肩までまったり。

ROCK TO ROLL BUT ALSO ROLL NOT TO BE A ROCK! katamade-mattari means “relax deeply” in Japanese.

日比谷から銀座へ、てくてく。
六丁目の夕陽。

barの開店までギャラリーなど冷やかす。

今夜の店はbar耳塚。

チャームは熱々のオニオンスープ。デミタスカップでサーブされる。これがとても美味しいのである。
まずは喉が渇いているので、ごくごくっと飲めるさっぱりめのロングカクテルを下さいな、というオーダー。自家製レモンウォーターと隠し味のパスティス51などが奥深い味わいの一杯。うまままー。

こちらのお店もたいへん心地よい接客。
バックバーのボトルに走らせる視線から、スコッチ好きとばれる。
ふだんはシングルモルトしか飲まないのですが、と言うと

「ブレンデッドでもなかなか美味しいの、ありますよ、どんなのをおこのみですか?」

スペイサイドだとロングモーン、島物ならジュラとかハイランドパークですかね。

「オフィシャルボトルでお好みなのは?」

ダルウィニー。

DSC_0541コトリ。
置かれたボトル。

「シンジケートっていう、ブレンデッドです。ブレンデッドですが、シングルモルト比率が高くて、飲み応え、ありますよ」

へえ。面白そうなモルトですね。ぜひぜひ。

「飲み方は…」

ストレートでお願いします。
香り、味わい、たいへん好みである。
帰ってから調べると、私の好きなモルトばかりでブレンドしてあるじゃないか!
と判明。ブレンデッドの美味しさの片鱗を感じた。

最終の新幹線で帰る前に、お土産も買わなきゃなので、あと一杯だけで帰らなきゃならないことを告げ、〆のボトルを相談。
DSC_0542オルトモアとグレンエルギン。
どちらも興味深かったのでハーフで頂く。オルトモア、すごく好みであった。

グレンエルギンも美味しいんですが、オルトモアのほうが圧倒的に好きです。

「麦麦っとした方向性がお好みのようですね」

脳裏に流れたのはもちろん中島みゆき様のあの曲「麦の唄」。

むぎむぎ!
ごちそうさまでした。

DSC_0536丸の内から日比谷方面へ。
ちょこちょことギャラリーを冷やかしながら歩いていると、ゴジラがいた。
ベタな被写体なので一応撮影。



DSC_0539で、ベタな3時のおやつ。インペリアル・パンケーキ イチゴ添え、である。
飲み物もハーブティーが飲みたいにもかかわらずベタを追求してアイスチョコレート。こてこて。
パンケーキはふつうに美味しかった。
ホイップバターとメープルシロップはたいへん美味しかった。
このシロップとバターがあれば、色々と捗るとおもう。
ごちそうさまでした。

DSC_0511みなとみらいの某ホテルの深夜。バルコニーに出ると、浜風が気持ち良い。
明かりの消えた観覧車もおつである。



DSC_0524朝の訪れを告げるのはニセカモメ音声と本物霧笛。
カーテンを開けると、やはり観覧車とベイブリッジのベタな風景がある。昨日から観覧車の時計で時刻確認している自分に気づく。やはり人間は大きなものに全幅の信頼をよせてしまうものなのである。ロンドンならビッグベン、みなとみらいなら観覧車。ベタである。
良いのだ、今回のコンセプトは「超絶ベタツアー」なんだから。

オレンジジュースをソーダで割って、目覚めの一杯とする。

だらだら過ごしてお昼ごはんは、蕎麦、なのである。平日の昼間から蕎麦屋で一杯。ここ利休庵は肴が充実しており、しかもクオリティ高い。
DSC_0526鰊と茄子の炊き合わせ、玉子焼きでいただく冷酒。
最高。




DSC_0527冷やし鰊そばと冷やし利休そば(おかめそば)。
ランチには季節のご飯ものがつく。これまた良い味。ちゃきっとした接客も心地よい。鉄瓶ごとサーブされる蕎麦湯も素敵。
ごちそうさまでした。

雨上がりの夜の関内。
風情を楽しみながら、吉田町のBar Nobleへ。
端正な佇まいの、正統派バー。
まずはモヒートとベリーニで乾杯。(画像なし)

DSC_0505二杯目はそれぞれ「グレート・サンライズ」、「ブラッディ・メアリー」。
こちらのオーナーが世界一を獲られたオリジナルカクテルと、定番カクテル。
どれも非常に、美味しかった。
接客はきりっとした中にしなやかな柔らかさを持ち合わせた、好みの感じ。
良い店だ。
ごちそうさまでした。

DSC_0500部屋番号は4桁ぞろ目。
縁起良い。
そうしてベタな夜景。
これだ、これを求めていたのだ。
地元民の友人をして、あまりにベタすぎるが故に未体験だったので、この際体験してみたいといわせたほどの、超絶ベタな夜景である。

DSC_0502観覧車とベイブリッジをつまみに、軽く部屋飲み。
最寄りでゲットしたフレッシュチーズ3種類、生ハム、サラミ、レバーペースト、ルッコラ、キュウリ、ドライフルーツ、キノコのマリネ、シーフードのマリネなどなどを盛り付け(フォールディング・ナイフ大活躍)、トラピスト・ビールで乾杯、しようと思ったら栓抜きがない。カトラリー類は頼んだのに。コールして持ってきてもらう間、酔心 氷割り原酒にてとりあえずの乾杯。白ワインぽい日本酒。氷を浮かべて飲む用に造ってある、夏の酒である。

ここまでベタだと夜景もつまみになるんだなーと実感しつつ、本格的に飲みに繰り出す相談。

DSC_0497天ぷら 深町で正統派江戸前天ぷらを堪能したあと、てくてくと駅方面へ。
PCP辺りで一休みしてコーヒータイム。
三茶へ移動。初玉置さん、なのである。
友人は気合いの入った玉置浩二ファンなので、チケットを確保してもらったというわけである。

初玉置さんの衝撃、というか、染み込み具合というか、これはなかなか文字にしづらいのだが、気付けば(♪メーロディー)って脳内再生もしくは鼻唄あるいはハミングなどしてしまうという具体的事象からお察し頂ければ。
ツアータイトルは「Amour」、さまざまな愛をハイクオリティに歌い上げ続け、MCはメンバー紹介以外は一言も発しないものの、和やかな穏やかな雰囲気は伝わるのであった。
なお、セットリストは私のような初心者にも楽しめるものであったが、友人に言わせると内省的で渋めの選曲であったらしい。
DSC_0501終演後は小雨が降り始めていたのでちょうどやって来たバスに飛び乗ったものの、道路も渋滞気味だよね、ってことで田園都市線→大井町線➡東横線でみなとみらいまで。
駅直結のホテルはべんりである。

画像はでっかい剣さん。
かっこいイーネ。

DSC_04888月最後の日曜日。古い友人が八重洲南口の新幹線改札を出たところで待ってくれていた。ハイタッチを二回。すぐに向かう先は奇跡的に予約が取れた「天ぷら 深町」。
東京天ぷらナンバーワンの呼び声高い、有名店である。
こじんまりとした佇まいの引き戸をカラリ。
迷ったらいちばん高いやつ、の掟に則って、定食No.2。
とくに美味しかったのは、とうもろこし、アスパラ、れんこん、穴子。
DSC_0489ビールを瓶で。久々の再会に話が弾む。ビール追加。たらふく飲み食いして、のんびり寛いで、デザートは桃のソルベ。
こちらにくる道すがら、街頭で無料配布してる福島の梨をもらったとき、福島と言えばでも桃だよね、と話していたのでタイムリーであった。
ごちそうさまでした。

おととい、夏シフトでの業務に区切りがついた。
まずは身体のメンテナンスということで、予約しておいたゴッドハンドのもとへ。前回初めて施術してもらったときに、背中のごりごりした強張りはほぼ気にならなくなってはいたが、やはり疲れが溜まっていたのである。疲れが溜まると、例のスキー事故による古傷(右膝の内側側副靱帯損傷)のためか、寝相次第でしびれてしまうのだった。夜中に、左膝を伊調、右膝を吉田にホールドされ、惜しくもメダルを逃す、そんな痛みなのである。(この比喩で痛みの度合い、お分かり頂けるだろうか。)

一時間たっぷり、ほぼ力を入れることなく、しかし的確に私の凝りや歪みは整えられ、スッキリ。
帰宅して寝落ち。(時間を気にしないお昼寝って、贅沢!)

夕ごはんはちょっとゴージャスに。




DSC_0483いつものように今日のおすすめの、お魚はなんですか?と尋ねると、
「鮪です!」と即答され。どんっと塊で見せられ、
「赤身、中トロ、大トロ、お好きな辺を指差して頂ければ」
って言われたら、指差しちゃう。(ちなみに画像は中トロ)

これがまぁ、きめ細やかな、蕩けるような、コクがありながらもくどくなく、大変美味。

後で来店された知り合いの方が「今日のオススメなに?」っておっしゃったとき「鮪です!」って、板さんと異口同音で。
で、その方も一口モグモグし、目を輝かせ、「こりゃほんと、旨いね!」

わたしはサザエの壺焼きの汁をすすりつつ、ニッコリ頷く。


DSC_0485

今夜の話題は「カープ優勝セール」について。しかし、どこかで(いや、まだまだ手放しで安心はできない)という思いも共有する我々なのである。

さて、スッキリ復活して、日曜日。
変な魔球みたいな進路の台風を蹴散らす意気込みで東京へ乗り込むところ。
待ちに待った長期オフ!!!
(のぞみ車中にて記す)

追記
うとうとして目覚めると、静岡県であった。
霧しぐれ富士をみぬ日ぞ面白き (芭蕉)

今日は、霧でも雨でもないけど。
晴れてて、富士山だけが雲隠れしてる。
山の形の、雲。(寝起きなので画像は無し!)


229004008たぶん廃盤になってるこの1枚っきり、ティーンのころに、小遣いで買ったのだった。
バードや、ビル・エヴァンス、ジャコやクインシー・ジョーンズの作品でたくさん彼のプレイは聴ける。
ハーモニカの巨匠であるが、幼児のころからセサミストリートのテーマを口ずさんでたわたしにとっては、ハーモニカの音色のイデアは彼の音なのだった。

さて、このアルバムのよいところ。
それはアルバムのジャケットである。
彼の奏でる音色は、この画像の醸し出すイメージと、私のなかでは完全に一致しているのだ。
ウォームだけど透明で、甘いようでさっぱりしていて、熱があるのに涼やかなのである。

ちょうど今時分、盛夏をやや過ぎた午後。実家の自室で聴いていたものだ。

東南東の窓を開け放つと、白昼の太陽に熱せられた大気が、満ち潮とともに吹いてくる海風によっていくぶんひんやりと和らぎ、二階テラスの青々とした葉物類を揺らしたあと、なんとも心地よいマーブル状のうねりとなって、わたくしの頬に当たる。
瞳には小波のきらめきがまぶしい。
クラッシュアイスをぎっちり詰めたグラスに、ピッチャーから注ぐアイスレモンティー。(国産無農薬ノンワックスレモン使用)

そんな夏の昼下がりを、しばらく味わってなどいないのだが、トゥーツ・シールマンスのこの一枚さえあれば、いつでも「そこ」に立ち返れるのであった。
ご冥福を祈りつつ、明日の昼にでも聴き返そう。

もちろん選曲も最高である。

1 アイ・ドゥ・イット・フォー・ユア・ラブ
2 マイ・リトル・スエード・シューズ
3 ユー・アー・マイ・ブルース・マシーン
4 ダーティー・オールド・マン
5 おもいでの夏
6 ブルーゼット
7 マスクラット・ランブル
8 ムーチ
9 ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ
10 ジェントル・レイン
11 愛は面影の中に
12 ビッグ・ボサ
13 ベン
14 バッド・ガール
15 ラブ・リメンバード
16 オールド・フレンド



トゥーツはビリー・ジョエルの楽曲を多くカバーし、ライブにもゲストとして招かれている。
カバー曲としては「Honesty」がいいかな、と思ったのだが、あえてこちらのライブ動画を。





日曜日、朝。
起き抜けに、やり投げ を観ながら滂沱している。
きちんとライブで観てるってのも、あるんだけど、やはり陸上競技の中でも、やり投げ、かなりグッとくるのである。

そりゃ、棒高跳びとかも、かっこいいんだけど、ブブカ辺りからの風潮としてショウアップ感がちょいとある気がして、ふつうの感動に留まるのに対して。

やり投げ。
なんともシンプルである。
いや、そりゃあ道具を使わないレスリングとか、柔道とかもシンプルだし、水泳もシンプルだ。
だけどそれらは対戦形式である。
技の優劣を判定したりもする。


やり投げは。
対戦しない。
集団でも、ない。
技を得点にしたりも、しない。

ただただ、やりの飛距離を競う。
全身全霊をこめて、裂帛の気合いとともに、ときには身体ごと倒れ込みながら空に放たれる、やり。

泣くわー。

槍、武器そのものなんだけど。
武器の、武器としての機能を排して、やりの飛距離を、競う。

いや、ちがうな。

やりを宙に放つ、その瞬間、彼の魂は槍となって空間を切り裂き、大地に刺さるんだな。

神かよ!
って、思う。

オリーブの祝福だよ!
って、思う。


やり投げ以外には、走り幅跳びと走り高跳びとかもツボだ。
あー、でもやり投げがいちばん好きだな。


前提として、スティーブン・プレスフィールドの『炎の門 ー 小説 テルモピュライの戦い』を読んでおくと、さらにさらにやり投げ 泣けると思う。


炎の門―小説テルモピュライの戦い (文春文庫)
スティーヴン プレスフィールド
文藝春秋
2000-09



ちなみに、以前冬季の一種目について考察した文は、こちら

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