2011年08月

2011年08月16日

埼玉とゴーヤ

北村です。
最近、寝汗がひどいです。
毎朝ぐっしょぐしょ。で、喉カラカラで目覚めます。どっか悪いんだろうか。

で。これから埼玉に行きます。
まぁ、住んでいる場所があれなので常に埼玉の手前にはいるわけですが。
今日は自ら進んで埼玉の奥のほうへ分け入っていきます。
バーベキューだそうです。そんな夏らしい遊び、ひさしぶりだわー。

写真は先日収穫したゴーヤです。
今年は我が家も流行りに乗って緑のカーテンに挑戦中なのです。

DSC_0871


小ぶりでしょ。
よそさまのカーテンを拝見するに、なかなか立派な実がなっているご家庭もありますが。
うちはなぜかこれ以上大きくなりません。
あんまり放っておくとカメムシたちにエキスを吸われてしぼむしね。
じゃこと一緒にごま油で炒めたんですが、夏を感じるさわやかな苦みでしたよっと。

さて、そろそろ出掛けます。
それじゃまたー。

2011年08月04日

近況報告とか辰巳芳子とか河童夫人とか

北村です。
8月になりました。

ええ、元気です。
あの、稽古日誌を4ヶ月さぼりましたが。
ツイッターも週に一言つぶやくかどうかですが。すみません、元気です。

ワークショップをしたり、引っ越したり、書類を作ったり、台本を書いたりしてました。特に引っ越してからは引きこもりがちになって、なんだかずっと家にいます。料理とかしてますね。で、食べてます。

や、台本も書いてますけど。今もこうやってパソコンに向かっていますし。
でブログ書いてますけど。でも、台本も書いてます。

どんな料理をしているか、と書きたいので書きます。
イワシをマリネしたり、鶏肉を茹でてトマトソースをかけたりしてます。
最近、辰巳芳子という料理家に夢中でして。
彼女の紹介するレシピをいちいち試して台所でふんふん言ってます。

と、ここまで書いていおいてなんですが、ぼくのバイブルは檀流クッキングです。

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
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バイブルではありますが、檀さんの料理っていかにも豪快で無頼派の文豪らしい酒の肴が多いんですね。それでもいいし楽しいんですけど。三十路をまたいで数年、もっと質素でやさしいものを身体が求めはじめているのを感じて。

ごく家庭的で素朴においしい常備菜とかレパートリー増やしたいなと漠然と考えてたら見つけました。見つけたというか、もともと友人にもらった本だったんですが文章がとっつきにくくてしばらく本棚でお休みしていたのです。

味覚旬月 (ちくま文庫)
味覚旬月 (ちくま文庫)
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引っ越しの荷造りの際にぱらぱらめくってたら、ふむ。おいしそうだな、と。ブリのところとか特によかった。書かれていたレシピを何品か試してみて、本屋へ行きました。もう一冊買っちゃった。

家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子 人も風土の愛し子 (文春文庫)
家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子 人も風土の愛し子 (文春文庫)
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この中にある鶏肉のブランシール、という常備菜がもう、完璧なんです。鶏肉を塊のままレモンと小麦粉で茹でるだけなんですが、ぷりぷりに仕上がるし保存もきくし、棒棒鶏によし、ごはんものによし、汁の実によし、そのままかじってよし、で和洋中を選びません。さらに、煮汁はちょっと味を調えるだけでさわやかなレモンスープになります。カツオのなまり節も大変すばらしかった。ただ火を通すだけで、カツオもずいぶん使い途が広がるものです。

不思議なもので、レシピが気に入るとその文章も気にならなくなるというか、読みやすくなるような気さえします。料理はその人の作品なわけで、身体を使って体験してみることで、その出どころである思想や文章を理解する助けになるのかもしれません。

それにしても料理本て、いろいろ読み始めると面白いものです。B5判とかA4判のカラー冊子もいいですけど、別に本業のある人が気まぐれに書いたような文章が文庫本になっているものが面白いです。最近は気になった本を買ってきては、台所でぱらぱらめくってふんふん頷いています。書いてますけどね、台本。

まぁ、こんな調子です。元気です。

さて。そろそろ本当に台本やろうかしら。
河童夫人の進行状況は今、全体の75%といったところ。
まだまだ水面下だけど、制作も順調に進めています。

ホームページも更新しなくちゃなあ。
次の更新では出演者も発表します。
おなじみの人もはじめましての人もいる楽しみな座組み。
この人たちと楽しく遊べるように、いまはひとりで出来ることを着々と進めます。

ではでは。また近いうち。