《グレタ・ガルボ主演の名作「クリスチナ女王」のリメークが決定。北欧を代表する9人の女優たちがスクリーン・テストを受ける。女優という仮面の下に隠された彼女たちの真実の姿と絡み合った人生模様を、主役が決定するまでの1日の中で描いた。》

役者が、鏡に向き合って、「役に入って」いく。
そのシーンは圧巻であった。
だが、よく考えてみると、
「役になりきる役者」を演じる役者、という入れ子構造になっているわけで、
しかもそれが鏡越しの映像としてわれわれに与えられるわけだから、
かなり複雑な構成になっているといえるだろう。

また、赤と青、影と光の使い方が、かっこいいです。
派手な色使いなのですが、深みがあるというか。
それに、「ABBA」の音楽の使い方も、好感が持てました。

「太陽の誘い(いざない)」でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたC・ナトリー監督作。

〔製作・監督・脚本〕コリン・ナトリー
〔撮影〕イェンス・フィッシェル
〔音楽〕ペール・アンドレアソン
〔出演〕ペルニラ・アウグスト、ヘレーナ・ベリストレム、スティーナ・エクブラ ほか
(2000年・スウェーデン)〔スウェーデン語/字幕スーパー/カラー〕