浅生楽の生活革命

作家見習い浅生楽、ゆるゆると革命始めてます。興味があったら寄って下さい。

2010年11月

よく学び、よく遊ぶ。あるいは会議室と現場

怒涛の二週間が過ぎ、一息ついたところでブログでも更新いたしましょう。

思い起こせば、


(1)11/13-14 事務所でパーティー。
(2)11/14 客二名が残っていたので夕方の四時まで接待。
(3)11/17 公開授業+事務所に遠方より来客。
(4)11/18-21 越後長岡に取材旅行。
(5)11/21 戻ったらまだ来客が残っていたので夜中の三時まで飲む。
(6)11/22-26 取材旅行の成果を反映させつつ新作第二稿を完成。


といった強行日程でありました。
とにかく「よく学び、よく遊んだ」日々であります。

で、こういう時は本気で自分を褒めてあげることにしています。

私はひょんなことで漫画家の山本英夫さんと知り合いなんですが、
創作活動を始めるにあたって周りを見回して見つけたロールモデルが彼でした。
で、そんな彼が「仕事の合間に適度に遊ばなきゃ駄目」
と言っていたことがあります。

が、これほど難しいことはないんですな。

私は集中力だけは自信があるほうなので、
仕事を始めると延々と仕事をし続けます。
そういう場合、その間に来る遊びのお誘いは
「忙しいので」と全て断ってしまう悪癖があります。

しかし「遊び」というものはナマモノなんですね。
本当に面白い、自分に刺激を与えるような瞬間というのは、
こちらの仕事が一段落するまで待っていてはくれない。

そうなると「これは面白そうだな」と仕事を中断して遊びに出かける嗅覚、
でもあんまり面白くなかった場合に中座して仕事場に戻る処世術と勇気、
そして−〆切もまた待っていてはくれないので−
遊びながらも仕事を仕上げる体力と根性、などなど、
「よく学ぶ、よく遊ぶ」にはかなりのスペックが要求される。


この二週間の間に、
まず有間香さんが事務所のパーティーに遊びに来てくれました。
新潟では綾崎隼さんにお会いしました。
十六回大賞同期で、しかもAMWの最前線で活躍されているお二方からは、
色々と刺激を頂きました。

お二人だけではなく、この二週間の間に随分新しい人たちと出会いました。
このタイミングでなければ今後出会わずに終わった人たちというのも、
沢山いたんだろうな、と思います。


Twitterのほうで色々と仄めかしておりますが、
新作は日本近代史をベースにした物語なので、
作品の中に実在の場所がかなり出てきます。
こういう場合、想像で書いてしまう方もいるのでしょうが、
私は本業が歴史学者なので、
可能な限り史実に近づけたいという強迫観念がありまして、
どうしても現場を見ておかないと気が済まない。

いざ現場に行くと、会議室で思い描いていたのとは、
全く違う風景が飛び込んできます。
その風景によって、キャラの動きも全く変わってくるし、
説得力のあるギミックを思いつくこともある。

現場では、様々な人に会います。
その人たちからは様々なインプットを頂きますが、
こちらにもそれに見合うだけの贈り物がないと駄目です。
現場でインプットして会議室でアウトプットするだけではなく、
会議室でインプットしたものを、
現場でアウトプットするという流れも必要です。


ということで、第三稿の作業が始まるまでの間、
会議室のほうでは少しインプットに努めようと思っています。
で、机の上に読みたい本、読まなきゃならん本を積んでみました。


(1)『吐息雪色(サイン入り)』綾崎隼
(2)『テンペスト』池上永一
(3)『辛亥革命とG.E.モリソン』ウッドハウス暎子
(4)『らき☆すたと学ぶ化学【理論編】が面白いほどわかる本』
(5)『色部長門日記とエドワード・スネル』阿達 義雄
(6)『The Encyclopedia of Tarot』


うーん……わけのわからないラインナップだ。

次回作『アリーmyラブ(仮題)」について

どうも、twitterでは破竹のごとくつぶやいておりますが、
こちらでは久しぶりの浅生です。
やっぱりtwitterのほうが気楽でして、
ブログではそれなりの責任感を持った発言だけに限らせていただいております。
それが四か月に一回って、どんだけ無責任な人間なんだよ、
って話はとりあえず置いといて。

あとがき、それと四か月前の投稿で無責任なことを書いてしまいましたが、
『ミネルヴァと智慧の樹』第二巻は出版されません。
楽しみにして待って下さっていた読者の方には、
本当に申し訳ないと思っております。
第二巻の草稿自体は出来ており、
とりあえず「凍結」という形にはなってはおりますが、
何分作家としてまだ経験が浅い段階で決めた設定やキャラクターなので、
あのまま続けていくと必ずどこかで破綻を来すだろうと予想し、
もう一度新規巻き直し、まったく新しい物語を作り直そうと決断した次第です。

『ミネルヴァ』第一巻は、私が生まれて初めて書き上げた小説です。
『ミネルヴァ』第二巻は、私が生まれて二回目に書き上げた小説。
そして今書いている物語は、私が生まれて三回目に……ということで、
遅ればせながら物書きとしてのトライアル&エラーを繰り返しております。
次はそこで得た経験が、きちんと反映するような物語にしようと思います。

twitterをご覧になっている方は、
そろそろ色々と察し始めているかもしれませんが、
今書いている物語の舞台は、現代ではありません。
歴史上著名な人物たちも数多く登場する歴史伝奇小説になっております。
とりあえず今のところは、
日本史上最大のツンデレ「アリー」をめぐるストーリー、
「アリーmyラブ(仮題)」とだけしておきますが、
もちろんタイトルに関しては真に受けていただかなくて結構です(笑)。

現在、初稿までは出来あがっておりますので、
これを年内にブラッシュアップ、来春には出版、
という運びでいければ理想的な状況です。
前回もそんなことを言って結局出なかったじゃん、
という声が聞こえてきそうですが、
今度という今度は不退転の覚悟を決めております。
テーマ的にキャラ的にも、絶対に世に出したい物語なので。

それではブログのほうはまたしばらくの放置プレーに入りますが、
浅生楽は奮闘中、とご容赦いただければ幸いです。

ではでは。
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Asailuck

運命の女神フォルトゥーナ、あるいは聖正六面体に振り回されて生きる作家見習い。秋葉原と浅草の間に生息。 Twitterはコチラ。 ホームページはコチラ
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