2019年08月30日

稽古が楽しい

今月の頭くらいから、週2〜3回のペースで集まってはあーだこーだと芝居をこねくり回しています。今回は話し合いを大切にしていて。この芝居って、なんとなくこんな話かねという共通認識を作ってから立ち稽古に入りました。

まーしかし、なんでしょう。

基本、オッサン4人(北村含む)が集まって台本読んでるだけなんですよ。酒も飲まずに。だけど議題は豊富にあって、ときにげらげら笑ったりしています。で時間になると「じゃ」とか言って、それぞれの生活に戻っていくの。見るひとによっては不気味だろうなこういうの。

生産性もへったくれもない作業をひたすら続けているわけですが、私にはこれが楽しい。次はなに話そうとか、こういう解釈はありかもしれないとか、自然と稽古場にいない時間も想いを巡らすことが増えていきます。生活が、芝居に浸されていく。

こういう時間の使い方やバランスのとり方が、20代のときは決定的にヘタクソだったと思う。今もそんなにうまいとは言えませんけど。生活のための労働をしている間も、平気で芝居のことだけ考えてた。今の自分は時間を売っているだけ、本気だしてないだけみたいな顔して。超絶ダサかったし、超絶失礼だった。

気がつけば8月も終わりを迎えようとしていて、これから通し稽古です。

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今日はとりあえず、楽しくやってくれればそれでよいです。

neconokai at 19:39コメント(0) この記事をクリップ!
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