2009年09月

2009年09月30日

金木犀には早いけれど

4c690574.jpg金木犀の日には
少し早いけれど
キャットストリートの
金木犀を偵察に。
アンノンカフェの窓から見る金木犀は
まだつぼみの姿もありません。
私はレンズ豆のたっぷり入った
タイ風カレーと玄米のセット
友だちは
カボチャとツルムラサキと玄米のチャーハン
ヒジキも入ってヘルシーです。
来年の金木犀の日は
誰と一緒に過ごせるかな。


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銘仙は昭和のかまり

8e31e00d.jpgひんやり
肌に冷たい雨の降る
東京です。
母が送ってくれた
銘仙を着てみました。
長振袖の着物です。
しゃらしゃらとした手触りの銘仙は
昭和のかまり。
白いエプロンをかければ
女給さん風。


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2009年09月29日

昔思い出墨絵

57d58550.jpg友人から貰った
もってのほか
もって菊です。
酢を垂らし
湯で上げると
鮮やかな菊のお浸しの出来上がり。

12月のコンサート
ポスターと
チラシの裏表
チケットがようやく
校了となりました。

これから弘前で
印刷してもらいます。
ポスターとチラシの表には
工藤新子さんが描いた
和菓子
雪の華。
チラシの裏には
薄い墨で
りんごの花
ねぷたと囃子手
漬け物をつける母さんたちの姿
それから
赤ちゃんをねんねこばんてんで背負い
小さな女の子の乗るそりをひく
若い女のひとが
描かれています。
これらの墨絵は
豆本 心の四季を出す時
新子さんが描いてくださったもの。

背中の赤ちゃんはゆうな
そりの女の子はあさな。
遠い記憶の中で
墨色に
揺れています。


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2009年09月28日

自分に気付く時

7b49beb4.jpg何かをすることによって
学ぶことはたくさん。
今12月のコンサートの
ポスターとチラシを作っています。
チラシの裏には
出演者のプロフィールを載せます。
出来上がった校正を見て
びっくり。
私のプロフィールの量が
なんだか多いのです。
詳しい方が解って貰えそうな気がして
気付かぬうちにかなり
詳しくなっていました。
こんなに
自分のことを皆に解ってほしいのねと
我ながら可笑しくなりました。
それにしても
すごい自己主張で
恥ずかしい。
マイペースぶりが猫らしいと
笑ってしまいました。
削って削って
謎の人物の方が恰好いいよねえと
思いつつ
おおよそのことがわかるプロフィールに。
私って
慎ましやかとは言い兼ねるなあと
自分を振り返りました。
そりゃそうだ
こんなに毎日
ブログ書いて
発信したい人間だもの。
そんなに伝えたいんだと
改めて
自分の業みたいなものに気付きつつ
チラシを校了としました。
どこかでチラシを見掛けたら
あぁこれがそのプロフィールねと
笑ってください。
ってほらまた
宣伝してるし。


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モニターさん募集のお願い

携帯画像 578

知人から依頼があり
産経新聞の無料購読モニターさんを
募集します。
期間は平成21年の11月から
平成22年の4月まで。
人数は20人です。
その期間無料で産経新聞を
読んでいただけるかた。
特に感想などは求められません。
モニター期間終了後
配達は自動的に止まります。
※配達の手配が済んだあと
販売店から申し込みに間違いがないか
確認の電話がいくことがあります。
手違いなどで販売店から集金がきても
支払いの必要はありません。

★首都圏並びに青森県在住の方に
限ります。
★現在購読中の新聞にプラスして
お読みください。

申込みは猫の時間のメールへ
住所、氏名、電話番号を添えて
お申し込みください。
こちらから手配を行います。
申込み締切は10月15日です。


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2009年09月27日

砧公園も秋模様

94bdb900.jpg本を持って
はるさんと砧公園へ来ています。
夏の間
わんわとないていた蝉の声は鎮まり
あおあおと繁っていた木々の葉も
沈んだ緑色に変わっています。
シルバーウィークに遠出したから
今週は近場で過ごそうというひとたちで
公園はいっぱい。
芝生が拡がり
木々はのびのびと枝を垂らし
春には桜たちが
躍るように咲く
砧公園。
本当に広くて
なんだか外国にいるような気持ちになります。
目をあげると大きなくぬぎの木。
赤ちゃんも車椅子のお年寄りも
ファミリーも
みんな楽しそうです。


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遅れてきたオーシャンブルー

55d6eea1.jpg朝のベランダに見慣れない花が。
えっ!
よくよく見ると
オーシャンブルー。
七月
谷中の朝顔市で買い求め
心待ちにしていましたが
つぼみはついても
開くことなく
茎も枯れ始め
諦めていました。
ひとつも咲かないなんて。
来年朝顔市に行ったら
文句のひとつも言いたいところ。
そのうち
存在さえ忘れてしまっていた
そんな朝
ぽっと咲くなんて。

今はもう
誰もいなくなった海色の
オーシャンブルー。
姿も小さく
はかなげ
あれない風情。

おくての朝顔は
さみしそう
蝉の声をきくこともなく
一日の命を咲きます。

がんばったね。



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2009年09月26日

午後のお茶はサハラ

536b4b39.jpg午後のお茶は
久しぶりにサハラ
ルイボスティーに
薔薇の花びら
ミントがブレンドされて
爽やかな風味。
友人から貰った
カップの
白い肌に
サハラが似合います。
これから横浜に。
行ってきます。


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2009年09月25日

そろそろ最後の朝顔

0ef7ecf6.jpgめっきり
日暮れも早くなりました。
風にゆれる朝顔も
そろそろ
最後の一輪かしら。


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移動オフィス

67e19a3e.jpg12月19日
藤崎町文化センターで開く
朗読と演奏で描く津軽の四季
文章を朗読してくれるのは
にこさん
ベースとなるのは
和菓子で描く弘前ですが
書いた文章をそのまま音読すると
違和感を覚えます。
文章を書く時
いつも小さな声で
発声しながら書いていますが
改めて手を加え
音として放たれた時の響きを
大切にしたいと思います。
自宅では煮詰まるので
パソコンを抱えて
ひと駅隣の
カフェへ。
移動オフィスで
書きかき。
都会の緑が仲間です。


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2009年09月24日

黄金色の光り

8c154a1d.jpg東京の光りも
黄金色に変わり
透明になってきました。

窓を開けると
ひんやりした空気に包まれ
しばらくの間
透明な光りの中に咲く
朝顔を眺めていました。
子供のころは
夏休みの花だと思っていた朝顔。
最近は
秋の光の
似合う花だと思います。
透明な光を受けて
ずんずん透き通っていく朝顔は
切なくて
愛おしいです。


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2009年09月23日

コスモスと共に

a2638e21.jpg八ヶ岳から
朝露に濡れたコスモスを
連れて帰りました。
途中
はるさんのお母さんのお墓にも
珈琲とコスモスを。

向かいの神社では
名残の蝉の
鳴き声がしています。山では紅葉も始まっていました。

秋ですね。


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朝靄の道

89ead9e1.jpg渋滞を避けて
朝靄の八ヶ岳を出発。
南アルプスも朝霧に覆われ
姿を隠しています。
今年の中央道
土曜日曜の渋滞が激しく
いつもは2時間で着くところが
5時間かかったり。
朝早くの出発は初めてですが
真夜中より気持ちがいい!


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2009年09月22日

八ヶ岳倶楽部 流郷由紀子展

a335fb86.jpg15年前
私的に素敵で取材した
流郷由紀子さんに
八ヶ岳倶楽部で再会しました。
24日まで
八ヶ岳倶楽部のステージで個展を開いています。
流郷さんは毎年十和田湖の宇樽部近く
湖畔に面して広がるばら園
花鳥渓谷に夏の間逗留して
ばらの花を描いていた作家さんです。
会場には
昨年花鳥渓谷で描いてきた
花の絵や
型染めしたバッグやタピストリー
ばらを染めつけた陶器
など多彩な作品が並んでいます。
今はもう規模を縮小し
一般公開もされなくなってしまった花鳥渓谷ですが
生き生きと
色鮮やかに咲いていた
ばらの姿が
そこに表現されています。
流郷さんと一緒に
青森の友人たちの話をして
青森の時間を懐かしみました。


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2009年09月21日

八ヶ岳アフガンの猫

3b028fe6.jpg眠いにゃあ
と目を細めるのは
カレー屋アフガンの猫さん
5時にはチャイムに合わせ
お屋根の上で歌う
かっこうのワン君も元気でした。
変わらぬ時間が流れる
八ヶ岳です。


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2009年09月20日

夢の不思議

a81745ff.jpg朝方
夢を見ました。
ストーリーは覚えていないのに
目覚めたあと
懐かしさと温かさが残っていて
しばらく
ぼんやりしていました。
夢は不思議
取り留めないようでいて
何かのエキスが詰まっている
そんな感じ
この懐かしさはなにかしら
物語りの粗筋が
思い出せないもどかしさ
温かい思いだけを
味わいながら
秋の陽射しを眺めました。


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2009年09月19日

バラクラガーデン ダリアWeek

3890c727.jpg蓼科にある
バラクラガーデンで
ダリアウィークが始まりました。
ガーデンもすっかり
秋の装いです。
ヤマボウシの実は朱く染まり
今年の冬に降るはずの雪
そんな花ことばを
倉本聰さんにつけてもらった
ナツユキカズラは
最後の盛りを迎えていました。
そして色とりどりのダリアたち。
五月
みきさんがわたしの髪に飾ってくれた
黒蝶
白にピンクの縁取りを持つ
淡雪のようなダリア。
愛らしいポンポン・ショコラなど。
ひとの頭ほどもある大きな花から
あまるいキャンディーのようなものまで
多彩な花姿とゴージャスな雰囲気で
ダリア人気が高まっています。
子供のころ
夏の終わりに
庭で咲いていた素朴なダリアとは少し違う
花たちが
そこにいました。


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2009年09月18日

嶽きみコミュニケーション

36d04490.jpg岩木山の麓に暮らす
あい子さんから
夕方
たくさんの嶽きみが
届きました。
まずはつるつると皮を剥いて
茹でたてを
サクサク。
一心に食べました。
ほんとうに甘い!
あんまり美味しいので
お福わけを。
ちょうど
女性だけのサーキットジム・カーブスに行くところだったので
茹であげたばかりのきみを
スタッフたちに。
スタッフは娘や息子と同じ年代。
宮崎県や島根県や新潟県から出てきて
東京でがんばっています。
娘や息子がきっと
回りのみんなからいただいている心遣いの
お返しに。
それから上に住んでいる
赤ちゃんを子育て中の若いお母さんにも。
嶽きみコミュニケーション
青森の味
おすそ分けしました。


necorima at 20:41|PermalinkComments(0)

りんご園で待っています

6d48f0a4.jpgeca89ab1.jpg
りんご園でお待ちしています。

necorima at 15:54|PermalinkComments(0)

りんご収穫祭お誘い

りんご園での収穫祭を
10月11日(日曜日)に開きます。
集合時間は
午前10時半
元シティホテルわきの道路に集合ください。
何台かの車に分乗してりんご園まで行きます。
お車を出していただける方がおられましたら
連絡いただけるとありがたいです。
津軽あかつきの会のお母さんたちが
りんご園でおにぎりや汁ものなどを
用意してくださいます。
参加費は2000円です。
収穫祭のあとお時間のある方は
弘前の和菓子処「寿々炉」で
みなさまで和菓子とお抹茶をいただきましょう。
午後4時過ぎには解散です。
参加希望のかたは
メールでご連絡ください。

庚申さんの代理人のかたへ
庚申さんがもしタイから一時帰国でき
収穫祭に参加できるようでしたら
ご連絡ください。
宿泊場所などご用意できますので。
くんじゃむさんはじめ
お待ちしています。


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手ぼしうどん 猫寝庵

5eedd56b.jpg今日の空想喫茶店は
手ぼしうどん屋
猫寝庵にヘンシン
埼玉のお友達が送ってくれた
手ぼしうどんに
ちくわの天ぷら
栃尾のあぶらげ
人参の葉っぱと玉ねぎと三ツ葉のかき揚げなどなどを
のっけ。
祇園の黒七味をかけて
いただきます!


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新制作展 佐野ぬい

8d968b9c.jpg28日まで六本木にある新国立美術館で開かれている
新制作展。
津軽出身の作家の作品も
何点か並んでいます。
これは弘前市出身で
現在は女子美術大学の学長でもある
佐野ぬいさんの油彩画です。
タイトルは
左が昼の時間
右の作品は
スクウェアの視点。
佐野先生の青は
津軽の冬
子供のころ目にした
雪の晴れ間に広がる青空が
原点です。
だから
こんなに温かく
やさしい青。
春の気配も感じさせてくれるような
明るい
青ですね。


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さわる

414af392.jpg松浦弥太郎さんの本
今日もていねいに。
の中に
一日一回さわる
という一章があります。
「ものをいつくしみ、自分を慈しむ。毎日の暮らしをいつくしむ方法のひとつは、一日一回さわること」
とあります。
なるほどそうだなと思いました。
中目黒にある
松浦さんの古書店カウブックスでは
一日一回
店内の椅子も本も
触ってあげるそうです。
触ることで状態がわかり
触られたことで
ものの命も息を吹き返し
ものが元気になるそうです。
逆に
触られもせず
置き忘れられたものは
生気を失い
朽ちていきます。
それはものも
ひとも同じです。
だから気にいったもの
少しだけ持つのだそうです。
そうでないと
触ってあげられないから。
長らく触れていないものは
もう捨てましょうと
松浦さんは言います。
必要以上には持たない。
それがていねいに暮らす
丁寧に生きる秘訣のようです。
毎日使うバックも
なでなで。
自分の手足もそう。
毎日眠る前に
一日自分の体を支えてくれた足
自分を助けてくれた手を
さすり
ありがとう。
そして
共に生きるパートナーもメゴメゴ。
ありがとう。
子供にも
親にも
機会があるごとに
さわることが大切だと
思いました。
毎日
触れ合っていますか。


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2009年09月17日

夜の北青山散策

737c2efc.jpg表参道の裏通りを
津軽友達三人で
うろちょろ
虫のねも聞こえ
風が肌寒いくらいです。
夜の裏道は
謎に充ちていて
おもしろい
デザイン事務所でしょうか。
とげとげの壁と
真っ白い階段が続いています。
不思議の国のアリスみたいな
気分で。


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新制作展 中舘庸子さん

d4511834.jpg新制作展に入選した
弘前市の中舘庸子さんの作品を
中舘さんと一緒に見ました。
中舘さんの作品は透け感がお洒落な
チュール・タピ。
今回
作品のタイトルは立湧。
日本古来の文様
立ち昇るような躍動と生命感が
オレンジ
ピンク

茶色など多彩な色合いで表現されています。
折り重なった色の波は
虹のよう。
見る角度によって
見える色が異なり
印象が変わります。
同展は28日まで。
中舘さんの個展が11月17日から22日まで
銀座の藤屋画廊で開かれます。
期間中
作家在廊です。
ぜひどうぞ。


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2009年09月16日

秋田漣まひるのシャンソニエ

585a7fcf.jpg津軽のシャンソン歌手
秋田漣さんの
まひるのシャンソニエが
10月の7、8、9、10日の
午後2時から4時まで
弘前市桶屋町の
漣で開かれます。
故郷津軽への思いを歌ったシャンソンをはじめ
スタンダードナンバー
映画の主題歌など
漣さんの紡ぎだす
シャンソンの世界をたっぷり楽しむことができます。
料金はケーキと珈琲がついて
2500円です。
予約問い合わせは
昼は秋田さん0172ー26ー2712
夜は漣0172ー33ー0191
まで。
りんごの収穫祭が10月11日なので
10日のシャンソニエに
私も行けたらいいなと
思っています。


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ありがとう

3c247f4f.jpg電車に乗って渋谷に向かっていた時です。
私の方をちらちら見ているなあと
思っていたら
隣に座っていた女性が
あのう〜
と私に声をかけました。
?何かしら
と顔をみると
余計なことかもしれませんが
カーディガンが裏返しみたいにおもえますが
とその女性。
わっほんとだ!と私

ごめんなさい、そういうデザインかもしれないなとも思ったんですが。
いえいえ確かに裏返しです。ありがとうございます!
と丁寧にお礼を言いました。
裏返しかもしれないと思っても
見知らぬひとに声をかけるのは
とても勇気がいります。
思い切って声をかけてくれた女性に
感謝です。
それにしても
わたし。
時々服を裏返しにきていたりするのです。
よく言えばおおらか。実は
マヌケ。
声をかけてくれたひとに
うれしくて笑顔をお返ししました。


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2009年09月15日

おむつチクチク

2823f0b5.jpgおむつチクチク
さらしの匂い
ふんわり
あたたかい
母と共に
小さなひと針
大きなひと針
こんな時間は
夢のよう


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2009年09月14日

キャベツ焼き

69ff18e8.jpgやっとお昼。
なんだかやることが山積みで
やっと今お昼ご飯です。
3時のおやつみたい。冷蔵庫から
桜えびとキャベツと長ネギと
昨日ファーマーズマーケットで買った
人参の葉っぱを
刻んで
小麦粉にたっぷり入れて
こんがり焼いて
キャベツ焼きの出来上がり。
富良野で買ってきた
JAふらの
厳選野菜ソースをかけて
いただきます!


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尋ねびと

6e310e09.jpgしろいうさぎとくろいうさぎの
可愛い絵葉書が
届きました。
月刊弘前の
今月の一冊に私が書いた
二人ぽっち
を読みましたよ〜
という
うれしいお葉書でした。
ありがとうと
お返事を書きたいけれど
差出人の名前がない!
私のことを
のり子さんと呼んでくれているので
友達の誰かかしら。
消印は弘前です。
お葉書ありがとう!
よかったら
お名前お知らせください。
お返事かきます!


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木彫りの猫ちゃん

04731290.jpg津軽から
木彫りの猫が
お嫁入りしてきました。
背筋が伸びた
凛とした猫ちゃんです。
何事にも動じない感じが素敵。
風のガーデンの
絵葉書も添えられていて
雪の中にしんと眠っている
ガーデンと
春一番に咲く
スノードロップ

この冬があって
あの花たちが咲くのだと
改めて思いました。
送ってくれたひとの
あたたかい笑顔を
思い浮かべながら
津軽の空を
思っています。


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琉球朝顔ぽつり

cb1ea164.jpg秋めいた空に
ひっそり咲いた
琉球朝顔。
随分久しぶりです。
これが最後かなと思うと
また忘れたころに
ぽつりと
咲きます。
この夏最後の朝顔は
この冬最後の雪と同じで
あとから
あああれが最後だったと
気付きます。

これが
最後の朝顔でしょうか。


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2009年09月13日

奥沢神社大祭

c4af47ae.jpg奥沢神社の境内から
賑やかなお囃子が聞こえてきます。
昨日、今日が大祭で
子供神輿をはじめ
各町内から自慢のお神輿が出ました。
境内には金魚すくい
はっかパイプ
お好み焼き
とさまざまな出店が並んで。
ヨーヨー釣りに興じる小さな子供たちの姿も。
不器用な私は
いつも失敗
ひとつ持っていっていいよ
の子供でした。
のんびりで不器用
お先にどうぞ
が私の個性かなと
今になって思います。


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2009年09月12日

20世紀少年最終章

b2e3d306.jpg20世紀少年最終章
を見ました。
昨年の秋に第一章
終わりの始まりを見てから一年
やっと辿り着いたラスト。
子供時代の体験や思い出が
その後の人生を変えてしまうこともある。
新宿区立第三小学校の
卒業アルバムに秘められた20世紀少年の謎。
世界の大統領となった
「ともだち」は誰なのか
やっぱりねという思いと
ラストの10分は
そうきたか
という感じ。
中学生時代のともだちを演じたのが
好きな役者さんだったので
のともだちの気持ちにも
同調できてしまいました。
子供というのは
残酷なところがありますから
小学校時代というのは
楽しい思い出ばかりとはいかないなあと
自分の子供時代を
振り返りました。
地球防衛軍
ウルトラマン
万博
太陽塔

ほぼ同時代を生きた少年たちの
闘いが
そこにありました。


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長谷川町子美術館ねぷたも出陣

093b1afc.jpgラッセラーラッセラー
ねぶた囃子を聞くと
私も跳びはねたくなりました。
長谷川町子美術館からは
サザエさんの扇ねぷたが出陣。
でも囃子は
青森ねぶたのお囃子。
跳人もついていて
ねぶたとねぷたがミックス
東京のひとには
青森ねぶたと弘前ねぷたの違い
解らないんだろうなあ


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桜新町 ねぶた祭

7b355f33.jpg土砂降りの中
桜新町で
ねぶた祭が始まりました。
青森市から
人形ねぷたも出陣。
お囃子も跳人も
雨の中
楽しそうです。


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2009年09月11日

カラス瓜ぶらぶら

88f6bbc2.jpg
手編みレースのような
可憐な花を咲かせていた
カラス瓜。
秋には
しましまの実がぶらんぶらん
瓜坊もかわいいですね。
漢方医薬新聞を読んでいて
面白い記事を見つけました。
気持ちがいいと感じるしあわせ感には
アメリカ的幸福感と
絶対的幸福感があって
アメリカ的幸福感は
早い
広い
より豊かなど
他者との比較から生まれるもの。
それに対し絶対的幸福感は
10才から15才までの間に体験した心地よさ。
それはその人本来が持っている感性が感じる幸福感だというのです。
9才以前は親の影響が強く
自分独自の快感覚が確立されておらず
16才以降は損得感情や世間知に影響され
純粋な快感覚とは異なるというわけです。
相対的なアメリカ的幸福感を感じる時
脳内にはアセトニンが放出され
絶対的幸福感を感じる時は
ドーパミンが出るのだそう。
10才から15才までに体験した
楽しかった記憶や
気持ちのよかった感覚を思い出すことで
ドーパミンが何度も放出されて
しあわせ感を得ることができるという記事でした。
他者との比較ではない
自分にとっての絶対的幸福感。
それが何によって生まれるのか
気付くことが
しあわせへの一歩だと
記事を読んで思いました。
それぞれの
絶対的幸福感。
ひととは違う
自分だけのしあわせ感を
思い出してみたい。
そのひとつが
花だったり
緑だったり
ぶらぶら瓜坊だったり
するのですね。


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つぐをギャラリー

79229d13.jpg青森市の墨彩画家
佐藤継雄さんのギャラリーが
世田谷区奥沢5丁目
私の自宅の近くにあります。
ギャラリーは先生のお嬢さんが切り盛りして
9月は企画展が開かれています。
青森市の粘土工芸作家
辻村志保さんの初めての個展です。
津軽
浪岡のりんご園に住む
ふくろうたちの姿が
粘土で愛らしく表現されています。
会期中お休みは14日のみ。
午前11時半から午後7時まで
開場。
小さな空間ですが
ほっとする雰囲気です。
問い合わせは
03ー3722ー7900まで。


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2009年09月10日

SHOP281 の前庭で

bce57fd2.jpg玉川田園調布にある
ケヤキガーデンの
SHOP281の前庭で
9月13日の
午前11時から14時まで
ファーマーズマーケットが開かれます。
茨城県八千郷町の田中農園で育てられた
野菜やハーブがやってきます。
ミミズや微生物たちが住みやすい土と
自家製肥料で育った野菜は
元気いっぱい。
プチフーズも食べることができます。
いずれも
売り切れ御免。


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KEYAKI GARDEN

0a808892.jpg玉川田園調布のケヤキガーデンの前に立つ
ケヤキにまつわる
物語りが綴られた
プレート。
イラストは
弘前市在住のデザイナー
秋田穂積さんが描いたもの。


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ケヤキガーデン

8ed603de.jpg玉川田園調布に
KEYAKI GARDENと名付けられた
おしゃれな建物があります。
建物の前には大きなケヤキの木があり
あおあおとした葉を繁らせていますが
このケヤキには
小さな物語があります。

ケヤキの下には
その物語が綴られた
小さなプレートがあり
イラストが添えられています。
イラストを描いたのは
弘前市に住むデザイナー
秋田穂積さん。
1960年代
ここには建築家宮脇檀氏が設計した
レストランVAN FANがありました。
VANジャケットで有名なメンズショップもあり
アイビールックの若者たちが集い
秋田さんもその中の一人でした。
1980年代になったころ
中庭に一本のケヤキが植えられ
建物と共に
心和む風景をつくりだしていました。
ところが2007年
建物が老朽化して建て替えることになり
ケヤキも切り倒されることになりました。
それを知った近隣の人々から
ケヤキを残してほしいという声が上がりました。
所有者と建築家
地域の人々の気持ちがひとつとなり
ケヤキは残されることになりました。
けれども
建物の建て替え中
ケヤキは別の場所に移さなければならず
その移植費用を
玉川まちづくりハウスが中心となって
緑のコモンズ
100万円募金を開始しました。
2008年
募金は目標を達し
ケヤキは一時所沢市に移されました。
そして昨年の10月
新しい建物の前庭に
このケヤキは帰ってきたのです。
地域の木は
地域の財産という考えが
皆の中にあったからなのでしょう。
ケヤキは残りました。
地域に愛され
守られたケヤキ。
今日も
みんなに気持ちのよい風を
送っています。


necorima at 22:12|PermalinkComments(0)

玉川田園調布 えんがわ

4a3096fa.jpg取材の合間に訪ねたのは
玉川田園調布のえんがわ
隣にあるパテ屋さんのオーナー
銀髪のにこやかな婦人のお宅が
小さなカフェになっています。
自然感たっぷりの庭を見ながら
豆のスープセットを。住宅街の一角に残された
昭和っぽい雰囲気が
おもしろい。


necorima at 17:45|PermalinkComments(0)

2009年09月09日

再生

573cf468.jpg春さきから
葉っぱが病気になり
からからになってしまった
クリスマスローズ。
根切り虫が着いたのかしら
もう引き抜くしかないと
思いつつ夏を過ごしました。
一週間ほど前
はるさんがさくさくと
茎を全部刈り取りました。
次には何を植えようかなと思いながら
今朝並んだ鉢に水をあげていって
見つけた
小さなみどり。
えっ
と思いよ〜くよ〜く見ると
クリスマスローズの幼い芽。
枯れた葉を切り取られたことで
新たな芽がでてきたようです。
もう死んだようになっていたので
本当に驚きました。
余分となったものを削ぎ落とした
再生。
命の力に
目を見張った
今朝です。


necorima at 13:28|PermalinkComments(4)

わたしのワンピース

039d1a34.jpgにしまきかやこさんの絵本
わたしのワンピース。ミシン カタカタ
ラララン ロロロン
子供たちに読み聞かせていた絵本の中から
何冊か
今も手元に残してあります。
娘のお気に入りだった
わたしのワンピース
娘のところに送ることにしました。
まだ見ぬ孫娘に。
母子二代で読み聞かせできるとは
しあわせ。
息子が結婚して子供ができたら
何の絵本がいい?と
先日聞いたら
14ひきのねずみシリーズ!と
即答えが返ってきました。
それぞれのお気に入りの絵本たち。
子供たちの心の中に
何かを残してくれたのでしょう。


necorima at 12:56|PermalinkComments(4)

2009年09月08日

障子越しの明かり

9096b461.jpg街なかの
小路の果て
小さな店の
カウンター席から見た
障子っぽい建具
光りの
なんだか色っぽいこと。
ひなの会や
祝言をあげさせてもらった
くんじゃむ家の
雪見障子を思い出しました。


necorima at 21:28|PermalinkComments(2)

小猫のピッチみたい

3e0ce6f1.jpgおっかなびっくり
車の下から
きょろきょろ
お母さんや兄弟と離れて
ちょっと不安げな小猫君
用賀の水路に沿った小道で
出会った猫ファミリー
しっぽがそっくりでした。


necorima at 21:00|PermalinkComments(2)

彼岸花みつけ!

a688daad.jpg今年一番の
彼岸花の蕾
みつけ!
土からすっと伸びて
先端に
赤い花びらをひっそり納めています。
ふんわり
開くのは
秋彼岸のころでしょうか。


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2009年09月07日

風アザミのケサランパサラン

d1326032.jpg花くらぶのブログ
http://blog.livedoor.jp/sitekinisuteki/を見ていたら
ふわふわ
白い綿毛の写真。

ケサランパサランって
こんな感じなのね〜と見ていたら
アザミの綿毛の写真だとわかりました。

井上陽水の歌う
少年時代に
『夏が過ぎ
風あざみ
誰のあこがれにさまよう』
という一節があって
先日の40年を語るトークの中で
風あざみなんてないと
言われたけど
鬼アザミがあるなら
風あざみがあってもいいよね
とあの声で言ってた陽水
この謎めいた綿毛は
風に乗って飛んでいく
ほんとの風あざみ
風あざみが
ケサランパサランだったのかしら


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りんご繊維入りめじゃーひやむぎ

7d5dbc80.jpgめじゃーひやむぎのパッケージを見つけた
はるちゃん
めじゃーひやむぎって
なんじゃ〜?
めじゃーとは
津軽弁で
おいしゅうございます
の意。
よって
美味しい冷や麦の津軽弁です。
お昼はひとり
めじゃーひやむぎを
いただきました。
緑の毛糸みたいに見えるのは
ほうれん草の粉末が入っているから。
そして津軽らしく
りんごファイバー入り。
高砂食品の製品です。
まあるく写っているのは
パッションフルーツ。
100円でゲットしました!


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私的に素敵・佐藤初女さん


平成6年11月5日
私が取材して
陸奥新報に掲載した「私的に素敵」での
佐藤初女さんです。

15年前の初女さんの活動や雰囲気が伝わればうれしいです。
私もまだ記者になって1年
ほやほやの新米文化部記者でした^^


 憩いの家「森のイスキア」は三方を森に囲まれ、岩木山の懐に抱かれるように建っている。ここを主宰するのが佐藤初女さん。

 「ここはだれでも気軽に来てくれていいんですよ。自然の中で自分と向き合えば、本当の自分の気持ちが見えてきます」。

初女さんは七十三歳、愛らしい笑顔のおばあちゃん。そばにいるだけで肩から力が抜けて、なんだか優しい自分に戻れる気がする。

 そんな初女さんを慕って「森のイスキア」には二年間で全国から五百人が訪れた。ある人は悩みを聞いてほしくて。またある人は初女さんの笑顔に会いたくて。

ここに来た人はみんな「実家に帰ってきたようだ」とくつろぐ。そんな初女さんの生活をフィルムに収めたいと、東京のドキュメンタリー映画監督龍村仁さんが申し出た。

 映画のカメラは津軽の四季とそこで暮らす初女さんの日常を追う。初女さんは草も花も人もみんな同じ生命を持つ仲間だと考えて暮らしている。フキノトウを摘み、梅干しを漬け、味噌を作るという何気ない初女さんの生活に日本人の知恵を発見したと龍村監督は話す。

 初女さんは以前から弘前市桔梗野の自宅を安らぎの家「弘前イスキア」と名付けて、悩みを抱えて苦しむ人の話に耳を傾け、援助するというボランティア活動をしてきた。

初女さんのところにはあちらこちらのカウンセリングを受けても解決できず、どうしようもなくなった人が話を聞いてほしくてやって来た。

 初女さんは訪れる人をいつでも優しく迎える。死にたいと訴える人もいる。だが初女さんはこうしなさいとアドバイスしたりはしないという。ただその人のために漬物やみそ汁、季節の材料を使ったおいしい手料理をこしらえる。

 取材で訪れた日、東京から映画の撮影隊が来ていた。「キクとクルミのあえ物を作りましょう」と初女さんは八歳の孫紀子ちゃんと一緒に擦り鉢でクルミを擦りはじめた。二人の姿を映画のカメラがゆっくりと追う。

 初女さんは「めんどくさい」という言葉は嫌いだという。「めんどくさいからこれ位でいい」という言葉を聞くと悲しくなる。「今の人はすり鉢で擦るなんてめんどうだって思うかしらね。でもこうやって丁寧にすればクルミの命やすりこぎの木の命がそのままおいしさになって人を元気づけてくれるような気がするでしょう」

 「どうせ年取ってしまったんだからなんて言う人がいるけれど、年寄りの果たす役割は大きいんですよ。おばあちゃんでなければ出来ないことを孫の世代に伝えていかないとね」。

 取材が終わったころには、夕闇が下りていた。「一緒に夕飯を食べていきなさい」といなりずし、きのこのみそ汁、ナスの漬物をごちそうになった。あたたかいみそ汁が身体の中にしみ渡った。

 仕事に追われ、自分を見失いそうになる自分自身の姿に気が付いた。初女さんの笑顔から「目くじら立てて、がむしゃらになる必要なんてないのよ」。そんなメッセージが伝わってきた気がした。

 初女さんが主演するドキュメンタリー映画「地球交響曲・第二番」は来春封切りになる。


★当時、私はアルバイトで陸奥新報文化部に勤務していて
大学でたての若い人が正社員になっていくのを
横目に見て
私だってこんなにがんばっているのに
なんで私はアルバイトなんだろうと
悲観して落ち込んだり
くやしい思いを持ったこともあったように思います。
そんな時
初女さんの取材をし
初女さんの手料理をごちそうになって
書く仕事につきたいと思い
書くことで人の役に立てたらと思っていた初心をいつの間にか忘れ
心が刺とげになっていた自分に気付きました。

こうやっていろいろな人に会って
直接お話を聞くことのできる記者の仕事に
改めて感謝の気持ちを持ちました。
ありがたいと思う心
感謝の気持ちの大切さを教えてもらいました。
翌年38歳で正社員になれたのは
きっと初女さんに出会ったあと
にこにこ楽しく仕事ができたからだろうと思います。

初女さんとの出会いは大きなものだったなあと
改めて思い出しています。


necorima at 12:24|PermalinkComments(2)