うところはありませんが、山に登る者すべてが内包するリスクであり、これまで無事故だったしとか、オレ(達)だけは大丈夫とか、あの人と一緒に行けば安心、とかいう心情だけが安全装備というのではアウトです。とりわけバリエーション系、登攀系の割合が多い当会会員はこれらの資料にも目を通して、現状をしり、対策を考えておく必要があると思います。続きを読む

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2008年03月05日

今春以降に登場予定のclimbing gears

 今年1月のアメリカでのアウトドアメーカーの展示会(Outdoor Retailer Winter Market 2008)でいろいろ今後登場予定の製品が紹介されていました。昨夏の展示会でもいろいろ興味深い新製品あり。続きを読む

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2008年01月28日

SICK進化のヒント:ロシアンアイスフック技術

 登山家竹内さんのブログに写真で紹介されていた、ロシアンアイスフック:ここをクリック。 
 アイスフック自体も鍛冶屋さんにつくってもらうなど、我がSICKのNさん自作のメタルアックスを彷彿とさせるが、それより興味があったのは、このアイスフックにエイダーをつけて、そこに足をのせてのぼってゆくという、いわばアイスエイドテクニック。
 SICKでは当初より、アックスは石斧でいけそうだが、アイゼンとアイススクリューをどうするかが、未解決の大問題。スクリューは五寸釘を石で打ち込んで代用、あるいは恐ろしく時間がかかるが事前に氷にスリングつきの石を埋め込んいわば、ヌンチャクプリセット状態としておくとか、アイゼンは細石器の技術で木の板にモノポイント風に石を固定、あるいは靴底に剣山、わらじ、などの案が出されていたが決定打がなかった。 このエイドテクを使えば、アイゼンに関してはさほど強度や貫通力がなくても剣山など、ある程度フリクションがあれば大丈夫だと思われる。
 さっそくN製作所に持ち込んで相談しなくては。



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2007年11月29日

2006年の労山関係事故分析報告書

 日本山岳レスキュー協議会HPの「報告書」のページ、および東京都勤労者山岳連盟のHPの「遭難対策」のページに、それぞれ2006年の山岳遭難事故分析結果報告書が掲載されています。
 報告書から遭難防止特効薬が処方されるわけではありませんが、年々労力を費やして作成されているこれらの「事実」を認識しておくという姿勢は、ともすれば「自分(だけ)は大丈夫」と陰に日向に根拠のない迷信確信が形成されがちな我々にとって大変重要な確認作業だと思いますので、各自是非見ておいてください。続きを読む

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2007年11月12日

西上州の一本岩初登頂のニュース

 山野井さん、大内さんが、未踏峰といわれる西上州の岩峰登頂に成功したとのことです。エキスパートが「落ちたら死ぬ」60mに2日かけたというのだから、相当な危なさだったこととおもいます。きっと誰かが第2登を考えるだろうなあ。
 

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2007年11月04日

11/3,4レスキュー特訓@古賀志

2007Nov3,4Rescue1201、00で参加した堤氏のレスキュー講習はすでに2年前。去秋も是非アセントクラブで指導を受けたいと思っていたがなかなかメンバーの都合が合わず見送り。今秋こそとなんとかスケジュールをやりくりし、唯一堤さんのスケジュールが空いているこの週末に古賀志でのロープレスキュー講習実現にこぎ着ける。
 そうと決まるとやはり、厳格な指導で名高い堤さんの講習、覚悟が決まるというか事前からビビるというか、皆々熱心にレスキュープレトレに励んだのであった。そして11/3、01が堤さんを鹿沼インターまで迎えに行く間、のこりの87、66、09、00は7時半古賀志着で、不動岩左奥の一般ルートにフィックスを張って、昨夜サンカルでの最後の一夜漬けに続き、最後の直前付け焼き刃特訓に余念がない。
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2007年10月29日

10/28 飽きもせずレスキュープレトレ@秋も来ぬ藤坂

 昨夜のサンカルに続き、レスキューシナリオ検討のため、今日も今日とて飽くことなきレスキューオタク外岩へ出張ることに。
 台風がらみで夜半まで存分に降った雨、上部に草付きのない藤坂の方が古賀志より乾きが早かろうと、運動公園で合流した01、00、9時半過ぎに藤坂に到着すると既に数パーティーのクライマーが首都圏方面よりお越しの模様。続きを読む

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2007年10月25日

「岩角テスト」と登山用ロープ強度規格

 ダブルロープ(正確にはダブル・ハーフロープ)Mammut Phoenix 8.0m購入の際、エーデルワイス・Oxygen 8.2mmと比較検討し、Oxygenは「岩角テスト合格」とあって惹かれたのだが、ICI宇都宮の新しい店長さんに聞いたところ、国内で販売されている登攀用ロープはすべて、「岩角テスト合格」とのことで、大事な点なのであらためて再確認してもらったうえで、値段と外皮の丈夫さと、50gの軽さ(?!)から、Phoenixを選んだのだが、この辺の具体的な内容を調べた結果:
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2007年10月21日

10/21秋晴れ古賀志でレスキュートレ

なぜかここのところ、早朝起床の予定で寝るとなかなか寝付けないという事態が続いてたが、この日も、白根山山行に向けて早く横になったのに全く眠りに入らない。3時前におきだして予定より早いけど出かけようとすると、一通のメールが。66より、古賀志でのレスキュー訓練やりましょメール。66も帰宅が深夜のようらしく早い時間は無理ということで、お昼前くらいの集合でメールして、不眠山行しなくて済むとホッとして再び横になる。続きを読む

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2007年09月26日

シャルレのアイゼンリコール

 そろそろアイスを考える季節ですが、去年購入検討していたペツル/シャルレのサルケンが強度不足で製造中止、回収となりました。軽量だし、あの前爪は雪と氷両方いけそうで岩雪氷ミックスのアルパイン用にとても魅力的だったのですが。改良版登場を期待したいところ。
 ところでアイス用のダーツやダーツインは大丈夫なんだろうか?



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2007年07月11日

"On-site" or "On-sight", that is the Question.

 あの漫画「オンサイト」のタイトルに”On-sight”と併記してあったのでアレと思いました。00個人的には、何の準備もなくその場で一撃ってかんじで、何となくオンサイト=On-siteだと思っていたけど、On-sightと解説している本やインターネットも多数。海外のサイト(あ、この場合はsiteね)でも、どちらも使われているようでややこしい。続きを読む

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2007年07月07日

テーピング考

 手首の捻挫に初めてテーピングテープを使って以来、その効果のことが気になっていたのでいろいろ試してみた結果:続きを読む

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2007年05月18日

エイリアンの破損

 エイリアンのメインケーブルが、安全限界以下の荷重でもカムヘッドからすっぽ抜ける可能性があるようです:JFAニュース

 JFAニュースの元ネタである米国のクライマーのフォーラムの方が、信憑性は別として、情報が早早く、ちょっとのぞくとメーカーの品質管理への懸念が議論されているようです。

 破断したカムの写真や最近の情報はここをクリック!
 この写真のテストでは、公表安全限界2200ポンドに対して900ポンド(約400kg)の荷重で離断したようで、これはたしかにリードの墜落ならあり得る数値ですね。続きを読む

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2007年02月24日

2つの石斧

 チキンファイター、アインシュタインのクローズアップ写真。
チキンファイター1チキンファイター2








チキンファイターアインシュタイン

そういや、ハンドアックスアインシュタインは、曾てのアイスメスの擬似先祖帰りてところか?

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2007年02月15日

We are SICK for ice ?

2007Feb11足尾アイス-11”会心の石器登攀を終えた満足感ただようワンショット。有史以来はじめて足尾黒沢F3がダブルストーンテクニックで登られたのだった。”

■2007.Feb.11 Sunday; 足尾黒沢F3にて突如設立の「石器氷壁登攀研究会:SICK」
 
 すでにシングルストーンテクニック(片手はノーマルアックス)、ダブルストーン(両手石器)、から、最高峰難易度のダブルストーン・ノーアイゼンなどのスタイルが制定され、使う石器も、未加工石に始まるも直ちに打製石器まで進化。そして将来的には磨製石器も登場するだろうと予見。また人類の道具の進化の過程をトレースして、当然の事ながら、ストーンアックスを木の柄に固定して打撃力を高め、まさにプリミティブアイスアックスとそして使ってみるプロジェクトも着々と進行中。
 石器氷壁登攀のお作法としては現場にある石を使うのが原則。他所であらかじめ石を探して持ち込んでくるのは、「他山の石」として、これをA0と見なす、というような、なんとなく聞こえはいいがなんのこっちゃ意味不明のルールまで先走って制定。
 氷壁登攀に適した種類、形状の石を的確に見つける技術知識経験、石の握り方、氷の打撃の加減、氷へのスメアリング、果ては氷に石を埋め込んでチョックストーンとしてプロテクションまで取るなど、技術的にはきわめて多彩で奥深い。最新のアックスを求めることに奔走することなく、登攀の本質を味わうことが出来る。
 今後の課題は、まずリード出来るだけの確実性。そしてグレードIV級以上、できればV級の氷壁の登攀技術の確立。そしてミックス壁への展開。さらにアイゼンからも離脱して、石や、(何故か)剣山を靴やわらじに装着する方法の開発、といったところか?

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2007年01月27日

黒沢落石のほかにもヒヤリハット

土曜日の黒沢、F5に着いてからの落石にはヒヤッとしたけど、その前にも個人的なヒヤリハットがあった。続きを読む

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2006年12月17日

12/17 地図読み山行@古峰ヶ原

 土曜アイスで21時過ぎ帰宅のあと、日曜の県連登山学校の地図読み山行講習引率のため、目覚ましをセットしてそそくさと寝る。連日4時起きは厳しいが少し早めに行って下見をしておく必要もあり仕方ない。夜半、ふと目をさまして時計を見ると「8時!?うわっ大遅刻だ」、あっという間に目が冴えて慌てて飛び起きて「相当待ってンだろうなあ。先に行って下さいったって、コース指示してないからオレがいかなきゃスタートしようがないし、うわっ、どうしよう」とうろたえつつ窓の外を見るがまだ暗い。壁の時計をみたら2時。何のことはない昨日のうちから目覚まし時計が止まっていたのであった。どっと安心して改めて4時にセットしてニ度寝し、今度こそ4時に起きる。続きを読む

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2006年11月05日

11/5 古賀志:岩トレとボルト打ち換え

 7時半すぎ、昨夜の雨で多少濡れの残った不動岩右フェースに00,01,09,そして風邪でマスク、ごほごほの87集合。新人クラック経由でトップロープを張りネコまたII、ねこまたIII、凹状フェース、ドライアイス、タケちゃんなど練習。続きを読む

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2006年10月29日

10/29 岩場搬出訓練@古賀志

 引き上げ、引き下ろしがメインの今回の古賀志での県連救助隊の岩場搬出訓練、参加者はUACから00、01、87、山の会からSさんTさんM男さんM子さん、ハイキングクラブからYさん、ヤッホーうつのみやからSさん、そして特別参加してもらったもらさん@NCCの10名。続きを読む

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2006年09月26日

1997年の墜落事故の報告書から

 しっかり記録された遭難事故の報告書は、自分の山の安全を考える上で貴重な資料となります。そのような記録を見つけるたびに、ここで紹介しています(2005.4.13や2005.8.5の記事参照→カテゴリー欄の「技術・知識」。)がこれもその一つです:ここをクリック!

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2006年08月25日

Trango Scorpion / Cassin X-ICE

地表は猛暑にうんざりでも高層の大気は秋近しをつげ、フリーもまだろくな成果もないうちから、もうそろそろアイスが気になり、新製品情報を探る今日この頃。

Trango Scorpion
Cassin X-ICE

今秋←これやら↑これが日本上陸すれば実物チェックしてみたいところ。重さと見目はよさげ。最新のトレンドより刃先の角度が強いのがちょっと嬉しい。2万台前半ならなおのこと。

しかしX-ICEのシャフトカーブはなんだかスゴい。これでホントにバランス良く打ち込めるんだろうか?

今年もまた昨冬のように早いシーズンインとなってくれるといいのだが。

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2006年08月23日

ガイド引率登攀の安全性に関するブログ記事

 八ヶ岳山岳ガイド協会のHP(ここをクリック!)に付随したブログに、8/17日付けで「無謀登山、いやガイド?」というタイトルで、ガイドが登攀ルートで複数のお客さんを数珠繋ぎに一本のロープで繋げてのぼらせることに疑問を呈する記事がのっていました。

 元をたどるとどうやら、北岳バットレス4尾根でそのような光景に出くわしたことが発言のきっかけのようです。
 「生と死の分岐点」では、氷河や急な雪面でのコンティニュアスの行動では、ひとりがクレバス転落あるいは滑落するともう止めきれない、とかかれていましたが、登攀ルートの場合はどうでしょうか?
 スタッカートで且つ、複数の人間の静荷重あるいは墜落荷重に耐える確実な支点が要所要所にあるならば、ガイド、クライアントそれぞれの技量とルートの状況によっては大丈夫な場合もあるでしょうが、ここで表明された懸念はもっともな気がします。ガイドの身内に対する勇気ある発言として、今後ガイド協会内での議論の進展の有無に注目しています。

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2006年08月21日

Kong Ghost

 便利だけど殆どマルチピッチでのセカンドのビレーにしか使えなかったジジのあと、ルベルソがオートロック付きビレーデバイスのスタンダードになったのはご存じの通り。とにかくルベルソは一世を風靡し、そのうち100円ショップでもカラビナやチョークバッグに次いで模造品が売られるのではとおもうほど。実際、なんとフリクラのゲレンデでもルベルソを使っている人を見かけるからねえ。オートロック機能を使わないビレーデバイスとしてならATCのほうが使いやすいと思うけど。ルベルソだとATCに比べてロープの送り出しも引き込みも、遊びが大きくタイムラグが大きい気がする。やはりこれはあくまでマルチピッチでの便利グッズでしょう。続きを読む

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2006年07月02日

7/1、2県連MFA講習会(&サンカルにちょっと)

日本で死亡原因の第五位にランクされる「不慮の事故」 。その内の40パーセントは死亡を防げた可能性があるらしい。MFA(Medic First Aid)とは怪我人を発見して早期の段階で適切な処置を施すための救急救命救護法ということだ。続きを読む

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2006年04月24日

4/24鹿島槍気象判断の経緯

 山の撤退の判断自体は容易であり、出発前に撤退を判断する限り事故は起きないが当たり前のことながら山にもゆけない。どこまでのリスクを容認するかという当事者のスタンスが結局問題であり、命よりも山に登ることが大事という情緒ではない信念がある人は別として、なるべく穏健に?山と社会生活を両立させようと思っている多くの登山者の規範はやはり「勇敢なパイロットと老練なパイロットはいるが、勇敢で老練なパイロットはいない」という格言ということになるだろう。……………このようなことをくどくど書くのも、所詮、撤退を正当化して後悔を紛らすための手管ではあろうが。
 
 アルパインの死亡リスクが巷間0.1%とささやかれていることをとりあえずの根拠にすれば、個人の経験や判断で、1/1000のリスクとその2倍の2/1000のリスクを弁別できるとはとうてい思えない。
 ベテランあるいはプロガイドを含めたエキスパートで1/100のリスクレベルを判断でき、経験の浅い登山者だと実感できるリスクレベルは死亡確率1/10(これは昔のヒマラヤ登山の死亡確率)あたりではないかと思われる(なんの根拠もないが)。1/1000のレベルのリスク判断は、一万回登攀的な山にいって生き延びている人ならば経験と知識で的確に判断が可能かもしれないが、やはり通常の個人の経験の範囲や、直感や本能では無理であると考えるのが妥当だろう。
 だから山のリスク判断は主観に頼ってはダメであり、それはあたかも虫眼鏡で手のひらにくっついている細菌の姿を探そうとするようなものではないだろうか?

 さて、0さんにお誘いいただき、しかし結局天候判断で2回流れて実施に至らなかった鹿島槍東尾根。今冬期は雪山遭難や事故がおおかったことから分かるように、積雪状況が例年と異なるので判断が難しかったが、中止を判断した課程は今後の参考になるので、以下に抜粋しておこうと思う。一人の経験は頼りにならなくても多くの仲間のアドバイスや情報、意見交換は本当に心強いものだと改めて思う。続きを読む

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2006年03月25日

3/25雪上搬出訓練

 県連救助隊の雪上搬出訓練。01、00は県連事務所で装備を積んで01号で8時集合予定の那須大丸温泉に7時過ぎに到着。UAC入会したての87も7時半到着。その他各会合わせて12名。既に除雪が進んでいてロープウェイ駅まで車で入れる。ここからわずか歩いて峠の茶屋にて、樹林帯の急斜面で滑落した負傷者をヘリ救出可能な場所まで引き上げると言う想定で、梱包〜ストレッチャーで3ピッチの引き上げを行う。続きを読む

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2006年02月14日

猫背のクライマー

 いつぞやのアイス帰りのYさんとの会話;「クライマーは猫背になるのよ」「へ?ほんと?そんな話きいたことないけど」「そうなの、岩にしがみつこうとするあまり、身体を屈曲させる筋肉ばかりが強くなってそういう姿勢になるわけ」「なるほど」「長くクライミングやっている人で結構猫背の人いるでしょ?」
 なるほど理屈は通っている。しかしそういう理屈以上に、「猫背のクライマー」という言葉自体のもつイメージが忘れ難い強い印象として残ったのであった。背骨だけでなく、腕も指も屈曲してゆき、背中が曲がり肩を丸め肘も指も折り曲げ、しかし視線は上を見上げて---そんな姿勢でこの世の中を生きてゆくクライマーというのは、決して陽性のイメージではないしフリークライミングのゲレンデには似合わないけれど、アルパインクライマーのイメージとしてはなにか納得できるような気がしませんか?

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