文学の師匠に、「あのさー、なんか面白い本、ない?」ってタメ口で尋ねましたところ、即座に返ってきた答えが「飛浩隆」でした。
SF畑の人ですが、純文学好きにもおいしく読める、とのことでした。
 寡作の作家で、2冊しか出てないので、一挙に紹介しちゃいます。
まずは『グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉』

★セールス・ポイント:続編はまだ刊行されていないので、今読みかけておくと、ムーブメントに乗っかることができます。
数ヶ月前に購入して、積読熟成中だったのですが、OverQさんの呼びかけのおかげで、思い出したところです。
OverQさん、ありがとうございます。
まったく読んでないのに紹介するのもアレなので、さっき数ページ読んだのですが、
これは、面白そうです。
なんていうか、レイ・ブラッドベリが長編を書いたみたいな感じですね。

もう一冊は、同じく飛浩隆の『象られた力』
帯を見ると、日本SF大賞受賞じゃないですか。
おお。
王道SFの予感。
こちらは、中篇と短篇が収められていますね。
日本SF大賞といえば、思い出すのは続きを読む