ライデン大学の授業紹介の第4弾です!
今回は、Religion in the World

まずは、基本情報。
教授:Prof. Albert de Jong
単位:5
レベル:100
(100~300が学部生用の授業とされており、数字が大きくなるほど難しいです。)
生徒数:50人くらい
授業形態:レクチャー

なぜ履修した?
はじめは、履修するつもりがなかったのですが、授業許可がなかなか出なかったため、第二希望として、履修申請しました。
日本で、宗教について学んだことがなく、また、大学でもそのような授業が用意されていなかったので、オランダに来たからこそ学べることだと思い、履修を決めました。

何が学べる?
宗教の起源から、現代まで、時系列に沿って学びます。
マニ教や、ゾロアスター教など、世界史の授業で、名前は聞いたことがあるような宗教が、どういったもので、後世にどのような影響を及ぼしたのかについて知ることができました。
個人的には、キリスト教とイスラム教の共通点や、お互いをどう評価しているかといった内容が、とても興味深かったです。

授業を受けているのは、大半がオランダ人で、レベル100の授業でありながら、院生など、今まで宗教についてたくさん学んできた人も履修していました。

成績評価は?
レポートが、4回あり、そのレポートが、最終成績の40パーセントを占めています。
レポートは、一週間前に、教授が、レポートテーマを教えてくれるので、それについて授業で学んだことや、自分の考えを書く形式です。
最後に、期末試験があります。この試験が、成績の残り60パーセントに反映されます。
授業で扱った内容と、指定された教科書から出題されました。

おすすめ?
授業の初めの数回は、様々な古代の儀式を取り上げて「これは宗教なのか」という議論から始まったため、現代の宗教について勉強するのだと思っていた私は、興味を持ちにくかったです。
しかし、今思い返してみると、古代から現代まで学んだことで、宗教の発展の歴史がイメージできるようになり、今まで宗教について学んだことがなかった私にとっては、良かったのではないかと思っています。
宗教に興味がある、学んでみたいという人には、おすすめします。