どうも、ブログの方ではお久しぶり、浅生です。

諸々のToDoが一段落し、夜のお出かけまで「待ち」状態に入っております。
そんなわけで、久々にブログの方で告知などをさせていただければと思います。

まあ、表題のとおりです。
新作『御霊セラピスト印旛相模の世直し研修 -東京リバーサイドワンダー-』が
8/25にメディアワークス文庫より発売になるわけです。
ちなみに、こちらより、すでに予約が可能になっております。

私にしては珍しく副題まで入れて長々しいタイトルになっておりますが、
それもこれも、今回はこちらも思うところがありまして、すなわち、

メディアワークス文庫の定番ガジェットを、全部ぶち込む!!!!

元々は2chのメディアワークス文庫スレで、メディアワークス文庫の定番ガジェットを揶揄する、


混ぜるな危険

・京都、鎌倉、もしくは強めのローカル色
・神さま、妖かしなどの人外系
・カフェ、ショップ、職人、特殊職業
・日常系の謎解き、もしくは上記職業系を絡めた謎解き


というのを見かけたのがきっかけでした。
で、だとすれば全部ぶち込んでやろうと思うのが、当然の人情というものであります。

ちなみに7/25頃に公開されるであろう表紙絵には、

イケメン

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食肉目系哺乳動物

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という定番ガジェットがさらに追加される予定です。


とまあ、過剰なまでに「今時のメディアワークス文庫」っぽい作りにはしてありますが、
内容は相変わらずでして、
今回の作品は、今までの二つの作品の延長線上にある作品であると思っています。

まず一つが、前作『女神搭載スマートフォンであなたの生活が劇的に変わる!』。

前作の主題を一言で言えば、「まずは自分のできることからやろう」だったと思います。
で、前作を書き終えた後、次回作は「他人に働きかける」ことをテーマにした作品を書こうと決めました。
その理由は二つあります。

まず一つは、やはり我々は他人の助けを借りなければ生きられない存在である、ということ。
(これは、わざわざ詳しく論じるほどのことではないでしょう)
そしてもう一つが、どんなに「自分のできること」を頑張ったところで、
世の中に問題がある場合には、人間は幸せになれない、ということです。
まずは自分のできることをせずに他人に助けを求めたり、
世の中に不満ばかり言うというのは論外ですが、なすべき自助努力をなした後には、
やはり「他人に働きかける」力や、
「世の中を変えていく」という発想を避けて通るわけにはいかなくなると思うのです。

また私には、『桃の侍、金剛のパトリオット』三巻のあとがきで書いた、
「終わってしまった日本近代においては、ついに語られなかった物語を書く」という宿題もあります。

今回の作品では、日本という国において二度目の「近代の終わり」が始まった1995年以降の、
(そして、それが完全にとどめを刺されてしまった2011年以降の)
つまり現代の我々の時代が、物語の出発点となります。
この物語が、まったくの「パラレルワールド」として終わるか否かは、
ただの作家であり、歴史研究者である私にはよくわかりません。
というのは、私自身は、やはり「他人に働きかける」とか「世の中を変えていく」ということは、
「自分のできること」をするよりも遥かに難しいと考えていて、
だからこそ「自分のできること」をやっていればよいような職業を選んだようなところがあります。

しかしこの物語が、「他人に働きかける」とか「世の中を変えていく」といったことに対して
情熱を燃やすような人に、何か勇気を与えればいいなあ、とは心から願っています。
なので、過剰なまでに商業キャラ文芸的なパッケージングのあまり、
一番届いてほしい人に届かないのは嫌だなあ、という恐れから、
今回珍しくブログで注釈めいたことを書かせていただいている次第です。

まあそれはさておき、その他にも、

・百合クラスタ
・ブラタモリクラスタ
・ゼロ年代/ネット論壇クラスタ
・刀剣クラスタ

などにも、ウイングを広げた作りになっておりますので、
心当たりのある方は手にとっていただければ幸いです。


ではでは。