2004年04月09日

『日本文学どっとコム』(おうふう)

本書は、日本文学や日本語学にかかわりを持つ学生や学校の先生、さらには研究を専門とする方々を対象とした。勿論、すでにパソコンに習熟している者にとっては自明の内容であろう。だがすこしでも関心があり、パソコンをしてみようとか、持ってはいるものの、もっぱらワープロ機能しか利用していない、といった方々には、入門からインターネットを用いての情報収集、さらには自己の情報発信としてのホームページ作成の方法にいたるまで、具体的な事例に添いながら解説した。また、使い慣れていても、思いがけない利用方法があることも発見し、新たな情報収集をし、研究に大いに活用してほしいと願っている。  続きを読む
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2004年03月12日

『国語教師のパソコン』(エデュカ)

 パソコンがようやく市民権を得だした80年代後半に執筆された、国語教師向けパソコン活用書。当時、日本語関係者を対象としたパソコン関連書はほとんどなく、この分野でのパイオニアであるといえる。脱稿から出版までやや時間がかかってしまったが、出版された時点でも、まったく古さを感じさせなかった。ハード・ソフト・ネットワーク環境が飛躍的に進歩した現在では、さすがにその面での古さは蔽いようもないが、この本で述べられた基本的な発想や理念は、今もその輝きを失っていない。  続きを読む
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「人文科学データベース研究」(同朋舎出版)

人文科学分野におけるコンピュータ利用について、基礎から応用まで広範に取り上げ、考察するものである。  続きを読む
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『源氏物語別本集成』(おうふう)

 『源氏物語』の本文研究の歴史は古く、世尊寺伊行が初めての注釈書『源氏釈』をまとめた院政期からすでに始まっている。本格化するのは、鎌倉期になってのことで、源光行・親行の親子による河内本、藤原定家の青表紙本の出現によって、人々の本文への関心は急速に広まり、数多くの注釈書の作成とともに多方面の研究が活発化してくる。室町中期以降、定家の青表紙本は流布本としての位置を占め、以後今日までその系統で読むのが当然として受け入れられてきた。しかし、物語の成立以来本文の伝統には紆余曲折があったし、青表紙本へ淘汰される道程は同時に数多くの本文が消滅していく歴史でもあった。今日残される源氏物語の書写本はかなりの数にのぼるが、その大半は定家本の系統である現状を見ればその様相が知られるであろう。  続きを読む
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『CD-ROM角川古典大観 源氏物語』(角川書店)

 『CD-ROM 角川古典大観 源氏物語』は、大島本源氏物語を底本とし、河内本、別本の本文を収録し、巻を追って物語を読むとともに、本文の相互対照、語彙等の多様な検索ができるようにしたものである。  続きを読む
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2004年03月08日

日本文学データベース研究会とは

 日本文学データベース研究会(略称NDK)は、日本文学・日本語学を中心とした人文科学分野におけるコンピュータの活用方法や諸問題について考えていくことを主たる目的としています。  続きを読む
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